枕に抜け毛が多い、平均的な抜け毛の本数・原因・対策法

枕に抜け毛が多い、平均的な抜け毛の本数・原因・対策法 AGA(男性型脱毛症)

朝起きて自分の枕を確認すると抜け毛の多さに驚いて目が覚めると言った経験がありませんか?

凄い本数が抜けている…このままハゲてしまうんじゃないか…。と不安になる人も多くいるのが現状です。

実際にyahoo知恵袋や2ちゃんねるでも枕の抜け毛を気にするスレッドが多く立ち上がっています。

このことから枕に付く抜け毛が多いことで心配になっている人も多くいることが分かりますが、インターネット上で確認できるサイトには明確な詳細記事がなく困っている人も多いのでは?と思い、今回は我々スタッフが自ら調査を行い、その結果を記事に掘り起こさせて頂きました。

この記事では、枕に付く抜け毛の本数をスタッフが実際に調査、そして原因、対策法をお話しします。

枕の抜け毛は何本が正常?

この記事を読んでくれているあなた自身、枕につく抜け毛の本数がどれくらいであれば正常で、何本以上であれば異常なのか?の基準となる抜け毛の本数を知っていますか?

人生を生きてきた中で、急激に枕に抜け毛が付き始めた…。と思っていても、実はそんなに心配するほどの量ではなかったりしますし、もちろんその反対も言えます。

そこで今回は年齢によって変わるのか、性別によって変わるのか?を複数名で検証させていただきました。

スタッフも20代~50代と各年代を揃え、枕に付く抜け毛の本数を写真に撮ってもらう検証となります。

では実際に見ていきましょう。

20代の枕に付く抜け毛

まずこちらが20代男性スタッフの枕に付いた抜け毛です。

20代でこれだけの量が枕に付いていました。

枕自体についていた抜け毛の本数はざっと15本程度となっており、少し多いのかな?と言う印象です。

年齢が若くても抜け毛が多い人は若ハゲと呼ばれる部類に入るかも知れません。

若ハゲに関する詳しい詳細は、別記事で紹介しているので、同じような方は1度読んでみた方が良いかも知れません。

30代の枕に付く抜け毛

30代、女性の枕に付く抜け毛の量でした。

一見、量が多く抜けているようにも見えますが、女性の場合には髪が長い方も多いため、男性よりも抜け毛が多く見れてしまう場合もあります。

しかし実際の本数はあまり抜けていないケースもあり、当女性スタッフの枕も本数で言えば5本程度でした。

40代の枕に付く抜け毛

さて、40代代表は筆者である私ですが、他の方と比べ少し多い印象を受けますね。

写真を上手く撮ることができなかったのですが、本数的には10本程度でしっかりとした髪の毛が抜け落ちていると言うよりは、産毛のような、細く弱い感じの毛髪が付着していました。

50代の枕に付く抜け毛

当スタッフの中でも1番年齢が高いスタッフですが、枕に付く抜け毛がもっとも少ない結果となりました。

本数もわずか数本と数えるくらいしかないものの、切れ毛と言うよりは毛根から抜け落ちている印象でした。

調査結果と平均本数

今回はスタッフが全面協力をしてくれたおかげもあって、枕に付く抜け毛の本数相場を知ることができました。

抜け落ちている毛髪が弱弱しかったり、毛根から抜け落ちているなどはあったものの、年齢や性別で本数が増えると言ったことはなく、個人差がある結果となりました。

今回枕に付いた平均の本数を見てみると枕に付く抜け毛は10本程度であれば平均だと言うことが判明しました。

しかし今回の調査で分かったことは本数よりも枕に付く抜け毛の質がそれぞれ違うことに着眼点を置くべきことが大切だと思われます。

多くの方が勘違いしてしまう、本当に危険な枕の抜け毛とはどう言った毛髪なのでしょうか?

