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リドカインの効果・副作用・禁忌

リドカインの目次


リドカインの効果

リドカインは現在、日本の医療機関でも用いられる麻酔薬です。
局所麻酔の他、抗不整脈薬としても認められており、皮膚や粘膜の感度を鈍らせて感度を落とす役割があることから、早漏用としてクリームやスプレーとしても使われています。

刺激を受けた箇所は、神経を通じて脳に伝達し、脳の指令によって部位に刺激を感じるのが刺激のメカニズムです。
リドカインは神経細胞が脳に向かう途中で、情報の伝達を防ぐ役割があるため、皮膚や粘膜に起こる刺激を和らげる働きがあります。

リドカインの臨床試験結果

リドカインを含む先発薬である、エムラクリームが早漏症に対して効果があるかを検証する臨床試験が行われました。

エムラクリームと効果のないプラセボ薬、2種類を2グループに分けて塗布し、患部を60分密封した後にクリームを洗い流してレーザー、点滴、注射などの治療を行った結果、プラセボ薬を使用した患者よりも明確な麻酔効果があることが判明し、リドカインの効果が立証されました。

また、痛みの重症度を数値化して検証する、VAS(ビジュアルアナログスケール)を利用して、検証した結果もあります。
これは自分が感じたことのある、最も強い痛みの数値を100とした場合、今感じている痛みがどの程度なのかを視覚化して計測する方法です。

長さ100mmの直線を横向きで引いていき、対象者が適した位置に縦線を引いて計測する方法で、計測数値が低いほど麻酔効果が高いと言う形になります。

計測されたVAS数値

・エムラクリーム レーザー治療18.1 注射、点滴18.8
・プラセボ薬 レーザー治療49.6 注射、点滴39.6

上記のデータから分かるように、エムラクリームを使用した方が高い麻酔効果を得た結果となっています。

リドカインの使用方法

リドカインを含む製品を使用する際には、陰茎や亀頭に薬液を塗布した後一定時間放置してください。 、
リドカインの成分を陰茎や亀頭に十分に浸透させ、患部の感覚が鈍るのを待ちます。

ただし、女性器にリドカインが接触しないように注意してください。
女性器にリドカインが接触して浸透することで女性の性感が鈍り、男女ともに性行為を楽しめなくなることが考えられます。

行為に及ぶ際、ペニスに付着する薬液をシャワーで洗い落とす、もしくはコンドームを装着するという方法をとり、対策することで女性に麻酔効果が移るのを防ぐことができます。

各タイプの詳しい使用方法は以下の通りです。

クリームタイプのリドカイン

性行為の10~20分前にペニスに塗布します。
使用する際にはクリームを適量指に取り、十分に勃起させた陰茎と亀頭にムラなく塗布していきます。

塗布完了後は、そのままクリームの成分が浸透するまで待ちます。
手指で触れてみて成分が十分に浸透していること、ペニス全体の感覚がある程度鈍っていることを確認したあと、シャワーでクリームを洗い落とす、もしくはコンドームを装着して女性器にクリームが付着しないように注意したうえで、性行為を行います。

クリーム使用時、多量に塗布してしまうと成分が過剰に浸透してしまい、性感が著しく低下してしまう場合があります。
使用時には塗り過ぎに注意してください。

スプレータイプのリドカイン

性行為の10~20分前にペニスに直接スプレーを噴霧してください。
噴霧する回数は早漏の度合いによって異なりますが、目安としては1回~5回の間としてください。

陰茎や亀頭にムラなくスプレーを噴霧し、全体に薬液が付着したあとはそのまま時間を置き、成分が浸透するのを待ちます。
成分が浸透し、ペニス全体の感覚が鈍ったことを確認したあと、薬液をシャワーで流す、もしくはコンドームを装着してください。

噴霧回数が多くなりすぎてしまうと、性感が著しく低下し、行為に及べなくなる可能性があるため、使用時は適度な回数の使用を行うようにしてください。

コンドームタイプ

コンドームタイプの製品は、クリームタイプやスプレータイプに比べて使用方法が非常に簡単です。
一般的なコンドームを使用した避妊方法と同じように、勃起したペニスに装着するだけです。

