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ピル

アフターピル(緊急避妊薬)

低用量ピル

超低用量ピル

避妊具

ピルのオススメセット商品

ピルの特徴

アフターピル(緊急避妊薬) ・性行為後72時間以内に服用
・早く服用すれば避妊効果が高まる
低用量ピル ・毎日同じ時間に1錠を服用
98%の避妊効果
・生理痛、ニキビ、PMSの改善
超低容量ピル ・毎日同じ時間に1錠を服用
・低用量ピルより副作用が少ない
・月経困難症、PMSの改善
避妊具 ・女性側が積極的に避妊できる

ピルについては下記サイトを参照しています
KEGG: Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes

ピルと一緒に買われている商品

ピル(避妊薬の種類)

ピルとは、望まない妊娠や危険な中絶手術から女性を守る経口避妊薬です。
1960年代にアメリカで開発されて以降、時代と共に安全性や効果が確立され、現在では世界で9800万人以上の女性が使用しています。
ピルには様々な種類がありますが、現在、日本で処方されているピルは大きくわけて3種類です。

  • アフターピル:性行為の後72時間以内に服用することで妊娠を防ぐ緊急避妊薬。
  • 低用量ピル:毎日服用することで、99.8%の確率で妊娠を防ぐ、生理痛やPMSの緩和、ニキビ改善効果。
  • 超低用量ピル:月経困難症や子宮内膜症の治療薬として国内では保険適用で唯一処方されているピル。

ここでは、これら3種類のピルについて詳しく解説していきます。

アフターピル(緊急避妊薬)

アフターピルとは、妊娠を望まない性行為の後に服用する緊急避妊薬です。
性行為の後、72時間以内に服用をする必要があり、服用が早ければ早いほど妊娠を防ぐ確立が高くなります。
アフターピルには、「ヤッペ法」と「ノルレボ法」の2種類あり、それぞれ、服用方法や妊娠阻止率、副作用が異なります。

なお、当サイトで扱うアフターピルはヤッペ法に比べ、妊娠阻止率が高く副作用が少ないノルレボ法(ノルレボ錠)です。
アフターピルの服用方法や副作用などの詳細はこちらから確認いただけます。

ノルレボ

ノルレボとは、国内でも処方されているアフターピル(緊急避妊薬)です。
ヤッペ法に比べ、副作用が少なく、妊娠阻止率が高いため、現在多くの方に選ばれる治療薬です。

容量 販売価格 1錠あたり
1箱 3,320円 3,320円
2箱 6,300円 3,150円
3箱 8,920円 2,973円

ナイピル

ナイピルは、インドの製薬会社が開発したノルレボのジェネリック医薬品です。
開発に日本人スタッフが関わっていることから、日本人の体格や体質にあわせて製造されています。
国内では処方されていませんが、日本語表記のパッケージなど、海外医薬品に抵抗がある方でも安心して使用できるのが特徴です。

容量 販売価格 1錠あたり
4錠 2,980円 745円
8錠 5,660円 707円
12錠 8,050円 670円

アイピル

アイピルは、ノルレボのジェネリック医薬品です。
世界的にも知名度が高く、国内でも処方されているため、高い需要がある商品です。

容量 販売価格 1錠あたり
1箱 1,200円 1,200円
3箱 3,510円 1,170円
6箱 6,840円 1,140円

低用量ピル

低用量ピルは、毎日決まった時間に服用することで99.8%の高い避妊効果を得られる経口避妊薬です。

卵胞ホルモン (エストロゲン)と黄体ホルモン (プロゲステロン)の2種類の有効成分が含まれ、避妊以外にも月経困難症やニキビ・肌荒れなどの治療にも用いられます。

低用量ピルは、21錠タイプと28錠タイプが販売されていますが、1日1錠を21日間連続で服用し、7日間の休薬期間で1サイクルとなるのが基本的な服用方法です。

28錠タイプは飲み忘れ防止のため、7錠が休薬期間中に服用する偽薬(プラセボ錠)となっています。

なお、低用量ピルは「世代(黄体ホルモンの種類)」や「相性(配合されているホルモンパターン)」で分類されますが、避妊効果に変わりはありません。

低用量ピルの詳しい服用方法などの詳細はコチラから確認できます。

マーベロン

マーベロンは、国内でも処方されている第3世代1相性の低用量ピルです。
当サイトでは21錠タイプと、飲み忘れ防止の偽薬(プラセボ錠)が入っている28錠タイプを販売しています。
なお、低用量ピルの中でも、ニキビの改善効果が高いのが特徴です。

