繰り返す鼻の下のニキビの原因と治療法は?日々の洗顔や保湿で肌ケア

繰り返しできてしまう鼻の下のニキビ。
マスクを外したときの印象が悪く見られてしまうなど気にする方も多いかと思います。
そこで今回は、ニキビができる原因や治療法について解説します。
日々の洗顔や保湿による肌ケアで改善する方法や根本的にニキビを治したい方向けに外部薬や内部薬についてもまとめました。
鼻の下のニキビが繰り返しできる原因
鼻の下のニキビが繰り返しできる原因は、大きく分けて3つあります。
鼻の下は、毛穴が多数あり、皮脂が分泌されやすい部位です。
そのため、ニキビができやすく、繰り返しニキビができてしまいます。
原因1 ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、ニキビの原因となります。
私たちは、性別問わず男性ホルモン、女性ホルモンを持っていますが、ニキビの原因となる皮脂を多く分泌する作用を持っているのは、男性ホルモンです。
ホルモンバランスがくずれて男性ホルモンの働きが活発になると皮脂が多く分泌され、ニキビができやすくなります。
原因2 お肌の乾燥による皮脂の過剰分泌
ホルモンバランスの乱れとともに気を付けたいのがお肌の乾燥です。
お肌の乾燥は、肌の水分をキープするため、皮脂を多く分泌してしまいます。
皮脂の過剰分泌は、毛穴を詰まらせる原因となり、そこにアクネ菌が発生します。
結果としてお肌の乾燥がニキビの原因になると言われています。
原因3 生活習慣・ストレス・睡眠不足
生活習慣・ストレス・睡眠不足もニキビを発生しやすくする要素です。
生活習慣やストレスは、ホルモンバランスの乱れにも繋がります。
睡眠不足は、肌のターンオーバー(肌細胞が生まれ変わる仕組み)に影響を及ぼします。
皮膚は、寝ている間に修復し、新しい細胞を作りますが、良質な睡眠が取れていない場合、修復がうまくできない状態となります。
肌の修復ができないと毛穴が詰まり、ニキビができやすくなってしまいます。
鼻の下のニキビを抑える洗顔方法
ニキビを抑える洗顔方法をチェックしていきましょう。
毎日できる簡単な洗顔手順と洗顔後の保湿ケアについてまとめました。
また、洗顔時におすすめのアイテムもご紹介します。
洗顔のポイントを解説
- 手をハンドソープなどで清潔にする
- ぬるま湯で顔を洗う
- 洗顔料をもちもちになるまで泡立てる
- 泡を顔全体に乗せ、転がすように洗う
- ぬるま湯で顔全体を丁寧に洗い流す
- 清潔なタオルでポンポンと肌を抑えるイメージで水分をふき取る
優しく洗顔することで肌の汚れや皮脂を洗い流し、鼻の下を含め、顔全体を清潔に保つことができます。
洗顔をたくさんした方が効果的と思う方もいるかもしれませんが、過剰な洗顔は、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
上記のポイントを押さえ、毎日朝晩2回の洗顔を行っていきましょう。
洗顔時におすすめのアイテムを紹介
洗顔時に使う石鹸も気を遣いたいポイント。
ニキビ再発防止が期待できる石鹸や抗菌・殺菌作用の強い石鹸を手軽に購入することができます。
繰り返しできるニキビにおすすめできる石鹸をご紹介します。
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商品名 | オパシー石鹸 | プロポリス石鹸 |
特徴 | ニキビの原因になる顔ダニの除菌・再発予防 保湿成分配合で乾燥肌にもおすすめ |
天然成分プロポリスのとても高い抗菌、殺菌、防腐作用を持つ アレルギー性の炎症を抑える作用 |
価格 | 1,700円 | 2,800円 |
購入 | 購入 | 購入 |
オパシー石鹸
オパシー石鹸は、市販のニキビ用洗顔で肌が乾燥してしまう・刺激が強すぎる方におすすめです。
13種類もの天然有効成分が配合されていて、ニキビのトータルケアが可能です。
ニキビの原因となる顔ダニの除菌・再発防止に加え、乾燥肌でも使いやすい保湿成分に優れています。
プロポリス石鹸
プロポリス石鹸は、ニキビに対する抗菌・殺菌作用に優れています。
