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糖尿・高血糖

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糖尿・高血糖の種類

・グルコバイ
錠剤タイプの糖尿・高血糖の医薬品です。
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糖分の吸収を抑えるサプリメントです。

糖尿・高血糖について

糖尿・高血糖の有効成分 アカルボース、ピオグリタゾン、ナテグリニドなど
糖尿・高血糖の適応症 糖尿病、高血糖
糖尿・高血糖の主な副作用 めまい、頭痛、そう痒感など
糖尿・高血糖の飲み方 各商品ページを参考にして下さい
糖尿・高血糖と一緒に飲めない薬 β遮断剤、サリチル酸剤、MAO阻害薬など

糖尿・高血糖と一緒に買われている商品

糖尿病の目次

糖尿病とは?

糖尿病は血糖値やヘモグロビンAc1の値が一定の基準値を超えた状態を指す疾患です。
血糖値は、生命活動を維持させ続け、体を活動させるために必要不可欠な栄養素の1つである糖質が血液中にどれくらい存在しているのかを表すものです。
血液中に存在する糖質は、少なすぎても体に対して悪影響を与えますが、多すぎても体に大きな負担をかけ、さまざまな疾患を引き起こします。
その1つが糖尿病です。
糖尿病の直接原因は血糖値の上昇となっていますが、その血糖値の上昇を引き起こす原因が複数存在しています。
最も多いのは、良くない生活習慣。飲酒、喫煙などいわゆる悪癖が病気の原因となります。
また、ほかにも遺伝子異常、疾患治療に用いる医薬品の副作用、また女性の場合は妊娠をきっかけに血糖値が上昇するケースもあります。
糖尿病を発症すると、口の異常な乾きやそれに伴う水分の多飲、また多尿といった症状が現れるようになります。
また、こむら返り、血管障害や腎障害など、糖尿病合併症と呼ばれる複数の症状を引き起こすことがあります。
さらに症状が重症化していき、重度の糖尿病となってしまうと、糖尿病性昏睡と呼ばれる意識が混濁する症状を引き起こすこともあります。
糖尿病はかつて、一度発症すると完治させる事ができない症状と言われていました。
しかし、長い時間をかけた研究により、糖尿病を発症してから一定期間のうちに適切な治療を受け、改善を行うことによって、大幅に改善させ、健康体に近い状態を維持できるようになることが判明しています。

糖尿病の種類

糖尿病は、主に4種類に分けることができます。
まず1つ目は1型糖尿病です。
1型糖尿病は、体内でインスリンを製造する膵臓のβ細胞と呼ばれる細胞が破壊されてしまうことによって発症する糖尿病です。
1型糖尿病を発症すると、体内でインスリンが正常に生成されなくなってしまうため、体外からインスリンを注射することになります。

次に2つ目が2型糖尿病です。
2型糖尿病はインスリンの分泌量が少ない、もしくはインスリンの活動力が弱いといった理由によって発症する糖尿病です。
日本人の成人糖尿病患者の9割以上がこれに該当します。
自覚症状がないため、発症に気がつくまでに時間がかかってしまうという特徴があるほか、食生活やライフスタイルが欧米化した現在は発症率が急上昇していると言われています。

3つ目は、医療業界で特定の原因によるその他の型の糖尿病と呼ばれる糖尿病です。
このケースは、膵臓のβ細胞の機能やインスリンの作用に関係する遺伝子に異常がある、内分泌系疾患を発症するといった特定の要素が原因となって発症するものです。

4つ目は、妊娠糖尿病。
妊娠によって血糖値が上昇し、糖尿病の症状が現れます。

1型糖尿病

1型糖尿病は、自己免疫疾患などが原因となることによって発症する糖尿病で、膵臓に存在するβ細胞が破壊されることによって発症します。
β細胞は、血糖値を低下させる働きのあるインスリンを分泌する働きがある細胞です。
したがって、β細胞が何かしらの要因によって破壊されてしまうと、体内でインスリンが分泌されなくなる、もしくは分泌量が極端に減少してしまいます。
それに伴い、体内で本来であれば分解されるはずの血糖が分解されなくなってしまい、血液中の血糖値が上昇し、糖尿病性昏睡や糖尿病性腎症といった合併症を引き起こすようになります。
1型糖尿病は根治法が解明されておらず、インスリン注射による対症療法を行うことしか現在対処法がありません。
また、1型糖尿病は小児や若年層で発症者数が多いという特徴があります。

2型糖尿病

2型糖尿病は、膵臓で分泌されるインスリンの量や働きが原因となって発症するタイプの糖尿病です。
インスリンが膵臓で分泌されると、血液中の糖質を分解します。
しかしインスリンの分泌量が少ない、インスリンの活動力が弱い、もしくは分泌量が少なく活動力も弱い場合、血液中の糖質が正常に分解されず、血糖値が上昇した状態となります。
2型糖尿病は1型糖尿病と比べて自覚症状が現れにくく、健康診断などで偶然発覚するケースが多い傾向にあります。
かつては発症者の多くが健康診断を受ける社会人、その中でも特に中高年に発症者が多いと言われてきました。
しかし現在では、未成年者の患者数も増加傾向にあると言われています。

妊娠糖尿病

妊娠糖尿病は、妊娠中に分泌量が増加する女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンの働きによって血糖値が上昇して発症する糖尿病です。
妊娠糖尿病は出産後、体内のホルモンバランスが正常な値に戻ることによって自然に改善していきます。
しかし、妊娠糖尿病を発症した状態でさらに血糖量が上昇してしまうと、出産後も症状が残ってしまう場合もあります。
この場合の糖尿病は2型糖尿病です。
妊娠糖尿病を発症すると、胎児の先天異常のリスク増加、早産や羊水過多、妊娠高血圧症候群を引き起こしやすくなります。
また、それ以外にも胎児が巨大児と呼ばれる体の大きな子どもになりやすくなります。
そのため、出産時に難産となってしまう、帝王切開による出産が選択肢となる場合があります。

糖尿病の症状

糖尿病を発症した際に現れる症状としては、以下のような症状があります。

・疲労感
・空腹感や喉の渇きの悪化
・急激な体重減少

これらの症状のうち、急激な体重減少以外は1型糖尿病と2型糖尿病で共通する症状であり、体重減少は1型糖尿病の特徴的な症状です。
本来、血液中の糖質はインスリンのサポートによってエネルギーに変換されます。
具体的には、インスリンは血液中から糖分を吸収して内臓細胞に分配するという働きをします。
しかしインスリンの量が減少してしまうと、糖質が血管中に残り、脂肪や筋肉といった体にもとからあるタンパク質がエネルギーとして使用され始めます。
その結果、急激な体重の減少が発生するのです。
また、2型の場合は皮膚の乾燥、手足の痛みや感覚の低下、感染症への感染率上昇、頻尿、目のかすみなどさまざまな症状が特徴として挙げられます。

