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ストレスマネジメントとは?

ストレスマネジメントとは文字通り、心への負担を管理し、ストレスから身を守る方法です。
聞いたことがある言葉かも知れませんが、実際に意識して行っている人はそんなに多くないように思います。
ストレスマネジメントについて詳しく知っておけば、ストレスによる体や脳の不調へ対処する事ができます。

ストレスの影響

普段生活していくために仕事や労働は不可欠なものです。
なるべくミスが無く、効率よく多くの作業が出来るようにしたいと考えるものです。
しかしストレスによって脳への負担が蓄積されると、注意力や考える力が弱くなったり、仕事への意欲の低下を招くことになります。
すると普段の業務へ支障が出るようになり、ミスが増え仕事の効率もダウンし、気分も落ち込みます。
他にも

コミュニケーションが取りにくくなる
胃腸など体の不調
出社に拒否反応を起こす


など様々な弊害が出てくるようになります。
家庭や友人、会社のメンバーなど周りの人もいい影響にはなりません。

ストレスは2種類

ストレスには大きく分けて2つの種類があります。
それは「良いストレス」と「悪いストレス」です。

良いストレス

運動することで筋肉が付いたり、受験や難しい仕事により経験を積むことなど、多少のストレスは人が成長する原動力となり必要なものです。
女性にとっての恋愛もストレスが発生することで、ホルモン分泌が高まり綺麗になると言われています。
このようなストレスは心や体にいい影響を与える、或る意味まっとうな得るべき良いストレスです。
もちろん妊活や妊娠も大きなストレスになりますが、こちらも子供が欲しい方には避けることができないストレスの1つです。

悪いストレス

一方で自分が起因ではない理不尽なストレスがあり、こちらをまともに食らってしまうと悪い影響となってしまいます。
無理なスケジュールの締め切りや他人の仕事の押し付けられる、上司や後輩との面倒な対人関係など、不快な感情が蓄積されるタイプのストレスです。
自然災害や交通事故によるストレスも、外的な起因ですのでこのタイプに含まれます。
考え方の変化や心が強くなるなど多少の人生経験が得られる可能性もありますが、不快な気分をため込んでいるとしたら悪いストレスとなります。

ストレスを受けやすいタイプ

同じストレスでも受け止め方には個人差があり、性格によって違うようです。
ストレスを抱えやすいのが以下のタイプの人です。

我を通すタイプ

・完璧主義である
・自己評価が高い
・自己主張や競争心が強い
・わがままである
・せっかちで余裕がない
・短気である
・相手に期待し過ぎてしまう

我を出さないタイプ

・真面目で几帳面である
・我慢強い方である
・自己主張が苦手である
・自分に自信が無い
・心配性である
・自分を責める
・気を使い過ぎる

その他のタイプ

・運動不足である
・リスケが苦手である
・思い込みが激しい
・考え方が後ろ向き
・ストレスに対する感受性が高い

我を出さないタイプやその他のタイプの方がストレスをため込むのは、道理として納得いくと思いますが、意外と我を通すタイプもストレスを感じることが多いようです。
我を通していればストレスを感じにくいと思いがちですが、周りや自分自身が思い通りにいかないことによりストレスが発生するといわれます。

ストレスマネジメントの方法

人の性格は直ぐには変わるものではありませんが、考え方や目線を新しく追加することは無理なことではありません。
それにより、これまで受けてきたストレスを軽減することが出来るようになり、余計なストレスをため込まなくなります。
ストレスマネジメントの第一歩として、自分にとって感じるストレスがどういったものか、良いものか悪いものか仕分けしてみましょう。

ストレスの可視化

自分が「これはストレスだな」と感じるものをメモしてみましょう。
するとストレスの原因が分かるようになり、良いものか悪いものか自分でも認識することができます。
判断がつかないものやモヤモヤしている原因については、人に相談したり聞いてもらうのも良い方法だと思います。
自分がNOと言えるものから、これは受け入れようと思う原因など判断できるようになれば、全てのストレスをストレートに受けにくくなります

「開き直り」や「適当」

時には断る勇気や、嫌なこともポジティブな考え方を持つことで、受け流したり受け止めたりもできるようになります。
対人関係においても、どうしても苦手な人や無自覚にハラスメントをしてくる人へも距離を置いてみたり、感情を表に出して嫌と伝えることもストレスマネジメントでは必要となります。

ストレスをため込まないためには、開き直って本音を伝えてみてください。
どうしても難しい人は他力本願でも構いません。
ケンカした後はすぐに仲直りしたり、悪い事をしたらすぐ謝ることで嫌な感情を引きずらないのと同じです。

