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クラミジア治療薬

性感染症の一つであるクラミジアの治療薬について紹介します。
日本国内では、100万人の人が感染されると言われており、10代から20代が多く感染しているとされる病気です。
様々な成分の治療薬があり、自身に合ったものを選択することができます。

クラミジア治療薬

クラミジア治療薬を見た人がチェックした商品

クラミジア治療薬の種類

ジスロマック
・有効成分:アジスロマイシン
・マクロライド系の抗生物質
クラビット
・有効成分:レボフロキサシン
・ニューキノロン系の抗生物質
ディヴァイン
・有効成分:ミノサイクリン
・テトラサイクリン系の抗生物質
ビブラマイシン
・有効成分:ドキシサイクリン
・テトラサイクリン系の抗生物質

クラミジア治療薬について

クラミジア治療薬の有効成分 ・アジスロマイシン
・レボフロキサシン
・ミノサイクリン
・ドキシサイクリン
クラミジア治療薬の適応症 細菌感染症、クラミジア
クラミジア治療薬の主な副作用 ・アジスロマイシン
発疹、蕁麻疹、そう痒症、胃腸症状など

・レボフロキサシン
吐き気、胃痛、下痢、悪心など

・ミノサイクリン
悪心、嘔吐、食欲不振等、消化管障害など

・ドキシサイクリン
吐き気、胃痛、下痢、悪心など
クラミジア治療薬の飲み方 ・アジスロマイシン
性感染症の場合:1000mgを1回
性感染症以外の場合:500mgを1日1回3日間

・レボフロキサシン
1日500mgを決まった時間に7~14日間連続服用

・ミノサイクリン 初回は100~200㎎を服用
その後12時間または24時間ごとに100㎎を服用

・ドキシサイクリン
初回は200㎎を服用
その後12時間または24時間ごとに100㎎を服用
クラミジア治療薬と一緒に飲めない薬 各商品ページを参考にして下さい

クラミジア治療薬と一緒に買われている商品

クラミジアの目次

クラミジア治療薬の購入方法

クラミジア治療薬の購入方法は、全部で3つあります。

それぞれの購入方法のメリットとデメリットも合わせて、詳しく見ていきましょう。

海外通販(薬だけ欲しい場合におすすめ)

海外通販でクラミジア治療薬を購入するメリットとデメリットは以下の通りです。

○メリット

・診察なしにクラミジア治療薬の購入だけできる
・コストを抑えられる

×デメリット

・商品の到着までに時間がかかる

海外通販でクラミジア治療薬を購入する場合、診察や検査は不要です。
通院する手間をかけずに、病院処方とまったく同じ治療薬を安く購入することができます。

また人に会うことなく購入が完結するため、クラミジアに感染していることを人に知られたくないという方にもおすすめの購入方法です。

ただし商品は海外からの発送となり、通常到着までに1週間から10日前後かかります。
継続中の治療や万一の再発に備えた買い置きなどとして、早めに注文しておくのが望ましいです。

病院処方(即日ですぐもらえる)

病院処方でクラミジア治療薬を購入するメリットとデメリットは以下の通りです。

○メリット

・受診したその日にすぐ購入できる

×デメリット

・通院の手間がかかる
・薬価に加え診察料や検査料などのコストがかかる

病院を受診しクラミジア治療薬を処方してもらった場合の最大のメリットは、そのスピード性です。

基本的には、受診した当日にすぐクラミジア治療薬を入手することができます。

一方でクラミジア治療薬の処方を受けるためには、当然医師の診察を受ける必要があります。

その分の費用がクラミジア治療薬の価格に上乗せされることになり、1回の受診で5,000~15,000円程度かかることが一般的です。

手間はかかるがオンライン診療も可能

オンライン診療でクラミジア治療薬を購入するメリットとデメリットは以下の通りです。

○メリット

・病院に行かずに医師の診察が受けられる

×デメリット

・費用は病院処方と大差なく高額
・薬の入手や検査結果の判明までに数日かかることがある
・診察時に家族などにバレる可能性がある

オンライン診療は、クラミジアに関して医師に相談したいが病院に行く時間がないという方におすすめの購入方法です。

通院する必要はありませんがスマホやPCで医師の診察を受けることができ、郵送される検査キットを使えば感染の有無の確定診断も得ることが出来ます。

しかし検査キットやクラミジア治療薬の郵送には送料がかかり、薬価自体も病院で処方される場合とほぼ同じで比較的高額です。
治療薬が自宅に届くまでに1日から数日かかる場合もあり、事前に確認することが重要です。

