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ノルゲスチメートの効果・副作用・禁忌

ノルゲスチメートの目次


ノルゲスチメートの効果

ノルゲスチメートは血中における黄体ホルモンの濃度を上昇させる効果があります。

同じ第3世代の黄体ホルモン剤でも微妙に異なり、第3世代の中でも知名度の高いデソゲストレルと比較すると黄体ホルモンの量が少ないことで副作用の発生率が非常に低くなっております。

これまでの世代のピルと比較するとアンドロゲン作用も軽減されたことにより、皮脂腺の活性化や体毛の増加などと言った男性ホルモンの働きを軽減する効果があります。

また、排卵を抑える効果も持ち合わせています。
ノルゲスチメートは子宮内膜、子宮頸管粘液を変化させることで受精卵の着床を防ぎ、子宮頸管粘液の粘度を高めることで、仮に排卵が起こった場合でも精子の侵入を防ぎ、着床を防ぐことで避妊効果も発揮します。

ノルゲスチメートの特徴

ノルゲスチメートは数ある4世代ピルの中でも第3世代の部類に区分されます。

第3世代のピルにはデソゲストレル、レボノルゲストレルなど種類がありますが、同じ黄体ホルモン剤でもノルゲスチメートは黄体ホルモン量が控えめになっていることから、黄体ホルモン本来の働きをするプロゲスチン活性がより低くなっています。

黄体ホルモン量が少ないことから他の第3世代の黄体ホルモン剤と比べ、更に副作用の生じやすさがなくなり、服用しやすくなっている成分です。

マイルドな効き目であることからこれまでの黄体ホルモン剤でアンドロゲン作用(男性ホルモン活性化)が強く出てしまった方でも安心して服用することが可能です。

ノルゲスチメートの副作用

医薬品には全て副作用というものが存在します。
それはノルゲスチメートも例外ではありません。
薬の本来の目的通り働く効果を主作用といい、本来の目的以外で出てしまう効果を副作用と言います。

一般的に薬に含まれる成分は、1つの症状にのみ作用するわけではなく、望む治療効果以外にも作用してしまう場合が多いです。
服用時の体の体調によって副作用が生じる場合や、成分に対するアレルギー症状が副作用として生じる場合があります。

起こりやすい副作用

・頭痛
・悪心
・倦怠感
・消退出血
・不正子宮出血

ノルゲスチメートの副作用として、上記の副作用が生じやすいとされています。
生理が始まる直前の黄体期と類似しており、黄体期には頭痛、眠気、全身のだるさなどが生じます。
また、月経とは関係なく、性器からの出血が見られる場合もあります。

どれも一時的な症状であり、深刻に捉える必要はありませんが、症状が重い場合や長引く場合には、医師にご相談ください。

ノルゲスチメートを服用してはいけない人

ノルゲスチメートを服用するにあたって以下に該当する方は服用をしてはいけません。

・ノルゲスチメートに対しての過敏症を発症した経験がある方
・異常性器出血のある方(診断が確定していない場合)
・血栓性静脈炎、脳血管障害、肺塞栓症、冠動脈疾患の方、またはこれらの既往歴がある方
・35歳以上で1日に15本以上の喫煙者
・前兆の伴う片頭痛の方
・肺高血圧症、心房細動を合併する心臓弁膜症の方
・血管病変を伴う糖尿病の方
・抗リン脂質抗体症候群の方
・血栓性素因のある方
・手術予定4週間前、術後2週間以内、出産してから4週間以内の方
・重篤な肝障害のある方
・肝腫瘍のある方
・脂質異常症の方
・高血圧の方
・耳硬化症の方
・妊婦、妊娠の可能性がある方
・骨成長が終わっていない可能性のある方

上記に該当する方はノルゲスチメートを服用してはいけません。
過去に過敏症を引き起こしたことのある方は再度の服用で過敏症が強く生じてしまう可能性があります。

肝障害や脂質異常のある方が服用することで、成分が肝臓で吸収するため、臓器に大きく影響を及ぼす危険性があります。
妊娠の可能性がある方や妊婦がノルゲスチメートを服用しても避妊の効果はありません。

ノルゲスチメートの併用注意薬

医薬品を服用する際には、併用禁忌薬と併用注意薬というものが存在します。
併用禁忌薬はノルゲスチメートと一緒に服用することで体に重大な影響を与えてしまう可能性のある医薬品です。
ノルゲスチメートを服用する際には、自分が現在服用中の薬をしっかりと確認する必要があります。

併用注意薬はノルゲスチメートと一緒に服用することで体に様々な影響が及ぶ可能性があり注意が必要な医薬品です。
薬の効果を弱めてしまったり、逆に強めてしまう場合があるので、注意してください。

併用禁忌

・オムビタスビル水和物
・パリタプレビル水和物
・リトナビル配合剤

ノルゲスチメートとの併用によって薬剤の代謝を抑え、効果を増強する恐れがあるため併用してはいけません。

また、ノルゲスチメートの成分や効果は服用を中断した後も一定期間身体に残留します。
そのため、上記の成分を含む医薬品を服用しなければならなくなったときも、ノルゲスチメートの服用を中断した後、約2週間あけて開始してください。

併用注意

・副腎皮質ホルモン
・三環系抗うつ剤
・セレギリン塩酸塩
・シクロスポリン
・テオフィリン
・オメプラゾール
・モダフィニル
・ヒダントイン系製剤
・テトラサイクリン系抗生物質
・ペニシリン系抗生物質
・テルビナフィン塩酸塩
・Gn-RH誘導体
・血糖降下剤
・ラモトリギン
・モルヒネ
・サリチル酸
・HIVプロテアーゼ阻害剤
・非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
・HCV感染症治療薬
・フルコナゾール
・セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)

上記の医薬品とノルゲスチメートを併用する場合には注意が必要です。

併用することでノルゲスチメートの効果が増強、減弱する恐れがあります。
他にも月経異常、血中濃度の低下、上昇、性器からの異常出血などを引き起こす可能性があるため、同時に服用する場合には医師に相談してから服用するようにしてください。

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参考サイト

リプロ・ヘルス情報センター / m3.com学会研究会