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PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSD(心的外傷後ストレス障害)の類似商品

PTSD(心的外傷後ストレス障害)の種類

・ジェイゾロフト
厚労省の認可を得た医薬品で、うつや不安障害に効果が期待できる
・パキシル
うつ病や不安障害の治療薬で、パニック障害やPTSDなどにも効果が期待できる

PTSD(心的外傷後ストレス障害)について

PTSD(心的外傷後ストレス障害)の有効成分 塩酸セルトラリン、パロキセチン塩酸塩水和物など
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の適応症 PTSD(心的外傷後ストレス障害)
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の副作用 めまい、口渇、けん怠感、発汗など
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の飲み方 各商品ページを参考にして下さい
PTSD(心的外傷後ストレス障害)と一緒に飲めない薬 MAO阻害剤、ピモジド、アルコール、三環系抗うつ剤、抗不整脈剤

PTSD(心的外傷後ストレス障害)と一緒に買われている商品

PTSDの目次

PTSDとは?

PTSDは、「Post-Traumatic Stress Disorder」の略称で、「心的外傷後ストレス障害」と訳されるストレス障害の一種です。文字通り心的外傷、つまり精神的・心理的な傷を負ったあとでストレス障害の症状が現れるものを指します。
「心的外傷」とは俗にいう「トラウマ」のことです。特に戦争、地震などの天災、事故や犯罪に巻き込まれたり虐待を受けたりなどで生まれる、いわゆる「心の傷」です。
具体的には天災、事故、犯罪などに巻き込まれたときに一瞬の激しいショックにさらされる急性トラウマ、児童虐待を長きにわたって受けることによる慢性トラウマの2種類に分かれます。
その出来事から1ヶ月以上6ヶ月以内にストレス障害を発症したとき、PTSDと診断されます。なお、1ヶ月未満の早い時期に起こるものは、「急性ストレス障害」とされます。
日本では、一生のうちにPTSDを発症する人は人口の1%前後。しかし、20~30代に区切ると経験者は3~4%にのぼるとされています。
また、トラウマの原因となる出来事の内容によって発症率が異なるというデータもあります。
具体的には、地震などの天災の場合は被災者の10%未満、戦争の戦闘行為を経験した場合は50%以上、性犯罪の被害に遭ったという場合は60%以上がPTSDを発症しているといわれています。

PTSDの症状

PTSDの症状として考えられるのは主に下記の三つです。

・覚醒症状(不眠)
・回避傾向
・追体験(フラッシュバック)

このうち、特に追体験はよく見られる症状です。
些細なことでトラウマを体験した当時のことを思い出すことで引き起こされます。
また現在は安全であるにもかかわらず幸福感を得られない、感情が鈍って物事に感動しなくなる、興味や関心が失われる、といった傾向が見られるのもPTSDの特徴といえます。
人の脳は強烈なトラウマを植えつけられるような出来事に接したとき、パニックに陥って精神が崩壊するのを防ぐために精神機能を自動的に麻痺させる性質があります。その結果、感動したり意欲を持ったりする機能が一時的に損なわれてしまうのです。

覚醒症状

PTSDの症状として覚醒症状というものがあります。
覚醒症状は過覚醒症状と呼ばれることもある症状で、周囲に危険がないかを警戒しているような状態が継続し、精神をリラックスさせることができない状態になります。
覚醒症状を発症すると、他者から見ても異常を感じるほどに神経質で短気になり、些細なことで苛立ちや怒りを露わにするようになります。
そして覚醒症状は周囲の環境に対しての不安や恐怖から発生する症状(不安障害)です。
そのため発症後は1つの物に対して集中するということが難しくなり、絶えず周囲を警戒し、ビクビクとした態度をとるようになることもあれば、周囲の物音や行動に対して驚きを感じるようになります。
覚醒症状を発症した際に現れる症状としては、不眠の症状もあります。
覚醒症状を発症すると常に脳が興奮状態にあるような状態になってしまうため、睡眠時にも意識が突然覚醒する、もしくは眠る直前になっても気持ちの高ぶりにより睡眠が取れない、というような症状が現れるようになります。

