禁煙するうえで1番の天敵とは一体?

禁煙するうえで1番の天敵とは一体? 禁煙治療

ここ近年で日本は女性長寿ランキング世界1位や男性でも2位など健康意識が非常に高く、2020年に控える東京オリンピックなど、日本を世界に売り込むチャンスもあり、こう言ったことが重なって受動煙草禁止運動が当たり前のようになりました。

煙草の値上げなども相次いで、今日本では煙草を吸う人間がごく少数にまで減少し、煙草を吸う人がいまや珍しい時代にまでなりました。

今どれくらいの人間が煙草を吸っているのか、衝撃の事実は日本の喫煙率、現状はどうなっているの?で詳しく書かせていただいておりますが、こんなにも吸わない人がいるの?と思うほど喫煙者を見なくなりました。

禁煙することは健康を維持しながら金銭も浮いたりとメリットが多数ありますが、実は意外な落とし穴があるのです。

体重増加に注意

煙草を止めることによってほぼ確実に多くの人間が体重増加に悩まされます。

これは男女問わず増加するとされており、女性であれば体重に対して非常に敏感な方が多いためだったら禁煙なんか止めてしまおうかなと禁煙を挫折する人も中にはいます。

もちろん食べなければ良いのでは?と思う方もいるかも知れませんが、禁煙していなくてもあなたはご飯を我慢することができますか?

食は人間の3大欲求と言われるほど我慢が難しいのです。

始めの段階ではおおよそ1~3キロほど太り出す傾向にあるため、このまま禁煙を長期的に続けてしまうと、増加し続けるのではないかと不安になってしまいます。

禁煙をするにあたって体重増加は挫折を促す材料だと自分自身で先に認識しておくことでくじけにくくなります。

では何故体重が増加してしまうのでしょうか。

味覚が正常になる

煙草を止めることによって口内がニコチンやタールなどで埋め尽くされなくなるため、味覚が通常の人間と同じになります。

また煙草によって口内乾燥症(ドライマウス)にかかっている傾向が非常に高く、煙草を吸わない人間の約2倍発症している可能性があるともされています。

口内乾燥症になってしまうと、唾液の分泌量が減ってしまうため味を感知する舌にも影響が出ているのですが、これが改善することによって食事がこれまでに感じたことのない美味しさになってしまうためとされています。

また少しお話が脱線しますが口内乾燥症になってしまうと唾液の分泌が少なくなるとお伝えしたようにこれが原因によって消化器系にも影響が出るとされ、虫歯や歯周病などの口内疾患にかかる可能性も格段に上がるのです。

お話を戻し、煙草は吸わない人が1番嫌う臭いも大きく関係しています。

吸わなくなったことによって口内乾燥症の改善、臭いを断ち切ったことで嗅覚も敏感になり、食べ物が美味しく感じてしまうことによる食べすぎが関係しているのです。

1流料理屋さんで目にするシェフが臭いを嗅ぐのと同じように嗅覚も食事には大きく関係しています。

口の寂しさ

煙草を吸っている方であれば分かるかと思いますが、煙草を口に咥える行為が既に習慣になっているのです。

禁煙することによって口が自由に遊んでいる状態になってしまうため、何か口にしておこうと言う矛先が食べ物に向いてしまっています。

しかし煙草を吸う時間間隔の中で白米やおかずを毎回食べているわけにもいかないため、フリスクやハイチュー、飴など糖質の高く手軽に仕事中などでも食べられてしまうものを毎日口にしていることで口の寂しさを紛らわせ、それが結果体重増に繋がっています。

ノンシュガーなどの物に切り替えることで体重増加を少しでも防ぐことは可能ですし、水であれば口内リセットに最適で太ることもありません。

おススメは水で痩せよう!水ダイエットなので、禁煙と同時進行しておけば太るリスクを減らしながら禁煙に取り組むことも可能です。

運動でキープする

では体重が増加したらどうすれば良いのでしょうかと言うものに対してはシンプルに運動をすれば解決することです。

運動が苦手で続けられないと言う方に言いたいのは、煙草を止めるよりも辛いことはなかなかないため、今禁煙ができているのであれば運動を継続することはたやすいと思っています。

そして太ると言えど体重が10キロ以上などはなかなか考えられず、仮に10キロ以上太ってしまった場合は禁煙によるものではなく、何か別問題を抱えている可能性が高いため、そちらを見直すほうが先決です。

数キロ単位の増加であれば運動で何とでもなるので、禁煙+運動でより健康的な身体を手に入れることもできるのです。

もし運動がどうしても嫌だと言う人であっても、数キロ太って煙草による害がないのと、煙草を永遠に吸い続けて害をもたらしながら現状の体重を維持する2択、どちらが健康かは言わずとも分かるのではないでしょうか?

チャンピックスの良い点

禁煙外来でもネットのくすり屋さんでも、禁煙するために処方する医薬品はチャンピックスと決まっています。

これは現段階の国内医療機関で禁煙に効果のある医薬品がチャンピックスしか認可されていないからです。

ではチャンピックスにはどのような良い点があるのか。

それは薬を飲みだす当日から禁煙を始めなくて良い点が大きく、人は駄目だと言われればやりたくなってしまう生き物です。

まして禁煙とあらば突如断ち切るのも難しいのが現状ですがチャンピックスは処方、購入された日から無理に飲む必要もなく、自分のタイミングで開始してかまいません。

仕事が多忙のときに始めるのは得策とは言えないように、自分が煙草を1番吸わない日にスタートするような感覚で良いのです。

服用を開始しても始めの1週間は煙草は吸ってもかまいません。

服用開始後8日目から煙草を止められる自分がキッカケになると言う点もまた意志を固くする意味では有効なのです。

絶対に後悔しない禁煙

チャンピックスによって多くの喫煙者が煙草との決別を成功させている実績があります。
中には太ってしまいながらも禁煙を成功した方も多くいますが、それでも禁煙を成功した人たちが口を揃えて言うことは後悔していない。なのです。

煙草によるデメリットは禁煙中に増加してしまう体重とは比較できないほどの大きなメリットとなっているのです。
今日あなたが買おうとしているその煙草代をチャンピックス購入に当ててみてはどうでしょう。

関連ページ

参考サイト

禁煙外来に3カ月間通ったらこうなった / 後半戦の大敵は体重増加だったが、医師に相談すると… | ロケットニュース24

タイトルとURLをコピーしました