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抗うつ剤

抗うつ剤

抗うつ剤の類似商品

抗うつ剤の種類

・セロクエル
神経の興奮を抑え、幻覚や妄想の出現を抑える効果があり、統合失調症や双極性障害の患者にお薦め
・アナフラニール
厚生労働省から認可を受けている、うつ病や遺尿症の治療薬
・トフラニール
厚生労働省から認可を受けている、うつ病や遺尿症の治療薬
・バスポン
バスパーのジェネリックで、睡眠薬としても使える抗不安薬
・セルティマ
ジェイゾロフトのジェネリックで、うつや不安障害に効果が期待できる

抗うつ剤について

抗うつ剤の有効成分 クエチアピン、クロミプラミン、イミプラミンなど
抗うつ剤の適応症 うつ病
抗うつ剤の主な副作用 頭痛、強い眠気、立ちくらみ、無気力など
抗うつ剤と一緒に飲めない薬 他の抗うつ剤
抗パーキンソン病治療薬など

抗うつ剤と一緒に買われている商品

抗うつ剤の目次

抗うつ剤とは?

抗うつ剤は、うつ病などの気分障害の治療に用いられる医薬品です。
うつ病とは、抑うつ気分の持続や希死念慮といった症状が特徴的な気分障害です。
うつ病は適切な治療を行わなければ症状が改善していくことはなく、時間の経過とともに症状の悪化や不安障害といった他の精神的な病を併発することもあるなど、非常に危険な病です。
うつ病の原因は現在も明確に分かっていませんが、モノアミン類(セロトニン・ノルアドレナリン、ドパミンなど)が関わっているのではないかと言われています。
そのため、治療に用いられる抗うつ剤は、セロトニンやノルアドレナリンなどのモノアミン類に働くものが多くなっています。

抗うつ剤の効果

抗うつ剤と呼ばれる医薬品には、主に以下の6種類があります。
・モノアミン酸化酵素阻害薬(MAO MADE阻害薬)
・三環系抗うつ薬(TCA)
・四環系抗うつ薬
・SARI(セロトニン遮断再取り込み阻害薬)
・SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
・SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬)
・NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)
三環系、四環系、SARI、SSRI、SNRI、NaSSAという順に開発されており、新しく開発されたものになればなるほど、効果が現れて欲しい部位に対してピンポイントで効果が現れるようになっています。
これらの抗うつ剤は、効果のある部位や仕組みなどが異なっています。
また、副作用の多さから現在では抗うつ剤として使用されていないものもあります。

モニアミン酸化酵素阻害薬の効果

モノアミン酸化酵素阻害薬(MAO阻害薬)は抗うつ剤の中でも最も古い医薬品であり、1950年代ごろから使用されていました。
モノアミン酸化酵素阻害薬は、ドパミンやセロトニンがモノアミン酸化酵素に分解されるのを阻害し、脳内のドパミン濃度を上昇させることによって、モノアミン神経伝達物質の量を増加させ、うつ症状を改善していきます。
しかしモノアミン酸化酵素阻害薬を服用すると、副作用として不安やイライラ、視覚・知覚障害やジスキネジアの症状が現れやすくなるなど、副作用が非常に多く存在しているということが判明したため、現在では抗うつ剤ではなくパーキンソン病の治療薬として使用されています。
モノアミン酸化酵素阻害薬の中でも有名なものとして、エフピーなどがあります。

参考サイト:モノアミン酸化酵素阻害薬 - Wikipedia

三環系抗うつ薬の効果

三環系抗うつ薬は抗うつ剤の中でも最初期に開発されたものです。
三環系抗うつ剤はノルアドレナリンやセロトニンなどの神経伝達物質に関係する神経細胞の受容体に対して働き、脳内に存在するノルアドレナリンやセロトニンの量を増加させます。
服用を始めてから効果が現れるまでに1週間から2週間ほどの期間が必要となりますが、非常に効果が高い抗うつ剤のため、現在も多くの人が利用しています。
三環系抗うつ剤には第一世代と第二世代の医薬品が存在しており、それぞれの世代ごとに有名な薬剤としてアミトリプチリンとアモキサピンがあります。