以下で詳しく解説していきます。

枕に付いた髪の毛に注目

多くの方が枕元の抜け毛を目にした時、衝撃とショックから焦りが出るでしょう。

しかし注目すべきは抜けた髪の毛の質です。

枕に付いた抜け毛が毛根から抜け落ちているのか、それとも切れているのか?

付着している抜け毛は太いのか、細いのか、によって今後薄毛になっていくかが大きく分かれます。

もし枕に付いている抜け毛が細く弱っていたり、毛根から抜け落ちている場合には注意が必要です。

これは通常のヘアサイクルで抜け落ち、生え変わる毛髪ではなく、別の理由で抜け落ちている可能性があります。

POINT!!

ヘアサイクルとは、3年~6年の期間を経て、「成長期⇒退行期⇒休止期」という流れで発毛から脱毛までを繰り返す一連の流れです。

そのまま放置してしまうことで、薄毛になってしまう恐れもあるため、これからご紹介する方法を日常生活に取り入れていきましょう。

枕に抜け毛が付く原因と対策法

ブラッシングや頭を洗っていないのに、何故寝ているだけで抜け毛が起こるのでしょうか。

朝起きて枕に抜け毛が多い、と悩む方にはいくつかのパターンがあり、これから紹介するものに該当している場合があります。

枕に抜け毛が付いていると言うこと=寝ている間に抜け落ちているため、自分でもできる対策法を行いましょう。

何故寝ている間に抜け毛があるのか、原因とその対策法を伝授します。

寝相が悪い

寝返りを良くする方は枕の摩擦力によって、毛髪が強く引っ張られてしまい、結果的に朝起きると枕に抜け毛が付いています。

寝返りは血液循環を保つために誰しも行っている自然な行動ですが、枕が合っていなかったり、睡眠環境が悪い可能性があります。

枕の摩擦力を軽減するためにも、滑らかな素材であるシルク素材の枕に変えてみたり、柔らかい枕に変更するのがおススメです。

シルク素材の枕であれば、摩擦力の軽減だけではなく、静電気を引き起こしにくいため、髪に与えるダメージも少なく、睡眠中切れ毛や抜け毛を引き起こしにくくなります。

もし枕に付いている抜け毛の位置が色々な場所に付着している場合にはこの原因が大いに考えられます。

枕やカバーが汚い

私自身もそうでしたが、特に1人暮らしの場合は誰かに注意されることもないですし、基本的に使っている枕は自分しか使わないので気にしませんよね。

ですがここに盲点があります。

人は寝ている間の寝汗だけでもコップ1杯ほどの寝汗をかくと言われています。

枕を天日干しにしていなかったり、枕カバーを洗濯していない人は、寝汗がしみ込んだ雑菌の上で寝ているのと変わりません。

この汗が雑菌の繁殖を助長し、頭皮にしみ込むことで頭皮の炎症となり頭皮トラブルの原因となります。

枕自体を洗えない人は薬局などで手軽に手に入る殺菌スプレーを使って天日干しをする。

カバーはこまめに取り替えて、汗のかきやすい時期(7月~9月)は数日に1回のこまめな洗濯を心がけて、清潔な枕カバーを保ちましょう。

髪が生乾きのまま寝ている

髪が濡れている状態で寝てしまっている場合にはしっかりとタオルで水気を切った後に、ドライヤーを使用して乾かした後に寝るようにしましょう。

髪が濡れている状態は、髪の毛が健康を保つために必須なキューティクルが開いてしまっている状態です。

このキューティクルが開いている状態は、健康的な毛髪に比べて切れやすく、抜けやすい毛髪状態なので、寝返りなどの摩擦により枕に抜け毛が付いてしまいます。

他にも雑菌が好む頭皮状態となってしまい、頭皮トラブルの元凶になります。

枕に抜け毛を付けないためにも、寝る前にはしっかりドライヤーを使用して、清潔な頭皮状態を保ちましょう。

20代のスタッフに確認したところ、ドライヤーは使ったことがないと言っていたことから、濡れた状態は間違いなく枕に抜け毛を付ける原因となるでしょう。

正しいシャンプー法