糖尿病の原因

糖尿病の原因は、タイプごとに異なります。
1型糖尿病は、インスリン分泌に必要なβ細胞が何かしらの理由によって破壊されるもしくは、遺伝的な要因で発症リスクが高いこの2つの要素によって発症すると言われています。
一方、2型糖尿病は肥満、飲酒、喫煙、運動不足、遺伝、高血圧、ストレスといった生活習慣に起因する要素が原因となり、発症リスクが上昇します。
したがって、2型は食事のメニューや日々の運動に気をつけ、ストレスをためない規則正しい生活を心がけることである程度は予防することが可能です。
最後に妊娠糖尿病ですが、これは妊娠によって発生するエストロゲンやプロゲステロンの分泌量増加が原因となる症状です。
エストロゲンとプロゲステロンの分泌は妊娠によって発生する自然現象であるため、分泌を抑えるなどといったことはできません。
食生活の改善を心がけ、糖尿病になりにくい体を作ることが大切であると言えます。

糖尿病の治療法

糖尿病の治療方法は、タイプによって治療方法が異なります。
まず1型糖尿病ですが、1型は細胞の破壊によって発症するため、根治が不可能と言われています。
したがって、1型を発症した際には注射によるインスリンを補給する対症療法を行うことになります。
一方、2型は食事制限や運動療法により、血糖値を低下させていくことで症状を改善させます。
さらに、症状の改善具合によって、経口血糖降下剤やインスリン注射を行うことにより、体内の血糖値を正常な値に戻していきます。
これらの治療方法は症状の進行度合いによって行う期間が異なり、場合によっては2型であっても一生涯インスリン注射を行わなければならないことがあります。
しかし発症後一定期間内で体重を減少させ、血糖値の値を正常なものにすることができれば、インスリンの分泌機能が再活動を始めるので発症前の状態に戻ることが可能であるという研究結果もあります。

食事療法

糖尿病治療の基本となるのが食事療法です。
毎日の食事で塩分や糖質、カロリーを制限することによって血糖値が過剰に上昇するのを防ぎ、糖尿病の進行予防や改善を行うという治療方法です。
一方、食事療法を行う際には炭水化物、タンパク質、脂質、ミネラルといった体に必要な栄養素をバランスよく、そして規則正しく摂取するのが大切です。
栄養のバランスが崩れるような極端に高脂質、高タンパク、高炭水化物なものでなければ、1日のエネルギー量の目安を守ったうえで食事に取り入れることができます。
食事療法を始めて好きなモノを食べられない、食べられる量が少ないといった点で苛つきを感じてしまう人も多くいますが、長く続ければ徐々に辛さを感じることなく、食事を楽しみながら毎日の生活を送れるようになります。

運動療法

糖尿病治療を行う際、食事療法と並んで基本となるのが運動療法です。
運動は肥満の解消、インスリン分泌量の向上につながります。
肥満や運動不足といった要素が原因となって発症する2型糖尿病を改善する際に非常に効果的です。
運動には有酸素運動と無酸素運動がありますが、糖尿病の解消には有酸素運動が効果的です。
必要な運動量は体重などによっても異なりますが、30分ほどの歩行運動を1日2回、週に3日以上行うのが良いと言われています。
1日1万歩が目安です。
ただし、運動療法は誤った方法で行ってしまうと、体に大きな負荷をかけてしまう場合もあります。
自分の体格や筋肉量にあった適切な運動をゆっくりと始めていくことをお薦めします。

薬物療法

糖尿病の改善や治療を行う際には、治療薬を使用した薬物療法を行うことがあります。
薬物療法の際に用いる医薬品は、糖尿病のタイプによって異なります。
1型糖尿病は体内で生成されるインスリン量が極端に少なくなるため、インスリン注射によって治療を行います。
一方、2型糖尿病の場合には食事と運動を行っても改善が見られない場合、経口血糖降下薬やインスリン注射などを使用します。
経口血糖降下薬には、インスリンの分泌を促す効果があるものや、肝臓で糖が生成されるのを抑制するもの、食事によって血糖値が上昇するのを抑えるものなどさまざまです。

糖尿病の治療薬

糖尿病の治療薬として挙げられるのは、主に経口血糖降下薬、GLP-1受容体作動薬の2種類です。
いずれも2型糖尿病の治療に使用されます。
経口血糖降下薬は、文字通り血中の糖質を減少させて血糖値を下げる働きがある医薬品です。
一方、GLP-1受容体作動薬は、GLP-1というインスリン分泌を促し、ホルモンの働きをサポートする働きがあります。
食事によって取り込まれた糖質を体外へ排出させる、もしくはインスリンの働きによって糖質を分解させることによって、血糖値を低下させていき、高血糖な状態を解消することができます。

経口血糖降下剤

経口血糖降下薬は、血糖値を下げる働きがある経口薬(内服薬)です。
その効果は様々なものがあります。
大きく分けると、3つになり、インスリンの分泌を促すもの、インスリンの働きを良くするもの、糖の吸収と排泄を調節するものといったものです。
また、その中でも成分によって作用機序は異なります。
自分の糖尿病のタイプと治療薬を確認してから使用することをお薦めします。

GLP-1受容体作動薬

GLP-1受容体作動薬は、別名インクレチン製剤と呼ばれる医薬品で、血糖値を下げるためにインスリンの分泌を促す効果があります。
具体的には、膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞でインスリンの分泌を促すホルモンGLP-1を増やす働きを持っています。
下部小腸にあるL細胞から生産されている、インクレチンの一つとされているGLP-1の受容体に働くことで、インスリンの分泌を促し、増強する効果があります。
膵臓のβ細胞を狙撃し、インスリンを放出させ、α細胞からのグルカゴンの分泌を抑えます。
GLP-1がインクレチンというカテゴリーに含まれていることから、GLP-1受容体作動薬は別名インクレチン製剤と呼ばれています。

高血糖とは?