また、体臭にも効果が期待でき、臭い対策をまとめて行いたい方におすすめです。
さらにアレルギー性の炎症を抑える作用もあります。
洗顔後のケアを解説
洗顔後は、乾燥の影響を受けやすくなるため、十分な保湿ケアをしましょう。
化粧水や乳液を使用することで、肌に潤いを与え、肌の乾燥を防ぐことができます。
一般的なケアの順番としては
1 化粧水
2 美容液
3 乳液
4 クリーム
となっています。
また、化粧水と乳液はそれぞれ役割が違うので、併用することがおすすめです。
- 化粧水:肌に水分を与える・肌を整え美容液やクリームの浸透を助ける
- 乳液:必要な油分を補い肌の水分蒸発を防ぐ・角質を柔らかくする
化粧水や乳液を使用した上で必要に応じて、美容液やクリームも使ってお肌の環境を整えていきましょう。
保湿におすすめのアイテムを紹介
保湿におすすめのクリームをご紹介します。
夜間の肌細胞回復をサポートしてくれるナイトクリームのほか、全身に使用できる保湿クリームがおすすめです。
カタツムリクリーム
カタツムリクリームは、天然のカタツムリエキスを80%配合した保湿クリームです。
肌の代謝を促進し、ピーリング効果により大人ニキビも改善しやすいと言われています。
さらに顔周りだけでなく、全身に使用することができるので、1つのクリームで全身ケアができます。
BIHAKUENナイトクリーム
BIHAKUENナイトクリームは、夜間の肌細胞回復をサポートし、ダメージを蓄積した肌の再生を促します。
また、シアバターやヒアルロン酸などを配合しているため、保湿力にも優れ、乾燥から肌を守る作用もあります。
ヒトプラセンタジェルをプラスして使うとよりニキビを抑える効果が期待できる
洗顔、保湿に加えてヒトプラセンタジェルをプラスして使うのもおすすめ。
ヒトプラセンタジェルは、アミノ酸、ビタミンC、ビタミンEなどを豊富に含んでおりホルモンバランスを整え、肌のターンオーバーを促します。
鼻の下に繰り返しできるニキビにも効果が期待できます。
普段のケアに簡単に追加することができるので、ぜひ試してみてください。
ヒトプラセンタジェルを加える場合、以下の手順がおすすめです。
- 洗顔をして化粧水をつける
- ヒトプラセンタジェルを薄く塗布する
- 10分ほど乾かす
- 普段お使いの乳液などで保湿する
鼻の下のニキビを治療する方法
ニキビを治療する方法として塗り薬(外部薬)や飲み薬(内部薬)を使用する方法があります。
ニキビに効果のある医薬品をそれぞれご紹介します。
塗り薬を使う
クリンダマイシンゲル | ![]() | 2,000円 軽度から中度の赤ニキビにおすすめ リンコマイシン系の抗生物質 |
購入 |
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エピデュオフォルテ | ![]() | 5,740円 ニキビの初期段階におすすめ アクネ菌などの細菌増殖を抑制 |
購入 |
アジダームクリーム | ![]() | 1,300円 白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビなど幅広いニキビにおすすめ ニキビ跡の色素沈着を改善 |
購入 |
クリンダマイシンゲル
クリンダマイシンゲルは、リンコマイシン系の抗生物質で、抗菌作用があります。
ニキビの原因となるアクネ菌などを殺菌し、腫れや発赤が収まります。
軽度から中度の赤ニキビに特に効果が期待できます。
エピデュオフォルテ
エピデュオフォルテは、アクネ菌の増殖を抑え、赤ニキビから黄ニキビに移行するのを防ぎます。
アダパレンと過酸化ベンゾイルという2つの有効成分が相互に働きかけニキビ予防とニキビ改善が期待できる塗り薬です。
アジダームクリーム
アジダームクリームは、幅広いニキビにおすすめで、主成分であるアゼライン酸は、皮脂の分泌を抑え、毛穴の詰まりを改善します。
軽度から中度の白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビなど幅広いニキビに効果があり、皮膚への刺激が少ないのが特徴です。
