利尿剤
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利尿剤とダイエット
利尿剤は高血圧や心性浮腫の治療に使われる治療薬で、体内の余分な水分を排出させる作用があります。
病気で心臓に負担がかかると、腎臓へ流れる血液の量も少なくなり、尿量が減ってしまいます。
そうなると体内の水分量が増えさらに心臓に負担がかかるため、体への負担を減らす目的で利尿剤が使用されます。
体内の水分量が多いと顔や体にむくみがおこり、太ったように見えてしまいます。
しかし利尿剤を使って水分を排出させると、むくみが取れるためすっきりと痩せて見えます。
そのため利尿剤を単にむくみを取る目的のためだけではなく、ダイエットに使う方もいます。
利尿剤のダイエット効果は?
利尿剤によるダイエット効果について、臨床試験結果を調べてみました。
利尿剤には、作用機序の異なるいくつかの種類がありますが、
その中で1つだけ体重減少に効果があった利尿剤がありました。
それは、ループ利尿剤のルプラック、有効成分トラセミドです。
ルプラック | |
---|---|
種類 | ループ利尿薬 |
有効成分 | トラセミド |
作用部位 | ヘンレ係蹄上行脚 |
特徴 | 腎不全や心不全を伴う高血圧に有効。 ループ利尿薬とは、腎臓にある尿細管のヘンレループという部位に作用する医薬品です。 原尿に含まれる水分の再吸収を抑えることで尿量を増やし、むくみを改善します。 |
ルプラックの医薬品解説書であるインタビューフォームには、以下の内容が記載されています。
本剤は,浮腫性疾患に対し 2~16mg の範囲内で浮腫の程度,体重,腹囲は改善され,利尿作用には用量依存性が認められた
ほかの利尿剤には体重への影響に関してはっきりとした記述はなかったため、ダイエット目的で使用するならルプラックがおすすめです。
利尿剤ダイエットの口コミ
ここでは、実際に利尿剤を使用してダイエットした方の口コミを紹介していきます。
使用期間:6ヶ月以上 体重変化:67kg→?
ダイエット目的で購入しました。
飲んだ30分後くらいから尿意が出だし数時間は頻繁にトイレに行く状態で、2キロ位は体重が減りますが、結局水分を取ると元に戻ってしまうので、浮腫が酷い時などに服用するのがベストかと思います。
使用期間:2ヶ月 体重変化:58kg→55kg
浮腫みにはべらぼう強いです!!!立ち仕事だったので下半身、特にふくらはぎが一回り以上浮腫んでしまい悩んでいましたが、ラシックスを飲むと即効でトイレに行きたくなります。しかも間を開けず何度も!!
これで痩せるという事ではなく、体内の溜まった水分を外に出すという事です!オススメしますよ
体重5キロ減 ラシックスと言う薬で体の中の水抜いた結果
— きつの (@kituno0501) January 18, 2013
鉄板の様に固かった腹筋が崩壊して腹周りすっきりした
えー!ラシックス飲んだら2kg減ったんだけどそんなことある?!数時間で!
— 💰 (@ataokababy) September 28, 2023
ヒャッハー😆😆
こばわー!ついったらんど!
— まなまな@L2R (@ManaNagatsuki) September 13, 2022
もう深夜だよ!
誰もみてないよ!笑
今日は朝から1.3キロ減ったよ!
ラシックス様様だよ!
今までで1番軽くなったよ!
これでも!!!笑
78の壁が高くて暫く停滞してたけどやっとだよ!
あと1ヶ月半であと5キロは落としたいな!
5月下旬からだと13キロ減だよ!! pic.twitter.com/z8R39djzA0
ラシックスは体内の水分を体の外に出すため、服用すると約1~2キロは確実に体重が減るようです。
上手に利用することで、ダイエットを成功へと導いてくれる医薬品です。
利尿剤ダイエットの危険性
利尿剤を使ったダイエットには危険性もあります。
利尿剤は腎不全などの治療に使われる医薬品で副作用もあります。
本来ダイエット目的の医薬品ではないため、注意してください。
今回は、その中でも特に危険性が高い副作用を紹介します。
低カリウム血症
血液中に含まれている「カリウム濃度」が低くなると低カリウム血症になります。
利尿剤は体内のナトリウムとカリウムの再吸収を阻害し、尿と共に体の外へ排出させるため、体内のカリウムが不足した状態になってしまいます。
低カリウム血症になると以下の症状があらわれるため、注意が必要です。
- 筋力低下
- 筋肉痛
- 嘔吐
- 悪心
- 便秘
- 麻痺
- ひきつり
- こわばり
脱水症状
利尿作用により体内の余分な水分が排出されると、トイレに行く回数が増えます。
そうなると通常より体内水分量が低くなるため、脱水症状を起こしやすくなってしまいます。
マメに水分補給をおこなうことで防げるため、利尿剤を使用している間は喉が渇いたと感じる前に水を飲むなど、しっかり水分を取ることが大切です。
利尿剤は市販で買える?