クラミジアに効く薬の種類一覧

クラミジアの治療に効果のある薬は、含まれる抗生物質のタイプにより大きく分けて次の三種類です。

それぞれの薬の特徴や有効成分、服用方法の違いや副作用などについて、一つずつ解説していきます。

マクロライド系抗菌薬

マクロライド系抗菌薬は、クラミジアの治療における第一選択薬です。

クラミジアの原因となる細菌のたんぱく質合成を阻害し、その増殖を抑える静菌作用を持っています。
代表的なマクロライド系抗菌薬は次の3つです。

※表は横にスクロールできます。

商品名 ジスリン ゾクラー アジードライシロップ
ジスリン ゾクラー アジードライシロップ
成分 アジスロマイシン クラリスロマイシン アジスロマイシン
メーカー エプシロン(インド) シプラ(インド) シプラ(インド)
服用方法 アジスロマイシンとして1000mg(1/4~1錠)を1回服用 1日2回朝食後と夕食後にクラリスロマイシンとして250mg(1錠)を服用 アジスロマイシンとして1000mg(25ml)を1回服用
服用期間 1日 1~2週間 1日
副作用 下痢、吐き気、胃部不快感など 下痢、吐き気、胃部不快感など 下痢、吐き気、胃部不快感など
特徴 日本人監修で製造、世界中で使用実績豊富なジスロマックのジェネリック 胃酸に弱いエリスロマイシンの改良版、効果の持続性も高い 子供でも服用できるように作られた飲みやすいシロップタイプ

テトラサイクリン系抗菌薬

テトラサイクリン系抗菌薬も、マクロライド系抗菌薬と同様に細菌のたんぱく質合成を阻害して増殖を抑えます。

抗菌薬の中でも対処できる細菌が多い広域スペクトルタイプであり、クラミジアはもちろんグラム陰性菌と陽性菌、マイコプラズマなどにおいても抗菌効果を発揮します。

代表的なテトラサイクリン系抗菌薬は次の3つです。

※表は横にスクロールできます。

商品名 ディヴァイン アカミン ビブラマイシン
ディヴァイン アカミン ビブラマイシン
成分 ミノサイクリン ミノサイクリン ドキシサイクリン
メーカー ミノサイクリン マイラン(アメリカ) ファイザー(アメリカ)
服用方法 1日1回ミノサイクリンとして100mg(1~2錠)を服用 1日1回ミノサイクリンとして100mg(2錠)を服用 1日1回ドキシサイクリンとして100mg(1~2錠)を服用
服用期間 1~2週間 1~2週間 1~2週間
副作用 腹痛、吐き気、下痢など 腹痛、吐き気、下痢など 吐き気、食欲不振、発疹など
特徴 クラミジア以外の治療にも幅広く用いられているミノマイシンの代表的ジェネリック 世界最大手のジェネリック製薬会社が製造、安価だが信頼性は高い ファイザー社が製造する有効成分ドキシサイクリンのれっきとした先発薬

ニューキノロン系抗菌薬

ニューキノロン系抗菌薬は、先に述べたマクロライド系及びテトラサイクリン系とは作用機序が異なっています。

クラミジアの原因細菌のDNA合成に必要な酵素の働きを阻害して、細菌を死滅させることができる殺菌性抗菌薬です。
代表的なニューキノロン系抗菌薬は次の3つです。

※表は横にスクロールできます。

商品名 クラビリン レボクイン レボフロックス
クラビリン レボクイン レボフロックス
成分 レボフロキサシン レボフロキサシン レボフロキサシン
メーカー エプシロン(インド) シプラ(インド) ファイザー(アメリカ)
服用方法 1日1回レボフロキサシンとして500mg(1~2錠)を服用 1日1回レボフロキサシンとして500mg(2錠)を服用 1日1回レボフロキサシンとして500mg(2錠)を服用
服用期間 1~2週間 1~2週間 1~2週間
副作用 吐き気、めまい、頭痛など 吐き気、めまい、頭痛など 吐き気、めまい、頭痛など
特徴 日本人スタッフが監修した日本語表記のパッケージで使いやすい 創業80年以上の老舗製薬会社が製造するクラビットジェネリック 1錠あたり30円以下と圧倒的なコストパフォーマンス

