頭痛の種類と対処法

日本人は、3人に1人が頭痛に悩んでいると言われています。
なぜ、そんなに頭痛に悩むのでしょうか?
頭痛は病気のサインなのでしょうか?
ここでは、頭痛について説明していきたいと思います。
起こりやすい頭痛
頭痛は日常生活の中でも起こりやすいものです。
二日酔いのときにも頭痛は起こります。
この場合の原因は、お酒を飲みすぎたことになり、身体を休めることで改善されるため二日酔い改善対策で乗り切ろう!で詳しく解説しています。
その他にも、睡眠不足が原因で起こる頭痛、アイスなどを食べたときに頭がキーンとするのも頭痛です。
原因がわかっている頭痛の場合には、治るまで少し様子を見てみるのも良いです。
しかし、原因のわからないまま続く頭痛もあります。
この場合にはどう対処したら良いのでしょうか?
そして、どのようなものがあるのでしょうか?
片頭痛
片頭痛で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
片頭痛は20代~40代の女性に多いと言われています。
主な症状としては、ズキン、ズキンと強い痛みが生じ、月に数回ほど起こります。
吐き気を伴うこともあります。
その他には、光、音、におい、気温の変化などに敏感になるなどの場合もあります。
原因ははっきりとしていませんが、ストレスや疲労と言われています。
脳の血管が拡張し、周辺の神経を刺激し、炎症を起こすことで痛みが生じると考えられています。
痛みが起きる場所は、こめかみから目の中心にかけて痛みを感じることが多いと言われています。
片頭痛には予兆がある場合もあります。
視界にギザギザの光が見えたときは、片頭痛の予兆かもしれません。
また、片頭痛の症状がある場合には、血管をさらに拡張するような、運動や入浴、マッサージを行ってしまうことで、症状を悪化させてしまう恐れがあります。
基本的な対処法としては、刺激を与えず、静かな場所で休むことです。
アイスノンなどを使用してこめかみを冷やすことも効果的です。
緊張型頭痛
頭を締め付けられる鈍い痛みが、後頭部を中心に毎日続く場合には、緊張性頭痛の恐れがあります。
原因としては、長時間に及ぶデスクワークやスマートフォンによって疲れ目が挙げられます。
特に現代社会を生きる人は、スマートフォンやパソコン画面を長時間見ているケースが多く、男女年齢関係なく発症します。
慢性的な頭痛の原因としては、このような理由が多くなっています。
同じ体勢を続けることで、ストレスから血行が悪くなり、頭や首の筋肉が緊張することで痛みが生じます。
肩や首のコリを伴う場合もあります。
主な症状は、頭を締め付けられる痛みや、目の疲れ、めまいなどが生じる場合があります。
対処法としては、血行を改善することが必要となります。
身体を温めることが有効とされます。
入浴、ホットパック、ストレッチ、マッサージなどの方法があります。
運動を行うことで、頭から首の筋肉の緊張をほぐすことができます。
気をつけてもらいたいのは、片頭痛と緊張型頭痛の両方の症状が繰り返し起こるタイプがあるということです。
この場合には、痛みが悪化しないようにするとともに、痛みが悪化した場合には無理をしないようにしましょう。
群発頭痛
群発頭痛は、発作的に年に数回~数年に1度の頻度で起こる頭痛です。
1度発症すると1ヶ月~2ヶ月間、毎日ほぼ同じ時間に激しい頭痛に襲われます。
はっきりと原因はわかっていませんが、鼻水や涙などの症状があり、副交感神経の刺激が関係すると考えられています。
主な症状は、こめかみの周辺、目の奥のえぐられるような強い痛み、目の充血などがあります。
この強い痛みは1時間ほど続いた後に、ゆっくり治まるってくると言われています。
これは、アルコールがきっかけとなり起こる場合が多いとされています。
片頭痛や緊張型頭痛と比較すると、患者数は少なくなっています。
年齢は20代~40代が多くなっています。
男女比では、男性が女性の4~5倍多くなっていると言われています。
二次性頭痛
二次性頭痛とは、他の病気が原因となって起こる頭痛の総称です。
主な原因としては、虫歯、中耳炎、蓄膿症、花粉症などに頭痛の症状が起こることがあります。
女性の場合には、ホルモンバランスの変化により頭痛が起こることもあります。
突然激しい痛みの頭痛や、吐き気を伴う頭痛、事故後や転倒後の頭痛には注意が必要です。
直ちに処置しなければ命に関わる恐れもあるため、症状から疑いがある場合には、必ず病院で診察を受けてください。
薬物療法
こうした頭痛には、薬を使用しない対処法もありますが、薬を使用して痛みを軽減させることもできます。
頭痛によって生活に支障をきたすほどの痛みであれば、薬を服用することも対処法の一つであると言えます。
もし気になるようであれば病院を受診して、医師に処方箋を出してもらいましょう。
病院に行く時間がないという方は、市販薬でも頭痛を軽減する薬があります。
これらを上手く使用して痛みを抑えましょう。
また自分で簡単にできる治療法もあるため、日ごろから気を付けておくことで回避するこもできます。
痛みを我慢しないで!
頭痛には様々な原因があります。
もちろん、多少の痛みであれば我慢してしまうことはあると思います。
しかし、長期にわたって頭痛が起こるようであれば、病院を受信してみてください。
自分で行える対処法で落ち着くのであれば、自分なりの緩和を行ってください。
特に原因がわからない頭痛に関しては、もしかしたら別の病気が隠れている恐れもあるため、注意が必要です。
常に我慢せずに、痛みが強い場合には、病院を受診しましょう!
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参考サイト
・3人に1人が悩んでいる「頭痛」の種類とその対処法 | Mocosuku(もこすく)
・頭痛の種類と種類別の原因- サプリメント情報満載のサプリ