産後は痔になりやすい3つの理由

産後、痔で悩んでいるママさんはたくさんいますよね?
実は筆者自身も産後に痔ができてしまい、地獄の日々を過ごした経験があります。
(※現在は手術済みなため、快適なおしり生活を過ごさせてもらっています。)
痔って、恥ずかしくて中々まわりの人に話したり相談できないものです。
筆者も病院行くまでに時間がかかりました。(肛門見せるのが恥ずかしくて…出産で色々見せてるはずなのに…)
そんな産後のママをおおいに悩ませている、痔になりやすい理由を、3つにわけてコラムにしています。
1、妊娠中は便秘になりやすい
成人女性であればプロゲステロンという女性ホルモンが、子宮を妊娠の準備させるために分泌されています。
妊娠中はプロゲステロンの分泌量が妊娠を維持するために通常時より増えるのですが、胃腸の運動も弱めてしまうため、妊娠中は便秘になりやすいのです。
さらに血液や水分も、羊水やお腹の子に集中してしまうので、水分不足になり、便秘の原因へとなってしまいます。
便秘になると、便が固くなり肛門を通るときに刺激を与えてしまうことで、痔になりやすくなります。
便秘の時はイキミも強くなるためさらに肛門への刺激が強くなるのです。
妊娠中、お腹の子が出てきちゃっても困るので、なるべくおトイレ中踏ん張らないようにするのですが、それも便秘の原因へと繋がってしまっていたのかもしれません。
2、出産時のイキミ
筆者は2人出産しましたが、どちらも経膣分娩でした。
出産時は本当に陣痛が痛くて、早く生まれてくれ!!生まれてくれー!!の思いしかなく今世紀最大の踏ん張りというか、イキミをします。
その際にオマタはもちろん、肛門にも大きな負担がかかります。
出産時はオマタも裂けることもあり、そして肛門も負傷することがあるのです。
さらに私の場合1人目の時にできたいぼ痔が中にひそんだり、外へお出かけしたりしていたのですが、2人目の出産のイキミがきっかけで外へお出かけしたっきりとなってしまったのです。
何回、中に戻ってよとお願いしたのですが、戻ってはくれませんでした。
産後はオマタの痛みが激しく常に神アイテム「ドーナッツクッション」と一緒に過ごしましたが、のちに痔のためにも使うというマルチプレイヤーっぷりを発揮してくれました。
3、産後の水分不足
産後、母乳育児をしている場合水分不足になりやすいです。
水分不足になると便の水分も足らなくなり、便秘になりやすいですよね。そうなるとやはり肛門に負担がかかってしまい、痔になりやすいのです。
筆者は3ヶ月で母乳育児から完全ミルク育児へと切り替えました。
やはり母乳育児中はかなり水分不足になっていたと思います。母乳をあげるときはその分、水分も多く取らなくてはいけませんね。
痔の予防
筆者は痔が悪化し、座ることができないほどでしたので思い切って手術するという方法をとりました。
薬でも全然ダメでしたので、もう最終手段ですよね。
痔の手術は麻酔をしますが、本当に痛く、手術後もしばらくは地獄でした。
痔は完全に防ぐことはできませんが、こうならないためにも予防することはできます。
やはり便秘は痔の天敵ですので、便秘を解消させることが重要です。
妊娠中、自己判断で薬に頼ることができませんので、食生活を見直したり、水分を多くとったりなど心がけましょう。
他にもウォーキング、マタニティヨガ、マタニティスイミングなど妊娠中でも無理なくできる運動なども便秘にも良いです。
もちろん激しい運動など、無理はいけません。
色々試したりしたけどそれでも便秘がひどい場合は、産婦人科の先生に相談してみましょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。産後、痔になりやすい原因を3つご紹介しました。
筆者も実際に体験した産後の痔、本当に辛いですよね。
手術後は快適に過ごしていますが、もう二度とあのような思いはしたくないです。
おしりが快適に過ごせるためにも、妊娠中、産後、便秘には要注意ですね。
関連ページ
参考サイト
・プロゲステロン - Wikipedia
・【医師監修】産後になりやすい3つの痔の種類とは? | マイナビウーマン子育て
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