海外通販でのみ購入可能なおすすめのクラミジア治療薬

海外通販でしか購入できないクラミジア治療薬の中で、特におすすめのものを3つご紹介します。

※表は横にスクロールできます。

商品名 ジスリン クラビリン ディヴァイン
ジスリン クラビリン ディヴァイン
成分 アジスロマイシン レボフロキサシン ミノサイクリン
メーカー エプシロン(インド) エプシロン(インド) シプラ(インド)
服用方法 アジスロマイシンとして1000mg(1/4~1錠)を1回服用 1日1回レボフロキサシンとして500mg(1~2錠)を服用 1日1回ミノサイクリンとして100mg(1~2錠)を服用
服用期間 1日 1~2週間 1~2週間
副作用 胃痛、吐き気、発疹など 吐き気、めまい、頭痛など 腹痛、吐き気、下痢など
特徴 1回の服用で治療が完結するため、服薬管理が非常に簡単 細菌を死滅させられる殺菌性抗菌薬クラビットのジェネリック 体質や症状に応じて用量を調節できるテトラサイクリン系抗菌薬の代表
購入する 購入する 購入する

ジスリン

ジスリン

ジスリンは、インドの大手製薬会社であるエプシロン社が製造するマクロライド系抗菌薬で、ジスロマックのジェネリックです。

開発には日本人スタッフが携わっており、パッケージや商品説明も日本語表記という安心感があります。

1回の服用で約10日間抗菌効果が続く持続性の高さも特徴で、服薬を継続するのは面倒くさいという方でも簡単にクラミジアの治療が可能です。

クラビリン

クラビリン

クラビリンも、ジスリン同様インドの製薬会社・エプシロン社が製造するニューキノロン系抗菌薬で、クラビットのジェネリックです。

細菌のたんぱく質合成を阻害して静菌的に作用するマクロライド系とテトラサイクリン系に対し、DNAの複製を阻害して殺菌的に作用するのが特徴となっています。

抗菌力が非常に強く、マイコプラズマや咽頭炎、歯周病の治療などにも利用されている抗菌薬です。

ディヴァイン

ディヴァイン

ディヴァインは、インドの製薬会社であるシプラ社が製造するテトラサイクリン系抗菌薬で、ミノマイシンのジェネリックです。

初回はミノサイクリンとして100~200mgから服用を開始し、二回目以降は100mgを1~2週間程度継続服用します。

体格や症状の経過に応じて用量を調節することができ、いきなり高用量を服用するのは副作用が心配という方も安心してお飲みいただけます。

クラミジア治療薬を購入する際の注意点

クラミジア治療薬を購入する際に、注意すべき点が3つあります。

いざ購入する時になって困らないためにも、しっかりとポイントをおさえておきましょう。

ジスロマックなどは市販では購入出来ない

ジスロマックをはじめとするクラミジア治療薬は、基本的には医師の処方箋が必要な医療用医薬品に分類されます。

一般用医薬品とは異なり、薬局やドラッグストアで購入することはできません。
風邪薬などのようにいつでも好きな時に購入できるわけではないため、感染が疑われた時点ですぐに治療薬購入のための行動を起こす必要があります。

病院処方では薬だけもらう事が出来ない

病院処方では薬だけもらう事が出来ない

クラミジアで病院を受診した場合、検査を行ってクラミジアへの感染が確定して初めて治療薬を処方してもらうことができます。

自分の症状がクラミジアであるという自己申告があっても、病院では治療薬だけをもらうことはできません。
過去にクラミジアの既往歴があり、症状がクラミジアの再発によるものだと明らかに分かっている時は特に、診察や検査を省略できる海外通販での購入の方が便利だと言えます。