高血糖は、糖尿病と密接な関わりを持つ症状のこと。体内に取り入れた糖質が、エネルギーにもならず、排出もされずに血液中に残ってしまうことを指します。
高血糖になると血液がドロドロになり、糖尿病を発症するリスクが跳ね上がります。
血液中の糖質は放置していると体内のタンパク質と結合して硬化し、血流を滞らせたり、血管を内側から傷つけたり、動脈硬化を招いたりします。
血流が悪化することで心臓や脳にも悪影響を及ぼします。
具体的には、心臓や脳周辺の血管が詰まることで心筋梗塞、脳梗塞のような病気に発展するケースもあります。
そもそも血流が悪化するということは、血液に乗って運ばれるはずの栄養素が体内に行きわたらなくなることを意味します。
結果的に免疫力が著しく低下して、外から入ってくる細菌やウィルスへの抵抗力(免疫力)が劇的に下がります。
ちょっと歯磨きをサボっていると歯周病になったり、ちょっとしたケガなどがもとで皮膚炎を発症したりと、全身がもろくなっていきます。
内臓系の病気としては、腎臓病のリスクが高まることもポイントです。
重篤化して腎臓の機能が不全状態になる腎不全に陥り、人工透析が必要になるケースもあります。
また、食後にのみ血糖値が高まる食後血糖という状態になるケースもあるので、普段は血糖値は正常といわれている人も安心はできません。
運動不足や暴飲暴食がやがては高血糖につながるとされているので、普段の生活には十分に注意する必要があります。

高血糖の症状

高血糖の状態が慢性化する高血糖症の代表的な症状として知られているのは、専門用語では大食症、煩渇多飲、多尿症と呼ばれるものです。
大食症は食べても食べても満腹感が得られないというもので、肥満一直線の症状です。
一方、煩渇多飲は飲んでも飲んでも喉の渇きが癒されないというもので、これとも関係しますが多尿症は1日に出す尿の量が劇的に増えてしまうというものです。
普通なら800~1,600ml程度のところ、3,000ml以上の尿が1日に出るという状態になります。
3,000mlといえば3リットル、1.5リットルペットボトル2本分を毎日出さなければならなくなると考えると、その深刻さがよりわかると思います。
また、すでに書いたように栄養素が体内を巡らなくなることから免疫力が下がり、さまざまな感染症にかかりやすくなったり、ケガが治りにくくなったりします。

高血糖の原因

高血糖になる原因は、特に菓子やジュースの暴飲暴食、ストレス、肥満など生活習慣に根差すものが一般的ですが、一方で遺伝的な体質によって高血糖になりやすいこともあります。
また、狭心症の治療薬であるβブロッカーや気管支喘息の発作を抑えるアドレナリン、また向精神薬のアンフェタミンといった医薬品が高血糖を引き起こすケースもあります。
もっとも、アンフェタミンは日本では覚せい剤に指定されているので、これが原因になることは考えられませんが。
上記のような薬剤性の高血糖のほか、糖尿病と関わり合っているもの、生理的反応としての高血糖、急性疾患と併発する形で発症する高血糖症など、さまざまな原因が考えられます。

糖尿病

高血糖症の中でも、特に慢性高血糖症は糖尿病が原因となって発症する高血糖症です。
血液中のブドウ糖(グルコース)を吸収してエネルギー源(グリコーゲン)に変換するのをサポートするインスリンが何らかの理由で減少している状態でさまざまな症状を引き起こすのが糖尿病ですが、その結果、血管内の血液はブドウ糖をたっぷり含んだままの状態になります。
その結果、高血糖と呼ばれる状態になるわけです。
このような原因で発症した高血糖症は、放置しておくと、糖尿病性神経障害、神経が冒されてめまいやしびれなどに悩まされる病気や、糖尿病性網膜症、眼球を覆う網膜が異常をきたし、最悪の場合は失明する病気、糖尿病性腎症、腎臓の糸球体が著しく減少して透析が必要になる場合もある病気などに発展するケースがあります。

薬剤性

βブロッカーやアドレナリンをはじめ、さまざまな医薬品によって症状が現れるようになることがあります。高血糖を引き起こす医薬品は、主に体内のインスリン分泌量を低下させる働きがある医薬品です。
たとえば、アドレナリンは体内で分泌されるインスリンの働きを阻害する性質があります。
結果的にインスリン分泌量が減少すると、食事によって吸収された糖質が体内で正常に分解されなくなります。血液中に糖質が多量に存在する状態となり、血糖値が上昇し、高血糖症を発症します。
また、アンフェタミンなどの覚せい剤を使用した場合も同様に高血糖症を発症しますが、一方でアンフェタミンは慢性的に使用することで血糖値の異常低下を招く低血糖症を引き起こすことでも知られています。

急性疾患との併発

急激に体調が悪化して、最悪の場合は生命活動が停止してしまう脳卒中、心筋梗塞といった急性疾患は、高血糖と少なからず関係があると判明しています。
脳卒中や心筋梗塞の発作を起こした人の中に、高血糖と診断される人の数が非常に多いことが分かっています。
普段から糖尿病の心配はないと言われている人が、脳卒中で倒れたあとで検査してみると絶望的な高血糖であった、そのようなケースも見られます。
また、高血糖であることは、脳卒中や心筋梗塞が起きた際に生命の危機にまで発展する確率を高めると言われています。

生理的反

人間の身体は感染症や炎症の症状が発生すると、高血糖の状態になりやすくなります。
感染症や炎症によって感じたストレスが原因となり、ストレスホルモンのカテコールアミンが分泌されます。
このカテコールアミンは体内のグルコースの濃度を上昇させる働きがあるため、一時的に血糖値が上昇します。
とはいえ、グルコース濃度の上昇は一律ではなく人によって異なるため、血糖値の値も一様ではありません。

高血糖の治療法

高血糖の治療は、何が原因かによって変わります。
基本的には、糖尿病やある種の医薬品の投与など、何かに付帯して起こるものであるため、まずは何が高血糖を引き起こしているのか確かめる必要があります。
そのうえで、たとえば糖尿病が高血糖を引き起こしている場合は糖尿病を治療するということがそのまま高血糖治療につながります。
アドレナリンをはじめとする医薬品による高血糖は、薬を変えたり使用を中止することで治療の第一歩を踏み出すことができます。
また、急激に血糖値が上がって著しい体調不良に陥る急性高血糖は、インスリン注射を行うことによって治療できる場合があります。

高血糖の合併症

慢性的な高血糖症は、糖尿病をはじめとするさまざまな合併症を引きおこすことがあります。
いずれも、血液中に多量の糖質が残ることで起こる病気で、いずれも身体機能を著しく損なう病気です。
たとえば、腎臓や眼球に障害をもたらすことがあります。
腎臓は体内の不要物を余計な水分と一緒に尿として排出するために働いている器官ですが、高血糖の状態を長らく放置しているとその機能は急激に低下します。
最終的には、機械を使って腎臓の代わりに不要物を定期的に取り除く人工透析を行わなければならない状況へと追い込まれることがあります。
また、眼球に現れるのは糖尿病性網膜症というもので、眼球を覆う網膜が損なわれて最終的には失明の危険性がある病気です。
一方で、一時的な高血糖症は基本的に上記のような病気につながることはないと言えます。

脂質異常症

高血糖の症状が現れる方の多くが合併する症状に、脂質異常症があります。
血液中の中性脂肪やコレステロール値が高い症状を指し、その状態が続くと動脈硬化や心筋梗塞になる恐れがあるとされる症状です。
高血糖と診断される、もしくは高血糖を治療している方は合わせて脂質異常症の疑いもある可能性があります。
脂質異常症も改善が十分に可能な症状です。
血糖コントロールと合わせて、治療薬の使用、脂質やコレステロールを抑える食事、適度な運動などが効果があるとされます。

