ゼニカルの効果を徹底解説!ゼニカルの痩せる仕組みと飲み方も紹介

ゼニカルの効果を徹底解説!ゼニカルの痩せる仕組みと飲み方も紹介 ダイエット

簡単にダイエットできたら、、、
ゼニカルは本当に効果があるのかな、、?

ゼニカルは人気のダイエットピルの1つです。

しかし、本当にみんなが効果を実感しているのでしょうか?

今回は、ゼニカルが痩せる仕組みと、効果的な飲み方などを紹介していきます!

ゼニカルはリパーゼ阻害薬

ゼニカルは肥満治療薬として開発された、リパーゼ阻害薬です。

食事で摂取した脂肪分の体内吸収を抑えるため、脂肪吸収阻害薬とも言われています。

リパーゼとは?

リパーゼは脂肪分解酵素の1種で、食事から摂取した脂肪はリパーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解された後、腸管から吸収されます。

吸収された脂肪はエネルギーとして使用されますが、余った分は肝臓で中性脂肪となり体内へ蓄積され、内臓脂肪や皮下脂肪となります。

ゼニカルの効果と痩せる仕組み

ゼニカルの効果と痩せる仕組み

ゼニカルは、体内への脂肪吸収を抑制する効果によって痩せることが可能です。

有効成分のオルリスタットは、食事で摂取した脂肪分を分解する酵素「リパーゼ」の働きを抑制します。

それによって脂肪の分解も抑えられ、体内への吸収が抑制されます。

この作用により、摂取した脂肪の約30%は分解されず、便と共に体外へ排出されます。

ゼニカルが抑える脂質はどれくらい?

ゼニカルを飲むとはたしてどのくらいの脂肪が抑えられるのか、実際に計算してみました。

ゼニカルが抑える脂質はどれくらい?

ゼニカルを服用すると、摂取した脂質の約30%が体内へ吸収されず体外へ排出されるため、牛肉100gを食べると10.4gが体外へ排出されることになります。

10.4gは油の量で計算すると約大さじ一杯となります。

そのため100gの牛肉を食べると、約大さじ一杯分の油が吸収されずに、体外へ排出されることになります。

ゼニカルの効果が実感できるのは?

ゼニカルを服用すると約24~48時間ほどで、体内で吸収されなかった脂肪分が便と共に体の外へ排出されます。

油分がそのまま体外へ排出される形となるため、慣れないうちは驚くと思いますが、吸収されるはずだった油分を目の当たりにすることで、確実な効果を実感できます。

ゼニカルのダイエット効果は?

海外の研究結果によると、体重97kgだった方が1年間ゼニカル120mgを服用した結果、-6.1kgの減量に成功し90.9kgになったという報告がされています。

実際に服用を開始して痩せたと実感できるのは、約2~3週間ほど経過してからとなります。

ゼニカルは長期の服用も問題ないため、6~12ヶ月継続服用することで、ウエストのくびれが出てきた、服のサイズが合わなくなってきたなど、さらにはっきりとした体重の減少や見た目の変化を実感できます。

ダイエットにゼニカルはおすすめ?驚くべき効果とダイエット方法を紹介
人気と高い安全性を持つゼニカル。ダイエットに良い、とは言いますが、実際にどのくらいの効果があるのでしょうか?今回は、ゼニカルの使用でいつから痩せるのか?どれくらい痩せるのか?を解説していきます。

ゼニカルの効果はいつまで続く?

ゼニカルの効果はいつまで続く?

ゼニカルは効果の持続時間が短いため、服用後30分~1時間で最大血中濃度となります。

服用後30分ほどで血中濃度がピークになり、その後は徐々に濃度が薄くなり、2時間後には半減期を迎え、ほとんど効果がなくなります。

そのため、効果を持続させたい場合は、朝、昼、夜の毎食ごとに服用する必要があります。

ゼニカルの飲み方

ゼニカルの飲み方

ゼニカルは1日3回まで飲むことができ、1回の上限は120mgとなります。

服用錠数 1回1カプセル
※60mgの場合は2カプセル
服用回数 1日3カプセル(360mg)まで
※60mgの場合は1日6カプセルまで
服用時間 食事中~食後1時間以内に服用
服用間隔 最低2時間は空ける