パートナーの分の薬は同時にもらえない

クラミジアは主に性行為によって感染するため、自分が感染していることが分かった時点でパートナーも同時に治療を行うことが推奨されています。

自覚症状がないまま相手にうつしてしまい、その後再び相手からうつされるというピンポン感染が起こることも多く、カップルでの同時治療が完治するかどうかを左右すると言えます。

しかし、病院で処方される治療薬はあくまで受診して検査を受けた本人の分のみで、パートナーの分を代理で受け取ることはできません。

病院でクラミジア治療薬を購入する場合は、必ずパートナーと一緒に受診するようにしましょう。

クラミジア治療薬を服用する前に覚えておきたい事

クラミジア治療薬を服用する前に、その服用に関して最低限知っておきたい事が3つあります。

一つずつ具体的に見ていきましょう。

治療期間(服用期間や服用回数)は種類によって異なる

服用期間や1日の服用回数は、クラミジア治療薬の種類によって異なります。

マクロライド系抗菌薬のうち、アジスロマイシンを有効成分とするクラミジア治療薬は、服用が1回だけで済むというのが特徴です。

その他の抗生物質を有効成分とするものは1日に1回もしくは2回の服用を1~2週間継続し、症状が消えてからも2日程度服用を続けることでより完治しやすくなります。

クラミジア治療薬の服用に際しては、自分が服用する治療薬の服用期間と服用回数にzついて事前に確認し、きちんと理解しておくようにしましょう。

感染の疑いがある場合は服用を検討した方が良い

クラミジア感染の有無を確定させるためには、病院での受診もしくは検査キットを用いて検査を行う必要があります。

しかし検査によるクラミジア感染の確定がない状態でも、感染の疑いが少しでもあればクラミジア治療薬の服用を検討しましょう。

クラミジアは自覚症状がないことも多いため、パートナーがクラミジアに感染していれば、自身に症状がなくても高い確率でクラミジアに感染している可能性があります。

二次感染を防ぐためにも、クラミジア治療薬の服用は発症の有無だけで判断しないようにすることがおすすめです。



感染を防ぎたい(予防したい)場合も服用を検討した方が良い

感染を防ぎたい(予防したい)場合も服用を検討した方が良い

クラミジア治療薬は、細菌の増殖を抑制または死滅させる抗菌薬になります。
そのため、予防的な服用を行うことも可能です。

特定のパートナーとの性行為に限られる方であれば予防的な服用までは必要ないケースがほとんどですが、
性的なパートナーが複数いる方や性産業に関わっている方など、感染リスクが高い方については一考の価値があると言えるでしょう。

クラミジアに関する基礎知識

クラミジアの治療にあたって、基礎知識を身に付けておくことは非常に重要です。
ここでは次の7項目について解説していきます。

クラミジアの治療を円滑に行うためにも、きちんと理解しておきましょう。

そもそもクラミジアとは?

クラミジアとは、クラミジア・トラコマティスという細菌によって引き起こされる性感染症の一種です。

クラミジアは日本において最も感染者数の多い性感染症で、2002年をピークとして減少傾向にあったものの、ここ数年で男女共に再び増加してきています。

治療法としては抗菌薬を用いた薬物療法が一般的ですが、自覚症状が乏しい場合があり再発率が非常に高いという特徴も持っています。

クラミジア感染症の種類

クラミジア・トラコマティスを原因とするクラミジアは、感染部位によって大きく4つに分けられます。

感染部位
性器クラミジア 尿道、前立腺、精巣上体など(男性)
子宮頸管、膣、子宮、卵管、卵巣など(女性)
咽頭クラミジア 咽頭(口と食道の間)
肛門クラミジア 肛門
クラミジア結膜炎 目(結膜)

