バイアグラが不妊治療で保険適用開始!その中身を詳しく解説!

バイアグラが不妊治療で保険適用開始!その中身を詳しく解説! ED(勃起不全)

1999年に異例のスピードで承認されてから今まで自費診療だったバイアグラが、なんと2022年4月より保険適用に。

1錠1,500円の相場というバイアグラが保険適用になれば、3割負担だとかなり安くなります!

でも全員が全員、保険適用になるわけではないようで…

バイアグラの保険適用、その中身を詳しく解説していきます。

※2022年4月8日情報を更新しました。

バイアグラの保険適用について

バイアグラの保険適用

2022年4月から保険適用される不妊治療に関して、ED治療薬のバイアグラ、シアリス等も含まれることが決まりました。

ポイント!

厚生労働省の中医協総会で不妊治療薬の6成分16品目の薬価収載が了承され、その中にバイアグラとシアリスも含まれているのです。

※今までバイアグラは自由診療だったため薬価未収載でした。

  • バイアグラ錠25mg/50mg
  • バイアグラODフィルム25mg/50mg
  • シアリス錠5mg/10mg/20mg

シアリスは含まれているのですが、レビトラは含まれていません。

以下はバイアグラの新しく収載予定の薬価です。

バイアグラ ODフィルム
25mg 1錠
959.60円
1シート
991.60円
50mg 1錠
1380.00円
1シート
1424.10円

シアリスのも記載しておきます。

シアリス
5mg 1錠:1343.80円
10mg 1錠:1454.60円
20mg 1錠:1529.90円

記述の通り、保険が適用されるのは「不妊治療」の男性で、「勃起不全による男性不妊」のみになります。

勃起不全いわゆるEDなわけですが、コレばっかりは検査するわけでもないので、自己申告になると誰でも保険適用されるのでは??と思いますよね。

虚偽の申告もOKなのか気になりますよね、そこで現段階で分かっている不妊治療保険適用の条件を以下でご紹介します。

参考:中医協総会 不妊治療薬6成分16品目の薬価収載を了承 男性不妊でバイアグラも|ミクスonline

バイアグラ保険適用の条件

保険適用の条件

バイアグラが保険適用になるのは「不妊治療中の男性」です。この不妊治療中の男性とはどのような定義なのでしょうか?

厚生労働省はその「不妊治療中の男性」を判断するための条件や施設、処方できる数などを今後定めていくそうで、今現在確定していません。

最新情報

2022年3月25日に厚生労働省より、4月1日からの不妊治療のバイアグラの保険適用に関する情報が公開されました。

※下記で説明している本製剤は、バイアグラ錠(25mg、50mg)、バイアグラODフィルム(25mg、50mg)、シアリス錠(5mg、10mg、20mg)が当てはまります。

以下①~⑦の全ての要件を満たした場合に限り適用

原則として、泌尿器科に5年以上経験のある医師の処方。(※近隣に要件を満たす医師がいないなど、特段の理由がある場合はこれを含まない。)

②他の医療機関で不妊治療している患者が紹介を受けて本製剤を保険処方する場合、紹介元との連携が必要になります。

③関連学会が作成した勃起不全のガイドラインのアルゴリズムに従って、勃起不全と診断された患者。

④患者、もしくはパートナーが6ヶ月以内に、一般不妊管理料または生殖補助医療管理料に係る医学的管理を受けている。さらにその内容を詳しく、診療報酬明細書に記載される。

⑤本製剤は1回の診療につき、タイミング法に基づいた1周期分に限る。処方は4錠まで。

⑥繰り返し処方する場合は、6ヶ月間が目安。それ以降は継続の必要性を改めて検討する必要がある。継続する場合も原則として1年以内。

⑦処方箋の備考欄に保険診療であると記載。

※参考ページを元に分かりやすく文章を変え記載しています。※内容は変えていません。

参考:不妊治療で使用される医薬品の保険給付上の取扱いについて

バイアグラを保険で処方してもらうには上記すべての項目に当てはまらなければいけません。

項目④で記載されているように、ご自身かパートナーが以前から不妊治療を受けている必要があります。

その他の条件は以下になります。

条件
年齢 なし(女性は43歳未満)
関係性 夫婦もしくは事実婚

男性は不妊治療に年齢は関係ないという点がびっくりですね。男性は何歳になってもこどもができるということでしょうか。

バイアグラの不妊治療の推奨度はA

推奨度A

今回の不妊治療の保険適用は、日本生殖医学会の生殖医療ガイドラインで、不妊治療の推奨度が「A」、「B」で、薬事承認を得たものが対象です。(男性不妊を含めた)

  • 推奨度A(強く推奨される)
  • 推奨度B(推奨される)
  • 推奨度C(考慮される)

バイアグラは2021年の6月のガイドラインで、勃起障害を伴う男性不妊症に対して有効であると、推奨度Aで評価されています。(勃起障害を伴う男性不妊への薬物治療として)

参考:【独自】体外受精・男性不妊手術に保険適用へ…22年度の導入目指す

病院によっては今後も自費診療

ポイント!