マーベロン21錠
容量 販売価格 1箱あたり
1箱 1,300円 1,300円
3箱 3,510円 1,170円
6箱 6,240円 1,040円
マーベロン28錠
容量 販売価格 1箱あたり
1箱 1,440円 1,440円
3箱 4,100円 1,366円
6箱 6,970円 1,161円

トリキュラー

トリキュラーは、国内でも処方されている第2世代3相性のピルです。
ホルモンの配合量が3段階に分かれているので、自然なホルモンバランスに近い形で生理周期を安定させられます。
副作用が少ないのがトリキュラーの特徴です。

トリキュラー21錠
容量 販売価格 1箱あたり
1箱 1,800円 1,800円
3箱 3,240円 1,080円
6箱 5,760円 960円
トリキュラー28錠
容量 販売価格 1箱あたり
1箱 1,200円 1,200円
3箱 3,240円 1,080円
6箱 5,760円 960円

ノベロン

ノベロンは、マーベロンのジェネリック医薬品です。
第3世代1相性の低用量ピルで、マーベロンよりも低コストで購入ができるのが特徴です。
なお、当サイトでは21錠タイプを販売しています。

容量 販売価格 1箱あたり
1箱 1,200円 1,200円
3箱 3,300円 1,100円
6箱 6,000円 1,000円

超低用量ピル

超低用量ピルは、低用量ピルよりも卵胞ホルモン (エストロゲン)の配合量が抑えられた「第4世代」と言われる最も新しいピルの種類です。

現在、日本では主に月経困難症や子宮内膜症の治療薬として用いられています。
海外では国によっては避妊薬としても認可されていますが、日本では避妊薬としては処方されていません。

超低用量ピルは、卵胞ホルモンの量が抑えられていることから低用量ピルに比べて、副作用が起こりにくいのが特徴です。

基本的な服用のサイクルは、24日間連続服用後、4日間の休薬期間となります。
超低用量ピルの効果や服用方法などの詳細はコチラから確認できます。

ヤーズ

ヤーズは国内でも処方されている第4世代1相性の超低用量ピルです。
24錠の実薬と4錠の偽薬(プラセボ錠)の28錠タイプが販売されています。
むくみなどの副作用が少なく、月経困難症の緩和、ニキビ・肌荒れの改善などの効果があります。

容量 販売価格 1箱あたり
1箱 2,700円 2,700円
3箱 7,290円 2,430円
6箱 12,960円 2,160円

ヤミニLS

ヤミニLSは、ヤーズのジェネリック医薬品です。
ヤーズと同じく、月経困難症の緩和、ニキビ・肌荒れの改善などの効果があります。
ヤーズよりも低コストで購入できるのが特徴です。

容量 販売価格 1箱あたり
1箱 1,900円 1,900円
3箱 5,130円 1,710円
6箱 9,120円 1,520円

ロエッテ

ロエッテは、卵胞ホルモン (エストロゲン)の配合量が抑えられた超低用量ピルです。
低用量ピルのトリキュラーと同成分を含有しているのが特徴です。
ロエッテは21錠タイプなので、21錠連続服用後、7日間の休薬期間で1サイクルとなります。

容量 販売価格 1箱あたり
1箱 1,980円 1,980円
3箱 5,350円 1,783円
6箱 9,500円 1,583円

アフターピル

アフターピルは、避妊に失敗した後や妊娠を望まない性行為の後に服用することで妊娠を防ぐ緊急避妊薬です。
アフターピルに含まれる女性ホルモンの作用により、排卵を一時的にずらし、受精卵が着床しにくくすることで妊娠を緊急的に回避できると考えられています。

