朝食抜きダイエット、それ合ってる?

朝食抜きダイエット、それ合ってる? ダイエット

ダイエットのために朝食を抜く方もいるのではないでしょうか?

朝食抜きダイエットには諸説ありますが、本当に合っているのでしょうか。

ここでは、そんな朝食抜きダイエットについて説明していきます。

朝食抜きダイエットとは

朝食抜きダイエットとは、その名の通り、朝食を抜くことでダイエットすることです。

そもそも食べなければ太ることはないので、朝食を抜くことは良いのではないか?と思い方もいると思います。

朝食に、果物や野菜ジュース、スムージーにして置き換えることで、1食分のカロリーを低く抑えることができるため、1日の摂取カロリーも抑えることができます。

1日に必要とされるカロリーは人によって違います。

年齢や1日の活動量によっても変わります。

日本人の食事摂取基準は20代~30代のデスクワークを行う女性で1650kcal~1750kaclが目安となります。

朝食を抜くことで、昼食600kacl、夕食750kcal、間食200kaclを摂取しても、1日1550kaclで目安内に収まります。

1日の中で、夕食を抜くことが理想的ですが、夕食は家族や友人と食べる場合もあるため、継続することが難しいです。

昼食を抜いてしまうと、お腹が空いて困ってしまうのではないでしょうか。

その点、朝食は継続しやすいと言えます。

朝は忙しくて時間がない、食欲がないので続けやすいと思います。

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アンチエンジングにもなる?

