左右の頬や顎ニキビの原因は内臓のせい?部位別ニキビ対策

左右の頬や顎ニキビの原因は内臓?フェイスマップで肌トラブルを改善しよう! 美容

今話題の「フェイスマップ」という言葉をご存知でしょうか?

例えば足の裏のツボがありますが、そのツボの痛む箇所によって体のどの部分が悪いかが分かるということは多くの方がご存知だと思います。

実は顔も同じように、顔のどの部分にトラブルが起きているかによって、どの内臓に毒素がたまっているのかを教えてくれるのです。

これらは反射療法と呼ばれ、それが分かることにより無意味なケアをすることがなくなり、正しく肌トラブルを改善していけます。

この記事では普段のスキンケアで行うようなこととはまた違った視点で、肌トラブルの改善方法を紹介していきます。

フェイスマップで原因を探る


(引用元:https://ameblo.jp/nabekawatakako/image-12202330562-13754381572.html)

フェイスマップには何通りもありますが、代表的な2つがこのフェイスマップです。
左はマクロビオティックの顔診断で使われているもので、右は反射療法のデンマーク人医師が提唱するフェイスマップです。

重なる部分があることや分類されている箇所も変わるためどちらも参考にできます。

それでは、よく肌トラブルが起きやすい部分別にどのような改善方法を行えばいいかを説明していきます。

おでこ

おでこニキビ
額は大腸、小腸、肝臓、または血管系が原因で肌荒れが起きている可能性があります。
額は皮脂の分泌が盛んですが、ニキビだけでなく、真逆に乾燥しカサカサ肌になりやすいのも特徴です。

腸は第二の脳と呼ばれるほど大切な器官であり、取り入れた食べ物から栄養を吸収するだけでなく、ウイルスなどからの感染からも守ってくれます。
実は、体に存在する免疫細胞の70%ほどが小腸の下部にあると言われています。
そのため、腸内細菌のバランスを維持しないと体に様々な異変が起きてしまうのです。

おでこの肌荒れが治らない方は、食生活を見直してみましょう。

・乳酸菌、ビフィズス菌を摂取する
・ジャンクフードを控える
・水を多く飲む
・便秘を解消する

乳酸菌やビフィズス菌、水を積極的に取り入れることによって、腸内環境が正しく改善されていきます。
逆に脂肪分が高いと言われているジャンクフードなどばかりの生活は腸内環境を乱す原因となってしまうため、できる限り避けてください。

こめかみ

こめかみニキビの原因は、脾臓や胆のうが原因とされています。

脾臓は体内で最大のリンパ管とも言われており、また免疫機能にも深く関わってくる内蔵です。

胆のうは、消化器官の1つで、機能が低下することで肌にかゆみがでる原因ともなります。

また、こめかみは皮脂分泌の多い部位であり、古い角質などが毛穴詰まりをおこしニキビの原因ともなります。

こめかみのニキビが治らないという方は以下のことを試してみて下さい。

・リンパの流れを良くする
・ストレッチや運動を行う
・体を温める
・洗顔の洗い残しに気をつける

こめかみニキビは運動不足などによるリンパの滞りが原因で起こることが多々あります。

そのためなるべくリンパを流すことで改善へと向かっていきます。

頬ニキビ
頬の肌トラブルは、肺や胃、気管支が原因となっていますが、頬の肌荒れは内蔵の不調の影響を受けやすい部位でもあります。
頬の場合は、他の部位よりも面積が広く、ニキビや乾燥、粉吹き、毛穴の広がり、赤みが出るなど肌トラブルが起こりやすく、また皮脂腺が少ない分、マスクの摩擦や紫外線など外部からの影響も多く受けてしまう部位です。

また、ここで言われる肺とは内臓の肺だけでなく、鼻や気管、気管支から肺など呼吸器全体のことを呼びます。
そのため秋から冬などの乾燥する季節に呼吸器が炎症を起こしてしまったりすると、頬あたりにニキビや肌荒れなどが起きやすくなります。