糖尿・高血糖の薬を通販で購入するメリット

糖尿病や高血糖の症状を改善する際に用いる医薬品は、医療機関で処方を受けるという方法だけでなく、通販での購入も可能です。
通販を利用した購入の場合、いくつかのメリットが考えられます。
まずは、入手できる治療薬の種類の多さです。
医療機関で処方される治療薬は、日本国内で販売や処方の認可が下りている製品であり、未承認薬と呼ばれる許可が出ていないものは入手できません。
しかし、通販を利用した場合には日本国内では入手できない物を取り寄せることが可能です。
次に考えられるのは、価格の安さです。
通販を利用した場合、医療機関を受診して処方してもらうよりも安く治療薬を入手できるため、治療に必要な費用を抑えることができます。
また、通販サイト(個人輸入代行サイト)は24時間いつでも注文できるという点もポイントです。
クリニックで薬を手に入れるには平日昼間、週末の午前中に病院に行く必要がありますが、通販なら都合が良いときにいつでも購入手続きを取ることができます。

クリニックや病院で処方してもらう場合

医療機関で糖尿病や高血糖症の治療薬を処方してもらうメリットは、診察を受けた後に適切な治療を受けられるという点です。
糖尿病や高血糖症は、投薬治療だけでなく、食事療法や運動療法で治療することも可能です。
医療機関を受診した場合、医師や專門のスタッフによる指導を受けた上で投薬以外の治療方法を実行に移せるようになるため、より効率的な治療が可能になります。
初診時は検査などで時間がかかりますが、再診時からは簡単な問診と検査によって処方が受けられるようになるため、時間を短縮できます。
また、費用は検査内容や受診する医療機関などによっても異なりますが、平均すると月額6,000円ほどで薬を入手できるというのが一般的です。

通販サイトを利用した場合

通販サイトで治療薬を購入する場合、短時間で、そして少ない負担で治療薬の購入ができるというメリットがあります。
治療薬の購入に必要な額は医療機関であれば6,000円/月となっていますが、通販サイトの場合、負担額をそれ以下に下げることもできます。
ただし、注文してから手もとに届くまでには日数がかかるという点は覚えておく必要があります。

通販でしか購入できない糖尿・高血糖の薬

通販サイト(個人輸入代行サイト)で購入できる糖尿病や高血糖の治療薬は、基本的に海外で製造・販売されている製品です。
海外の医薬品メーカーによるもので、日本の病院・クリニックでは処方されていないものも少なくありません。
また、先発薬と同じ有効成分を含有しつつも安く販売されているジェネリック医薬品を購入できるというのも見逃せないポイントと言えます。
安い分、治療にかかる費用を抑えることができます。

糖尿・高血糖の薬の服用方法

医薬品には、それぞれ決められた用法用量があります。これに従って使用することがまずは大切です。
糖尿病や高血糖の治療薬には経口血糖降下薬、GLP-1受容体作動薬といった種類の薬がありますが、いずれも服用(使用)方法を事前に確認しください。
特に通販で購入する場合には、医師に前もって服用方法を聞くことができるわけではないので、自分で調べ、きちんと押さえておく必要があります。
基本的には、経口血糖降下薬は文字通り経口薬で、錠剤タイプの薬が一般的です。
1日に何錠飲むべきなのか、いつ飲むべきなのかといったことについて、事前に確認してください。
また、GLP-1受容体作動薬は注射器を使って薬液を体内に浸透させる外用薬です。
用法用量はもちろんですが、注射器の使い方などについてもあらかじめ押さえておく必要があります。

メトホルミン

成人には1日500mgを開始用量として、2~3回に分けて食直前または食後に服用してください。
維持量は、経過を観察しながら決めてください。
通常1日750mg~1500mgとなります。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。
1日の最大服用量は2250mgとなるため、2250mgを超えないでください。
メトホルミンを使用する場合には、食事療法・運動療法のみの場合または、食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用した場合の治療で、十分に効果が得られなかった場合に限って使用してください。

<警告>
重篤な乳酸アシドーシスを起こすことがあるため、乳酸アシドーシスを起こしやすい方は使用しないでください。
腎機能障害または肝機能障害のある方、高齢者が使用する場合には、定期的に腎機能や肝機能を確認するなどして、慎重に使用してください。

参考サイト:医療用医薬品 : メトグルコ

ピオグリタゾン

・食事療法、運動療法のみの場合および、運動療法に加えてスルホニルウレア剤またはα-グルコシダーゼ阻害剤もしくはビグアナイド系薬剤を使用する場合
成人には1日1回、1回15mg~30mgを朝食前または朝食後に服用してください。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。
1日の最大服用量は45mgとなるため、45mgを超えないでください。

・食事療法、運動療法に加えてインスリン製剤を使用する場合
成人には1日1回、1回15mgを朝食前または朝食後に服用してください。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。
1日の最大服用量は30mgとなるため、30mgを超えないでください。

女性の場合、浮腫が比較的多く報告されているため、女性が使用する場合には浮腫の発現に注意し、1日1回、1回15mgから服用してください。
1回30mgから45mgに増量した場合に浮腫が発現した例が多く報告されているため、浮腫の発現に注意してください。
インスリンとの併用時において、浮腫が多く報告されているため、1日1回、1回15mgから服用してください。
本剤を増量する場合は、浮腫および心不全の症状、徴候を観察しながら慎重に使用してください。

参考サイト:医療用医薬品 : アクトス

グリベンクラミド

1日量として1.25mg~2.5mgを服用してください。
1回服用の場合には朝食前または朝食後に服用してください。
2回服用の場合には朝、夕それぞれ食前または食後に服用してください。
必要に応じて服用量を増量し、維持量を決めてください。
1日の最大服用量は10mgとなるため、10mgを超えないでください。

<警告>
重篤かつ遷延性の低血糖を起こすことがあるため、服用方法、服用量は特に注意してください。

参考サイト:医療用医薬品 : オイグルコン

アカルボース

成人には1日3回、1回100mgを食直前に服用してください。
1回50mgから服用を開始し、忍容性を確認した上で1回100mgに増量することも可能です。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。

参考サイト:医療用医薬品 : グルコバイ

シタグリプチン

成人には1日1回、1回50mgを服用してください。
十分に効果が得られなかった場合には、経過の観察を行いながら、1回100mgまで増量することが可能です。
腎機能障害がある方の場合には服用量に注意してください。
中等度の場合には、1日1回、1回25mgを通常服用量としてください。
1日の最大服用量は50mgとなるため、50mgを超えないでください。
重度、末期腎不全の場合には、1日1回、1回12.5mgを通常服用量としてください。
1日の最大服用量は25mgとなるため、25mgを超えないでください。