回避傾向

PTSD発症者に最も多い症状として、回避傾向という症状があります。
回避傾向という症状は、トラウマとなった出来事を思い出させるような状況に発症者が身をおいた際に起こす症状です。
具体的な症状の内容としては、トラウマとなった出来事を思い出しショック状態に陥ってパニックを起こした際に、脳機能の一部を麻痺させることによって、一時的にトラウマとなった出来事を思い出すこと無く過ごせるようにする、というものです。
回避傾向によって起こる脳機能の麻痺としては、事件の前後の記憶を思い出さないようにする、記憶が飛ぶといった物に始まり、幸福感の喪失、感情の麻痺、物事に対しての興味や関心の減退、建設的未来像の喪失、運動性障害といったものがあります。
回避傾向を発症したままの状態でいた場合、精神が上手く統合されなくなることから身体や精神が異常信号を発するようになり、不安や頭痛、身体の痛み、不眠、悪夢といった症状が現れるようになります。
特に重症化すると、多重人格障害(解離性同一性障害)という症状となって現れる場合があります。

追体験(フィードバック)

PTSDを発症した際に起こる症状として、追体験という症状があります。
追体験は別名フラッシュバックやフィードバックと呼ばれる症状です。
この症状の特徴として、症状が実際に現れるまでは回避傾向や過覚醒症状とは違い、心身に何かしらの異常が現れることはありません。
しかし周囲の環境や音、人、匂いといった五感からトラウマとなった出来事を想像してしまうと、トラウマとなった記憶が割りこむように思い起こされてしまう、もしくは再度トラウマとなった出来事に遭遇しているような状態になってしまいます。
そしてそれに伴い、睡眠中に突然の悪夢に襲われるようになってしまうこともあれば、身体がトラウマに対して反応することにより動機や呼吸のし辛さ、吐き気、筋肉の硬直、冷や汗といった症状が現れるようになります。
これらの症状の原因としては、視床下部に存在している自律神経中枢の交感神経が刺激されることによって、交感神経の過活動が発生するようになることが原因です。

PTSDの特徴

PTSDの特徴として、発症の可否を診断する際に本人の体調だけではなく、本人の周囲の環境に対しても目を向ける必要があるという特徴があります。
PTSDは災害や戦争などの戦闘体験、犯罪被害をはじめとする非常に強い恐怖感を伴う体験が存在しなければ発症しない症状です。
したがって、診断の際にはまず周囲の環境でPTSDを発症し得る出来事があったのかどうかを聞きます。
そしてその後、恐怖感や無力感、PTSD関連の刺激の回避や麻痺、反復的かつ侵入的、苦痛である想起の発生、過度の覚醒といったPTSDの症状となるものを起こすかどうかというのを確認し、一定期間以上症状が持続しているのが確認できて初めてPTSDを発症しているかどうかを判断することができます。

原因部位

PTSDは前帯状皮質の大きさによって発症し易さが変化します。
前帯状皮質は帯状皮質と呼ばれる部位の全部に存在しており、右脳と左脳の大脳半球感に存在する、神経信号を伝達する繊維である脳漿を取り取り巻く襟のような形をした領域です。
この前帯状皮質は実行、評価、認知、情動と呼ばれる行動を司る部位であり、この部位が小さい場合PTSDを発症しやすいという調査結果がでています。
また、PTSDを発症すると眼窩前頭皮質と呼ばれる脳の前頭前野の腹側表面に存在する部位が萎縮することも研究によって明らかになりました。
眼窩前頭皮質は物事の意思決定の基盤となる認知地図というものを構成する役割がある部位です。
したがってPTSDの発症によって眼窩前頭皮質が萎縮してしまうと、物事の意思決定に対しても大きな影響が発生するようにもなります。

依存症との関係

PTSDを発症するとアルコール依存症や薬物依存症など、何かしらの依存症を発症しやすくなります。
そのため治療の際には何かに対して依存をしていないかを調べ、もし依存症を引き起こしているのであれば依存症の治療から始める必要があります。
PTSDと依存症はどちらも治療が大変で、非常に長い時間と多くの手間をかけながら治療を行う必要があります。
したがって、PTSDの発症を自覚した際には自己治療による症状の改善や回復を目指すのではなく、専門医や専門の治療薬を用いた確実な治療が重要となります。