クラミジアの潜伏期間

クラミジアに感染してから症状が出るまで、約1~3週間の潜伏期間があります。
潜伏期間に関しては、男女共通です。

しかしクラミジアは、感染者の半数以上で自覚症状がないか、あるいは非常に軽度の症状しか現れないという特徴を持っています。

そのため潜伏期間を経てもクラミジアと分かる症状が現れるとは限らず、感染に気付かないまま他人に感染させてしまう可能性もある厄介な病気です。

クラミジアの感染経路

クラミジアの主な感染経路は、性行為による感染です。

感染者との性行為における感染率は30~50%とされており、膣挿入はもちろんオーラルセックスやアナルセックスなどでも感染します。

また性行為以外にも、咽頭クラミジアに感染した人とのディープキスなどで感染する場合もあります。
しかし、クラミジア・トラコマティスは人の粘膜を離れると長く生存できないため、トイレやお風呂を共有することで感染する可能性は非常に低いとされています。

男性が感染した場合の主な症状

男性が感染した場合の主な症状

男性が性器クラミジアに感染すると、まず排尿時の違和感や痛み、尿道のかゆみなどの症状が現れます。

これはクラミジア・トラコマティスによって尿道が炎症を起こしていることにより、症状が進行すると尿道から透明でさらさらした水っぽい膿が出る場合もあります。

ただ、男性感染者の50%以上は自覚症状がないというデータも存在し、感染しても必ずこれらの症状が現れるわけではないということを理解しておきましょう。

女性が感染した場合の主な症状

女性が性器クラミジアに感染すると子宮頸管が炎症を起こし、おりものの量が増えます。
また症状の進行に伴い、おりものの色が黄色っぽくなったり緑がかったりする場合もあります。

その他に不正出血や下腹部痛が症状として現れることもありますが、女性は男性以上に自覚症状が出にくく、感染者の80%は無症状だとするデータも存在します。

咽頭クラミジアの場合は喉の痛みや腫れ、クラミジア結膜炎の場合は目の充血やかゆみが症状として現れることがあり、これは男女共通です。

肛門クラミジアは便への潜血や肛門から膿が出るなどの症状が挙げられますが、発症することはごく稀となっています。

クラミジアの検査方法

クラミジアの感染の有無を調べるための検査方法は、男女で少し異なります。

性器クラミジアに感染した男性は、通常尿検査を行います。
一方女性は、膣分泌液(おりもの)や膣粘膜をぬぐった検体を用いて検査します。

同様に、咽頭クラミジアの場合はのどの粘膜から検体を採取し、肛門クラミジアの場合は肛門から数センチ入った粘膜部分から検体を採取して、PCR検査や抗原検査を行うのが一般的です。

クラミジア(性病)や薬に関するQ&A

クラミジアやその治療薬に関してよくある質問をまとめました。

クラミジア治療薬の服用前に、ぜひ参考にしてください。

Q.ジスロマック服用後、性行為はいつから可能ですか?

A.病院でジスロマックの処方を受けると、3週間後に再検査を行い完治したことを確認するという流れが一般的です。
そのため再検査までの3週間という期間を、性行為を控えるべき期間の目安とすると良いでしょう。

ジスロマックを1回服用することによる抗菌効果は、7~10日程度持続するとされています。
この時1週間で症状が完全に消えることもありますが、抗菌効果が切れる初回服用の1週間後頃に2回目の服用を行う場合もあります。

Q.薬を飲んでも完治しません。治る確率はどのくらいですか?

A.クラミジアは、正しく治療すれば90%以上の確率で完治する感染症です。
治療薬を服用しているにも関わらず完治しない理由として、主に次の3つが考えられます。

・淋病など他の性感染症にも重複感染している

・再検査で陰性確認をせず、完治しないまま再び症状が出ている

・完治する前に治療薬の服用をやめてしまった

治療薬を服用してもなかなか完治しない場合は、病院での検査と服薬管理の見直しを行うことをおすすめします。

Q.クラミジアを治療中の場合、ゴムを付けても性行為は禁止ですか?

A.クラミジアを治療中は、一見症状がなくなったように見えても細菌が完全には死滅していない状態です。

通常クラミジアで病院を受診した場合、治療薬の服用開始から3週間後の再検査が行われるため、その期間はコンドームを装着するかしないかに関わらず性行為は控えるようにしましょう。

念のためこの間は、オーラルセックスやアナルセックス、舌同士が触れ合うディープキスなど粘膜が接触する行為は全て行わないのが賢明です。

Q.クラミジアが再発を繰り返します。何が原因なのでしょうか?