参考サイト:三環系抗うつ薬 - Wikipedia

四環系抗うつ薬の効果

四環系抗うつ薬は薬の成分として使用されている物質の分子構造が環状構造4つで構成されているという特徴のある抗うつ剤です。
四環系抗うつ薬の特徴として、作用機序自体は三環系抗うつ剤と同様のものになっていますが、即効性が非常に高く、服用を開始してから4日程で効果が現れるようになります。
また、副作用が三環系と比べて軽く、服用時の負担も少ないという特徴があるため、少ない副作用でうつ症状の改善を行いたいという人にお薦めです。
四環系抗うつ薬の中でも有名な薬剤として、マプロチリンやミアンセリン、セチプチリンという物が存在しています。

参考サイト:四環系抗うつ薬 - Wikipedia

SARIの効果

SARI(セロトニン遮断再とり込み阻害薬)は、神経を興奮させる働きを持つ受容体5-HT2を遮断し、興奮を抑えることができます。
神経の興奮を抑えつつ、セロトニンの再取り込みを阻害し、うつ症状を緩和することができます。
つまり、セロトニン量の増加と、神経の興奮の遮断という2つの点でうつ病にアプローチすることができる医薬品です。
第二世代の抗うつ剤にあたり、鎮静作用が強く三環系より抗うつ作用は弱い特徴があります。
SARIとして販売されている抗うつ剤の中でも有名なものとして、レスリン、デジレル、トラゾドンなどがあります。

参考サイト:トラゾドン - Wikipedia

SSRIの効果

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、セロトニン受容体に対して、神経伝達物質セロトニンが再取り込みされることを抑え、脳内のセロトニン濃度を上昇させる働きがあり、うつ症状を改善する効果があります。
SSRIは軽度から中等度のうつ病に対してはそこまで強い効果は発揮せず、重度のうつ病治療を行う際に非常に強い効果を発揮します。
SSRIの中でも有名なものに、デプロメール、パキシル、ジェイゾロフトなどがあります。

参考サイト:選択的セロトニン再取り込み阻害薬 - Wikipedia

SNRIの効果

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)は、神経伝達物質のセロトニンとノルアドレナリンの受容体に対して働き、セロトニンとノルアドレナリンが再取り込みされることを抑え、脳内のセロトニンとノルアドレナリンの濃度を上昇させることで、うつ症状を改善する効果があります。
セロトニンとノルアドレナリンの量が低下すると意欲の低下や気分の落ち込み、不安などのうつ症状が現れます。
SNRIとして販売されている抗うつ剤の中でも有名なものとして、サインバルタ、トレドミン、イフェクサーなどがあります。

参考サイト:セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 - Wikipedia

NaSSAの効果

NaSSa(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)は、今までの抗うつ剤とは全く違ったメカニズムで作用する抗うつ剤です。
今までの抗うつ剤はセロトニンやノルアドレナリンの再取り込みの阻害によってセロトニンやノルアドレナリンの分泌量を増加させるような働きがありましたが、NaSSAは脳に対してセロトニンやノルアドレナリンが分泌されていないと錯覚させることによって、分泌量を増加させます。
NaSSaはSSRIやSARIといった既存の抗うつ剤では効果が薄く、治療が進めることができないうつ病の治療の際に用いられます。
NaSSaに該当する抗うつ剤として有名なものに、リフレックス、レメロンなどがあります。

参考サイト:ミルタザピン - Wikipedia

うつ病とは

うつ病とは気分障害と呼ばれる精神的な病の1つです。
身体的な症状として、不眠、疲労感や倦怠感、頭が重いなどの症状が現れることがあります。
精神的な症状として、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥、不眠、抑うつ気分、不安などがあります。
うつ病を発症すると上記の症状が1日の大半で現れるようになり、その状態が数週間持続するといった現象が起こるようになります。
患者数は全世界で3.5億人ほど存在していると言われており、非常に多くの人がうつの症状に悩まされています。
発症後の治療方法としては、抗うつ剤と呼ばれる医薬品を用いた薬物療法などが存在していますが、うつ病の発症原因に応じた適切な処置を行う必要があるため、複数の治療方法を平行して行いながら、治療を進めることもあります。

うつ病と併発する症状

うつ病は誤解や軽視される事が多く、自分でも「気の持ちよう」や「心の弱さ」と考えてしまい、治療の遅れにつながっていました。
その為、他の病気になっても気が付かなかったり、治療をしようという気力も出ないため、さまざまな症状を併発する可能性の高くなります。