飲み薬を使う
ファロバクト | ![]() | 6錠:1,350円 細菌感染による感染症の治療に用いられる ペネム系の抗生物質 |
購入 |
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クラビリン | ![]() | 20錠:1,800円 日本人の体格や体質にあった商品 ニューキノロン系の抗生物質 |
購入 |
アポミノマイシン | ![]() | 100錠:14,250円 細菌の増殖を抑える 死滅と抗菌作用を持つ |
購入 |
ファロバクト
ファロバクトは、ペネム系の抗生物質です。
日本でも処方されるファロムのジェネリック医薬品で、ファロムに比べて価格を抑えて購入できます。
主にアクネ菌に対しての治療薬として使用されますが、副鼻腔炎、咽頭炎、膀胱炎、ものもらい、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、急性気管支炎、子宮内感染などの細菌感染症にも効果が期待できます。
クラビリン
クラビリンは、ニューキノロン系の抗生物質です。
日本人が一部監修に入り、日本人の体格や体質にあった飲み薬となっています。
また、ペニシリン系やセフェム系の抗生物質にアレルギー反応があった方でも服用可能です。
アポミノマイシン
アポミノマイシンは、テトラサイクリン系の抗生物質です。
病院でも処方される成分が配合され、アクネ菌の治療に用いられています。
治りづらいニキビに悩んでいる方におすすめです。
鼻の下のニキビを予防する生活習慣・食生活
繰り返しできる鼻の下のニキビを予防するには、生活習慣や食生活にも気を付けましょう。
ニキビを予防するのに重要な睡眠、運動、食事について解説します。
また、バランスの取れた食事を毎回摂るのが難しい方は、サプリでビタミンを補うのがおすすめです。
正しい睡眠
ニキビを予防するために正しい睡眠が大切です。
肌のターンオーバーは、睡眠時に行われ、肌細胞の回復がニキビ予防に繋がります。
入浴は、就寝前の2~3時間前に済ませ、体温が下がってきたタイミングで眠りにつくと質のよい睡眠が得られると言われています。
また、睡眠前は、スマホやPCなどの明るい液晶画面は控え、カフェインなど刺激物の摂取も避けるのがおすすめです。
朝起きる時間は、平日・休日ともに同じ時間にすることで、睡眠のリズムが一定になります。
適度な運動
ニキビを予防するには、適度な運動をすることも重要です。
ニキビに効果的な運動は、20分~30分程度の有酸素運動で、ウォーキング、ストレッチ、ヨガなどがおすすめです。
無理のない範囲で続けていくことがニキビ予防に繋がりますので、お風呂あがりなどちょっとした隙間時間にストレッチなどを行ってみましょう。
バランスの取れた食事&サプリで補う(ビタミン)
バランスの取れた食事と摂ることでニキビ予防をすることができます。
ニキビ予防に効果的な栄養として、特にビタミンの摂取を意識しましょう。
- ビタミンA:肌の再生を促す
- ビタミンB・ビタミンE:皮脂の分泌を整える
- ビタミンC:コラーゲン生成を助ける
ごはんなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜などの副菜などバランスを考えた食事を摂ることが大切です。
しかし、忙しい日々の中でバランスを意識した食事を継続して摂ることが難しいことも少ないないでしょう。
その際は、サプリなどでビタミンを補うことがおすすめです。
1日分のビタミンを簡単に摂取することができます。
繰り返す鼻の下ニキビを改善してきれいな肌を
ニキビは、早めに対応することで改善や再発を防止することができます。
日々の洗顔や生活習慣を改めることでニキビがなくなることが一番ですが、なかなか改善しない頑固なニキビもあるでしょう。
その際は、個人輸入で気軽に購入できる外部薬や内部薬を試してみることもおすすめです。
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