参考サイト:医療用医薬品 : ジャヌビア

グリメピリド

1日0.5mg~1mgを1~2回から開始し、朝または朝、夕の直前または直後に服用してください。
通常維持量は1日1mg~4mgです。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。
1日の最大服用量は6mgとなるため、6mgを超えないでください。

<警告>
重篤かつ遷延性の低血糖を起こすことがあるため、服用方法、服用量は特に注意してください。

参考サイト:医療用医薬品 : アマリール

ビルダグリプチン

通常、1日2回、1回1錠を朝と昼の食後に服用してください。
血中濃度を一定に保つため、毎日同一の時間に服用してください。

<警告>
重篤な乳酸アシドーシスを起こすことがあるため、乳酸アシドーシスを起こしやすい方は使用しないでください。
腎機能障害または肝機能障害のある方、高齢者が使用する場合には、定期的に腎機能や肝機能を確認するなどして、慎重に使用してください。

参考サイト:医療用医薬品 : エクメット

ナテグリニド

成人には1日3回、1回90mgを毎食直前に服用してください。
十分な効果が得られなかった場合には、経過を観察しながら1回量を120mgまで増量することが可能です。

参考サイト:医療用医薬品 : スターシス

サキサグリプチン

成人には、1日1回、1回5mgを服用してください。 また、状態に応じて1日1回、1回2.5mgを服用することも可能です。

参考サイト:医療用医薬品 : オングリザ

リナグリプチン

成人は、1日1回、1回5mgを服用してください。

参考サイト:医療用医薬品 : トラゼンタ

GLP-1受容体作動薬受容体作動薬

GLP-1受容体作動薬は、専用の注入器を使用して指定された量の薬液を皮下注射します。
1日に1回注射するものもあれば、週に1回使用するものもあるため、使用時には使用頻度の確認を忘れずに行う必要があります。
また、皮下注射を行う際に使用する注入器はシリンジやペン型の注入器、オートインジェクターなど複数のタイプがあり、使用方法や使用後の処分方法が異なっています。
使用時には各製品の使用方法を確認し、使用後は正しい方法での処分を行うようにしてください。

糖尿・高血糖の薬の副作用

医薬品には全て副作用というものが存在します。
それは糖尿・高血糖の薬も例外ではありません。
薬の本来の目的通り働く効果を主作用といい、本来の目的以外で出てしまう効果を副作用と言います。
一般的に薬に含まれる成分は、1つの症状にのみ作用するわけではなく、望む治療効果以外にも作用してしまう場合が多いです。
服用時の体の体調によって副作用が生じる場合や、成分に対するアレルギー症状が副作用として生じる場合があります。

メトホルミン

・下痢
・悪心
・食欲不振
・腹痛
・消化不良
・嘔吐
・肝機能異常
・乳酸上昇

重篤な副作用
・乳酸アシドーシス
・低血糖
・肝機能障害、黄疸
・横紋筋融解症

ピオグリタゾン

・LDHおよびCKの上昇
・貧血
・血小板減少
・血圧上昇
・心胸比増大
・動悸
・発疹
・悪心
・嘔吐
・めまい
・頭痛

重篤な副作用
・心不全
・浮腫
・AST、ALT、AL-Pなどの著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸
・低血糖症状
・横紋筋融解症
・間質性肺炎
・胃潰瘍

グリベンクラミド

・AST、ALTの上昇
・発疹
・白血球減少
・下痢
・胃部不快感
・便秘う
・悪心
・光線過敏症
・めまい
・アルコール耐性低下
・脱毛

重篤な副作用
・低血糖
・無顆粒球症、溶血性貧血
・肺炎、肝機能障害、黄疸

アカルボース

・腹部膨張
・鼓腸
・放屁増加
・排便回数増加
・下痢
・腹痛
・嘔吐
・発疹
・頭痛
・めまい

重篤な副作用
・低血糖
・腸閉塞
・肝機能障害、黄疸
・重篤な肝硬変例での意識障害を伴う高アンモニア血症

シタグリプチン

・浮腫性めまい
・感覚鈍麻
・回転性めまい
・鼻咽頭塩
・腹部不快感
・腹痛
・悪心
・下痢
・胃ホリープ
・肝機能異常
・発疹

重篤な副作用
・アナフィラキシー反応
・皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎
・低血糖
・肝機能障害、黄疸
・急性腎障害
・急性膵炎
・間質性肺炎
・腸閉塞
・横紋筋融解症
・血小板減少
・類天疱瘡

グリメピリド

・便秘
・腹部膨張感
・腹痛
・そう痒感
・頭痛
・浮腫
・脱毛
・一過性視力障害

重篤な副作用
・低血糖
・汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少
・肝機能障害、黄疸
・再生不良性貧血

ビルダグリプチン

・めまい
・ふらつき
・便秘
・アミラーゼ増加
・下痢
・悪心
・頭痛
・腹痛
・動悸

重篤な副作用
・乳酸アシドーシス
・肝炎、肝機能障害、黄疸
・血管浮腫
・低血糖
・横紋筋融解症
・急性膵炎
・腸閉塞
・間質性肺炎
・類天疱瘡

ナテグリニド

・乳酸上昇
・ピルビン酸上昇
・尿酸上昇
・腹部膨満感
・胃もたれ感
・便秘
・下痢
・肝機能異常
・腎機能障害
・貧血
・頭痛
・めまい

重篤な副作用
・低血糖
・肝機能障害、黄疸
・心筋梗塞
・突然死

サキサグリプチン

・めまい
・便秘
・下痢
・腹部不快感
・胃炎
・肝機能異常
・発疹
・湿疹
・そう痒

重篤な副作用
・低血糖
・急性膵炎
・過敏症反応
・腸閉塞
・類天疱瘡

リナグリプチン

・浮動性めまい
・鼻咽頭塩
・腹部膨満
・便秘
・鼓腸
・胃腸胃炎
・浮腫
・体重増加

重篤な副作用
・低血糖症
・腸閉塞
・肝機能障害
・類天疱瘡
・間質性肺炎
・急性膵炎

注意点

糖尿病や高血糖症の治療薬で現れる副作用のうち、まれに起こる低血糖の症状が見られる場合は要注意です。
血液中の糖質が急激に減少してしまうもので、激しい倦怠感に襲われて朦朧状態になります。
発症した際にはすみやかに血糖値をあげるために糖分を摂取する必要があります。
しかし車の運転中など、すぐに対応ができない場合にはそのまま意識を失い、大きな事故に繋がる場合もあります。
そのため、糖尿病や高血糖症の治療薬を服用する際には低血糖症に気をつけると同時に、車の運転など集中力を要する作業はできるだけ控えることをお薦めします。