不安障害

うつ病は不安障害やパニック障害などさまざまな精神疾患を併発する事があります。
不安障害は神経が昂り不安や緊張に襲われる精神的な障害に加え、動悸、発汗、下痢、味覚が無くなるといった身体的症状も現れます。
どちらかと言うと不安障害になり、うつ病へ進行していくことが多いようです。

ED(勃起不全)

うつ病になるとさまざまな意欲が湧かなくなり、性欲もその一つです。
神経の伝達に障害があると、性的な興奮を勃起に繋げる事ができなくなりEDの症状として現れます。
さらに、うつ病の治療に使用されるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)などの薬の中には、性欲の減退やEDを副作用とするものもあります。
現在うつ病によるEDへは、バイアグラなどのED治療薬の使用が有効とされています。

糖尿病

糖尿病の場合も合併症ではありませんが、うつ病を併発するパターンが多いようです。
糖尿病にかかる方の多くが、自覚症状があまりなく突然病気を宣告されるため、糖尿病を受け入れるまでの期間に、自分を責めたりストレスがかかる事でうつ病を発病するといわれています。

うつ病の原因

うつ病の発症原因や発症メカニズムは今現在も解明されておらず、社会的相互作用、心理社会的、生物学的な複数の要素が絡みあうことによって発症すると言われています。
具体的な発症原因の仮説としては、以下のものがあります。

生物学的仮説
・モノアミン仮説
・神経損傷仮説
・心的外傷後体験が海馬神経損傷の原因になるという仮説

心理学的仮説
・病前性格論
・認知心理学
・ストレス脆弱性モデル

その他の仮説
・薬物やアルコールの影響
・社会的要因

生物学的仮設

うつ病を発症する原因として挙げられる生物学的仮説です。
これは薬物の有効性から考えられたモノアミン仮説、死後に脳を解剖した結果に基づく仮説などがあります。
これらの仮説のうち、モノアミン仮説が生物学的仮説の中では特に有力な説と言われています。
モノアミン仮説の内容としては、モノアミン酸化酵素阻害薬を使用した際に発生するモノアミン酸化酵素の阻害により、ノルアドレナリンとセロトニンの再取り込みが阻害されることによってうつ症状が改善されたことから、モノアミンやノルアドレナリン、セロトニンといった神経伝達物質の低下によってうつ病の症状が現れるようになるというものです。

心理学的仮設

うつ病の発症原因の仮説のうち、心理学的仮説というものがあります。
心理学的仮説には、大きく3つの仮説があり、それぞれ病前性格論、認知心理学、ストレス脆弱性モデルというものです。
病前性格論はディスチミア親和型(主に秩序やルールに否定的な方)とメランコリー親和型(責任感が強くストレスを溜めやすい方)という2種類の性格に該当する人はうつ病になりやすく、治りやすさなども異なっているというものです。
認知心理学は人間の思考の反復によって発生する、偏った思考と気分の関連付けによってうつ病になるというものです。
最後にストレス脆弱性モデルですが、これはストレスに対しての耐性や脆弱性によってうつ病を発症しやすいかどうかは変化するというものです。

薬物やアルコールによる影響

うつ病は薬物やアルコールの過剰摂取とも非常に深い関係があるという仮説があります。
過度のアルコール摂取やアルコール依存症を発症してしまうと、うつ病のリスクを大幅に増加させることがあります。
またこれとは反対に、うつ病になったことがきっかけとなり、アルコール依存症を発症してしまうこともあります。
上記のような理由から、うつ病とアルコール依存症をはじめとするアルコールの過剰摂取は非常に深い繋がりがあると言われているのです。
そして不眠症や不安障害の治療に用いるベンゾジアゼピンという医薬品は、長期服用によってうつ病のリスクを大幅に上昇させます。
また、日本では覚せい剤という名称で知られるメタンフェタミンにも抑うつ症状を引き起こし、うつ病を発症するリスクを増加させます。

社会的要因

うつ病の発症原因の仮説として最後に紹介するのは、社会的要因です。
うつ病というのは貧困や社会的孤立、児童虐待、過度のストレスといった社会的な要素が原因で発症する可能性が非常に高いことが知られています。
失恋や離婚、失業など人生の転機ともいえるような事態になった時に引き起こされることがあります。
また、何かしらの理由により社会的支援を受けるべき状態にありながらも、社会的支援を受けられない状態で、うつ病を発症する確率が大幅に増加する場合があります。

