アフターピル、ノルレボのジェネリックが日本初上陸

アフターピル、ノルレボのジェネリックが日本初上陸 ピル(避妊薬)

※画像はイメージです。

今日本では望まない妊娠を阻止するために、性行為の射精失敗後に服用すれば高確率で妊娠を防ぐアフターピル、ノルレボが医療機関で処方されます。

しかしノルレボは自由診療扱いとなっているため保険が適用されず、平均で15,000円ほどが相場とされており、勿論安値で処方してもらえるジェネリック医薬品も存在しませんでしたが、2019年2月12日から国内でノルレボのジェネリック医薬品が製造販売の承認を受けることに成功しました。

これにより金銭的に厳しかった学生や主婦層なども今より手軽に手に入ることにより、安心した性行為や万が一の時にも安心できる日々が訪れるかも知れません。

ノルレボの効果

ノルレボと言っても医療関係者や薬剤師、または服用した経験のある人などでなければあまり馴染みのない医薬品ですよね。

実際にノルレボと言うアフターピルの認知度を調べてみても日本国内で5割にも満たないデータが出ているのも事実です。

そこでまずはノルレボとはどういった医薬品で、効果や服用方法、副作用などを詳しく解説していきます。

ノルレボはアフターピルというピルに分類されており、生理痛軽減や生理周期の安定を図るために飲む低用量ピルとは大きく異なります。

使用用途は人によって様々ですが、望まない妊娠の可能性がある場合や、射精を失敗してしまった、強制的な性行為を求められてしまった場合などに効果を発揮します。

妊娠阻止率は性行為72時間以内の服用であれば約85%阻止できるとされており、ほぼ高確率で妊娠を阻止できる反面、副作用が強く出るデメリットも覚えておく必要があります。

1番強く出るとされている吐き気が最大の特徴だといわれておりますが、緊急避妊薬を使っている場合、多くは避妊に失敗して妊娠を避けたいケースが多いと思いますので、そう言った方であれば我慢できる範囲内でしょう。

また膣内の射精から72時間以内とされていますが、早ければ早いほど良いとされており、薬局やドラックストアで購入することはできません。

価格はまだ未定

そんなノルレボのジェネリック医薬品が承認されたことで注目を浴びていることでしょうが、大切なのはやはり価格です。

この価格帯ですが、基本的にジェネリック医薬品は先発薬の半額以下で販売されることが多いとされております。

しかし冒頭でお話したようにアフターピルの場合は自由診療扱いとなるため、これまでの基準に当てはめて予想することが難しく、検討がつかないのが現段階の感想です。

しかし販売元である富士製薬工業は経済的な負担の軽減に貢献したいと公表していることから、半額近い金額になるのではないかと予測することができます。

偽物に注意

こう言った医薬品はノルレボだけに限らず、偽物を多く販売するネット通販や個人の違法な取引が多く行われているのも事実です。

まだ記憶に新しい事件では2月1日に起きた、有名なフリマサイトに腕時計として商品を出品し、SNSで知り合った方にノルレボを発送する違法行為で逮捕された事件もありました。

アフターピルは高額な医薬品となっているため、お金に余裕のない主婦層や学生、また医療機関へのアクセスが悪いところに在住する患者をターゲットにこういった違法な取引を持ちかけていることも実は多くあります。

こう言った取引では偽物の医薬品が混入している場合も多く、偽物の商品を服用してしまっては避妊はおろか、健康被害を脅かす可能性も否めません。

こういった個人での売買は仮に安値だとしても絶対に避けて、正規品を服用するようにする必要があります。

正規品を購入できるネットのくすり屋さん

ネットのくすり屋さんでも様々な緊急避妊薬を取り揃えています。

もちろんアフターピルのジェネリック医薬品も多く揃えているため、保険適用外の医療機関を使うのも賛成ですが、万が一のために事前に購入しておくことですぐに服用することができますし、医療機関に出向いて羞恥心が出てしまうこともありませんので、購入を検討してみてください。

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参考サイト

アフターピル「ノルレボ」、国内初のジェネリック薬が販売へ。緊急避妊薬が安く手に入るように | ハフポスト

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