ゼニカルを飲むベストなタイミング|食前後や食事中について

ゼニカルを飲むベストなタイミング|食前後や食事中について ダイエット

ゼニカルは食事でとった脂肪の吸収を抑える薬ですが、
飲むタイミングがあります。

せっかく使うなら、一番効果が高いタイミングで飲みたいですよね?

今回は、ゼニカルを飲むベストなタイミングや、効果がない飲み方などを紹介していきます。

ぜひ参考にしてください!

ゼニカルを飲むタイミング

ゼニカルを飲むタイミング

ゼニカルは、食事中~食後1時間以内が正しい服用時間です。

ゼニカルを飲むタイミングについて、5つのパターンからそれぞれ解説します。

食前はおすすめしない

食事中~食後1時間以内が正しい服用方法のため、食前はおすすめできません。

ゼニカルの効果は、服用から約1~2時間持続しますが服用後30分でピークを迎え、約1時間で効果は衰え始めます。

食前に飲んでも最大限の効果を期待できない可能性があるため避けましょう。

食事中は正しい服用タイミング

ゼニカルを食中に飲むのは、添付文書にも正しい服用方法として掲載されています。

食中に服用することで、有効成分オルリスタットの血中濃度を高め、消化に合わせて最大限の効果を得られます。

食事時間が長くなるコース料理などは、特に食中の服用をおすすめします。

食事にどのくらい時間がかかるのか、確認してから服用してください。

参考:DailyMed – ORLISTAT capsule

【ベスト】食直後は正しい服用タイミング

食事が終わった直後にゼニカルを飲むのがベストタイミングです。

服用方法は食事中~食後1時間以内ですが、食後だと飲み忘れの心配があると思います。

食直後であれば、飲み忘れを防ぐことができるためおすすめです。

ゼニカルを飲むことで、脂っこい食事を摂っていても効果的に脂質を抑えることができ、カロリーを気にすることなく食事を楽しめます。

食後は1時間以内なら問題ない

ゼニカルを食後に飲む場合、1時間以内と添付文書に記載されています。

食直後に飲み忘れたとしても、ご飯を食べてから1時間以内であれば効果が期待できます。

しかし、食後1時間以上あとになると食べ物の吸収や消化が終わってしまっている場合があります。

吸収・消化される前に服用しなかった場合、脂質の吸収を抑える効果が十分に作用されず、効果が薄くなってしまうため注意しましょう。

最大限の効果を得るには、服用方法をきちんと守ることが重要です。

食間はおすすめしない

食間の服用は、十分に効果を発揮できない可能性があるためおすすめしません。

ゼニカルは、体内に入った脂肪の吸収を抑制しますが、食事によって摂取した脂肪分のみに作用します。

食間の場合は、脂質の吸収がないため効果を得られない可能性が高いです。

食事と食事の間の食後約2時間は空腹時になるため、食間の服用は避けましょう。

食事の内容によって適切なタイミングでゼニカルを服用しても効果が出ない

ゼニカルを正しく服用していても、効果が期待できない場合があります。

ゼニカルは、食事から摂取した脂質をカットする効果をもつため、食事内容と効果の関係性が深い関係があります。

効果が出ないという方は、食事内容を確認してみてはいかがでしょうか。

ゼニカルの効果を徹底解説!ゼニカルの痩せる仕組みと飲み方も紹介
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こんな食事の時におすすめ

オルリスタットは脂質30%を体外へ排出

油を多く含む食事を摂った時に服用するのがおすすめです。

揚げ物やラーメン、焼き肉など脂っこい食事を摂った際に効果を発揮し、摂取した脂質の約30%をカットします。

特に、飲み会や外食などがあると脂っこい食事を多く摂りすぎてしまいます。

毎回飲むのではなく、脂っこい食事を摂った時にだけ飲むこともおすすめです。

こんな食事の時はあまり意味がない

脂質があまり含まれていない食事の場合は、大きな効果を期待できません。

また、脂肪の吸収を阻害するため脂質はカットできますが、炭水化物に含まれる糖質の吸収は阻害できません。

炭水化物が多い食事の場合は、あまり効果を実感できないと言えます。

サラダやそばなど脂肪分があまり含まれていない食事や、お米などの炭水化物を多く食べている場合には、飲まなくてもよいでしょう。

食事を摂らなかったらゼニカルを飲まなくてもいい

仕事が忙しかったり、食欲がなかったりすると食事を摂らない日があると思います。

ゼニカルは、食事で摂った脂質の吸収を抑える医薬品です。

そのため、食事を摂らない場合はゼニカルを飲む必要はありません。

ゼニカルは必要な時にのみ服用することができるため、毎日飲むのは大変という方や飲み忘れの多い方でも無理なくダイエットを継続することが可能です。

ゼニカルの正しい飲み方

ゼニカルの正しい飲み方

ゼニカルの正しい飲み方について紹介します。

服用錠数 1回1カプセル
※60mgの場合は2カプセル
服用回数 1日3カプセル(360mg)まで
※60mgの場合は1日6カプセルまで
服用時間 食事中~食後1時間以内に服用
服用間隔 最低2時間は空ける

1回1カプセル(120mg)、朝・昼・晩の食事毎に服用が可能です。

60mgのジェネリック医薬品の場合は、1回2カプセル、1日合計6カプセルまでとなっています。

食事中~食後1時間以内に服用し、服用後は最低2時間、間隔を空けてください。

ゼニカルは、用法用量を守らないと効果を期待できないため、必ず守りましょう。

ゼニカルの飲み方に関するQ&A

ゼニカルの飲み方について、よくある質問をまとめてみました。

ゼニカル飲む前後にアルコールは飲めますか?

ゼニカルとアルコールの相互作用は認められていないため、飲酒をしても問題ありません。

ゼニカルは、飲酒していても服用が可能ですが服用時は必ず水かぬるま湯で飲むようにしてください。

アルコールはゼニカルと同じく肝臓で代謝されるので、肝臓に負担がかかる可能性が高いです。

飲酒する場合は飲みすぎに注意しましょう。

ゼニカルと一緒に飲めない薬や飲むのに注意が必要な薬はありますか?

ゼニカルの併用禁忌薬は、現在報告されていません。

併用時に注意が必要な医薬品は下記となっています。

  • レボチロキシン
  • シクロスポリン
  • アミオダロン
  • 抗凝固薬(ワーファリンなど)
  • 抗レトロウィルス薬(HIV治療薬)
  • 抗てんかん薬

これらの医薬品を服用している場合は、服用前に必ず医師へご相談ください。

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ゼニカルと低用量ピルは相互作用が認められていないため、併用しても問題ありません。

低用量ピルを服用している方でも、服用を続けながらゼニカルでダイエットすることが可能です。

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まとめ

ゼニカルを服用するにあたって、ベストなタイミングは食事中~食事後1時間以内です。

ゼニカルは脂っこい食事を摂った時だけの服用も可能なので、無理なくダイエットを継続することができおすすめです。

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