うつ病の治療法

うつ病の治療方法については、ある程度有効な手段が判明しています。
主に、以下のものがあります。

・心理療法(認知行動療法)
・薬物療法
・運動療法

自己否定的な思考、自責感(自分を責める感覚)といった、不条理なねじ曲がった心理を正常な状態に戻す、脳内にある神経伝達物質の分泌量を調節することによって症状を改善させていくというのが基本的な治療方法です。
前者のような方法を心理療法、後者のような方法を薬物療法といいます。
また、運動療法とは文字通り体を動かすことで心を刺激し、うつ症状を緩和させるというものです。
ただし、うつ病の程度によってどの方法をとるべきかは異なります。
例えば、うつ病の程度によっては、運動療法で十分、心理療法で治せる、薬物療法でしか治せないということがあります。
まずは病院でどのような方法を選択すべきか、医師による説明を受けたうえで決めていくことが大切です。

心理療法

うつ病の治療方法の中でも有名な方法として、心理療法というものがあります。
精神療法、心理セラピーと呼ばれることもある治療方法で、基本的には実際に医師や心理カウンセラー、臨床心理士がうつ病患者と会話することで、認知や情緒、行動に変化を発生させていき、精神的な問題や行動を解決しながら治療を行うというものです。
特に代表的なものとしては、認知行動療法が挙げられます。
次項で詳しく説明しますが、これはうつ病を発症しているときならではの認知(精神状態)を、対話によって少しずつほぐして正常なものに修正していくというものです。
特に軽度のうつ病であるときには、このような心理療法が効果的です。

認知行動療法

認知行動療法は、心理療法のひとつであり、代表的な方法です。
うつ病ならではの認知を正していくというのが基本的な治療内容です。
うつ病を発症すると、日常生活の中で何かに向かったり、何かを考えたりするとき、どうしても病的に考えてしまいがちです。
何かにつけてネガティブな決めつけをしてしまったり、物事に対してかたくなにこうあるべきという思考になってしまったりします。
そのような認知でガチガチに固まってしまった心を解きほぐすことが認知行動療法です。
たとえば、それは所詮決めつけに過ぎないということ、物事にこうあるべきというものはないことを、本人が自然に気づくように会話で誘導するというのが最もスタンダードな認知行動療法の方法です。

薬物治療

薬物療法は医薬品を服用することでうつ病を治療する方法です。
具体的には、薬の成分によって脳内で分泌される神経伝達物質のバランスを整えるなどの方法で治療します。
薬物療法の際に用いる医薬品には多くの種類が存在しており、三環系抗うつ剤や四環系抗うつ剤、SSRI、SARI、NaSSaといったものにはじまり、セントジョーンズワートというハーブを配合したサプリメントが効果的とされることもあります。
うつ病の薬物療法には非常に優れた治療効果がありますが、医薬品の使用のみでうつ病を治療するのではなく、心理療法と並行して行うというのが推奨されています。
特に中度・重度のうつ病を発症している場合は、薬物療法のみではなく別の方法も一緒に行うべきとされています。

運動療法

うつ病の改善方法として、運動療法が用いられることがあります。
薬物療法が効果を発揮しないタイプのうつ病の場合に効果的です。
例えば、愛する人の死、失業などのショックでうつ病になってしまう場合、これは周囲の状況が原因なので抗うつ剤で治療するのは難しいと言えます。
そのような場合に、専門のトレーナーの指導のもとで適切な運動を行うことでうつ症状を和らげるという運動療法が効果を発揮するとされています。
運動療法の利点としては、薬物療法と比べて完治後の再発率が低く、さらにほかの治療方法との併用も行えるということが挙げられます。
例えば薬物療法で治療可能なうつ病の場合も、軽度から中等度の場合は運動療法を並行することが推奨されています。

その他

これまで解説してきた心理療法、薬物療法などでは治療できない重度のうつ病、特に自殺の危険があるような場合に行われる治療方法として、電気けいれん療法、経頭蓋磁気刺激法、脳深部刺激療法などが挙げられます。
電気けいれん療法とは、いわゆる電気ショック療法というもので、日本ではうつ病のほかにも重度の躁うつ病、統合失調症の治療方法として行われるケースがあります。
また、経頭蓋磁気刺激法は磁気によって脳の神経細胞に刺激を与えてうつ病の症状を軽減させるというもので、幻聴を伴う精神障害に対しても効果的とされています。
一方、脳深部刺激療法は主にアメリカでうつ病治療の方法として研究が行われていて、脳に電極を挿入して深部に刺激を与えるものです。
2018年現在、日本ではうつ病治療方法として認められていません。