A.クラミジアは、正しく治療薬を服用すればほぼ確実に完治する感染症です。
再発を繰り返すのには、次のような理由が考えられます。

・前回治療時の除菌が完全ではなく、残っていた菌によって症状が再発した

・一度完治したもののパートナーからのピンポン感染が起こった

・一度完治したものの不特定多数との性行為から新たに感染した

逆にこの三点に注意することで、再発の可能性を小さくすることができます。

Q.男性と女性で服用する薬は変わるのでしょうか?

A.クラミジア治療薬は男女で共通の抗菌薬で、用法・用量にも男女差はありません。
病院では男女問わず、第一選択薬としてマクロライド系抗菌薬が処方されることが多くなっています。

海外通販を利用すれば、ジェネリックを含めた豊富な種類のクラミジア治療薬の中から、費用や体質など自分に合ったものを購入することが可能です。

Q.ジスロマックが効かない場合の対応策を教えてください

A.用法・用量を守ってジスロマックを服用しているのに効果がない場合、以前クラミジアに感染した時の残存菌がジスロマックに耐性を持った菌に変異してしまったという可能性が考えられます。

ジスロマックでクラミジアが完治しない時は、これまでの服薬履歴を整理した上で別の種類の抗菌薬の服用を試してみるのも一つの方法です。

Q.クリニックと泌尿器科、どちらで受診すれば良いでしょうか?

A.クラミジアへの感染、もしくはその疑いが明らかである場合は、性感染症に特化して診察を行っているクリニックの受診をおすすめします。

もちろん泌尿器科でもクラミジアの検査や治療薬の処方はしてもらえますが、泌尿器科では性感染症以外の内臓疾患も取り扱っているため、医師によっては性病の診察経験が少ない人もいます。

また、クリニックには基本的にクラミジアをはじめとした性感染症の患者しか来院せず患者の年齢層が近いため、待合室で浮くこともないという点もメリットです。

Q.どの種類の薬でも一回の服用で治るのでしょうか?

A.クラミジア治療薬のうち、ジスロマックに代表されるアジスロマイシンを有効成分とした抗菌薬は、1回の服用が規定されています。

しかしアジスロマイシンの抗菌効果は服用後7~10日間とされており、このタイミングで2回目の服用を行うことでより確実に細菌を死滅させられます。

アジスロマイシン以外の有効成分を持つ抗菌薬については、1日1回か2回の服用を1~2週間継続する用法が一般的です。

Q.検査なしで薬をもらう事は可能ですか?

A.オンラインを含め病院を受診した場合、クラミジア治療薬の処方に際しては必ず検査が必要です。
検査の結果クラミジアへの感染が確定し、投薬による治療が必要だと判断されて初めて治療薬が処方されます。

また検査を受けた本人しか治療薬を受け取ることはできず、感染の疑いがあるパートナーの分を検査なしに代理で受け取ることもできません。
検査をせずにクラミジア治療薬を購入するには、海外通販を利用するようにしましょう。

Q.潜伏期間に薬を服用しても効果は得られますか?

A.パートナーのクラミジア感染が明らかで自分も感染の疑いが強いといった場合、予防的にクラミジア治療薬を服用することも効果があります。

そもそもクラミジアは無症状の場合も多く、発症していなくても細菌が体内で増殖しているというケースが多い病気です。
潜伏期間にクラミジア治療薬を服用することによって、症状が出るのを未然に防ぐことができます。

Q.クラミジアはどのくらいで治りますか?1週間~2週間と聞いたのですが…

A.クラミジアへの感染から1~3週間程度とあまり時間がたっていなければ、治療薬の適切な服用によって1~2週間で完治することがほとんどです。

しかし長期間治療しないまま放置しており、男性であれば前立腺や精巣、女性であれば子宮内部や卵管など体内の奥まで感染が進んでいると、治療期間は長くなります。

その場合は治療薬の服用を継続しながら、定期的に再検査を行い完全に除菌が完了するまで数か月かかることもあります。