AGA治療薬の種類を比較!効果・副作用・費用・選び方も解説

AGA治療薬の種類を比較!効果・副作用・費用・選び方も解説 AGA(男性型脱毛症)

AGA治療薬には、主に3種類が登場しています。

フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル
それぞれのAGA治療薬は効果や特徴が異なり、三者三様です。

それぞれのAGA治療薬の効果や副作用、また選び方も併せてご紹介していきます。

AGA治療薬の一覧比較

フィナステリド デュタステリド ミノキシジル外用薬 ミノキシジル内服薬
効果 抜け毛の抑制
AGAの進行遅延
抜け毛の抑制
AGAの改善
髪の成長促進
発毛の促進
髪の成長促進
発毛の促進
適応部位 頭頂部
前頭部
頭頂部・前頭部
側頭部・後頭部
頭皮全体 頭皮全体
作用 Ⅱ型
5α₋還元酵素の阻害
Ⅰ型・Ⅱ型
5α₋還元酵素の阻害
血管拡張
栄養促進
血管拡張
栄養促進
特徴 AGAの初期段階で使用されることが多い 新しいAGA治療薬 市販でも購入できる 日本では未承認
高い発毛効果が期待できる
先発薬 プロぺシア ザガーロ ロゲイン ロニテン
※国内未承認
ジェネリック あり あり
購入先 クリニック クリニック ドラッグストア
クリニックなど
クリニック

フィナステリド


フィナステリドは、世界で初めて登場したAGA治療薬です。
プロペシアという商品名で販売され、世界60ヶ国以上で承認されています。

フィナステリドは、5α₋還元酵素阻害薬と呼ばれる種類の内服薬です。
AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)は、5α₋還元酵素という物質が関係し生成されます。
フィナステリドは5α₋還元酵素を阻害し、AGAの進行を食い止めます。

進行を食い止める効果は非常に優れ、フィナステリドを服用した方の約98%においてAGAの進行予防が認められました

国内ではAGAクリニックや皮膚科などでフィナステリドが処方されています。
ジェネリックも登場し、安価で購入することも可能です。

デュタステリド

ザガーロ

フィナステリドに次いで登場した第2のAGA治療薬が、デュタステリドです。
グラクソ・スミスクライン社により開発され、ザガーロという商品名で販売されています。

デュタステリドは、フィナステリドと同じ5α₋還元酵素阻害薬です。
しかしデュタステリドはより強力に5α₋還元酵素を阻害するため、フィナステリドの約1.6倍もの発毛効果があるという治験結果が報告されています。

デュタステリドもフィナステリドと同様、皮膚科やAGAクリニックなどで処方されています。
近年ではジェネリック医薬品も登場し、金銭的な負担を抑えながら服用を続けることが可能です。

ミノキシジル外用薬

ロゲイン

ミノキシジルには2種類あり、塗るタイプがミノキシジル外用薬です。
もともとミノキシジルは高血圧症の治療薬として登場しましたが、多毛症の副作用が確認されたことから一転、発毛剤として開発が行われました。

ミノキシジルは、血管拡張作用により頭皮の血流を改善し、より多くの栄養が毛根に届くように働きかけます。
さらに髪の毛を作る毛母細胞に作用し、ヘアサイクルを伸ばす作用もあります。

様々な作用により、ミノキシジルは発毛を促進する成分として知られています。

ミノキシジル外用薬は5%までであれば薬局でも市販され、手軽に始められることが特徴です。

しかし5%を超える市販薬は登場していないため、より効果の高いミノキシジル外用薬はAGAクリニックなどで処方してもらう必要があります。

また2%までのミノキシジル外用薬であれば、女性でも使用することが可能です。

ミノキシジル内服薬

ノキシジル

ミノキシジルには、飲むタイプであるミノキシジル内服薬も登場しています。

外用薬と異なり、日本国内においてミノキシジル内服薬はAGA治療薬として承認されていません。

ミノキシジル内服薬について臨床試験が行われておらず、十分な有効性や安全性が確認されていないことが理由です。

しかし体の内側からミノキシジルが作用することで、外用薬を上回る発毛効果が期待されています
実際に国内でも、多くのクリニックにおいてミノキシジル内服薬が処方されています。

ただし未承認薬であるため、国内ではミノキシジル内服薬は製造もされていません。
AGAクリニックで処方されているのは、ロニテンやミノキシジルタブレットなどと呼ばれる海外製のミノキシジル内服薬です。

市販の外用薬やサプリなど

市販の外用薬やサプリなど

AGA治療に使用できるのは、医薬品だけではありません。
市販品の中にも、手軽にAGAの改善が期待できる製品が多数登場しています。

AGA治療に活用できる市販品は、主に外用薬・サプリメント・シャンプーなどがあります。
髪の毛に栄養を与えたり、頭皮環境を整えたりすることで抜け毛予防や髪の毛の成長促進などの働きを期待することが可能です。