抗うつ剤を通販で購入するメリット

抗うつ剤の入手方法として、心療内科やメンタルクリニックといった医療機関を受診し処方箋を発行してもらった上で処方を受ける方法と、通販を利用した購入を行うという方法があります。
特に通販を利用した際のメリットは、通販でしか購入できない抗うつ剤が入手できる、医療機関での処方や市販薬の購入料金よりも低価格で購入できるといった点です。
通販では、日本では使用されていないものの、海外では一般に流通していて多くの人が利用している抗うつ剤を選び、購入することができます。
日本国内では流通していないジェネリック医薬品が扱われていることにより、先発医薬品よりもコストを抑えて製造されていおり、価格も抑えて購入することができます。

クリニックや病院で処方してもらう場合

医療機関で医師に処方箋を書いてもらい、その処方箋をもとに抗うつ剤を出してもらうという方法があります。
クリニックの近くにある調剤薬局で購入するか、クリニックの窓口で院内処方してもらうか、医療機関によってあり方は様々です。
この方法で手に入るのは、日本で販売が認められているもののみで、一見すると、通販に比べればメリットがないような感じがあるかもしれません。
しかし、一方で医療機関ならではのメリットも考えられます。
最も大きなメリットは、うつ病の専門家が処方してくれるということに尽きます。
特に、初めて抗うつ剤を使用するという場合は、医療機関で処方してもらうことをお薦めします。
抗うつ剤にはさまざまな系統のものがあり、人によってはAという系統の抗うつ剤が体に合わない、Bという系統の抗うつ剤ならスムーズに服用できるというケースがあります。
体に合わないものを服用すると、心身の調子を崩してしまうことが考えられるので注意が必要ですが、医療機関であれば医師がきちんと専門的に処方してくれるので、そのような心配はありません。

市販薬を利用した場合

抗うつ剤は、ドラッグストアなどでは購入することができません。
ただし、うつ病を根本的に治療することはできないものの、そのサポートをする効果があるとされるサプリメントは購入することが可能です。
例えば、SSRIによるセロトニンの増加効果をサポートするビタミンサプリや、セロトニンの材料であるアミノ酸を補うことができるサプリメントなどが販売されています。
そういった市販でも購入できるサプリメントなどを利用するのも一つの方法だと言えます。

通販を利用した場合

通販サイトで購入できるのは、主に海外で流通している抗うつ剤です。
しかし、パッケージが違うだけで成分自体は国内で流通する抗うつ剤と同じものが国内よりもかなり安い価格で販売されており、その商品を選ぶことができます。
ただし、海外で販売されているものを個人輸入という形で購入する方法であるということには留意すべきです。
注文してから手もとに届くまでには数日間(10日間前後)かかるケースがあるので要注意です。

通販でしか購入できない抗うつ剤

海外の製薬メーカーが開発した医薬品の国内での流通には、厚生労働省による認可が行われる必要があります。
どれだけ効果が高くても、価格が安くても、認可がなければ医療機関で処方されることはありません。
しかしそのような薬も、通販サイトを通じて購入することができます。
いわゆる医薬品の個人輸入は、文字通り個人での使用に限って認められています。
海外のものを使用したいという場合は、通販サイトを利用することをお薦めします。

抗うつ剤の服用方法

抗うつ剤の服用方法は、毎日同じ時間に、指定されている量の薬を服用するというのが基本です。
また、1回あたりの服用量は薬の種類によっても異なりますが、多くは1回につき錠剤1錠が基本的な服用量となっています。
体質による薬の増減により、1錠ではなく1錠半や2錠といった服用を行う場合もあるため、服用量の調節は体質や医師の判断に合わせて行ってください。
また、服用の際には水もしくは白湯を用いて服用してください。

クロミプラミンの服用方法

三環系抗うつ薬(TCA)に分類されます。
うつ病の場合、1日50~100mgを初期用量で1~3回に分けて服用してください。
225mgまで増量できますので、225mgを超えない範囲で年齢、症状によって適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(アナフラニール・オブセニル)