なお、アフターピルには、ヤッペ法とノルレボ法という2種類あります。

ヤッペ法:卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種が配合されたフラバノール錠を使用した緊急避妊法です。
ノルレボ法:レボノルゲストレルという黄体ホルモンを内服する緊急避妊法で、ヤッペ法に比べ、効果や安全面が高いとされています。

以前はヤッペ法が主流でしたが、ノルレボ錠が開発されたことにより、現在ではノルレボ法が主流となっています。

ただし、ヤッペ法もノルレボ法も服用のタイムリミットに変わりはなく、性行為の後、72時間以内に服用しなくてはいけません。
ここでは、ヤッペ法とノルレボ法、それぞれの詳細を解説していきます。

効果

ヤッペ法

ヤッペ法 ノルレボ法
効果 24時間以内の服用:77%
72時間以内の服用:57%
24時間以内の服用:98.2%
72時間以内の服用:85%

ヤッペ法の非妊娠率(避妊に成功する確率)は、1998年に欧米で報告されたデータによると96.8%とされています。
ノルレボ法の非妊娠率(避妊に成功する確率)は、98.9%とされています。
ノルレボ法は、ヤッペ法に比べて、妊娠阻止率が高いのが特徴です。

服用方法

ヤッペ法 ノルレボ法
服用方法 性行為後、72時間以内に2錠服用し、さらにその12時間後に2錠服用 性行為後、72時間以内に1錠服用

副作用

ヤッペ法 ノルレボ法
副作用 ・悪心(吐き気)・嘔吐・頭痛・乳房の張り・不正子宮出血・倦怠感・傾眠・下腹部等の胃腸障害など
中でも、悪心(吐き気)の発現率は50.5%と服用した半数以上の方に現れています。
また、嘔吐の発現率も18.8%と高いのが特徴です。
・悪心(吐き気)・嘔吐・頭痛・乳房の張り・不正子宮出血・倦怠感・傾眠・下腹部等の胃腸障害など
ヤッペ法と主な副作用は変りませんが、悪心(吐き気)の発現率は23.1%とヤッペ法に比べて少ないのが特徴です。
また、嘔吐も5.6%と発言率は低くなっています。
なお、国内での統計データでは、悪心9.2%、嘔吐0%前後と報告されています。

低用量ピル

低用量ピルとは、卵胞ホルモン (エストロゲン)と黄体ホルモン (プロゲステロン)の2種類の有効成分が含まれた経口避妊薬です。
毎日、正しく服用することで99.8%の避妊効果が期待できることから、海外では最もポピュラーな避妊方法の1つとして知られています。
なお、低用量ピルは、「世代」と「相性」で分類されます。

  • 世代:第1世代~第4世代
  • 相性:1相性~3相性

世代とは、黄体ホルモンの開発時期による分類で、低用量ピルは第1~3世代となります。
相性とは、配合されるホルモンパターンによる分類で、ホルモンパターンが全て同じなら1相性、3段階に分かれていたら3相性となります。
現在、1~3相性ありますが、国内で処方される低用量ピルは1相性と3相性です。
低用量ピルは、避妊効果の他にも女性にとってうれしい効果が得られるのが特徴です。

効果

低用量ピルは、正しく服用をすることで99.8%の避妊効果があります。
しかし、それ以外にも生理痛・月経困難症の改善やニキビの改善などの効果もあるのが特徴です。
まずは、避妊効果から見ていきましょう。

避妊効果

低用量ピルは、毎日正しく服用することで99.8%の避妊効果が期待できます。
この高い避妊率は、低用量ピルの有効成分である「卵胞ホルモン (エストロゲン)」と「黄体ホルモン (プロゲステロン)」が関係します。