頭皮が脂っぽいからと言って、1日に何度もシャンプーをしている人は要注意です。

シャンプーは汚れを洗い流すと同時に、頭皮のバリアとなる皮脂膜も剥がしてしまう可能性があります。

皮脂膜が剥がれてしまうと、頭皮はダイレクトに紫外線のダメージを受けますし、汚れから頭皮を守ることもできなくなって、夜中に抜け落ちる原因となります。

強く洗いすぎたり、シャンプーを使いすぎない、しっかりシャンプーを洗い流すことを意識しましょう。

ポイントは、シャンプーを直接髪の毛に乗せずにしっかり手のひらで泡にすること、シャンプーは洗った時間の倍、すすぎに時間をかけてしっかりと洗い流すことです。

シャンプーの適量に関しては薄毛の原因はシャンプーの量が関係するで詳細を書かせていただいてますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

部屋の湿度

寝ている時の抜け毛を減らしたい場合には、部屋の湿度にも気を配った方が良いです。

特に冬場(12月~2月)は肌が乾燥するように、頭皮も乾燥します。

頭皮が乾燥すると、他の肌と同様に潤いを保とうとして皮脂の分泌量を増やしますが、結果的に過剰分泌が起きてしまい毛穴に皮脂が詰まる結果を招いてしまいます。

毛穴に皮脂が詰まると、健康的な栄養が毛髪に届けられず抜け毛や切れ毛の原因となるため、加湿器を持っている場合には室内の湿度を一定量に保ちましょう。

最近の加湿器であれば、部屋の湿度を自動感知して標準、高いなど表記されているものが大半なので、室内の湿度基準を把握することができます。

加湿器を持っていないと言う方は洗濯物を室内干しするだけでも、しないより大幅に違いが出ます。

医薬品

枕に付く抜け毛の量が40本、50本と酷い場合や、上記の対策法などを実施しても枕に付く抜け毛の本数が変わらない場合には、AGAなど別の原因が考えられます。

POINT!!

AGAは男性型脱毛症と呼ばれ、成人男性が思春期以降に生え際、頭頂部、または双方から薄毛になっていく疾患です。

AGAの場合には、男性ホルモン自体の問題や遺伝などが原因とされており、放置していても発毛することもなく、どんどん髪が抜け落ちて最終的には薄毛になります。

薄毛の進行を止めるためには医薬品を正しく使用し、育毛・発毛効果のある医薬品など種類や効果は千差万別ですので、今自分が悩んでいるものにマッチングした商品を選ぶと良いでしょう。

季節的問題もある

実体験をしている方であれば、言わなくとも体験していることかと思いますが、9月~11月の秋口にかけては、枕に抜け毛が付きやすくなります。

この時期になると動物の抜け毛が多くなるのと同様に毛の生え変わりであったり、夏の紫外線を浴びてダメージを受けた毛髪が入れ替わるため、必然的に抜け毛自体が多くなります。

枕に付く抜け毛が普段10本程度の方でも、9月、10月には15本、20本程度抜けることもあるため、過度の心配は必要ありません。

これらは一か月程度経過すると、通常のヘアサイクルに戻り、また一定の抜け毛量に戻るとされています。

本記事のまとめ

枕に抜け毛が多く、悩んでいる方も多くいると思い、スタッフ一同で平均値を出してみましたが、10本程度であれば、深刻に悩む必要がないと分かりましたね。

また9月や10月になれば毛髪の生え変わり時期と言うこともあり、多少増えたりするものの50本など普段よりも枕に付着していなければ通常数と言えるでしょう。

枕に付着している抜け毛の本数が、この記事で紹介した10本程度よりも異常に多い、抜け落ちている毛が細い、抜け落ちるべき季節ではないと言った場合、AGAの可能性があるため、医薬品を使用して治す方法論も検討してみましょう。

関連ページ

参考サイト

ヘアサイクル(髪の毛の周期)

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