利尿剤は市販でも販売されています。
実際に販売されている市販薬をピックアップしてみました。
- 五苓散(有効成分:五苓散エキス)
- ラクリア(有効成分:防已黄耆湯エキス)
- コッコアポL錠(有効成分:防已黄耆湯エキス)
これらはすべて漢方や生薬由来の医薬品となっており、処方箋医薬品は含まれていません。
薬局やドラッグストアでは処方箋医薬品の取り扱いがないため、ラシックスやルプラックを購入することはできません。
利尿剤をダイエット目的で処方してもらうには
通常、一般的な病院の内科では、ラシックスやルプラックをダイエット目的で処方してもらうことはできません。
一部の美容クリニックではむくみを取る目的で処方しているところもありますが、
最近はダイエット目的で利尿剤を処方するクリニック自体が少なくなっています。
現在はダイエット目的で医薬品を使用する場合、GLP-1やSGLT2阻害薬、ゼニカルなどダイエットピルと呼ばれるものが処方されています。
- GLP-1→食欲抑制
- SGLT2阻害薬→糖質吸収抑制
- ゼニカル→脂質吸収阻害
GLP-1は服用することで脳内の食欲中枢に作用し、食欲を抑制します。
SGLT2阻害薬は、体内の余分な糖分を尿と共に体の外へ排出させることで、摂取カロリーを抑えます。
ゼニカルは食事で摂取した脂肪の体内吸収を阻害し、便と共に体の外へ排出させることで、摂取カロリーを抑えます。
ここ数年で、クリニックでは利尿剤よりも上記のダイエットピルが主流になりつつあります。
そのためダイエット目的で利尿剤を使用したい場合、確実に手に入れることができる通販(個人輸入)がおすすめです。
次の項目で通販に関して詳しく説明します。
利尿剤ダイエットは通販
ダイエット目的で利尿剤を購入したい場合、通販の利用がおすすめです。
通販といってもAmazonや楽天のような国内通販ではなく、個人輸入のことをさします。
個人輸入とは、海外で流通している医薬品を、個人で購入し輸入することです。
そしてその際に発生する面倒な手続きを、「海外通販サイト」が全て対応してくれます。
海外通販サイトは国内通販と同じように利用でき、気軽に購入できます。
どうしても利尿剤でダイエットしたい、むくみを取りたい方は、メリットとデメリットを理解したうえで通販を利用しましょう。
通販のメリット
・処方箋医薬品を購入できる
・海外で流通している医薬品を購入できる
・ジェネリック医薬品を豊富に取り扱っている
・質の良い医薬品を安く購入できる
・パソコンやスマホで簡単に注文可能
海外通販なら医師の診察や処方箋なしで処方箋医薬品を購入することができます。
また誰でも購入可能なため、美容目的で利尿剤を購入しても問題ありません。
国内で処方されるより安く買えるのも、海外通販の魅力です。
通販のデメリット
・海外発送のため、商品が手元にくるまで日数がかかる
・使用や服用に関しては自己責任となる
・医薬品副作用被害救済制度の対象外
商品の発送が海外からとなるため、到着まで10~14日ほどかかります。
すぐに医薬品が必要な場合は、薬局や病院へ行きましょう。
医師の指導に基づいた使用ではないため、使用や服用は自己責任となります。
副作用により治療が発生した場合、治療内容に応じた給付金がもらえる医薬品副作用被害救済制度においても対象外となります。
参考:医薬品副作用被害救済制度
利尿剤の種類
利尿剤は作用の違いにより、4種類に分類されます。
作用ごとに一覧表へまとめてみました。
ループ利尿剤 | フロセミド (ラシックス) |
---|---|
トラセミド (ルプラック) |
|
アゾセミド (アゾセミド) |
|
カリウム保持性 | スピノロラクトン (アルダクトン) |
トリアムテレン (トリテレンカプセル) |
|
チアジド系 チアジド類似系 |
ヒドロクロロチアジド (ダイクロトライド) |
クトルタリドン (ハイグロトン) |
|
トリパミド (ノルモナール) |
|
V2-受容体拮抗剤 | トルバプタン (ナトリス) |
ループ利尿剤