糖尿・高血糖の薬の併用禁忌・注意薬

医薬品を服用する際には、併用禁忌薬と併用注意薬というものが存在します。
併用禁忌薬は糖尿・高血糖の薬と一緒に服用することで体に重大な影響を与えてしまう可能性のある医薬品です。
糖尿・高血糖の薬を服用する際には、自分が現在服用中の薬をしっかりと確認する必要があります。
併用注意薬は糖尿・高血糖の薬と一緒に服用することで体に様々な影響が及ぶ可能性があり注意が必要な医薬品です。
薬の効果を弱めてしまったり、逆に強めてしまう場合があるので、注意してください。

メトホルミン

併用注意
・ヨード造影剤、腎毒性の強い抗生物質
腎機能が低下し、本剤の排泄が低下すると考えられ、併用により乳酸アシドーシスを起こる恐れがあります。

・利尿作用を有する薬剤
利尿作用を有する薬剤により、体液量が減少し脱水症状になり、乳酸アシドーシスを起こす恐れがあります。

・糖尿病用薬
併用により血糖降下作用が増強され、低血糖が起こす恐れがあります。

・たん白同化ホルモン剤
併用により低血糖が起こる恐れがあります。

・サリチル酸剤
サリチル酸剤の血糖降下作用が考えられ、併用により低血糖が起こる恐れがあります。

・モノアミン酸化酵素阻害剤
モノアミン酸化酵素阻害剤によるインスリン分泌が促さえれ、糖新生抑制が考えられ、併用により低血糖が起こる恐れがあります。

・アドレナリン
アドレナリンによる末梢での糖利用を抑え、肝での糖新生を促し、インスリン分泌を抑えると考えられ、併用により血糖降下作用が減弱する恐れがあります。

・副腎皮質ホルモン
副腎皮質ホルモンによる肝での糖新生が促されると考えられ、併用により血糖降下作用が減弱する恐れがあります。

・甲状腺ホルモン
甲状腺ホルモンは糖代謝全般に働き、血糖値を変動させると考えられ、併用により血糖降下作用が減弱する恐れがあります。

・卵胞ホルモン
卵胞ホルモンには耐糖能を変化させ、血糖を上昇させる効果が認められており、併用により血糖降下作用が減弱する恐れがあります。

・利尿剤
利尿剤によるカリウム喪失によりインスリン分泌の低下が考えられ、併用により血糖降下作用が減弱する恐れがあります。

・ピラジナミド
併用により血糖降下作用が減弱する恐れがあります。

・イソニアジド
イソニアジドによる炭水化物代謝阻害が考えられ、併用により血糖降下作用が減弱する恐れがあります。

・ニコチン酸
ニコチン酸による血糖の上昇が考えられ、併用により血糖降下作用が減弱する恐れがあります。

・フェノチアジン系薬剤
フェノチアジン系薬剤によるインスリン分泌を抑え、副腎からのアドレナリン遊離が考えられ、併用により血糖降下作用が減弱する恐れがあります。

・シメチジン
これらの薬剤の腎層での有機カチオン輸送系阻害により、本剤の排泄が阻害されると考えられ、本剤の血中濃度が上昇し、効果が増強する恐れがあります。

ピオグリタゾン

併用注意
・糖尿病用薬
糖尿病用薬と併用した際に低血糖症状が生じる恐れがあります。

・糖尿病用薬およびその血糖降下作用を増強する薬剤、糖尿病用薬およびその血糖降下作用を減弱する薬剤
本剤のインスリン抵抗性改善作用に影響が出る恐れがあります。

・リファンピシンなどのCYP2C8を誘導する薬剤
リファンピシンと併用するとピオグリタゾンのAUCが54%低下するという報告があります。

グリベンクラミド

併用禁忌
・ボセンタン水和物
本剤およびボセンタン水和物は胆汁酸塩の排泄を阻害し、肝細胞内に胆汁酸塩の蓄積をもたらし、本剤との併用により、肺酵素値上昇の発現率が増加したとの報告があります。

併用注意 ・インスリン製剤 血中インスリンが増大し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・ビグアナイド系薬剤
肝臓での糖新生抑制、腸管でのブドウ糖吸収抑制が起こり、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・チアゾリジン系薬剤
インスリンの効果が増強し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・α-グルコシダーゼ阻害剤
糖吸収が抑えられ、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・DDP-4阻害薬
インスリン分泌が促され、グルカゴン濃度が低下し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・GLP-1受容体作動薬
インスリン分泌が促され、グルカゴン分泌が抑えられ、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・SGLT12阻害剤
尿中へのブドウ糖排泄が促され、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・プロベネシド
腎排泄が抑えられ、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・クマリン系薬剤
肝代謝が抑えられ、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・サリチル酸剤
血中たんぱくとの結合を抑え、サリチル酸剤の血糖降下作用が起こり、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・プロピオン酸系消炎剤、アリール酢酸系消炎剤、オキシカム系消炎剤
血中たんぱくとの結合を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・β-遮断剤
糖新生を抑え、アドレナリンによる低血糖からの回復、低血糖に対する交感神経症状を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・モノアミン酸化酵素阻害剤
インスリン分泌を促し、糖新生を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・クラリスロマイシン、シプロフロキサシン、レボフロキサシン水和物
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・サルファ剤、フィブラート系薬剤
血中たんぱくとの結合を抑え、肝代謝、腎排泄を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・クロラムフェニコール
肝代謝を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・テトラサイクリン系抗生物質
インスリン感受性を促し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・アゾール系抗真菌剤
肝代謝、血中たんぱくの結合を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・シベンゾリンコハク酸塩、ジソピラミド、ピルメノール塩酸塩水和物
インスリン分泌が促され、、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・アドレナリン
末端でのブドウ糖の取り込みを抑え、肝臓での糖新生を促し、血糖降下作用の減弱による高血糖症状が起こる恐れがあります。

・副腎皮質ホルモン製剤
肝臓での糖新生を促し、末梢組織でのインスリン感受性が低下し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・甲状腺ホルモン製剤
腸管でのブドウ糖吸収、グルカゴンの分泌を促し、カテコラミンの効果を増強し、肝臓での糖新生を促し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・卵胞ホルモン製剤、ピラジナミド、ブセレリン酢酸塩
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・利尿剤 インスリンの分泌が抑えられ、末梢組織でのインスリン感受性が低下し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・イソニアジド
糖質代謝の障害による、血中ブドウ糖濃度上昇および糖耐性障害が起こり、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・リファンピシン
肝代謝を促し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・ニコチン酸
肝臓でのブドウ糖の同化を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・フェノチアジン系薬剤
インスリンの遊離を抑え、副腎からのアドレナリン遊離が起こり、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・フェニトイン
インスリンの分泌を阻害し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