参考サイト:医療用医薬品 : アナフラニール

アミトリプチリンの服用方法

三環系抗うつ薬(TCA)に分類されます。
うつ病の場合、1日30~75mgを初期用量で服用し、その後1日150mgまでだんだんと用量を増やして服用してください。
300mgまで増量できますので、300mgを超えない範囲で年齢・症状によって適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(アロー)

参考サイト:医療用医薬品 : アミトリプチリン塩酸塩

イミプラミンの服用方法

三環系抗うつ薬(TCA)に分類されます。
うつ病の場合、1日30~75mgを初期用量で服用し、その後1日200mgまでだんだんと用量を増やして1日数回に分けて服用してください。
300mgまで増量できますので、300mgを超えない範囲で年齢・症状によって適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(トフラニール)

参考サイト:医療用医薬品 : トフラニール

アモキサピンの服用方法

三環系抗うつ薬(TCA)に分類されます。
1日25~75mgを1~数回に分けて服用してください。
効果が不十分であると判断された場合には1日量を150mgまで増量してください。
症状が重度の場合には300mgにまで用量を増量することが可能ですので、300mgを超えない範囲で年齢・症状によって適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(デピロックス)

参考サイト:医療用医薬品 : アモキサン

ノルトリプチリンの服用方法

三環系抗うつ薬(TCA)に分類されます。
成人で1日2~3回10-25mgを服用して下さい。
1日の最大服用量は150mgまでとなりますので、150mgを超えない範囲で年齢・症状によって適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(ノリトレン・ジェネリック)

参考サイト:医療用医薬品 : ノリトレン

パロキセチンの服用方法

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されます。
1日1回夕食後に服用してください。
うつ病・うつ状態の場合、1回10~20mgより開始し、1週ごとに10mg/日ずつ増量しますが、1日40mgを超えない範囲で年齢・症状に合わせ適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(パキシル・パロキセチン)

参考サイト:医療用医薬品 : パキシル

エスシタロプラムの服用方法

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されます。
1日1回夕食後に服用してください。
1日10mgからの服用が推奨されています。 1日の最高用量は20mgまでとされています。
20㎎を超えない範囲で年齢・症状に合わせ適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(レクサプロ、Citoles・エスシタデップ)

参考サイト:医療用医薬品 : レクサプロ

フルオキセチンの服用方法

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されます。
1日1回朝食後に服用してください。
1回20mgより開始し、1日80mgまで増量できますが、80㎎を超えない範囲で年齢・症状に合わせ適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(プロザック・オキセチン・フルニル)

参考サイト:DailyMed - PROZAC WEEKLY- fluoxetine hydrochloride capsule, delayed release

セルトラリンの服用方法

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されます。
1日1回夕食後に服用してください。
1回25mgより開始し、1日100mgまで増量できますが、100㎎を超えない範囲で年齢・症状に合わせ適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(セルティマ)

参考サイト:医療用医薬品 : ジェイゾロフト

デュロキセチンの服用方法

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類されます。
1日1回朝食後に服用してください。
1回20mgより開始し、1日60mgまで増量できますが、60㎎を超えない範囲で年齢・症状に合わせ適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(サインバルタ・デュゼラ)

参考サイト:医療用医薬品 : サインバルタ

ベンラファキシンの服用方法

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類されます。
1日1回食後に服用してください。
1回37.5mgより開始し、1日225mgまで増量できますが、225㎎を超えない範囲で年齢・症状に合わせ適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(イフェクサーXR・ベンラ―XR)

参考サイト:医療用医薬品 : イフェクサー

ミルナシプランの服用方法

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類されます。
1日2~3回に分けて食後に服用してください。
1回25mgより開始し、1日100mgまで増量できますが、100㎎を超えない範囲で年齢・症状に合わせ適宜増減してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(ミルザ)

参考サイト:医療用医薬品 : トレドミン

フルボキサミンマレインの服用方法

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類されます。
1日50mgから服用を開始し、効果が感じられない場合は1日150mgまで増量します。 1日2回に分けて食後に服用して下さい。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(ファベリン・フルボキサミン)