PTSDの治療法

PTSDの治療方法として現在行われているものに3種類、現在治験中の治療方法も合わせると4つの治療方法が存在しています。

・心理療法
カウンセリングや認知行動療法によるトラウマの克服

・薬物療法
PTSDの治療に用いられる医薬品を使用した症状の改善

・医療大麻
合成カンナビノイドを使用したPTSDの症状の現象や不安やフラッシュバックの影響の低下

・進行中の治療
MDMAを追加した心理療法
上記4つの治療方法のうち、医療大麻を使用した治療と進行中の治療であるMDMAを追加した心理療法は、医師による診察を受けた上で適切な指導や許可を得た上でなければ実施することが不可能な治療方法であり、個人で実施した際には麻薬取締法や大麻取締法といった法律に違反してしまいます。
したがってPTSDの治療を行う際には適切な場所で、自分に合った方法を用いながらの治療を行う必要があります。

心理療法

PTSDの心理療法では、認知行動療法という方法での治療が行われます。
認知行動療法ではセラピストと呼ばれる専門的な知識をもったスタッフとの会話によりPTSDの原因に対して慣れていくという方法が取られます。
この方法は国際的に推奨されているPTSDの治療方法であり非常に優れた治療効果がありますが、有効性に対しての限界が存在しており、カウンセリングの技術に精通していないセラピストとの面談を行った場合症状の悪化を招く恐れがあるため、注意が必要な治療方法です。
具体的な治療の内容としては、トラウマの原因となった事象が発生した場所に実際に足を運び、同じ被害に遭うことはないと脳に認知させるという方法や、読書による認知の癖の修正、子どものPTSDに対しては過去と現実の区別が正常に付けられるようになるようなサポートを行いながら行うトラウマフォーカスト認知行動療法という治療方法が取られることもあります。

薬物療法

PTSDの治療を行う際に薬物療法が行われる状況というのは非常に限定的な状況であり、認知行動療法などの心理療法が失敗してしまい他の治療方法が利用できない場合、もしくは中等度以上のうつ病を併発してしまっている場合にのみ、薬物療法が選択肢として上がります。
薬物療法を行う際にはSSRIを用いた治療が一般的に行われます。
SSRIはSelective Serotonin Reuptake Inhibitor(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の略称であり、脳内で発生するセロトニンの再取り込みを阻害することにより、脳内のセロトニン量を増加させる神経伝達を改善させてうつ病などの症状を改善させる、もしくはセロトニンの作用によってノルアドレナリンの働きを抑制し、パニック障害といった異常興奮によって発生する症状を改善させる働きを持つ医薬品です。
またPTSDの薬物療法を行う際には、ベンゾジアゼピンやベンゾジアゼピン系の抗不安薬の使用はPTSDの症状を悪化させる原因となり得るため非推奨されています。
したがって、PTSDの薬物療法を行う際には使用される医薬品に対して注意を払う必要があります。

医療大麻

医療大麻は医療目的に栽培された大麻や、大麻から抽出されたTHCやCBDと呼ばれる成分を利用し行うPTSDの治療方法です。
大麻にはTHC(テトラヒドロカンナビノール)とCBD(カンナビジオール)という2種類の成分が含まれています。
THCは一般的に大麻を吸った時に気分を高揚させる作用のある成分であり、CBDは高揚した精神を鎮める作用のある成分です。
これらの成分を人工的に模倣し製造されている合成カンナビノイドという医薬品があり、PTSDの治療を行う際にはこの合成カンナビノイドを使用した医薬品を服用します。
治療効果としては、合成カンナビノイドの摂取によりPTSDによって発生する悪夢の症状が発生しなくなった、もしくは頻度や悪夢の強さが減少し、日常生活の辛さが大幅に改善されたという報告があります。
しかし日本では合成カンナビノイドを使用した医薬品の数や、使用できる製品の数が非常に少ないため、治療の際にはCBDの成分のみを抽出して生成されたCBDオイルやCBDリキッドと呼ばれるものが利用されることが一般的です。