これらのホルモンは通常、女性の卵巣で作られる女性ホルモンです。
体外から女性ホルモンを取り入れることで、脳がすでに必要なホルモンが分泌されているものと判断して卵巣にホルモンの分泌を促す指令を出さなくなります。

このように女性ホルモンの分泌をコントロールすることで以下の3つの作用を生み、妊娠を防ぎます。

  • 排卵を抑える
  • 子宮内膜の増殖を抑制して受精卵の着床を防ぐ
  • 頸管粘液を変化させ、精子の進入を阻止する

低用量ピルによる避妊効果は服用後8日目以降で得られます。
なお、低用量ピルを長期間服用していたとしても、服用をやめれば1か月ほどで排卵が行われるため、妊娠をすることが可能になります。

生理痛・月経困難症の改善

月経困難症とは、日常生活に支障をきたすほどのひどい生理痛のことです。
主な症状としては、腹痛や腰痛、吐き気、下腹部の痛み、貧血などがあげられます。

これらの症状の原因は、子宮内膜に多く存在する子宮の収縮を促す発痛物質「プロスタグランジン」です。
低用量ピルには、プロスタグランジンを抑制する働きがあるため、生理痛・月経困難症の症状を緩和できます。

また、子宮内膜を薄く保つ作用もあることから、月経量が減り、生理痛・月経困難症の軽減につながると考えられています。

ニキビの改善

ニキビの原因の1つに考えられるのがホルモンバランスの乱れです。
中でも男性ホルモンが活発になることで過剰な皮脂が分泌され、毛穴に詰まることでニキビができてしまいます。

そこで、女性ホルモンを含む低用量ピルを服用することで、女性ホルモンを増やし、男性ホルモンの作用を減少させることでニキビを改善します。

また、低用量ピルに含まれるエストロゲン(卵胞ホルモン)は、皮脂分泌を抑えて肌の調子を保つ作用があるのが特徴です。
エストロゲンの量が増えることで、皮脂の分泌が穏やかになり、ニキビになりづらい肌に導きます。

生理日をずらせる

大事なイベントと生理が重なってほしくないと考える方は多いと思います。
そのような場合に役立つのが低用量ピルです。
低用量ピルは、服用方法を変化させることで生理日を移動させることができるのです。
この方法を「月経移動」と呼び、現在では多くのアスリートが取り入れていることで知られています。

服用方法

ここでは低用量ピルの服用方法を紹介していきます。
低用量ピルは、21錠タイプと28錠タイプの2種類ありますが、まずは共通のルールです。

  • はじめて服用する場合は、生理の初日から開始する
  • 毎日同じ時間帯に服用する
  • 28日間で1サイクル
  • 1サイクル終えた翌日(29日目)から新しいシートを服用する

それでは、次に21錠タイプと28錠タイプの基本的な服用方法を説明します。

21錠タイプ
  • 1日1錠を21日間連続して服用する
  • 21錠を服用した後、7日間の薬を服用しない休薬期間を入れる
28錠タイプ
  • 1日1錠、21日間連続で服用する
  • 22日目からは偽薬(プラセボ錠)を7日間服用する

飲み忘れた場合

低用量ピルは、毎日服用することで高い避妊効果を得られます。
しかし、飲み忘れてしまう場合もあるかと思いますのでここで対処方法を紹介します。

・1錠飲み忘れた場合

飲み忘れに気付いた時点で1錠をすぐに服用して、その後、普段通りの時間にも服用してください。
気付いた時間がいつも服用している時間だった場合は、2錠まとめて服用します。
なお、その日は合計で2錠服用することになります。

・2錠飲み忘れた場合

気付いた時点で2錠まとめて服用して、その後はいつも服用している時間に服用してください。
ただし、2日分の飲み忘れは、妊娠の可能性が高くなるため、7日間連続の服用が終わるまでは他の避妊方法を取るようにしましょう。

・3錠飲み忘れた場合

最初のサイクルに戻って1からやり直す必要があります。
一旦、服用を中止して、次の生理が来るのを待ち、新しいシートで服用を再開しましょう。
なお、新しいシートで7日間連続の服用が終わるまでは他の避妊方法を取るようにしましょう。