外用薬 サプリメント シャンプー
特徴 直接頭皮に浸透できる 髪の毛を作る栄養が補える 頭皮環境を整え
髪にツヤとコシを与える
購入先 ドラッグストア
クリニックなど
ドラッグストア
クリニックなど
ドラッグストア
クリニックなど

また医薬品と異なり薬局などで手軽に購入でき、すぐに使い始められることが魅力です。
副作用がほとんどなく、安全に使用できることもメリットとなります。

しかし医薬品と比べると効果は緩やかなため、薄毛や抜け毛の度合いに応じて選択することが重要です。

外用薬

外用薬

AGA治療に使用できる外用薬には、ローションやトニックなどがあります。
抜け毛の予防や発毛促進などが期待できる成分を配合した製品は、特に育毛ローション、育毛トニックなどと呼ばれます。

頭皮に直接塗布し、馴染ませることで頭皮環境の改善や血行促進効果が得られます。
毎日使用することで抜け毛予防などの育毛効果を期待することも可能です。

また育毛ローションや育毛トニックには多数の製品が登場し、値段も様々です。
安価なものでは2,000円前後で購入できますが、主要な種類では1ヶ月分で10,000円前後が相場となります。

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AGAサプリメント

市販の製品の中には、髪の毛の健康に良いとされる成分を配合したサプリメントもあります。
まずはサプリメントに含まれる主な成分と効果を、簡単に解説します。

■亜鉛
タンパク質の合成、ヘアサイクルの正常化などにより髪の毛の成長をサポート
■パントテン酸
頭皮環境を守り、髪の毛の健康を保つ栄養成分
■リジン
髪の毛の材料となるタンパク質を生成し、育毛効果を発揮
■ノコギリヤシ
AGAの発症につながる5α₋還元酵素を阻害し、抜け毛を予防

サプリメントの中には、上記のような成分を複数配合しAGA対策に特化した製品も登場しています。
値段は製品によりバラつきがありますが、1ヶ月分で3,000円前後が相場です。

医薬品と比べると効果が緩やかなものの安全性に優れるため、副作用が心配な方はサプリメントを試してみてください。

ネットのくすり屋さんでも、AGAに効果が期待できるサプリメントを取り扱っています。

シャンプー・トリートメント

シャンプーやトリートメントには頭皮環境を整え、健康な髪の毛が成長するための土台作りを目的とした種類があります。
一般的に育毛シャンプー、育毛トリートメントなどと呼ばれ、多数の種類が登場しています。

育毛シャンプーやトリートメントは、すでに起きている抜け毛や薄毛を改善するためのものではありません。
しかし毎日使い続けることで頭皮環境が改善され、強くコシのある髪の毛をキープすることができます。

また育毛シャンプーやトリートメントは通常のシャンプーなどより値段が高く、1本で2,000~5,000円ほどが相場です。
毎日使うものであるため、金銭的なコストを考えて選ぶことも重要になります。

AGA治療薬の選び方

AGA治療薬の選び方

AGA治療薬には様々な種類があり、どれが良いのか分からないという方も多いことでしょう。
ここではどのAGA治療薬にするか迷う方に向けて、選び方をご紹介します。

効果で選ぶ

AGA治療薬は、種類により効果が異なります。
効果に注目し、ご自身の薄毛や抜け毛の症状に合った適切な種類を選びましょう。

薄毛が気になってきた
ボリュームが減ったと感じる人
ミノキシジル外用薬
抜け毛が増えた
頭皮が見えるくらい薄くなっている人
フィナステリド
頭皮が見えている人
フィナステリドで効果がなかった人
デュタステリド
薄毛がかなり進行している
頭頂部が薄い人
フィナステリド+ミノキシジル内服
薄毛がかなり進行している
全体的に薄い人
デュタステリド+ミノキシジル内服

まだ薄毛が重度ではない、初期段階の方であればミノキシジル外用薬、フィナステリドなどをおすすめします。
単剤で使用しても、AGAの進行が抑制され薄毛や抜け毛の改善を期待することが可能です。

しかしAGAが進行し薄毛が目立ち始めている場合、単剤での治療は難しいかもしれません。
この場合はフィナステリドまたはデュタステリドと一緒に、ミノキシジル内服薬の併用をおすすめします。

価格で選ぶ

AGA治療薬は毎日服用する必要があるため、価格も重要な要素です。
価格で選ぶ場合は、ジェネリックをおすすめします。

フィナステリドやデュタステリドには、現在ジェネリックが登場しています。
クリニックで処方してもらうときもジェネリックを選ぶことで、金銭的な負担を抑えながらの治療が可能です。

またAGA治療薬はクリニックだけでなく個人輸入でも取り扱いがあり、さらに安価に購入することもできます。

AGA治療薬は個人輸入がおすすめ

AGA治療薬は、個人輸入で購入することがおすすめです。
個人輸入ならクリニックと異なり通院する必要がなく、診察料などがかからないため薬代のみで購入できます。

また海外製のジェネリックは安価に購入でき、AGA治療にかかる金銭面での負担を大きく減らすことが可能です。

個人輸入で通販できるAGA治療薬は下記のページからご確認できます。

⇒ミノキシジル内服薬

⇒フィナステリド

⇒デュタステリド

⇒ミノキシジル外用薬

AGA治療薬の副作用

医薬品には、副作用は付き物です。
AGA治療薬も同様であり、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルそれぞれに副作用があります。