規定量より多く飲むことで、効果が高まるわけではありません。

副作用が強くなる可能性もあるため、用法用量はきちんと守りましょう。

ゼニカルの注意点

ゼニカルは医薬品のため、副作用や併用注意薬があります。

服用の前に必ず確認しましょう。

  • 下痢
  • 脂肪便
  • 吐き気
  • 腹部膨満
  • ビタミン不足
ゼニカルの副作用は多い?副作用の頻度と対処法について解説!
ゼニカルにも副作用があります。油漏れやビタミン不足などが有名ですが、どれくらいの頻度で起こるのでしょうか?また、対策方法についても紹介しています。
  • レボチロキシン(甲状腺ホルモン補充薬)
  • ワーファリン(抗凝固薬)
  • アミオダロン(抗不整脈薬)
  • 抗てんかん薬
  • 抗レトロウィルス薬(HIV治療薬)
  • シクロスポリン(免疫抑制剤)
ゼニカルと併用可能な薬|ピルや下剤・痩せる薬と併用できる?
ゼニカルと併用することができる薬について調べました。ピルや下剤と併用できるのか、他のメディカルダイエット薬(瘦せる薬)と併用可能なのかまとめました。

参考:DailyMed – XENICAL- orlistat capsule

油漏れに注意!

ゼニカルを服用している間は排便やおならが増えますが、まれにおならと一緒に油がもれてしまうことがあります。

いつものようにおならが出ると思ってガスを出したところ、直接油が出てきて下着や衣服をよごしてしまったなどとならないように、ナプキンや尿取りパット、大人用おむつを使用して対策をたてましょう。

ゼニカルの注意点は?油漏れとビタミン不足対策
ディカルダイエット薬として人気のゼニカルですが、服用する上での注意点があります。副作用として発現しやすい油漏れとビタミン不足の対策方法についてご紹介します。

ゼニカルの効果に関するQ&A

ゼニカルの効果に関するQ&A

ここではゼニカルの効果に関する質問や回答に関して、まとめて紹介します。

ゼニカルは長期間服用できますか?

ゼニカルは肥満治療薬として開発された医薬品のため、長期間服用しても問題ありません。

海外で実施された臨床試験では、1年間継続して服用した結果、体重に対して5%以上の減量に成功したという人の割合が45.3%もいると報告されています。

ゼニカルは毎日飲まないと意味がないですか?

ゼニカルは毎日服用できる医薬品ですが、脂質が少ない食事の場合はあまり効果がありません。

揚げ物や脂がきいたラーメンなどの食事をした際には効果的ですが、和食やサラダなどを食べた時は服用しなくても特に問題はありません。

頓服薬としても使用できるため、脂質たっぷりの食事をした時に服用しましょう。

ゼニカルの効果で死亡するって本当ですか?

2010年にアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)が発表したデータによると、12カ国で4,000万人がゼニカルを使用した結果、肝障害が13件、そのうち死亡した例が2件あると報告されています。

ゼニカルは医薬品のため副作用が出る場合はありますが、死亡例との因果関係はみとめられていないため、効果が直接死亡につながる可能性はほとんどありません。

ゼニカル服用で死亡リスクはある?FDAの報告書を調査
ゼニカルを服用することで死亡するリスクがあるのか調べました。FDAの報告によると死亡例はありますが、因果関係はないという結果が出ています。

ゼニカルを使っても効果がなかったのですが?

ゼニカルを使っても効果がなかったとのことですが、服用方法や服用のタイミングに問題はありませんか。

服用方法:1日1~3回(1回の上限用量120mg)
服用のタイミング:食事中、または食後すぐ

また、食事は脂質の多いものだったでしょうか。

和食やサラダのように脂質の少ない食事の場合、あまり効果を感じることができません。

人によっては体質に合っておらず、脂質の多い食事をしても油がうまく排泄されないことがあるため、その場合は別のダイエットピルを検討しましょう。

ゼニカルを飲むベストなタイミング|食前後や食事中について
ゼニカルを飲むベストなタイミングはいつか調査しました。食前・食中・食後などどのタイミングが一番効果を期待できるのか解説していきます。

まとめ

ゼニカルは、体内に取り入れた脂肪分の吸収を抑制する医薬品です。

食事から摂取した脂質を約30%カットするため、脂質が原因で太っている方のダイエットにとても効果的です。

食事制限や運動が苦手で、なかなかダイエットが続かないという方に、好きな物を我慢せずに食べながらダイエットできるゼニカルをおすすめします。

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