参考サイト:医療用医薬品 : ルボックス

ミルタザピンの服用方法

NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)に分類されます。
就寝前に服用してください。
1日15mgを初期用量として服用し、その後15~30mgを1日1回服用してください。
45mgまで増量できますが、年齢、症状によって適宜増減してください。 増量する場合は1週間以上の間隔をあけて15mgづつ増量してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(レデプラ)

参考サイト:医療用医薬品 : レメロン

トラゾドンの服用方法

SARI(セロトニン遮断再とり込み阻害薬)に分類されます。
1日75~100mgを初期用量として服用し、その後200mgまで増量し1日数回に分けて服用してください。
効果を強めるため決められた用量の倍量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではないのでご注意ください。
効果的に使用するには、成分の血中濃度を一定に保つことが良いとされるので、できるだけ毎日決まった時間に服用してください。
服用量は症状の種類や状況・年齢によって異なるため、 服用する用量や期間は症状に合わせて医師に相談してください。
(トラザロン)

参考サイト:医療用医薬品 : デジレル

抗不安薬の服用

人前に立つと不安になる、これといった理由はないけれど不安になるなど、病的な不安や緊張に悩まされる不安障害の治療薬が、うつ病に対して効果的であるという研究結果があります。
実際、不安障害とうつ病は密接に関わり合う病気であり、抗不安薬として抗うつ剤のSSRIが使用されるケースがあります。
逆に、抗不安薬であるベンゾジアゼピン系の医薬品が抗うつ剤として効果的であるという研究結果も出ているのです。
そのため、抗不安薬をうつ病の治療薬として使用するということも一つの方法となります。
抗うつ剤で効果が得られなかった方や、体質に合わなかった方などは抗不安薬に切り替えて治療することもできます。

抗うつ剤の副作用

医薬品には全て副作用というものが存在します。
それは抗うつ剤も例外ではありません。
薬の本来の目的通り働く効果を主作用といい、本来の目的以外で出てしまう効果を副作用と言います。
一般的に薬に含まれる成分は、1つの症状にのみ作用するわけではなく、望む治療効果以外にも作用してしまう場合が多いです。
服用時の体の体調によって副作用が生じる場合や、成分に対するアレルギー症状が副作用として生じる場合があります。

起こりやすい副作用

・吐き気
・便秘
・下痢
・食欲不振
・口渇
・眠気
・めまい
・ふらつき
・頭痛

これらの症状は、抗うつ剤を服用した際に比較的発症しやすいとされているものです。
多くの場合は軽微なもので、特別な対処をとらずとも時間の経過によって症状は治まっていきます。
吐き気や下痢など消化器系の副作用が気になる場合は、制吐剤(吐き気止め)や制酸剤(胃薬)などを使用することもできます。
症状が治まらない、症状が強くなってしまう、そんな場合は医師の診察を受けることをお薦めします。

特異な副作用

・セロトニン症候群
・性機能障害(ED)

セロトニン症候群は、特にSSRI(選択的セロトニン再取込み阻害薬)の副作用として考えられるもので、神経伝達物質のセロトニンが増えすぎることによって、異常な発汗や激しい頭痛といった身体的な症状のほか、精神錯乱、激しい興奮といった精神的な症状が起こる可能性もあります。
重度の場合、昏睡に至ることもあるので注意が必要です。
次に性機能障害ですが、こちらは主に男性に顕著な症状が現れる副作用です。
具体的な症状としては、勃起障害(ED)や射精障害といったものが挙げられます。
原因としては抗うつ剤の効果によって性機能が抑えられることが関係していると言われています。
バイアグラなどのED治療薬の使用で改善することができます。

抗うつ剤の併用禁忌・注意薬

医薬品を服用する際には、併用禁忌薬と併用注意薬というものが存在します。
併用禁忌薬は抗うつ剤と一緒に服用することで体に重大な影響を与えてしまう可能性のある医薬品です。
抗うつ剤を服用する際には、自分が現在服用中の薬をしっかりと確認する必要があります。
併用注意薬は抗うつ剤と一緒に服用することで体に様々な影響が及ぶ可能性があり注意が必要な医薬品です。
薬の効果を弱めてしまったり、逆に強めてしまう場合があるので、注意してください。

併用禁忌薬

・他の抗うつ剤
服用する抗うつ剤を2種類以上にする(2つ以上併用する)と、神経伝達物質のセロトニン量が劇的に増えることでセロトニン症候群と呼ばれる症状を発症する危険性があります。
精神症状として錯乱や興奮、昏睡、また自律神経系の症状として体温の急激な上昇や異常な発汗、吐き気や下痢などが起こります。