ループ利尿剤は、もっとも一般的な利尿剤です。
フロセミドやトラセミドといったお薬は、むくみの症状で使用されています。
高血圧症、心性浮腫、腎性浮腫などの治療に使用されています。
成分名 | フロセミド | トラセミド | アゾセミド |
---|---|---|---|
商品名 | ラシックス | ルプラック | ダイアート |
効果 | 体内に溜まった過剰な水分を排出させむくみを改善、血圧降下 | 体内に溜まった過剰な水分を排出させむくみを改善、血圧降下 | 体内に溜まった過剰な水分を排出させむくみを改善、血圧降下 |
特徴 | 2019年1月以降、輸入規制対象商品となったため通販購入不可 | カリウムの排泄作用が低いため、低カリウム血症を起こしにくい ループ利尿薬の中で1番効果が高い |
ループ利尿剤の中で1番効果がゆるやかで作用時間が長い12時間 |
カリウム保持性
カリウム保持性の利尿剤は、低カリウム血症になりにくい特徴があります。
利尿剤の作用によって、電解質失調が起おこり、カリウムやナトリウムのバランスが乱れる恐れもありますが、
カリウム保持性はそのリスクが軽減されています。
高血圧、心性浮腫、悪性腫瘍に伴う浮腫や腹水などの治療に使用されています。
成分名 | スピノロラクトン | トリアムテレン |
---|---|---|
商品名 | アルダクトン | トリアムテレンカプセル |
効果 | 体内の水分を保つホルモンの働きに対して、互いに効果を打ち消しあう拮抗作用により尿量を増やす | 体内の水分を保つホルモンの働きに対して、互いに効果を打ち消しあう拮抗作用と尿細管への直接作用により尿量を増やす |
特徴 | 低カリウム血症になりにくい | 体内のカリウムを保つ 女性乳房化などといったホルモン系の副作用がない |
チアジド系・チアジド類似系
チアジド系・チアジド類似系の利尿剤は、日本でも古くから使用されてきたお薬です。
現在は日本で販売が中止されたお薬もあるため、あまり馴染みのない利尿剤となります。
高血圧症、心性浮腫、腎性浮腫などの治療に使用されています。
成分名 | ヒドロクロロチアジド | クトルタリドン | トリパミド |
---|---|---|---|
商品名 | ヒドロクロロチアジド錠 | ハイグロトン | ノルモナール |
効果 | 体内に溜まった過剰な水分を排出させむくみを改善、血圧降下 | 体内に溜まった過剰な水分を排出させむくみを改善、血圧降下 | 体内に溜まった過剰な水分を排出させむくみを改善、血圧降下 |
特徴 | 古くから処方されている医薬品 少量の使用であればほとんど副作用がない 効果時間が48時間と長い |
日本では販売中止のため購入不可 効果時間が48時間と長い |
少量の使用であればほとんど副作用がない 低カリウム血症になりにくい |
V2-受容体拮抗剤
V2-受容体拮抗剤はループ利尿剤でも効果がなかった心不全の方が使用するお薬です。
心不全、肝硬変によるむくみの治療に使用されています。
成分名 | トルバプタン |
---|---|
商品名 | サムスカ |
効果 | 体内に溜まった過剰な水分を排出させむくみを改善、血圧降下 |
特徴 | ナトリウムなどの電解質の排泄はせず、水分だけを排泄させる |
漢方・サプリメント
医薬品と比べると効果は穏やかですが、漢方やサプリメントにも利尿作用を期待できるものがあります。
効果が穏やかな分、体への負担が少ないため、自然な効果を求めている方におすすめです。
商品名 | シストーン | プナルナバ |
---|---|---|
成分 | ジディモカルプス ペディセラタ葉 ガガミュキノシタ根など |
プナルナヴァ ナハカノコソウなど |
メーカー | ヒマラヤハーバルズ | ヒマラヤハーバルズ |
特徴 | インドの伝統医学、アーユルヴェーダを元に製造。 天然成分由来の利尿作用により、全身のむくみ改善効果が期待できます |
インドの伝統医学、アーユルヴェーダを元に製造。 天然成分による肝機能の改善や利尿作用により、黄疸やむくみ改善が期待できます |
