心が軽くなるための「他人に期待しない」という方法

学校、職場、家庭、友達などなど様々な場面で他人に期待してしまいます。
筆者自身も、他人に期待しすぎてちょっとでも自分の思いと違ったときにメンタル部分でダメージを受けてしまうのことがあります。
不安感を感じるときは必ずと言っていいほど他人に対してです。
人の悩みはほぼ人間関係だともいわれています。
ちょっとでも日常生活で心を軽くするための方法である「他人に期待しない」ということについて人間の欲求を交えてコラムにしています。
期待しない
叶姉妹の格言に以下のものがあります。
「「期待しない幸せ」わたくしがどのようなときも幸せを感じて生きているのは、わたくしはすべての瞬間のすべてのことに心から感謝して、すべてのことに期待していないから。 以下略」
叶姉妹インスタグラムより引用
この格言を目にしたとき、鱗が飛び出る勢いでした!!
確かに自分は色々期待しすぎてたかもしれない…だから他人に対して不安を感じることが多いのではないか?と思うようになりました。
この格言の続きには、「ストレスを手放す」とも書いてありました。
自分でストレスにしがみついてた部分があったのかもしれません。ストレスはなくすことはできないけど、ストレスに対してエネルギーを使うのではなく手放すことで心を軽くすることができるのです。
人間の欲求
他人に期待するということは、実は誰でも持ち合わせていることで、人間の欲求の中の一つなのです。
アブラハム・マズローという方をご存知でしょうか?
アメリカ合衆国の心理学者なのですが、彼は人間性心理学の最も重要な生みの親とされています。
そのマズローが人間の欲求には5段階があると解説しています。
その5段階は最初の生理的欲求から現れ、その欲求が満たされると次の欲求、そしてまた次の欲求が出てきます。
人間の欲求を5段階で表すと
生理的欲求は、生存するために必要な欲求です。食べることや睡眠、そして排泄などです。
安全欲求は、けがや病気をしないための欲求です。
社会的欲求は社会に認められたいという欲求です。
承認欲求は尊厳欲求とも言い、心を満たしたいために、他人に認められたいという欲求です。
自己実現欲求は自分が心に描くあるべき自分になりたいという欲求です。
これらの欲求を超えた場合、超越した自己欲求が現れます。
他人に期待するというのは3~4の欲求で、特に承認欲求が関わっているのではないでしょうか?
人に認められる
他人に期待するということは、人間の欲求で考えると、結局他人に自分が認められたいということに繋がるのではないでしょうか?
中には他人のミスが絶対に許せないという人もいます。
しかし、これも最初から期待していないでいると少し心が軽くなりませんか?
もちろんミスはいけないことですが、そのミスに対して自分が負のエネルギーを使う必要はありません。
ミスに対して、怒らなくてはいけない、怒ることで自分を認められたいという思いが実は出ているのです。
仕事や学校、日常生活でもちろん他人と関わり、やらなくてはいけないことはたくさんあります。承認欲求は他人とのかかわりの中で、他人に認められたいという思いが強くなるのです。
しかし全員から認められたり、好かれるということはほぼ不可能です。
必要以上に他人に期待しすぎるとストレスが溜まってしまうので、他人に期待しないというスタンスをとるとだいぶ心が軽くなるのではないでしょうか?
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか?
全く他人に期待しないということはもちろん無理です。むしろ全く期待しないということもかなりさみしいことですよね。
他人との距離感を上手に保つためにも他人に期待しないということを少し心がけてみてはいかがでしょうか?
少しでも心にたまっているものが軽くなれば幸いです。
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