フィナステリド デュタステリド ミノキシジル外用薬 ミノキシジル内服薬
発生頻度 9% 16.7% 8.82% 80%
主な症状 リビドー減退
勃起機能不全
射精障害
胃不快感
ほてり など
リビドー減退
勃起機能不全
射精障害 など
フケ
かぶれ
発疹
頭痛
浮腫性めまい
動悸 など
全身の多毛症
一時的な浮腫
乳房の圧痛

フィナステリドとデュタステリドは作用が似ているAGA治療薬であり、どちらとも男性機能に関する副作用が報告されています。

またミノキシジルは外用薬と内服薬で、副作用が異なることが特徴です。

ただし発生頻度は大きく異なり、外用薬は比較的副作用が少ない反面、内服薬は副作用の発生率が高めに報告されています。

ミノキシジル内服薬を服用する際は副作用に注意し、服異変を感じた際は服用を中止するように注意してください。

参考
医薬品インタビューフォーム-プロペシア錠-副作用の種類別発現頻度一覧

医療用医薬品 : ザガーロ (ザガーロカプセル0.1mg 他)-17.1.2 国内第III相試験(長期投与試験)

ミノキシジルのリスク区分について-副作用の発現状況一覧表

DailyMed – MINOXIDIL tablet

AGA治療薬を使用するときの注意点

AGA治療薬は医薬品であるため、安全に使用するためには注意点を守らなくてはいけません。
まずどの種類にも共通する、基本的な注意点をご紹介します。

・用法用量を守る
・副作用のリスクを理解した上で使用する

また上記以外にも、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジル内服薬は併用できない治療薬が存在したり、健康状態により服用できなかったりする場合があります。

持病があり他の治療薬を服用中の方や、健康状態に不安がある方はそれぞれの注意点を確認してから服用を開始するようにしてください。

AGA治療薬の種類に関するQ&A

AGA治療薬には様々な種類があることから、疑問やお悩みを抱く方も少なくありません。
ここでは、AGA治療薬に関してよくある質問をご紹介していきます。

プロペシアとミノキシジルどっちがいいの?

プロペシアとミノキシジルは、作用が異なります。
ご自身の症状や目的に併せて選ぶことがおすすめです。

抜け毛を抑えたい → プロペシア
発毛を促進したい → ミノキシジル

またプロペシアとミノキシジルは、一緒に使用することもできます
併用により、それぞれが持つAGA治療効果をより高めることが可能です。

AGA治療薬で一番効く薬はどれですか?

臨床試験のデータから判断すると、AGA治療薬で特に効果が高いのはデュタステリドです。

フィナステリド
1mg
デュタステリド
0.5mg
ミノキシジル
5%
24週後 56.5本 89.6本 21.8本

※フィナステリド・デュタステリドは直径2.54cm円中の毛髪数
※ミノキシジルは1㎠あたり40μm以上の太さの毛髪数

毛量の変化に関する臨床試験の結果を見ると、デュタステリドはフィナステリドと比べて約1.6倍多くの髪の毛が増加しています。

またミノキシジル外用薬のみ計測範囲が異なり、デュタステリドやフィナステリドとの単純比較はできません。
しかし条件を揃えるためデュタステリド・フィナステリドの結果を半分にしても、ミノキシジル外用薬よりも髪の毛の増加数は上回っています。

従って臨床試験による髪の毛の増加数で比べると、

デュタステリド>フィナステリド>ミノキシジル外用薬

という結果になります。

日本ではどのAGA治療薬が認められていますか?

日本でAGA治療薬として承認されているのは、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジル外用薬の3種類です。
ここで、AGA診療ガイドラインで公開されている各AGA治療薬の推奨度をご紹介します。

フィナステリド:A
デュタステリド:A
ミノキシジル外用薬:A
ミノキシジル内服薬:D

参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版-表 1 Clinical Question(CQ)のまとめ

承認を受けたAGA治療薬はいずれも推奨度Aであり、AGA治療への使用を強く勧められています。

ミノキシジル内服薬は十分な臨床試験が実施されていないため、ガイドラインでは使用は非推奨とされています。

AGA治療薬の個人輸入は危険ですか?

AGA治療薬の個人輸入は、危険ではありません。

まず医薬品の個人輸入は日本でも認められ、法的な問題はありません。
個人輸入によりAGA治療薬を購入し、服用している方も大勢いらっしゃいます。

それにも関わらず危険と言われる理由は、偽物や粗悪品を取り扱うサイトが存在するためです。

当サイトではメーカー正規品のみを取り扱い、一部商品には成分鑑定書もご用意しております。
安全性が保証された医薬品のみ販売しているため、安心してご利用ください。

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