下剤ダイエットの方法は?メリットとデメリットを解説!

下剤ダイエットの方法は?メリットとデメリットを解説! ダイエット

一度は耳にしたことがある下剤ダイエット

下剤ダイエットで使用される便秘薬は、ドラッグストアなどで購入ができ、価格も安価なため手軽に始められるダイエットとして若者を中心に注目されています。

本記事では、下剤ダイエットについて徹底リサーチしました。
下剤ダイエットのメリット、デメリットも紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

下剤ダイエットの方法

下剤ダイエットは、便秘薬を使用したダイエット方法です。
便秘薬を使うことで、体内に溜まっている便を排出することができます。

また、食べてもすぐに便を出すことができるため体重が減り、痩せることができます。
1日の服用量は製品によって異なりますが、1日1~4錠ほどです。

必ず用法・用量を守り服用しましょう。
食事制限がなく、運動する必要もないため、ダイエットが難しいと感じている方でも手軽に始められるダイエット方法と言えます。

下剤ダイエットで痩せる?

実際に下剤ダイエットで痩せるのか。
調べてみると、下剤ダイエットで痩せたという人は多くいます。

下剤を使用することで体内に溜まっている便を出すことができるため、その分体重は減ります。
しかし、これは一時的に体重が減っただけであり、脂肪が燃焼されて痩せているわけではありません

下剤ダイエットのメリット・デメリット

下剤ダイエットのメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

食べても出せば痩せると思っている方、下剤ダイエットを始めようとしている方はダイエットを始める前に必ず確認しましょう。

【メリット】すぐ痩せる

下剤の中には、即効性が期待できる製品があります。

下剤を飲むことで、体内に溜まった便が排出されるため体重の減少が見込めます。

痩せたというわけではありませんが、すぐに1キロ落としたいという方には効果的です。

【メリット】手に入りやすい

便秘薬はドラッグストアなど身近なお店で購入することができます。

価格も安価ですぐに買うことができるため、ダイエットを手軽に始めることが可能です。

【メリット】お腹がすっきりする

便が溜まるとお腹が張り、ぽっこりとお腹が出てしまうことがあります。

下剤で便を出すことによって、お腹の張りからくるぽっこりお腹を改善できます。

見た目がすっきりするのは嬉しいポイントです。

【デメリット】お腹が痛くなる

下剤を使用している人の多くが腹痛を報告しています。

とくに、コーラックやビオフェルミンなどは腸を刺激し働きを活発化させることで排便を促すため、腹痛が起こりやすいです。

中には、腹痛によってトイレから出られなくなり、学校や会社に行けなかったという声もあります。

【デメリット】依存・便秘になる

下剤は、腸の動きを活発にして排便を促しますが、飲み続けることで排便機能が衰えて自然な排便ができなくなる可能性があります。

そのため、溜まった便を自然に出すことができなくなり便秘につながります。

下剤を長期間飲むことで、耐性がついて効果が出なくなり、便を出さなくてはと必要以上に服用するなど依存になる可能性が高いです。

【デメリット】栄養が不足する

私たちの身体は、食事で摂った栄養を腸内で吸収します。

下剤を飲むと、腸で摂り込まれるはずの栄養素が便として排出されるため、栄養が不足している状態になります。

栄養不足から健康問題につながる可能性があるため注意が必要です。

【デメリット】肌荒れ・ホルモンバランスの乱れ

下剤ダイエットは、肌荒れやホルモンバランスの乱れを引き起こす可能性があります。

必要な栄養までも排出されてしまうことから、髪に艶がなくなったり、肌トラブルを引き起こしたりします。

実年齢よりも老けて見られるなど、下剤ダイエットは身体にとって大きな負担となるのです。

下剤ダイエットした人の口コミ

下剤ダイエットをした人の口コミをまとめてみました。

ばっちき効きます。本当に効きます。

そして依存性も抜群です(苦笑)