進行中の治験

現在進行中の治験として、MDMAを使用した心理療法があります。
MDMAはメチレンジオキシメタンフェタミンの略称で、アンフェタミンと類似した科学構造を持つ幻覚剤です。
MDMAは世界中で違法薬物に指定されており、日本でも麻薬及び向精神薬取締法によって、輸出入、製造、譲り受け、譲り渡し、施用の全てが禁止されています。
しかしアメリカではMDMAを使用した心理療法が非常に優れた効果を発揮するという実験結果が存在していることから、FDAによる審査が行われています。
日本国内では上記の麻薬及び向精神薬取締法という法律の存在により、このMDMAを利用したPTSDの治療が受けられる見込みは非常に低い傾向にありますが、新しい治療方法として、こういった特殊な医薬品を使用した治療方法というものも現在開発されています。

PTSD治療薬の効果

PTSDの治療薬として使用される成分はSSRIと呼ばれるセロトニンの再取り込みを阻害する働きを持ちます。
その中でも特にPTSDの治療効果が高いと言われている有効成分が以下の3つです。

・パロキセチン
・セルトラリン
・フルオキセチン

これらの中でも特に使用者が多いものがパロキセチンで、このパロキセチンはパキシルという製品などに含まれており、で非常に多くのクリニックで処方されています。
SSRIは作用結果こそ他の治療薬と同じですが、成分が体内に吸収された際に体内で起こる現象等は薬によって異なっており、副作用や併用してはいけない医薬品、注意点なども異なります。
したがって、治療の際には有効成分ごとの特徴などを知った上で服用を開始するのが重要になります。

パロキセチン

パロキセチンはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の一種で、日本ではパキシルという名称で処方が行われています。
パロキセチンを服用すると、脳内に存在するセロトニントランスポーターと呼ばれる部位に対して作用することによりセロトニンが身体に再吸収されるのを阻害し、脳内のセロトニン量を増加させることによってうつ病をはじめとする精神的な疾患の症状を改善させることができます。
パロキセチンは日本で処方されているSSRIの中でも特に知名度が高い有効成分であり、使用時の効果も非常に強いという特徴があります。
したがって、PTSDの薬物療法を行う際には非常に優れた効果を発揮してくれますが、その分使用上の注意点も多く併用してはいけない医薬品なども存在しているため、薬の自己管理がしっかりと行える人にのみパキシルはお薦めできます。

パロキセチン - Wikipedia

セルトラリン

SSRIの中でも使用し易く、比較的簡単に服用ができる有効成分にセルトラリンがあります。
セルトラリンは日本国内ではジェイゾロフトという名称で処方が行われている医薬品です。
セルトラリンの作用機序は一般的なSSRIと同じく脳内のセロトニントランスポーターという部位の活動を阻害します。
そして脳にセロトニンが再吸収されるのを阻害することによって、脳内のセロトニン量を増加させて精神的な症状の改善を行います。
セルトラリンは体内で分解される際に必要となる酵素の影響を受けにくく、他の医薬品との併用を行なった際にも体内で悪影響を受けにくいです。
したがって、SSRIの中でもセルトラリンは非常に服用しやすい製品なのです。

セルトラリン - Wikipedia

フルオキセチン

SSRIの中でも特に効果がある反面、入手しづらいのがフルオキセチンです。
フルオキセチンの作用の仕組みは他のSSRIと同じく、脳内のセロトニントランスポーターに対して作用し、セロトニンの再取り込みを阻害することによって症状の改善を行います。
フルオキセチンはWHOが必須医薬品に指定しているSSRIで、非常に優れた効果のある医薬品です。
しかしフルオキセチンは日本では未承認薬であり、購入するためには個人輸入を用いて海外から購入する必要があります。
したがって他のSSRIと比較した際、入手性の悪さというデメリットがありますが、使用した際の効果は非常に強い為、個人輸入を利用した医薬品の購入が可能なのであればフルオキセチンの使用は非常にお薦めできます。

フルオキセチン - Wikipedia

PTSD治療薬を通販で購入するメリット

PTSD治療薬を入手する方法には、心療内科などの病院を利用するという方法と、個人輸入というシステムを利用できる通販を使用した購入の2つの方法があります。
これらの購入方法は、各方法によって異なるメリットが存在しています。
例えば通販を利用した場合では、日本国内での購入が厳しいもしくは不可能な医薬品を海外から輸入し購入することもできれば、病院を受診した時よりも少ない価格での購入が可能となる場合もあります。
方法ごとに可能となることやメリットも異なっているため、実際に購入を行う際には自分にとって最も合っている購入方法を探した上で、実際に購入を行ってみるようにしましょう。