ただしこの時、リドカインを塗布した面が内側に来るように注意する必要があります。
装着後、5分~10分で薬の成分がペニスに浸透します。
注意点として、コンドームを外した後のペニスには薬液が付着した状態となっているので、すみやかにシャワーで残留成分を洗い落としてください。

リドカインの副作用

医薬品には全て副作用というものが存在します。
それはリドカインも例外ではありません。
薬の本来の目的通り働く効果を主作用といい、本来の目的以外で出てしまう効果を副作用と言います。

一般的に薬に含まれる成分は、1つの症状にのみ作用するわけではなく、望む治療効果以外にも作用してしまう場合が多いです。
服用時の体の体調によって副作用が生じる場合や、成分に対するアレルギー症状が副作用として生じる場合があります。

起こりやすい副作用

・塗布した場所が赤くなる
・一時的な錯感覚
・めまい
・吐き気

リドカインを使用して皮膚に起こる副作用としては、皮膚が赤みを帯びたり、青白くなる蒼白です。
これらはリドカインの成分によって塗布した部位周辺の血管が拡張し、血流が良くなっているために起こります。
反対に青白くなるのは、血管が収縮しているため起こります。

ごくまれにめまいや吐き気などが伴う場合があります。

どれも一時的な症状であり、深刻に捉える必要はありませんが、まずは付着した患部のリドカインを綺麗に洗い流し、症状が重い場合や長引く場合には、医師にご相談ください。

重篤な副作用

リドカインの副作用で本当にごく稀に確認される重篤な副作用が存在します。

・ショック
・意識障害
・痙攣
・メトヘモグロビン血症
・非動脈炎性前部虚血神経症
・プリアピズム

上記のような重篤な副作用が生じる可能性があります。
これらの副作用の症状が現れた場合、直ちに服用を中断し、医師にご相談ください。

抗不整脈としての副作用

心室性不整脈の予防として、リドカインを点滴剤として使用した場合、副作用として中枢神経系、消化器系、皮膚症状に分かれ生じる場合があります。

中枢神経系の主な副作用としてめまい、不安、眠気、消化器系の副作用として嘔吐、皮膚症状として蕁麻疹、過敏症が挙げられています。

リドカインを使用してはいけない人

リドカインを使用するにあたって以下に該当する方はリドカインの使用をしてはいけません。

・リドカインもしくはアミド型局所麻酔剤に対しての過敏症を発症した経験がある方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性がある方

リドカインの使用によって過去に過敏症を引き起こしたことのある方はリドカインを使用しないでください。
再度の使用によって重篤な副作用が生じる可能性があり、アナフィラキシーや浮腫など重い過敏症がリドカイン成分配合の注射によって報告されています。
また、リドカインが分類されるアミド型局所麻酔剤に過敏症を引き起こしたことのある方も同様の理由から使用できません。

リドカインの併用注意薬

医薬品を服用する際には、併用禁忌薬と併用注意薬というものが存在します。
併用禁忌薬はリドカインと一緒に服用することで体に重大な影響を与えてしまう可能性のある医薬品です。
リドカインを使用する際には、自分が現在服用中の薬をしっかりと確認する必要があります。

併用注意薬はリドカインと一緒に服用することで体に様々な影響が及ぶ可能性があり注意が必要な医薬品です。
薬の効果を弱めてしまったり、逆に強めてしまう場合があるので、注意してください。

リドカインに関しては、塗布した部位にのみ効果を現す外用薬ゆえに、併用禁忌薬は報告されていません。

併用注意

・アミオダロン
併用により心機能抑制作用が強まる恐れがあります。

・スルファメトキサゾール
併用によりメトヘモグロビン血症を引き起こす恐れがあります。チアノーゼなどの症状が現れた場合には、使用を中断し医師の診察を受けてください。

・メピバカイン
併用により中毒症状が発生する恐れがあります。併用する際には注意してください。

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参考サイト

医療用医薬品 : キシロカイン