アカルボース

併用注意
・スルホニルウレア系薬剤
糖尿病用薬の血糖降下作用に本剤の糖質吸収遅延作用が加わり、低血糖が生じる恐れがあります。

・糖尿病用薬とその血糖降下作用を増強する薬剤
他の糖尿病用薬の血糖降下作用が増強されるところに、本剤の糖質吸収遅延作用が加わり、影響を起こす恐れがあります。

・糖尿病用薬とその血糖降下作用を減弱する薬剤
他の糖尿病用薬の血糖降下作用が減弱されるところに、本剤の糖質吸収遅延作用が加わり、影響を起こす恐れがあります。

・ジゴキシン
本剤との併用によりジゴキシンの血中濃度が低下する恐れがあります。

・ラクツロース、ラクチトール水和物
本剤の効果により末梢化の他に二糖類とともに下部消化管へと移行し、腸内細菌によって分解を受けることから、併用により腸内ガスなどが更に増加し、消化器系の副作用が増強される恐れがあります。

・炭水化物消化酵素製剤
本剤はα-アミラーゼ活性の阻害作用を有し、一方、炭水化物消化酵素製剤はα-アミラーゼ活性を有しているため、両剤の薬効に影響をおよぼす恐れがあります。

シタグリプチン

併用注意
・糖尿病用薬
本剤の血糖コントロール改善により低血糖が生じる恐れがあります。

・ジゴキシン
本剤との併用によりジゴキシンの血漿中濃度がわずかに増加したとの報告があります。

・血糖降下作用を増強する薬剤
併用により血糖降下作用の増強により血糖が低下する恐れがあります。

・血糖降下作用を減弱する薬剤
併用により血糖降下作用の減弱により血糖が上昇する恐れがあります。

グリメピリド

併用注意
・インスリン製剤
血中インスリンが増大し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・ビグアナイド系薬剤、メトホルミン塩酸塩、ブホルミン塩酸塩
肝臓での糖新生、腸管でのブドウ糖吸収を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・チアゾリジン系薬剤
インスリンの効果が増強され、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・α-グルコシダーゼ阻害剤
糖吸収を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・DPP-4阻害剤
インスリンの分泌を促し、グルカゴン濃度が低下し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・GLP-1受容体作動薬
インスリンの分泌、グルカゴンの分泌が促され、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・SGLT2阻害剤
尿中へのブドウ糖排泄が促され、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・プロベネシド
腎排泄を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・クマリン系薬剤
肝代謝を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・サリチル酸剤
血中たんぱくとの結合を抑え、サリチル酸剤の血糖降下作用が起こり、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・プロピオン酸系消炎剤、アリール酢酸系消炎剤、オキシカム系消炎剤
血中たんぱくとの結合を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・β-遮断剤
糖新生を抑え、アドレナリンによる低血糖からの回復、低血糖に対する交感神経症状を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・モノアミン酸化酵素阻害剤
インスリン分泌を促し、糖新生を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・クラリスロマイシン、シプロフロキサシン、レボフロキサシン水和物
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・サルファ剤、フィブラート系薬剤
血中たんぱくとの結合を抑え、肝代謝、腎排泄を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・クロラムフェニコール
肝代謝を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・テトラサイクリン系抗生物質
インスリン感受性を促し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・アゾール系抗真菌剤
肝代謝、血中たんぱくの結合を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・シベンゾリンコハク酸塩、ジソピラミド、ピルメノール塩酸塩水和物
インスリン分泌が促され、、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・アドレナリン
末端でのブドウ糖の取り込みを抑え、肝臓での糖新生を促し、血糖降下作用の減弱による高血糖症状が起こる恐れがあります。

・副腎皮質ホルモン製剤
肝臓での糖新生を促し、末梢組織でのインスリン感受性が低下し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・甲状腺ホルモン製剤
腸管でのブドウ糖吸収、グルカゴンの分泌を促し、カテコールアミンの効果を増強し、肝臓での糖新生を促し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・卵胞ホルモン製剤、ピラジナミド、ブセレリン酢酸塩
血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・利尿剤
インスリンの分泌が抑えられ、末梢組織でのインスリン感受性が低下し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・イソニアジド
糖質代謝の障害による、血中ブドウ糖濃度上昇および糖耐性障害が起こり、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・リファンピシン
肝代謝を促し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・ニコチン酸
肝臓でのブドウ糖の同化を抑え、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・フェノチアジン系薬剤
インスリンの遊離を抑え、副腎からのアドレナリン遊離が起こり、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

・フェニトイン
インスリンの分泌を阻害し、血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こる恐れがあります。

ビルダグリプチン

併用注意
・ヨード造影剤、腎毒性の強い抗生物質
腎機能が低下し、メトホルミンの排泄が低下すると考えられ、併用により乳酸アシドーシスを起こる恐れがあります。

・利尿作用を有する薬剤
利尿作用を有する薬剤により、体液量が減少し脱水症状になり、乳酸アシドーシスを起こす恐れがあります。

・糖尿病用薬、血糖降下作用を増強する薬剤
併用により血糖降下作用が増強され、低血糖が起こす恐れがあります。

・たん白同化ホルモン剤
併用により低血糖が起こる恐れがあります。

・血糖降下作用を減弱する薬剤、アドレナリン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、卵胞ホルモン、利尿剤、ニコチン酸、フェノチアジン系薬剤
血糖降下作用の減弱により、血糖値が上昇してコントロール不良になる恐れがあります。

・ピラジナミド
血糖値が上昇してコントロール不良になる恐れがあります。

・イソニアジド
イソニアジドによる炭水化物代謝阻害が考えられ、併用により血糖値が上昇してコントロール不良になる恐れがあります。

・シメチジン
これらの薬剤の腎層での有機カチオン輸送系阻害により、メトホルミンの排泄が阻害されると考えられ、メトホルミンの血中濃度が上昇し、効果が増強する恐れがあります。

・アンジオテンシン変換酵素阻害剤
ビルダグリプチンとアンジオテンシン変換酵素阻害剤を併用している方は、併用していない方に比べて血管浮腫の発現頻度が高かったとの報告があります。

ナテグリニド

併用注意
・インスリン製剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害剤
作用機序が異なる薬理作用の相加効果による血糖降下作用の増強により、低血糖症状が起こる恐れがあります。

・アルドース還元酵素阻害剤
本剤の血漿中濃度が最大で1.5倍い上昇し、低血糖症状が起こる恐れがあります。

・ピラゾロン系消炎剤、スルピリン水和物、フィブラート系薬剤、サルファ剤
血中たんぱくとの結合を抑え、腎排泄、肝代謝を抑えることにより、低血糖症状が起こる恐れがあります。