クリニックや病院で処方してもらう場合

クリニックや病院でSSRIを処方してもらうメリットとしては、処方時に診察を受けられるという点があります。
SSRIというのは医薬品の中でも使用上する上で注意しないといけないことが多い医薬品であり、使用の際には非常に多くの注意が必要となります。
病院で処方してもらう場合、処方を受ける前に医師からの診察を受け、使用上の注意などを説明してもらった上で服用を開始できます。
したがって、医療機関を受診せずに治療を行っている時よりもさらに安全にSSRIを服用し、治療を始めることができるのです。
処方を受けるまでに必要となる時間は病院によっても異なりますが、基本的には診察を開始してから1時間以内ほどで処方が受けられます。
処方の際に必要となる額は5,000円から1万円程となる場合がほとんどなので少々高く感じるかも知れませんが、その分高い安全性で購入できます。

通販サイトを利用した場合

通販サイトを利用した購入のメリットとして
・購入価格が安い
・病院まで行く手間が必要ない
・プライバシ-を守って購入が可能である
という点があります。
通販を利用した場合、自宅で注文するだけで海外から指定した住所まで商品が送られてきます。
したがって自宅から出る手間を掛けず、そして人に病気のことを知られずに治療薬だけを購入できます。
さらに購入に必要となる料金も、病院を1回受診するのに必要な額で1ヶ月分や2ヶ月分など、非常に多くの薬を購入することができます。
しかし通販を利用した購入の場合、商品が自宅まで送られてくるのに2週間ほどの時間が必要となるため、利用時には早期注文を行うようにしましょう。

通販でしか購入できないPTSDの治療薬

通販を利用しPTSD治療薬を購入するメリットとしては、日本国内では購入ができないPTSD治療薬の購入が可能というメリットがあります。
中でもフルオキセチンという成分が利用されているSSRIは、日本国内では処方されていない医薬品です。
したがって、一般的な医療機関を利用した際にはフルオキセチンを入手できず、もし仮に入手したいのであれば海外から輸入する必要があるのです。
このように、海外では販売している医薬品を日本に送ってもらうということも通販であれば可能なのです。

PTSD治療薬の服用方法

SSRIの基本的な服用方法は、毎日夕食後に規定量の薬錠を服用するという方法です。
服用量は薬の種類や成分量によっても異なるため、服用の際には薬ごとに摂取量を調べ、その上で服用するようにしましょう。
注意点として、PTSDの治療に用いるSSRIは本来うつ病などの症状を改善する際に利用する医薬品のため、PTSDの治療の際に服用するのであれば、通常の服用方法とは少々違った服用方法を取る場合や、服用量が異なる場合があります。
したがって、服用前には必ず服用量の確認を行うようにしましょう。
また、医薬品は緑茶に含まれるカフェインや柑橘系飲料に含まれるフラノクマリン酸の影響を受ける恐れがあるため、服用の際には必ず水もしくは白湯を用いて服用するようにしましょう。

・パロキセチン
1日1回、夕食後に服用してください。
PTSDの場合は1回10mg~20mgから開始して、1週間ごとに1日10mgずつ増量してください。しかし、1日の限度は40mgなので超えないようにしましょう。

参考サイト:医療用医薬品:パロキセチン塩酸塩水和物

・セルトラリン
1日1回、夕食後に服用してください。
1日25mgから開始して、1日100mgまで増量してください。しかし1日の限度は100mgなので超えないようにしましょう。

参考サイト:医療用医薬品:塩酸セルトラリン

・フルオキセチン
1日1回、朝食後に服用してください。
1日20mgから開始して、1日80mgまで増量してください。しかし1日の限度が80mgなので超えないようにしましょう。