・偽薬を飲み忘れた場合

偽薬には有効成分が含まれていないので、気にせずに7日間の休薬期間後に新しいシートを飲みはじめましょう。

生理をずらしたい時の飲み方

生理日をずらしたい時の飲み方は、低用量ピルを服用している方と服用していない方で異なります。
それぞれの服用方法を紹介していきます。

低用量ピルを服用中の方 ・生理日を早める方法

服用を中断して2~3日ほどで生理が来るので、生理が来てほしい日の3日前に休薬しましょう。

・生理日を遅らせる方法

21日分を服用後も休薬期間を設けずに生理を避けたい日まで新しいシートの服用を続けてください。
その後、休薬をすると2~3日程度で生理がきます。

低用量ピルを服用していない方 ・生理日を早める方法

生理がはじまった1日目に低用量ピルの服用を開始して、生理が来てほしい3日前まで服用を続けてください。
その後、休薬をすると2~3日程度で生理がきます。

・生理を遅らせる方法

生理予定日の5日前に低用量ピルの服用を開始して、生理を避けたい日まで服用を継続してください。
低用量ピルを服用することで妊娠中と同じようなホルモン状態にすることで生理を遅らせます。
なお、服用を止めると生理が2~3日程度で生理がきますが、遅らせることができるのは10日程度です。

生理日をずらしたい場合は、マーベロンなどのホルモン配合量が一定な1相性の低用量ピルが適しています。

副作用

低用量ピルの主な副作用は以下の通りです。

  • 不正出血
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 腹痛
  • むくみ
  • 乳房の痛み

など

服用をはじめて数日間は妊娠に似た症状が起こる可能性があります。
なお、上記の副作用は、体が慣れるまでの一時的なもので、大抵の場合は、2~3ヶ月でほとんど症状がなくなります。
ただし、あまりにも辛い場合は、医療機関で相談をしましょう。

血栓症

低用量ピルの重篤な副作用として血栓症があります。
血栓症とは、血管内に血栓ができてしまい、血流を封鎖してしまう病気です。
ただし、発症率は非常に低く、1万人あたり、3~9人(非服用者の場合1~5人)とされています。
血栓症には以下のような症状があらわれるのが特徴です。

血栓症の初期症状
  • ふくらはぎの痛み・むくみ・手足のしびれ
  • 鋭い胸の痛み、突然の息切れ
  • 胸部の押しつぶされるような痛み
  • 激しい頭痛、めまい、失神
  • 視覚・言語障害(目のかすみ、舌のもつれ)
血栓症の危険が高まる状態
  • 体を動かせない状態
  • 顕著な血圧上昇がみられた場合など

血栓症は最悪の場合、命に危険が及ぶ病気です。
万が一、低用量ピルを服用して上記のような症状があらわれた場合は、すぐに服用を中止して、お近くの医療機関で診察を受けましょう。

服用できない方

以下に該当する方は、低用量ピルを使用できません。

  • 低用量ピルや女性ホルモン剤でアレルギー等の症状が出る方
  • 35歳以上でタバコを1日15本以上喫煙する方
  • 高血圧、高脂血症、静脈血栓症、糖尿病またはその可能性のある方
  • 妊娠中や授乳中の方、または妊娠の可能性のある方
  • 片頭痛や我慢できない頭痛があってコントロール不良の方
  • 血栓症の方、過去に血栓症と診断された方
  • 40歳以上の方
  • 心臓病、不整脈の方
  • 乳腺疾患の方
  • 重篤な肝障害がある方

など

上記に該当しない場合でも、持病がある場合や服用している薬がある場合は、低用量ピルの服用前に医師に相談してから使用しましょう。

超低用量ピル

超低用量ピルとは、「第4世代のピル」と呼ばれる最も新しいピルの種類です。
低用量ピルの卵胞ホルモン(エストロゲン)含有量が0.03~0.04mgなのに対し、超低用量ピルは0.02mgとなっています。
そのため、低用量ピルよりも、体への負担や副作用が軽減されているのが特徴です。
日本では避妊薬としてではなく、月経困難症や子宮内膜症の治療薬として超低用量ピルは用いられています。
それでは、続いて効果を見ていきましょう。

