海外の痩せる薬は効く?効果や種類、購入方法を紹介!

ダイエット

近年、日本でも人気を集めている痩せる薬ですが、日本よりも前から海外では肥満症の治療に使用されてきました。
現在、日本のクリニックなどでも海外の医薬品を用いられていますが、いったいどれほどの効果があるのでしょうか。

また、どのような種類があるのかどのように購入するのかなど疑問を持つ方も多いでしょう。
本記事では、海外の痩せる薬について詳しく解説をしていきます。

海外の痩せる薬の効果

海外では、肥満症治療薬の有効性を評価するために、さまざまな臨床試験がおこなわれています。
肥満症治療薬とプラセボ(薬効成分を含まない偽薬)を被験者へ試験内容を知らせずに使用した試験で、どれほど体重に変化がみられたのでしょうか。

ここからは、オルリスタットとセマグルチドの試験結果をご紹介します。

オルリスタット

ヨーロッパでは、BMI28~47の743人を対象にオルリスタットとプラセボをランダムに1年間服用させる試験がおこなわれました。
オルリスタット120mgとプラセボを1日3回の服用に加え、食事制限を取り入れた試験内容です。

オルリスタットは平均10.3kg減量に成功したのに対し、プラセボは6.1kg減量したという結果がでました。
このように、オルリスタットがダイエットに効果的ということがわかります。

参考:Randomised placebo-controlled trial of orlistat for weight loss and prevention of weight regain in obese patients. European Multicentre Orlistat Study Group – PubMed

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セマグルチド

BMI30以上の成人1961人を対象に、セマグルチドとプラセボを2:1の割合でランダムに皮下投与する試験が行われました。
セマグルチド2.4mgとプラセボを68週間にわたり週1回投与する治療に加え、ライフスタイル介入を取り入れた試験内容です。

体重変化におけるデータの結果として、セマグルチドでは平均-14.9%であったのに対し、プラセボでは-2.4%という結果がでています。
このように、プラセボに比べてセマグルチドの方が効果を得られることがわかります。

参考:Once-Weekly Semaglutide in Adults with Overweight or Obesity – PubMed

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海外と日本の痩せる薬の違い

海外と日本の痩せる薬の違い

日本と海外の「痩せる薬」では、肥満症治療薬として承認されている医薬品の数に大きく差があります。
日本は世界的に肥満症の割合が少ない国のひとつで、肥満率はわずか4.5%です。

一方、海外の人は大柄で肥満率が高く、その中でもアメリカの肥満率は42.4%と報告されています。
こういった背景から、日本は肥満症の治療薬が少ないのに対し、海外は承認されている医薬品の数が多いといえるのです。

痩せる薬の種類

ここからは、日本と海外で肥満症治療薬として承認されている医薬品を比較していきます。

アメリカ(FDA) 日本
オルリスタット
(ゼニカル)

発売前
セマグルチド
(ウゴービ)
発売前
チルゼパチド
(ゼプバウンド)
×
リラグルチド
(サクセンダ)
×
ナルトレキソン/ブプロピオン
(コントレイブ)
×
フェンテルミン/トピラマート
(Qsymia)
×

アメリカではFDA(アメリカ食品医薬局)の承認をうけた医薬品は多数存在しますが、日本の厚生労働省で承認されている医薬品は2種類ほどしか存在しません。

また、日本で承認はされているものの、販売前のため現時点では購入ができないのです。

※肥満症の治療薬として承認されている薬。
その他の病気の治療薬として承認されている薬でも肥満症は適応外

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海外の痩せる薬は最近増えた

近年、海外でも痩せる薬が増え始めています。

肥満大国といわれるアメリカでは、1999年~2000年の肥満率は30.5%だったのに対し、2017年~2020年にかけては41.9%に増加したと報告されています。
それに伴い、肥満は医薬品を用いてコントロールする病気として認識され始めていることから肥満症治療薬の研究と承認が進んでいるのです。