参考サイト:DailyMed:PROZAC WEEKLY- fluoxetine hydrochloride capsule, delayed release

PTSD治療薬の副作用

医薬品の服用時に注意すべきことに、副作用の存在があります。
副作用は薬の成分が身体に対して働く際、意図的に発生させている現象である主作用とは別に意図的に起こしておらず、偶然発生してしまう症状のことを副作用と呼びます。
副作用は身体の特定部位に1つだけ薬が働くのではなく、複数箇所に複数の効果が現れるために発生する症状です。
そして副作用は医薬品の服用を行う以上、必ず発生する可能性があるものです。
そのため、医薬品の服用を行う際にはどのような医薬品であっても、必ず副作用について知っておく必要があります。
また、副作用と聞くと多くの人が身体にとって良くない効果だけを想像しますが、副作用の中には使用方法を変えることにより身体に対して優位な作用をもたらすものも存在しているため、副作用に対して過剰な不安を感じること無く、発症時の適切な対策法を知った上で冷静に対処を行うようにしましょう。

起こりやすい副作用

PTSD治療薬であるSSRIを服用する際に発生し得る副作用には、以下のような症状があります。

・性機能異常
・倦怠感
・ほてり
・無力症
・疲労
・悪寒
・傾眠
・めまい
・頭痛
・悪夢
・不眠

これらの症状はSSRIを服用した際に発生しやすい副作用です。
そのため発生したからといって自分の身体と薬の相性が悪く、特別な副作用としてこれらの症状が現れたという不安を感じる必要がありません。
基本的な対処法としては、これらの症状は時間の経過によって症状が沈静化するため、副作用が現れた際には薬が切れるまで待ちましょう。
また性機能異常に関してはED治療薬の服用により対応が可能となっているため、SSRIの服用が中断できない状況で性行為に挑む際には、ED治療薬の使用を検討すると良いでしょう。

重篤な副作用

SSRIの服用によって発生する恐れのある重篤な副作用として、以下の症状があります。

・セロトニン症候群
・悪性症候群
・腎機能低下
・皮膚粘膜眼症候群
・多形紅斑
・重篤な肝機能障害
・ミオグロビン尿
・抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
・スティーブンス・ジョンソン症候群

以上の症状がSSRIの服用により発生する恐れのある、重篤な副作用です。
発症確率こそ低く非常に稀な副作用と言えますが、発症したまま対応を行わなければ、身体に対して非常に大きなダメージを発生させるおそれがあります。
したがって、これらの症状の初期症状が現れた際にはすぐさま病院へ行き、医師にご相談ください。

PTSD治療薬の併用禁忌薬・注意薬

医薬品の服用を行う際には、併用禁忌薬と併用注意薬と呼ばれるものに対して注意を払う必要があります。
併用禁忌薬というのは、特定の医薬品との併用により身体に対して重大な影響を与える恐れがある医薬品のことを指します。
それに対して併用注意薬というのは禁忌薬ほどに強い影響を与えることは無くとも、併用により薬の効果が過剰に強まる、もしくは過剰に弱まってしまうといった影響を与える医薬品のことを指します。
併用禁忌薬と注意薬は医薬品ごとに異なっているため、PTSD治療薬を服用する際には薬ごとに定められている併用禁忌薬や注意薬についての下調べを行ってください。

併用禁忌

PTSD治療薬の併用禁忌薬に、以下の医薬品があります。

・MAO阻害剤
併用によりセロトニンの分泌が過剰に阻害されるため、脳内のセロトニン濃度が高まり、発汗や全身けいれんなどの症状が発生する恐れがあるため、併用及び使用後14日以内のPTSD治療薬の使用は禁忌とされています。

・ピモジド
併用により、ピモジドの効果時間や半減期までの時間等が長びき、効果が過剰に現れる恐れがあるため、併用は禁忌とされています。

以上の医薬品がPTSD治療薬の併用禁忌薬となります。

併用注意

PTSD治療薬の併用注意薬に以下のような医薬品があります。

・セロトニン作用を有する薬剤
相互にセロトニン作用が増強し、セロトニン症候群を始めとするセロトニン作用のある症状が現れる恐れがあるため、併用時には注意を払う必要があります。

・フェノチアジン系抗精神病剤
代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、悪性症候群を発症する恐れがあるため、併用時には注意を払う必要があります。

・三環系抗うつ剤
代謝酵素CYP2D6を阻害することによって薬剤の作用が増強され、抗コリン作用の症状が現れる恐れがあるために、併用時には注意を払う必要があります。