価格 | 60錠 1,350円~ | 60錠 1,350円~ |
見出しテキスト | 商品詳細へ | 商品詳細へ |
利尿剤の作用機序
利尿剤の主な作用は、体内の余分な水分を尿と共に排出させることです。
ここでは特に利尿作用が強いループ利尿薬と、血液中のカリウムイオンの排泄を抑えるカリウム保持性利尿剤の作用機序を詳しく説明します。
■ループ利尿剤
尿細管の一部であるヘンレ係蹄上行脚でのナトリウム、カリウムの再吸収を阻害することで尿量を増やし、体外へ排出させます。
腎臓の中には尿を生成するネフロンという組織があり、大きく分けると「糸球体」と「尿細管」のふたつでできています。
ネフロン
┗糸球体:血液をろ過して原尿を作る
┗尿細管:体の中で重要な役割を果たす主要な電解質やイオンの再吸収を行う
その尿細管の一部である「ヘンレ係蹄上行脚」では、ナトリウムや水の再吸収が行われています。
ループ利尿剤は、ヘンレ係蹄上行脚のナトリウム、カリウム、塩素の輸送を阻害します。
そしてナトリウムとカリウムの再吸収を抑制することで尿量を増やし、体外へ排出させ、むくみ改善へとつなげます。
■カリウム保持性利尿剤
副腎皮質ホルモンのひとつであるアルドステロンの働きを抑えることで、ナトリウムと水分の再吸収を抑制、尿量を増やし、体外へ排出させます。
副腎皮質ホルモンのひとつにアルドステロンがありますが、これには尿細管の一部遠位尿細管において、尿の中に含まれているナトリウムや、水分の再吸収を促進させる作用があります。
副腎皮質ホルモン「アルドステロン」
┗体内においてナトリウムや水分調整に関わっている
┗尿細管では尿中のナトリウムや水分を再吸収し血液中へ戻す
カリウム保持性利尿剤はこのアルドステロンの働きを抑え、ナトリウムと水分の再吸収を抑制、尿量を増やすことでむくみ改善へとつなげます。
利尿剤の飲み方
各利尿剤の飲み方を以下の表にまとめました。
服用回数 | 服用量 | |
---|---|---|
ラシックス | 1日1回 | 40~80mg |
ルプラック | 1日1回 | 4~8mg |
アルダクトン | 分割服用 | 50~100mg |
※コップ1杯分の水かぬるま湯で服用してください。
利尿剤の種類により服用量が異なるため、飲む前に必ず確認しましょう。
利尿剤を飲めない人
利尿剤ごとに、飲めない人の基準をまとめました。
ラシックス |
---|
・尿が出ない、1日の尿量が100ml以下になった方 ・肝臓に重篤な障害が発生し、肝性昏睡の症状がある方 ・体内のカリウム、ナトリウムが明らかに減少している方 ・スルフォンアミド誘導体に対して、過敏症の既往歴がある方 ・デスモプレシン酢酸塩水和物を服用中の方 |
ルプラック |
・尿が出ない、1日の尿量が100ml以下になった方 ・肝臓に重篤な障害が発生し、肝性昏睡の症状がある方 ・体内のカリウム、ナトリウムが明らかに減少している方 ・デスモプレシン酢酸塩水和物を服用中の方 ・有効成分トラセミド、またはスルフォンアミド誘導体に対して過敏症の既往歴のある方 |
アルダクトン |
・尿が出ない、1日の尿量が100ml以下になった方 ・急性腎不全の方 ・高カリウム血症の方 ・アジソン病の方 ・タクロリムス、エプレレノン、エサキセレノン、ミトタンを服用中の方 ・有効成分スピロノラクトンに対して過敏症の既往歴のある方 |
商品により基準が異なるため、服用前に必ず確認してください。
利尿剤の副作用
各利尿剤の主な副作用と重篤な副作用を紹介します。
ラシックス | |
---|---|
主な副作用 | 重篤な副作用 |
・貧血 ・発疹 ・代謝異常 ・低ナトリウム血症 ・低カルシウム血症など |
・ショック ・アナフィラキシー ・難聴 ・中毒性表皮壊死融解症 ・呼吸困難など |
ルプラック | |
主な副作用 | 重篤な副作用 |
・倦怠感 ・代謝異常 ・血液障害 ・低ナトリウム血症 ・血小板数減少など |
・黄疸 ・不整脈 ・高カリウム血症 ・肝機能障害 ・脱力など |
