性病はこんな症状が出ます、自身でチェックする項目

性病は自身がなったことがなかったりすると無縁だと感じ、無関心さゆえに被害を拡大させている可能性があります。
中には症状が出にくいものもあり、気付かぬうちに自分が感染している可能性もあるため、性病に関しての知識をしっかりと持ち、被害を拡大させないために治療しなければいけません。
いくら病気になってしまったと言えど、医療機関で性器を見せるのは老若男女、誰しも抵抗があるかと思います。
この記事では、性病になってしまった場合どのような症状が出るのか、チェックすべき項目のまとめを記載しました。
男性の症状
男性の性病は女性と違い、不快感やかゆみ、中にはイボのようなものができるなど症状も様々です。
性病を放置してしまうことで、罪の意識もなく被害を拡大させてしまう危険性が潜んでいます。
性器周辺の症状
男性の性器周辺に現れる症状としては、いくつかパターンが存在します。
①排尿時の痛み、尿道から膿が出て下着などについている場合
・クラミジア
・淋病
・トリコモナス
②尿道のかゆみや違和感、不快感がある場合
・クラミジア
・淋病
・トリコモナス
③睾丸の腫れ、痛みが伴っている場合
・クラミジア
・淋病
④亀頭が赤く腫れあがって、かゆみが伴っている場合
・カンジタ
⑤太もも付け根のリンパが腫れている場合
・性器ヘルペス
・梅毒
⑥性器、肛門などに症状のないイボがある場合
・コンジローマ
全身の症状
性器のみならず、全身に症状が出る場合もあります。
このような場合は医療機関で受診することをお薦めします。
①性器、唇、肛門など、痛みのないしこりや腫れがある、全身に赤茶色の発疹ができる
・梅毒
②性器周辺に水疱が出来て、かゆみがある
・性器ヘルペス
③発熱、下痢、リンパ節の腫れなど体調不良が1ヵ月以上続いている
・HIV
女性の症状
女性の性病は男性とは異なり、おりものが多くなってしまったり、臭いが強くなってしまうなど、男性のような不快感など自覚症状が出にくいものが多いです。
それゆえに、自覚症状なく性病を拡大させてしまうリスクもあるため、症状がない場合でも気になる場合には検査キットを使うなどがおススメです。
また、女性が性病を放置することで、母子感染によって早産や重大な目の病気、肺炎などを引き起こしたり、性病によって不妊症になってしまう場合もあります。
性器周辺とおりものの症状
①おりものが増え、下腹部に痛みが伴う
・クラミジア
・淋病
②酒粕状、チーズ状のおりものが出ている
・カンジタ
③泡状のおりもので、臭いが強い
・トリコモナス
④性器周辺にかゆみや痛みが伴う
・トリコモナス
・カンジタ
・性器ヘルペス
⑤排尿が困難になるほど性器に強い痛みを感じる
・性器ヘルペス
・淋病
⑥太もも付け根のリンパが腫れている場合
・性器ヘルペス
・梅毒
⑦性器、肛門などに症状のないイボがある場合
・コンジローマ
全身の症状
①性器、唇、肛門など、痛みのないしこりや腫れがある、全身に赤茶色の発疹ができる
・梅毒
②のどの腫れ、痛みがある
・クラミジア
・<淋病
③発熱、下痢、リンパ節の腫れなど体調不良が1ヵ月以上続いている
・HIV
今、性病は拡大している
10代から20代前半と若い世代に、今性病が拡大しつつあります。
感染のルートは様々ですが、主に唾液や血液などの分泌液によって感染するため、性行為だけでなくオーラルセックスなどでも感染が疑われます。
もし心当たりがある場合には、検査キットを使う、または既に性病の診断を受けている場合には正しい医薬品を使って治療を始めましょう。
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