産みたい時に産める身体作り、プレ妊活とは

産みたい時に産める身体作り、プレ妊活とは 妊活

近年、テレビや雑誌とメディアを通して耳にする不妊治療や不妊症。

10年ほど前までは10組に1組のご夫婦が不妊治療を受けている。と、言われていましたが、最近では6組に1組のご夫婦が不妊治療を受けてる。とまで言われるようになりました。

「タイミング法」、「体外受精」、「人工授精」、「顕微授精」妊娠するための手段はいくつかあります。

助成金が受けられる手段もありますが、何より大切なこと。それは男女双方の心身の健康です。

今からできる妊娠に向けた身体の準備「プレ妊活」を意識することで、産みたいときに産める身体を意識してみませんか?

不妊症とその原因とは

不妊とは「健康な夫婦が避妊をしないで夫婦生活を送っているのにも関わらず、1年間妊娠しない状態」のことを言います。

原因は4つに分けられ、WHO(世界保健機関)が発表した不妊症原因の統計は女性41%、男性24%、男女双方24%、原因不明11%との統計が出ております。

上記のことからも、不妊症の原因が女性だけではなく、男性側にある夫婦は4組に1組、双方にある夫婦は4組に1組と言えます。

不妊症の原因の多くは、いくつもの原因が複雑に絡み合って【不妊】という症状が形成されます。

原因の1つとして年齢も関係しており、女性の卵子は年齢と共に排卵の有無に関わらず減少し、自然分娩で健康な赤ちゃんが生まれてくれる確率から、女性は医学的に20代が妊娠適齢期とされています。

一方、男性は精子の遺伝子異常が加齢に伴って年々増え、平均して40歳以降は妊娠率が下がることがわかっています。

あくまで、原因の1つに【加齢】がありますが、妊娠能力の個人差は大きいため、若く、健康でも安心できません。

できるだけ早い段階からご夫婦で妊活を意識することが大切です。

将来のためのプレ妊活

妊活に早すぎるということはありません。

現状、相手がいない。結婚したくない。子供は欲しくない。もちろんそう思う人はたくさんいます。

しかし、いざとなった時に妊娠できない。

そこから検査して治療してなんて辛いですよね。

そうならない為に妊娠率を普段から上げておくことのできるプレ妊活。

常日頃、意識しておくことは大切です。

プレ妊活といっても特に難しいことはありません。

最初に言ったように、プレ妊活とは心身の健康、健やかな体づくりです。

その中でも3つご紹介したいと思います。

日常生活の見直し

・過度なストレス

・運動不足、血行不良

・喫煙

・肥満、痩せすぎ

・食生活

・過度な美白

ストレスは男性の場合、精子の数が減ってしまい、女性の場合、ホルモン分泌に関わってきます。

運動不足や喫煙は血流を悪くし生殖機能に影響するといわれており、喫煙に関しては血流を悪くするだけではなく、精子の質を下げてしまうことで更に妊娠しにくい精子になってしまう恐れがあります。

女性も不妊や早産、育成不良も招くこともあるので禁煙しておくことに越したことがありません。

意外なのが過度の美白

日焼け対策をしすぎると体内でビタミンDが作られなくなってしまうため、妊娠しにくい身体になってしまいます。

子供も欲しいけど、自分の美白も守りたい。

そんな女性の気持ちも非常にわかりますが、子供を授かることと、ひと時の美白、あなたなら今どちらが大切かもう答えは出ているのではないでしょうか?

体のメンテナンス

女性側の話しになってしまうのですが、基本的に妊娠中は治療が困難です。

妊娠前に体のメンテナンスは行っておいた方が良いでしょう。

・風疹の抗体検査

・性病検査

・虫歯の治療は男性も女性もしておくと良いですね。

女性は上記以外にも

・甲状腺検査

・子宮がん、乳がん検診

・骨密度もしておくと良いでしょう。

より詳しく妊活では要注意?一般診断の項目に掲載しています。

プレ妊活を行う上では確認しておくことで体調管理を保つことができます。

意識的にセルフチェック

何をセルフチェックかというと、女性は基礎体温です。

基礎体温を計ることでホルモンの周期で起こる微妙な体温変化で排卵の有無を確認できます。

男性はというと、セルフチェックは無いに等しいです。

近年では、精子の運動率や濃度を確認できるアプリなどもありますが、気になる場合は医療機関での検査を推薦します。

いかがですか。常日頃から意識でき、実践できるプレ妊活。

もちろん過度の意識は逆効果ですが、将来子どもが欲しい人、子どもが欲しいご夫婦。出来ることから実践してみませんか。

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参考サイト

1年後にベビーが欲しい花嫁さん! “彼と”始めるプレ妊活3つのこと|ゼクシィ

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