効果

避妊効果

超低用量ピルは、排卵や子宮内膜の肥厚を抑制するため、正しい服用を継続することで避妊効果が期待できます。
実際、世界で見ると超低用量ピルを避妊薬として認可している国もありますが、現状としては避妊薬として用いることはあまりオススメできません。
なぜなら、現在、日本では卵胞ホルモン(エストロゲン)の含有量が少ないことから、超低用量ピルを避妊薬として認可していないからです。

そのため、確かな避妊効果を求める場合は、低用量ピルを使用しましょう。

生理痛・月経困難症の改善

現在、日本では月経困難症の治療薬として超低用量ピルが保険適用内で処方されています。
超低用量ピルは、以下の作用により、生理痛や月経困難症を緩和させます。

  • 子宮内膜の肥厚の抑制
  • 痛みの原因物質プロスタグランジンの抑制

これらの作用により、生理痛・月経困難症の症状を緩和・軽減すると考えられています。

なお、ピルは「避妊の薬」というイメージが強いのですが、日本では避妊薬としては保険が適用されません。

唯一、ピルの中で保険適用となるのは、月経困難症や子宮内膜症の治療薬として超低用量ピルが処方される場合のみです。

服用方法

超低用量ピルは、24錠を連続服用することで効果を得られます。
服用方法は以下の通りです。

  • 1日1錠を決まった時間に24日間連続で服用
  • 24錠を服用後、4日間の薬を服用しない休薬期間を入れる

この28日間で1サイクルとなるので、1サイクル終えた翌日(29日目)から新しいシートを服用しましょう。 はじめて服用する場合や服用を再開する場合は、生理初日から服用してください。

副作用

超低用量ピルの主な副作用は以下の通りです。

  • 不正出血
  • 吐き気
  • 頭痛
  • めまい

など

これらは、体が慣れるまでの一時的なもので、大抵の場合は、2~3ヶ月で症状が出なくなります。
ただし、あまりにも辛い場合は、医療機関で相談をしましょう。

血栓症

発症率は極めて低いのですが、超低用量ピルの重い副作用として血栓症があげられます。
血栓症とは、血管内に血栓ができてしまい、血流を封鎖してしまう病気で医療機関での早急な対応が必要となります。
血栓症には以下のような症状があらわれるのが特徴です。

血栓症の初期症状
  • ふくらはぎの痛み・むくみ・手足のしびれ
  • 鋭い胸の痛み、突然の息切れ
  • 胸部の押しつぶされるような痛み
  • 激しい頭痛、めまい、失神、
  • 視覚・言語障害(目のかすみ、舌のもつれ)
血栓症の危険が高まる状態
  • 体を動かせない状態
  • 顕著な血圧上昇がみられた場合など

万が一、超低用量ピルを服用して上記のような症状があらわれた場合は、すぐに服用を中止して、お近くの医療機関で診察を受けましょう。

服用できない方

以下に該当する方は、超低用量ピルを使用できません。

  • 超低用量ピルや女性ホルモン剤でアレルギー等の症状が出る方
  • 35歳以上でタバコを1日15本以上喫煙する方
  • 高血圧、高脂血症、静脈血栓症、糖尿病またはその可能性のある方
  • 妊娠中や授乳中の方、または妊娠の可能性のある方
  • 片頭痛や我慢できない頭痛があってコントロール不良の方
  • 血栓症の方、過去に血栓症と診断された方
  • 40歳以上の方
  • 心臓病、不整脈の方
  • 乳腺疾患の方
  • 重篤な肝障害がある方