頬のニキビが治らないという方は以下のことを試してみて下さい。

・乾燥する季節は加湿器を使う
・胃腸の調子を整える
・適度な運動や休息を心がける
・食生活でタンパク質、ビタミン、ミネラルを多く摂取する

鼻周り

鼻周りのニキビは、脾臓や胃、肝臓など多くの内臓の不調が原因となっています。

また鼻周りは不規則な生活習慣やストレスなどでホルモンバランスが乱れると皮脂分泌が多くなり、肌トラブルの原因ともなります。

鼻周りのニキビが治らない、繰り返しできてしまう方はホルモンバランスを整えるために以下のことを試してみて下さい。

・タンパク質、野菜、炭水化物、良質な脂質をバランスよく摂取する
・睡眠をしっかり取る
・適度な運動や休息を心がける
・リラックスできる時間を作りストレスを減らす

口元

口元ニキビ
口元のニキビは、小腸、大腸、子宮などの不調が原因となります。

便秘や腸内環境が良くない場合や、ストレスによる自律神経の乱れによって胃液のバランスが崩れることなどが考えられます。

胃腸と口は繋がっているため、ストレスを受けると口元の肌トラブルへと繋がっていきます。

また、重度で治りにくいニキビが多数できてしまう方は、子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群を患っている可能性が高いと言われています。

普段から、月経不順や生理痛が重たい方は以下のことを試してみて下さい。

・婦人科を受診してみる
・睡眠をしっかり取る
・適度な運動や休息を心がける
・腸内環境を整え便秘を解消する

顎ニキビ
顎ニキビは、大人ニキビとも呼ばれており、卵巣や内分泌系の乱れなどが原因となります。

顎だけでなく、ホルモンバランスはニキビなどの肌トラブルと密接に関係しています。

男性ホルモンは、皮脂分泌を増加させニキビの原因となり、女性ホルモンの黄体ホルモンはニキビの悪化と関係しています。

生理不順や排卵障害がある方は、顎やフェイスラインに重度のニキビが繰り返しできてしまうことが多くあります。

顎ニキビの改善には以下のことを試してみて下さい。

・婦人科を受診してみる
・規則正しい生活を心がける
・ストレスを貯めない
・ビタミン、ミネラル、タンパク質をバランスよく摂取する

ニキビ治療薬一覧

ニキビの種類
ニキビを治すための一般的な方法としてニキビ治療薬が有効です。

ニキビ治療薬はニキビができた部位別に選ぶのではなく、ニキビの進行度によって成分を選ぶと治りが早くなります。

ここではニキビの症状に合わせた成分と商品を紹介していきます。

商品名 ベンザックゲル アジダームクリーム ディフェリンゲル ヒトプラセンタジェル グライコクリーム エピデュオゲル クリンダマイシンゲル トレチノイン
ベンザックゲル アジダームクリーム ディフェリンゲル ヒトプラセンタジェル グライコクリーム エピデュオゲル クリンダマイシンゲル エーレットジェル
成分 過酸化ベンゾイル アゼライン酸 アダパレン ヒトプラセンタ グリコール酸 アダパレン/過酸化ベンゾイル クリンダマイシン トレチノイン
適応ニキビ ニキビ全般 軽度から中等度:白~赤ニキビ 軽度から中等度:白~赤ニキビ 軽度から中等度:白~赤ニキビ 中等度:赤ニキビ 重度:赤~黄色ニキビ 重度:赤~黄色ニキビ 重度:赤~黄色ニキビ
処方名 ベピオゲル ディフェリンゲル エピデュオゲル ダラシンT トレチノイン
レチノA
価格 1本:4,000円 1本:1,300円 1本:2,290円 1本:2,180円 1本:2,180円 1本:4,860円 1本:3,300円 1本:1,980円
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一般的に皮膚科で処方している治療薬もありますが、海外通販や自費診療の美容クリニックでしか購入できない治療薬もあります。

海外通販の場合は、病院に行く必要がないため、忙し方や病院に通うのが面倒な方におすすめです。

ニキビ改善には生活の改善が必要

ニキビなど繰り返す肌トラブルは、日々のスキンケアだけでなく、生活の改善が必要となってきます。

そのためフェイスマップを用いながら、自身の身体に不調がないか確認し、生活習慣を見直すことが大切です。

また、ニキビはでき始めてからすぐに治療をすることで重症化することや、ニキビ跡の予防も可能です。

そのためには、ニキビの進行度に合わせたニキビ治療薬を常備しておくことがおすすめです。

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