摂食障害を患った時にこれに依存してしまい、これ無しではお通じができなくなり、自然な腸内リズムに戻すのが本当に本当に大変でした。

飲み方を間違えなければいいお薬なんでしょうが、・・・・・お勧めできません。

引用:コーラック / コーラック (医薬品)の口コミ(by onomyakoさん 購入品)|美容・化粧品情報はアットコスメ

痛いけど痩せます。ダイエット目的はだめだよなあと思いつつ…でもほんとに痩せるんですよね。
しかし痛い。けどタイミングみて飲むので別に不便ではないです。便だけに(うまくない)。
私は痛いの別に平気(痛みが引いたあとの爽快感が好き…)なので使い続けると思います

引用:コーラック / コーラック (医薬品)の口コミ(by 有村#さん 購入品)|美容・化粧品情報はアットコスメ

調べてみると、下剤ダイエットで痩せたという口コミが多数ありました。
しかし、異常な腹痛や下剤への依存などデメリットも多く寄せられています。

下剤ダイエットはおすすめできない

結論から言うと、下剤ダイエットはおすすめできません

下剤を飲んで効果を実感していても、一時的な体重減少であり脂肪燃焼によって痩せているのではありません。

価格が安価で手軽に始めることができるダイエットではありますが、依存性や身体への影響を考えるとすぐに止めるべきでしょう。

食事制限や運動はしたくない、でもきれいにやせたいという方には医学に基づいたメディカルダイエットがおすすめです。

痩せたいならメディカルダイエット

食事制限や運動をしなくても痩せると話題のメディカルダイエット。
メディカルダイエットはいくつか種類があるため、それぞれご紹介します。

興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

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脂肪の吸収を抑える薬

脂肪の吸収を抑える医薬品には、食事で摂った脂質の3割をカットし、便として体外へ排出する効果があります。

脂肪吸収阻害薬であるゼニカルは、有効成分オルリスタットを含み、食事中~食後1時間以内に飲むことで効果を発揮します。

副作用として油漏れやおなら、排便回数の増加などがあり外出先で飲む場合は注意が必要です。

ゼニカル オルリファスト オルリガル
ゼニカル オルリファスト オルリガル
有効成分 オルリスタット
60mg
オルリスタット
60mg・120mg
オルリスタット
120mg
価格 42錠 9,360円~ 42錠 3,680円~ 84錠 6,800円~
商品詳細 商品詳細 商品詳細
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食欲を抑え満腹感を持続する薬

GLP-1受容体作動薬は、食後の血糖値の上昇を抑える医薬品です。

食欲をつかさどる脳の視床下部に作用するため、食事抑制効果や満腹感を維持する効果があります。

GLP-1受容体作動薬であるリベルサスは、1日1回1錠をその日の飲食前に服用することで効果を得られます。

効果が期待できる医薬品ですが、下痢や嘔吐、食欲減退などの副作用が報告されているため、服用前に必ず確認しましょう。

糖の吸収を抑える薬

SGLT2阻害薬は、糖の吸収を抑えて体内にある糖を尿と一緒に排出する医薬品です。
そのため、摂取カロリーが抑えられ体重の減少につながります。

SGLT2阻害薬には、フォシーガやジャディアンス、カナグルなどがあり、食前または食後の服用です。

主な副作用として、口の渇きや脱水、膀胱炎などがあります。

フォシーガ ジャディアンス カナグル
フォシーガ ジャディアンス カナグル
有効成分 ダパグリフロジン エンパグリフロジン カナグリフロジン
価格 28錠 6,300円~ 30錠 4,950円~ 30錠 5,940円~
商品詳細 商品詳細 商品詳細

ダイエットは健康的に!

下剤ダイエットによる体重の減少は一時的なものに過ぎず、痩せているわけではありません。

慢性的な便秘や肌トラブル、下剤への依存などを引き起こす可能性がありとても危険です。

痩せて細くきれいな身体になりたい方は、健康的に痩せられるメディカルダイエットをおすすめします。

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