・ピモジド
特にパロキセチンを有効成分とする抗うつ剤(SSRI)の併用禁忌薬として定められており、ピモジドは統合失調症の治療に使用される医薬品ですが、SSRIと併用することで重篤な心臓・血管系の疾患を招く危険性があるとされています。

併用注意薬

・中枢神経抑制剤
興奮を抑える鎮静剤(中枢神経抑制剤)と抗うつ剤との併用は、それぞれの効果を過剰に強める可能性があるとされています。

・降圧剤
血圧を下げる効果があることから高血圧の際に使用される降圧剤は、抗うつ剤との併用によって効果が弱められてしまう可能性があります。

・フェニトイン
抗てんかん薬として使用されているフェニトインは、抗うつ剤と併用することで効果が弱まってしまう可能性があります。

・アルコール
医薬品ではありませんが、抗うつ剤によるうつ病治療を行う際、アルコールは控えるべきといわれています。
抗うつ剤の代謝(分解)は肝臓で行われますが、アルコールがこれを阻害して分解が進まず、効果が強くなりすぎてしまう可能性があります。

服用できない方

・抗うつ剤やその成分で過敏性の既往歴のある方
・MAO阻害剤を服用中の方
・ピモジド、ラメルテオン、チザニジン塩酸塩を服用中の方
・妊娠または妊娠している可能性のある方、現在授乳中の方
・小児

抗うつ剤に関するよくある質問

Q.うつ病は時間の経過で自然に改善していきますか?
A.症状が軽く、しっかり休養をとってリラックスできる環境にあれば、自然治癒する可能性は低くありません。
とはいえ、完全に回復するまでには2年以上かかるといわれており、さらに近年のストレス社会の中ではなかなか休養をとってリラックスするということが簡単ではありません。
また、中程度以上のうつ病の場合は、自然治癒の可能性はあまりないとされています。
医薬品を使用するなど、適切な治療を行う必要があると言えます。

Q.抗うつ剤はどのくらい服用すれば良くなるのですか?
A.抗うつ剤を使用するうつ病の治療に必要な期間は、症状がどれくらい重症化しているのかによって変化します。
軽度なものであれば、抗うつ剤の服用を開始してから1~2ヶ月ほどで治療できる場合もありますが、中度・重度のうつ病を発症している場合には年単位の治療を行わなければならないこともあります。
また、抗うつ剤の効果が現れるまでには1~2週間ほど継続的に服用する必要があります。

Q.抗うつ剤に依存性はありますか?
A.現在、先進国で使用されている抗うつ剤には、基本的に依存性がありません。
過去には依存性のある成分を含んだ医薬品が抗うつ剤として使用されていたこともありますが、今ならその心配はしなくて大丈夫だと言えます。
ただし、用法用量を守らず、自己判断で服用を止めるようなことをすると、禁断症状のようなめまい、イライラを伴う中止後症状が現れることもあります。
くれぐれも、専門家の指導のもとで服用することを心がけてください。

Q.妊娠中の抗うつ剤の服用は可能ですか?
A.妊娠15週目までの間に抗うつ剤を服用すると、胎児の脳や脊髄に影響を及ぼす可能性があるとされていますが、それには確固たる証拠があるわけではありません。
うつ病治療という有益性と、使用による危険性を比較した際、有益性のほうが上回るのであれば服用を行う、もしくは継続させたほうが良いと判断されるようです。
とはいえ、判断ができるのは専門家である医師のため、妊娠しているけれどうつ病の治療をしなければならないというときは、まずは病院へ行くことをお薦めします。

Q.抗うつ剤を服用後、車の運転をしても問題ありませんか?
A.抗うつ剤を服用した場合、副作用として眠気やめまいなどの症状が現れる場合があります。
したがって、車の運転をはじめとする注意が必要な行為は控えるべきです。
法律上、運転禁止とされているわけではありませんが、思わぬ事故を招く危険性があるので要注意です。
車の運転と同じく、集中しなければ事故につながる可能性がある作業、たとえば高所での作業なども控えるべきです。

関連ページ

参考サイト
抗うつ薬 - Wikipedia

うつ病 - Wikipedia

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