・サリチル酸製剤
血中たんぱくとの結合を抑え、サリチル酸製剤の血糖降下作用により、低血糖症状が起こる恐れがあります。

・ミコナゾール、フルコナゾール、ホスフルコナゾール
血中たんぱくとの結合を抑え、肝代謝を抑えることにより、低血糖症状が起こる恐れがあります。

・プロベネシド
腎排泄を抑え、低血糖症状が起こる恐れがあります。

・クマリン系薬剤、クロラムフェニコール
肝代謝を抑え、低血糖症状が起こる恐れがあります。

・β-遮断剤
肝における糖新生を抑え、末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下し、低血糖症状が起こる恐れがあります。

・たんぱく同化ホルモン剤
たんぱく同化ホルモン剤が糖尿病の方にのみ起こる血糖降下作用に加えて代謝を抑え、排泄遅延説があり、低血糖症状が起こる恐れがあります。

・アドレナリン
末梢でのグルコースの取り込みを抑え、肝での糖新生を促しケット売を上昇させ、コントロール不良になる恐れがあります。

・副腎皮質ホルモン
肝での糖新生を促し、末梢組織でのインスリン感受性低下により、血糖値が上昇してコントロール不良になる恐れがあります。

・ニコチン酸
肝でのブドウ糖同化を抑え、血糖値が上昇してコントロール不良になる恐れがあります。

・卵胞ホルモン、ピラジナミド
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になる恐れがあります。

・イソニアジド
糖質代謝の障害による血糖値上昇および耐糖能異常により、血糖値が上昇してコントロール不良になる恐れがあります。

・フェノチアジン系薬剤
インスリン遊離を抑え、副腎からのアドレナリン遊離により、血糖値が上昇してコントロール不良になる恐れがあります。

・利尿剤
血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下により、血糖値が上昇してコントロール不良になる恐れがあります。

・フェニトイン
インスリン分泌を直接抑え、血糖値が上昇してコントロール不良になる恐れがあります。

・甲状腺ホルモン、乾燥甲状腺
血糖コントロール条件が変わる恐れがあります。

サキサグリプチン

併用注意
・糖尿病用薬
血糖降下作用が増強し、併用により低血糖症状が起こる恐れがあります。

・血糖降下作用を増強する薬剤
併用により、血糖降下作用が増強し、更に血糖が低下する恐れがあります。

・血糖降下作用を減弱する薬剤
血糖降下作用が減弱し、血糖値が上昇する恐れがあります。

・CPY3A4/5阻害剤
CPY3A4/5に対する阻害効果により、本剤の代謝が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する恐れがあります。

リナグリプチン

併用注意
・糖尿病用薬
糖尿病用薬との併用時には、補陰剤の血糖コントロール改善により、低血糖のリスクが増加する恐れがあります。

・血糖降下作用を増強する薬剤
併用により血糖降下作用の増強により血糖が低下する恐れがあります。

・血糖降下作用を減弱する薬剤
併用により、血糖降下作用の減弱により血糖が上昇する恐れがあります。

糖尿・高血糖の薬を服用できない方

メトホルミン

・本剤の成分またはビグアナイド系薬剤に対して過敏症の既往歴のある方
・乳酸アシドーシスの既往歴のある方
・中等度以上の腎機能障害の方
・透析を行っている方
・重度の肝機能障害の方
・ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓等心血管系、肺機能に高度の障害のあるおよび、その他の低酸素血症をともないやすい状態の方
・過度のアルコール摂取者
・脱水症、脱水症状が懸念される下痢、嘔吐などの胃腸障害のある方
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
・栄養不良状態、飢死状態、衰弱状態、脳下垂体機能不全または腎機能不全の方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性ののある方

ピオグリタゾン

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・心不全の方および心不全の既往歴のある方
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
・重篤な肝機能障害、腎機能障害のある方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性ののある方

グリベンクラミド

・本剤の成分またはスルホンアミド系薬剤に対して過敏症の既往歴のある方
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、インスリン依存型糖尿病の方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
・下痢、嘔吐などの胃腸障害のある方
・ボセンタン水和物を投与中の方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

アカルボース

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡の方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

シタグリプチン

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方

グリメピリド

・本剤の成分またはスルホンアミド系薬剤に対して過敏症の既往歴のある方
・重篤な肝または腎機能障害のある方
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、インスリン依存型糖尿病の方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
・下痢、嘔吐などの胃腸障害のある方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

ビルダグリプチン

・本剤の成分またはビグアナイド系薬剤に対して過敏症の既往歴のある方
・乳酸アシドーシスの既往歴のある方
・中等度以上の腎機能障害の方
・透析を行っている方
・重度の肝機能障害の方
・ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓等心血管系、肺機能に高度の障害のあるおよび、その他の低酸素血症をともないやすい状態の方
・過度のアルコール摂取者
・脱水症、脱水症状が懸念される下痢、嘔吐などの胃腸障害のある方
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
・栄養不良状態、飢死状態、衰弱状態、脳下垂体機能不全または腎機能不全の方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性ののある方

ナテグリニド

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
・透析を必要とするような重篤な腎機能障害のある方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

サキサグリプチン

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

リナグリプチン

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷がある方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

糖尿・高血糖の薬に関するよくある質問

Q.糖尿・高血糖の薬の通販は違法?
A.違法行為ではありません。
海外の医薬品を通販(個人輸入)で入手することは、個人使用の範囲内であれば可能です。
ただし、個人使用を目的としない購入はできないので注意してください。

Q.糖尿病や高血糖の薬を病院へ行かずに入手する方法はありますか?
A.通販の購入が可能です。
日本国内で販売されている糖尿病や高血糖の治療薬は、医師の処方箋がなければ購入できませんが、通販で扱っている海外製の医薬品は処方箋なしで購入することができます。
自宅でパソコンやスマホを使って注文し、自宅で受け取ることができます。

Q.糖尿病は治療薬を服用し続ければ治りますか?
A.糖尿病は、基本的には一生付き合っていくべき病気といえます。
食事療法や運動療法、また適切な医薬品を使った薬物療法は、基本的には続けていかなければならないものとされています。
小康状態になったとしても油断することなく、病気の存在を忘れることなく向き合っていくことが必要です。

Q.高血糖の症状は糖尿病の治療薬を飲めば治りますか?
A.糖尿病が原因となって発症しているのであれば、改善されます。
しかし、高血糖の症状は糖尿病だけが原因となり発症するのではなく、医薬品が原因となって発症する物もあれば、身体的ストレスによってもたらされる場合もあります。
糖尿病以外の原因があるときは、それぞれの原因に即した治療方法を選択する必要があります。

Q.治療薬は糖尿病が治るまで飲み続けなければいけないのですか?
A.基本的には一生使用し続ける必要があります。
糖尿病は血糖値が上昇することによって発症する症状であり、治療の際には様々な療法によって発症を抑える対症療法を行うことになります。
一度服薬を開始したあとは、症状を抑えるために、長期にわたって治療薬の服用や食事療法などを行うことになります。

関連ページ

参考サイト

糖尿病 - Wikipedia

高血糖症 - Wikipedia

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