サーチュイン遺伝子という抗老化遺伝子があります。

活性化することで生物の寿命が延びるとされているものです。

具体的な効果に関しては、まだ研究の段階ですが、空腹時やカロリー制限において活性化すると言われています。

平日は仕事で、週末も予定があると空腹にすると言われても難しい人が多いと思います。

絶食するのが難しい人でも、朝食を抜くことで簡単に空腹状態を作ることができます。

ダイエットを行いながらアンチエンジングも行うことができます。

朝食を抜いてアンチエイジングが難しい場合は朝食改善でアンチエイジングに朝食の改善方法を記載しているので、今の朝食よりもアンチエイジングが見込めます。

デトックス効果

朝の時間、消化器官では消化、吸収、排泄などが行われています。

朝食を摂ることで食べたものの消化・吸収が行われるのに対して、朝食を抜くことで身体が排泄に集中することができます。

しかし、消化の時間は個人差や食べ物の種類、量により異なります。

口から摂取して排泄されるまでには1日以上かかることもあります。

胃腸を完全に休めるためには、朝食を抜くだけでは無理があるかもしれません。

細胞レベルにおいては、12時間以上何も摂取しないだけで、細胞の異物、毒素などの分解が始まります。

そのため、毒素のない細胞が増え、デトックス効果があります。

朝食抜きダイエットのデメリット

朝食抜きダイエットでは、メリットだけでなくデメリットも存在します。

朝食を抜くと太ると言われる理由もそこにあります。

代謝が落ちる

摂取カロリーが抑えられる分痩せる、というのは正しい気がします。

しかし、人間の身体は単純な計算のようにはできていません。

朝食を抜くことで活動的に動くことができなくなり、消費カロリーが減ってしまいます。

そして、身体の機能が十分に目覚めることができず、基礎代謝が落ちてしまいます。

摂取カロリーが減っても消費カロリーまで減ってしまっては意味がありません。

基礎代謝は活動をしていないときでも、生命を維持するために内臓や筋肉などが消費しているエネルギーのことを指します。

この基礎代謝は人間の消費カロリーの70%を占めていると言われています。

タンパク質を少食で摂取すると、筋肉を硬化し、日中の代謝をあげることができます。

朝食抜きダイエットにおいては、朝食を抜きタンパク質を摂取しないのが普通となります。

代謝をあげることで脂肪を燃えやすくすることができます。

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脂肪を溜めやすく

空腹時間が長くなると、身体は栄養を吸収しやすいモードに切り替わります。

このモードの時に食事を摂取してしまうと、内臓に脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。

また、朝食を抜き空腹のせいで昼食を多めに取りたくなりますよね。

しかし、脂肪を溜め込みやすい身体と過食はよくありません。

ダイエットを行うなら、昼食も制限をするようにしましょう。

朝食は食べても脂肪に変わることが少なく、基本的にはエネルギーとして使用されています。

夕食に同じ量のカロリーを摂取したとしても全く意味が異なります。

1日の合計摂取カロリーが同じ量でも、朝食でとるのか、夕食でとるのかで脂肪になってしまいます。

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健康リスク

朝食を抜くことで健康面でのリスクがあります。

国立がん研究センターによると、朝食を抜くことで肥満や脂質異常症の発症リスクが上がるという結果があります。

ダイエットにも直接関係するものであり、何より健康面での心配があります。

その他にも、高血圧症、糖尿病、脳出血などのリスクも上がると言われています。

脳出血では、毎日朝食を摂取する人と比べて、週に2回ほどしか朝食を摂取しない人は36%もリスクが上がります。

これは、空腹によるストレスで血圧が上昇することで脳出血を起こしたと考えられています。

男女問わずこういった生活習慣病の発症リスクが上がること自体危険ですが、男性であれば高血圧や糖尿病はEDを引き起こす危険性がぐんっと上がるため注意が必要です。

朝食を食べるメリット

朝食を抜くとこでダイエットになるということを説明していますが、逆に朝食を摂取することでのメリットもあります。

ここでは、朝食をしっかりと摂取することで得られるメリットについて紹介していきます。

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脳を活性化

朝食を摂取すると、脳が必要としているブドウ糖を十分に摂取することができます。

脳の主な栄養源となるのはブドウ糖です。

疲れた時や眠い時に思わず甘いものが欲しくなることはありませんか?

それはブドウ糖が不足しているからです。

脳ではブドウ糖を溜めておくことができないため、定期的に摂取することが必要です。

脳がしっかり目覚めていれば、身体は活発に動きやすくなります。

午前中の仕事も、お腹を空かせることがなく集中して取り組むことができます。

体温上昇

睡眠中は体温が下がった状態になっています。

朝起きてから上昇していき、夕方や夜にかけてピークに達していきます。

朝食を摂取ることは体温の上昇に役立ちます。

体温が上昇することで、血液の循環が良くなり、免疫力を高めることができます。

血液の循環が悪いと、身体の機能に支障が出ます。

基礎代謝の中には体温の維持も含まれています。

高い体温を維持するためにはエネルギーを多く消費することになるため、基礎代謝をあげることができます。

ダイエットには欠かせない、むくみや内臓脂肪の増加を防ぐ効果もあります。

排便を促す

朝食を摂取した後、急に便意を催したことはありませんか?

朝食を摂取することで胃腸が刺激され、腸に溜まっていた便が排出されやすくなります。

便秘が起こるとダイエットだけではなく、美容や健康にも悪影響を及ぼしてしまいます。

特にダイエット中では、胃の食物量が減っているため、便秘になりやすい傾向にあります。

排便のリズムは大切です。

朝食から必要な栄養を摂取し、不要なものは排出しておきましょう。

朝食ダイエットをする?しない??

どうでしょう?これまで紹介してきたメリット、デメリットを踏まえてあなたは朝食ダイエットを行いますか?

美容やデトックス効果もある朝食ダイエットでは、注意点さえわかっていれば体重を落とすことができます。

しかし、万人受けするダイエットではありません。

自分にとって譲歩できるもの、できないものを考えた上で、1番合っているダイエット方法を見つけてください。

ダイエット・筋肉増強関連コラムでは、朝食抜きダイエット以外のダイエット法も紹介しています。

ぜひそちらもチェックしてみてください。

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参考サイト

朝食抜きで痩せる人太る人|朝食抜きダイエットが向いている人 | Lady通

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