など

上記に該当しない場合でも、持病がある場合や服用している薬がある場合は、超低用量ピルの服用前に医師に相談してから使用しましょう。

ピルの購入方法

病院

ピルは、医師の診断の上、発行する処方箋に基づき調剤薬局で購入できます。
メリットとしては以下の2点があげられます。

  • 医師と相談できる
  • 問題がなければすぐに処方してもらえる

続いてデメリットを見てみましょう

  • 費用と手間がかかる
  • アフターピルの処方は1回分のみ

はじめて服用する場合や服用している薬や持病がある場合は医師と相談できることは大きなメリットです。
ただし、避妊目的でのピルの処方は、保険適用外のため、医療機関によってかかる費用は様々ですが、どうしても負担が大きくなってしまいます。

アフターピルの場合で考えてみましょう。
アフターピルを処方してもらう場合1錠につき、おおよそ7,000円~15.000円程度必要です。
万が一の時の緊急避妊薬であるアフターピルは72時間以内に服用する必要があり、早ければ早いほど妊娠を防ぐ確率が高くなります。

しかし、病院で処方してもらうには診察を受けなくてはいけませんし、もしも、週末などで休診だった場合は、処方してもらうこともできません。

このように考えると、アフターピルは事前の準備が大切ですが、残念ながら病院で処方してもらえるのは1回分のみで事前に処方してもらえません。

これは、病院で処方してもらう場合の大きなデメリットとなってしまいます。
ただし、今すぐにアフターピルが必要な場合は、現状では、病院で処方してもらう以外に方法はありません。

通販

ピルは、海外通販サイトで購入できます。
病院でピルを処方してもらう場合と同様で通販にもメリット・デメリットがあります。
まずは、メリットから見ていきましょう。

  • 費用が抑えられる
  • 手間がかからない
  • 事前に準備ができる

ピルを病院で処方してもらう場合、ピル以外での出費(診察代や検査料、交通費など)がかかります。
通販では、治療薬(ピル)代のみしかかからず、さらに、海外製のジェネリックなどのラインナップも充実していることから低コストでピルを購入できます。
また、アフターピルに関しては、万が一の時のために準備できることも大きなメリットと言えるでしょう。

続いてデメリットを見てみましょう。

  • 即日入手できない
  • 個人輸入となるため自己責任となる

通販でピルを購入する場合、注文から到着まで時間がかかるため、すぐに必要な緊急時には向いていません。
また、海外通販で購入する医薬品については個人輸入となるため、全て自己責任のもと購入・使用する必要があります。

例えば、悪質サイトで偽物を買ってしまった場合なども自己責任となってしまいます。
なお、当サイトにおいては100%メーカー正規品を取り扱っているので偽物が届くことはありません。
これらのデメリットを考えると、はじめてピルを服用する場合や、他に服用している薬がある、健康上の問題がある場合などは最初、病院で処方してもらう方がいいでしょう。

ただし、病院で処方してもらい、体に合うピルが見つかり継続して使用する場合は低コストで購入できる通販が向いています。

薬局では購入できない

ピルは処方箋医薬品のため、薬局やAmazon、楽天といった国内の通販では購入できません。
一方、海外に目を向けると欧米などの先進国では、薬局で風邪薬などのようにピルが販売されています。
避妊法2019のデータでは、フランス33.1%、イギリス26.1%、カナダ28.1%、アメリカ13.7%の内服率とされています。
これに対して日本でのピルの内服率はわずか2.9%と明らかに低いのが現状です。

日本は、世界の中でもピル後進国として知られています。
理由としては、日本でピルが認可されたのは1999年と先進国の中で最も遅かったことがあげられます。
また、ピルの適切な情報(効果や利便性)以上に、副作用が強調された情報が多く取り上げられていたことも理由の1つです。

そして最後に、海外に比べて日本のピルの入手難易度が高いことが原因だと考えられています。
ピルは、今や世界でもっともポピュラーな避妊方法の1つです。
また、望まない妊娠や危険な中絶手術などから女性を守るという意味でも重要な役割を果たしていることも忘れてはいけません。

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