・抗不整脈薬
・β遮断薬
代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、薬剤の作用が増強される恐れがあるため、併用時には注意を払う必要があります。

その他多くの併用注意役が存在しているため、PTSD治療薬を使用する際には現在服用している医薬品に使用されている成分に気をつけながら併用の可否を行う必要があります。

PTSD治療薬を服用できない方

・PTSD治療に用いる医薬品に対して過敏症を発症したことがある
・MAO阻害剤を使用している、もしくは治療薬の服用を行う2週間以内にMAO阻害剤を服用した
・ピモジドを投与中である

以上の条件に該当する場合、過敏症の発症をはじめとする多くの危険な症状が現れるおそれがあるため、使用は禁忌となっています。
また、服用を開始した段階で上記の禁忌となる条件に該当していなくとも、服用開始後にMAO阻害剤の服用やピモジドの投与を開始してしまうと条件に該当することになります。
併用禁忌薬を使用した状態になってしまうため、PTSD治療薬の服用を開始した際にはMAO阻害剤やピモジドの投与に注意を払うようにしましょう。

PTSD治療薬に関するよくある質問

Q.PTSDはなぜ発症するの?
A.PTSDは精神的なダメージによって発症する症状です。     
例えばPTSDは戦争や天災、事故、重大な病気といった精神的なダメージや負荷に長期間晒されることにより、心が体を守るために発症します。     
精神的なダメージを受ける程度というのは人によって異なるため、発症しやすさは人によって異なります。     
しかし物理的にけがをする状況に身をおいた際、人によって怪我の痛みの強さや我慢のできる程度が異なれども、怪我をしてしまうのと変わりがないように、PTSDも発症し易さこそ違えども、どのような人でも発症する可能性のある症状といえます。

Q.子供が発症してたら使用できる?
A.PTSDの治療に用いるSSRIは原則18歳以上にならなければ服用できない医薬品です。     
18歳未満の人物に対して投与を行った場合、自殺に関するリスクが増大すると言われています。     
したがって、基本的には18歳未満の子供に対しての投与は行えません。     
しかし、PTSDは子どもであっても発症する可能性のある症状のため、発症した際は速やかに治療しなければなりません。     
子どもがPTSDを発症してしまった場合は、まず病院で診断をしてもらい、今後の治療方針を相談することが大切です。

Q.発症してから飲み始めて効果ある?
A.PTSD治療薬は基本的に発症後に服用を開始します。     
PTSDの治療法として国際的に推奨されている方法は心理療法であり、薬物療法は心理療法での改善が見込めず、他の治療方法が選択できない場合に取られる方法です。     
したがって、PTSD治療薬はPTSDを発症してから服用するのが基本的な服用方法であり、PTSDの症状が現れる前にうつ病など精神的な病の発症によりSSRIの服用を開始するなど、特殊な状況でなければPTSD発症前のSSRIの服用は行いません。

Q.薬を飲まなくても治療することができる?
A.PTSDの治療方法には心理療法など、医薬品を使用しない方法もあります。     
PTSDの心理療法として、持続エクスポージャー療法などがあります。     
持続エクスポージャー療法は、トラウマとなっている記憶を受け入れ、気持ちを楽にし、ポジティブな方向へと切り替えていくことが目的です。     
このようにトラウマとなっている体験と向き合い、それを他人に話すことで気持ちを楽な方向へと導いていくことでも回復することが可能なのです。

Q.どのタイプのPTSDにも同じ薬で効果ある?
A.PTSDは戦争などの戦闘行為に巻き込まれたことによって発症するものや、天災の被害に遭うことによって発症するものなど、多くの症状が存在しています。     
これらのPTSDは発症原因こそ異なっていますが、基本的には同じ治療薬を使用し治療することができます。     
パロキセチンやセルトラリンなどPTSDの治療薬として使用されている医薬品はいくつかありますが、そのどれもがSSRI系の医薬品であり、効果には大差ありません。     
しかし、体質などによって適合しない可能性があることや、医薬品によって特徴もあるため、使用する医薬品の選択をする場合医師にご相談ください。

関連ページ

参考サイト
心的外傷後ストレス障害 - Wikipedia

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