アルダクトン | |
主な副作用 | 重篤な副作用 |
・倦怠感 ・女性型乳房 ・性欲減退 ・多毛 ・発疹など |
・電解質異常 ・高カリウム血症 ・代謝性アシドーシス ・中毒性表皮壊死融解症 ・脱力など |
各商品により異なるため、服用前に必ず確認してください。
利尿剤の併用禁忌
ラシックス | |
---|---|
併用禁忌薬 | 併用注意薬 |
・デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト) | ・昇圧アミン ・ツボクラリン及びその類似作用物質 ・他の降圧薬(β-遮断剤等) ・ACE阻害剤 ・A-II受容体拮抗剤 ・アミノグリコシド系抗生物質 ・シスプラチン ・アミノグリコシド系抗生物質 ・セファロスポリン系抗生物質 ・糖質副腎皮質ホルモン剤 ・糖尿病用剤 ・SGLT2阻害剤 |
ルプラック | |
併用禁忌薬 | 併用注意薬 |
・デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト) | ・昇圧アミン ・ツボクラリン及びその類似作用物質 ・降圧薬(ACE阻害剤、β遮断剤等) ・アミノグリコシド系抗生物質 ・セファロスポリン系抗生物質 ・ジギタリス剤 ・糖質副腎皮質ホルモン剤 ・ACTH ・グリチルリチン製剤 ・糖尿病用剤 |
アルダクトン | |
併用禁忌薬 | 併用注意薬 |
・タクロリムス ・エプレレノン ・エサキセレノン ・ミトタン |
・降圧薬(ACE阻害剤、カルシウム拮抗剤、β-遮断剤、利尿降圧薬等) ・カリウム製剤 ・ACE阻害剤 ・アンジオテンシンII受容体拮抗剤 ・アリスキレン ・カリウム保持性利尿剤 ・シクロスポリン ・ドロスピレノン ・フィネレノン ・ノルエピネフリン |
各商品により異なるため、服用前に必ず確認してください。
利尿剤ダイエットのQ&A
ここでは、利尿剤を使ったダイエットに関する疑問を紹介します。
利尿剤ダイエットはリバウンドしやすいって本当ですか?
利尿剤を使ったダイエットは、体内の余分な水分が排出されただけのため、リバウンドがおこりやすいといわれています。
最近ではリバウンドが起こりにくいダイエットピルとして、GLP-1やSGLT2阻害薬、ゼニカルなどが使用されています。
脳内の食欲中枢に働きかけ、食欲を抑制する。
食後の血糖値の急上昇を抑えるため、太りにくい体になる。
体内の余分な糖分を尿と共に排出させる。
1日約200~500kcal、1ヶ月継続して服用すると約6,000~15,000kcalがカットされる。
食事で摂取した脂肪分の体内吸収を阻害、便と共に体外へ排出。
約30%の脂肪分の吸収をカットできる。
リバウンドが気になる方は、上記の医薬品の使用も検討してみましょう。
利尿剤を飲み続けると体に良くないのですか?
長期的に服用することは問題ありません。
しかし、長期服用で立ちくらみや低血圧などの副作用が発生する可能性があります。
副作用は服用期間に関わらず起こるため、長期服用が原因とは考えにくいです。
効果が強い利尿剤はどれですか?
個人輸入で取り扱っている商品の中で、一番効果が強い利尿剤はルプラック(トラセミド)といわれています。
ループ利尿薬に分類される医薬品で、カリウムの排泄が低いため、低カリウム血症になりにくいというメリットがあります。
1箱100錠入りと大容量のため、まとめ買いができてお得です。
医薬品には副作用があるため、服用の際は注意事項を確認し、自分に合ったものを選んでください。
利尿剤の通販は違法ですか?
利尿剤の通販自体は厚生労働省でも認められている手段のため、海外通販サイトを利用し、購入しても問題ありません。
しかし利尿剤の中でも、有効成分がフロセミドのラシックスは2019年1月より輸入規制対象商品となったため、通販購入ができなくなりました。
ラシックスの購入はできなくなったものの、認可されている有効成分の利尿剤や医薬品は購入可能なため、自分に合ったものを選びましょう。