「適当」という考え方も強い味方です。
完璧や几帳面、細かさは自分のプライドや美意識を保つ上では大事なものですが、全てにおいてそれを求めるのは難しいものです
程よく手を抜いたり、無理なものは無理というのもストレスを抱えない為に実践してみましょう。
例えば「仕事の優先順位を見極める」「集中した後は休憩する」「時間と気持ちの切り替え」を意識できるようになれば、負担が軽減されるものだと思います。
手を抜くことは、もちろんさぼったり仕事をしないことではなく、時間と集中の配分のバランスを良くすることだと思います。
これは他人に対しても当てはまることで、相手に全てを要求してしまい成果が出なかった場合「なんでできないんだ」とイライラなどストレスを抱えることになります。
6割ぐらいの成果を要求、または適材適所で向いていることを要求してみるのもストレスを軽減できます。
適当も「テキトー」ではなく「度合いがちょうどいい」の方の意味で捉えてみてください。

運動とストレス

ストレスを溜めないようにするには、これまで溜まったストレスを出さないといけません。
そもそもストレスは人に運動を促すものと言われています。
外敵から襲われ命の危険があると、身を守るために戦うか逃走する、必然的に運動することが常だったと思います。
命の危険を感じることは強いストレスなので、命の安全が保障されればストレスは解消されたことになります。
現在普通に暮らしていればそんな目に遭うことは滅多にないため、意識して行う運動や娯楽として楽しむスポーツがベストだと思います。
特に有酸素運動がいいと言われており、有酸素運動により心臓が活発に働き体に血液が巡ります。
体の緊張が取れ、リラックスを促し、セロトニンやエンドルフィンなどの神経伝達物質が増加します。

食事とストレス

食事にもストレスを溜めるものと、ストレスを解消できるものがあります。
不規則な時間での食事や暴飲暴食、早食い、野菜が少なく、肉や炭水化物の多い偏った食事、テレビやスマホを見ながらの食事などは精神的にも肉体的もストレスを与える食事です。
ストレスを解消する食事とはその逆ですので、体のリズムを整えるためなるべく、1日2~3回の決められた時間での食事、腹八分目の適度な量、ゆっくりと時間をかけおいしいものを楽しく食べるてみてください。
ストレスを解消できる食事になります。

睡眠とストレス

睡眠はストレスや疲労を取るには一番大切なものです。
しかし睡眠の「質」も重要になります。
長い時間ベッドに入っていたとしても、途中で目が覚める浅い睡眠や、9時間以上の過剰睡眠をしていては、疲労やストレスの解消がしっかり行われず、逆に体に悪影響となってしまいます。
睡眠を途切れさせないために、睡眠環境の整備は蔑ろにしてはいけませんし、カフェインやタバコなど寝る前の刺激物の摂取も控えた方がいいです。
入浴やヨガやストレッチ、ツボの刺激などで体と脳をリラックスさせ、入眠の準備をするのはとても効果的です。
それでも入眠に時間がかかるという方は、睡眠薬や睡眠改善サプリメントを使ってみるのもお勧めです。

ストレスの解消法での間違い

ストレス解消としてやってしまいがちな以下の方法では、かえってストレスを悪化させたりため込んでしまうことになります。
これらは全くダメではなく、過度なものが問題ですので、ほどほどであれば気分の切り替えになります。

・直ぐ解決しようと考えこむ
・お酒や食べ物の暴飲暴食
・寝る直前のPCやスマホ、テレビ
・長時間睡眠
・人の悪口やぐち
・たばこやギャンブル
・過度な運動
・爆買い

過度を適度にするのがストレスマネジメント

ストレスマネジメントという考え方は、ストレスを溜めないために意識的にストレスの受け止め方をコントロールする方法です。
ストレスを全てシャットアウトするのは不可能ですし、良いストレスを受けることも人の成長には必要なものですので、理にかなった形で上手にストレスマネジメントをしていけば、体や脳に不調をきたすことなく、健康的で人間らしい生活を送れるようになります。
意外と人は知らず知らず無意識のうちに、趣味に没頭したり美味しいものを食べたりと、自分特有のストレス発散をしているものです。
まずはストレスの原因を理解し、自分に合うストレス発散法を意識してできるよう、ストレスマネジメントを実践してみてください。

関連ページ

参考サイト
ストレスは自分でコントロールできる。ストレスマネジメントとは?