参考:Adult Obesity Facts | Overweight & Obesity | CDC

海外の痩せる薬は通販で購入

日本に比べて海外は、さまざまな種類の肥満症治療薬があり、日本でもダイエットに用いられています。

海外の医薬品を使用したい場合は、海外通販サイトを利用する必要があります。
海外通販サイトは、個人輸入と呼ばれる海外から直接、個人が使用する目的で医薬品を購入ができる通販サイトです。

海外の肥満症治療薬は多く存在しますが、承認されているすべての医薬品を個人輸入できるわけではありません。
ここからは、個人輸入代行サイトネットのくすり屋さんで取り扱いしている治療薬をご紹介します。

商品名 ゼニカル リベルサス
ゼニカル リベルサス
効果 脂肪の吸収を抑制
30%の脂肪をカット
食欲を抑える
満腹感が持続する
成分 オルリスタット セマグルチド
価格 42錠 9,360円~
1錠あたり 222円
10錠 12,000円~
1錠あたり 1,200円
商品を見る 商品を見る
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海外の痩せる薬の使い方

海外の痩せる薬の使い方

どの医薬品を服用するにも正しい用法用量を守ることが大切です。
用量を増やすとより効果が出るというわけではなく、過剰に摂取することで副作用が強くでる危険性が高まるのです。

また、服用するタイミングや回数、用量など医薬品によってそれぞれ異なります。
しっかりと医薬品について理解し、適切に服用しましょう。

海外の痩せる薬の注意点

海外の医薬品に限らず、副作用は起こり得ます。
重い副作用が出る方や軽い症状の方、副作用の出方も人それぞれ異なります。

また、体質に合わない、そもそも服用できないといった方もいらっしゃるでしょう。
肥満症治療薬を取り入れる前に、必ず副作用や使用禁忌などの確認をおすすめします。

副作用や体質に合わない医薬品を服用することで、健康に悪影響を及ぼす恐れがあるのです。

海外の痩せる薬に関するQ&A

そもそも海外の痩せる薬とはどんなものなのか、日本人が使用しても問題はないのかなど、海外の医薬品を使用するにあたり不安に思う方も多いでしょう。
ここからは、海外の痩せる薬に関する疑問に答えていきます。

そもそも痩せる薬とは何ですか?

体重を減らすために用いられる医薬品です。
痩せる薬には、大きく分けて肥満症治療薬ダイエットピル2種類があります。

肥満症治療薬
・医療機関で高度肥満症(BMI35以上)と診断された方が痩せる目的で用いられる医薬品
保険適用
ダイエットピル
・肥満症ではなくただダイエットをしたい方へ用いられる医薬品
保険適用外

一般的にダイエット目的の場合は、保険適応外でダイエットピルを使用することが多いです。

よく見るダイエットピルとの違いは?

近年人気を集めているダイエットピルのほとんどは、日本では肥満症治療薬として承認されていない医薬品です。
しかし、本来糖尿病の治療薬として承認されていた医薬品が、副次的に体重を減らす効果があることがわかり、ダイエットにも用いられるようになっています。

海外製品って安全?使ってもいいの?

海外製品って安全?使ってもいいの?

海外の医薬品を日本人が使用することは問題ありません。
日本では承認されていない医薬品でも、海外では処方薬および一般薬として承認されています。

海外の医薬品は日本人向けではないので効果が強く、副作用などのリスクが高まる恐れがあります。
効果や副作用などよく理解したうえで使用しましょう。

身体に異常が生じた場合は、すぐに使用を中断し医師への相談をおすすめします。

海外製は危険?偽物じゃない?

海外通販サイトの中には、偽物を販売する悪質なサイトも存在しています。
偽物を購入し服用してしまうと効果を実感できないほか、健康被害が生じる恐れがあるため、十分に注意が必要です。

また、ホスピタルダイエットと称されるタイ製の痩せる薬では、健康被害が発生しており、死亡事例も報告されています。
海外医薬品を通販で購入する場合は、正規品を取り扱っているか、運営実績が豊富かなどをチェックし、信用できる個人輸入代行サイトを利用するようにしましょう。

参考:「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のやせ薬にご注意ください | 目黒区

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