今回の保険適用に関して多くの病院では、不妊治療だとしても2022年の4月以降も自由診療を継続する意向をHPなどで示しています

原則泌尿器科に5年以上経験がある医師でなければ、保険適用になりません。

バイアグラが保険適用できるかは、各病院によって異なってくるので、事前にHPなどで確認しておきましょう。

今後バイアグラにかかる費用

バイアグラの費用

バイアグラの保険適用に関しては不妊治療が前提ですので、不妊治療していない方は基本保険適用されません。

そのため現在不妊治療以外でバイアグラを処方してもらっている方の殆どが、自費診療のままとなるでしょう。

バイアグラは個人輸入代行サイトであれば、海外のバイアグラやジェネリックも購入できます。

先発薬のバイアグラの価格はそこまで変わらないですが、ジェネリックは相当安く購入できます。

価格がネックでバイアグラの購入を悩んでいるのであれば、チェックしてみるのもいいかもしれません。

バイアグラの価格比較

バイアグラは個人輸入で購入できると記述しましたが、では通販(個人輸入)で購入、保険適用で購入、自費診療で購入、この3種類で価格比較をしてみます。※当サイト比較

通販 保険適用(3割負担) 自費診療
1錠の価格
(50mg)
最安値1,200円~ 414円 1,500円(相場)
ジェネリック価格
(50mg)
315円~ 1,000円(相場)
その他の費用 送料 診察料、検査料等 診察料、検査料等

※オンライン診療もかかる費用は同じです。(送料は別)

バイアグラだけで比較してみると保険適用がダントツに安いです。しかし個人輸入は海外のジェネリックを購入できますので、価格を抑えたい場合、通販でジェネリックの購入が一番お得です。

尚且つ、通販であれば通院する手間もなく誰にも知らずバイアグラが購入できます。

当サイトで取扱い中のバイアグラ(ジェネリック)

当サイトでもバイアグラを取り扱っています。バイアグラと通販で人気の高いジェネリックを紹介します。

バイアグラ カマグラ(ゴールド) イベルメクチン(ArrowLab製)
商品名 バイアグラ カマグラ(ゴールド) スーパーカマグラ
特徴 先発薬
病院で処方されている
人気のジェネリック
知名度NO1
ED&早漏防止
1錠でWの効果
用量 50mg/100mg 50mg/100mg 100mg+60mg
価格 4錠:5,380円~
最安値1錠:1,200円
4錠:1,840円~
最安値1錠:368円
4錠:1,950円~
最安値1錠:390円
購入 購入する 購入する 購入する

カマグラは海外のバイアグラジェネリックの中でも、知名度が高くSNS等でも人気です。

個人輸入では100mgも購入できますが、かなりの高用量です。100mgはピルカッター等で半錠にすることで50mgとして使用できます。

バイアグラ保険適用に対するSNS等での反応

今回のバイアグラ保険適用を受けて、様々なニュース記事が掲載されました。

その中で注目を浴びたのが、「男性優位の時代錯誤」と題した、批判の記事です。

 バイアグラの保険適用が認められたことで「男性優位」への批判が高まっている背景には、女性の避妊薬であるアフターピル(緊急避妊薬)の保険適用が認められていないことがある。

引用:
不妊治療「バイアグラ保険適用」に批判殺到 アフターピル未適用は“男性優位”の時代錯誤(中西美穂)(日刊ゲンダイDIGITAL) – Yahoo!ニュース

SNS等に女性軽視だととらえられる批判の声が上がっているそうですが、実際にどのような投稿があるのかリサーチしてみました。

批判のtweetピックアップしてみましたが、多くの女性が保険適用に関して批判的でした。

賛同できる部分もある一方、不妊治療での保険適用なので、避妊薬と比べるのはまた違う話なのではと思いますが、今後4月以降さらに批判は増えるかもしれません。

バイアグラの保険適用は不妊治療のみ

バイアグラの保険適用と聞いてワクワクした方も多いと思いますが、ご紹介してきた通り不妊治療のみに適用されます。

少子高齢化問題を打破させるためにも、今回の保険適用はその施策の中の1歩といった感じになると思います。

今後保険適用に関して情報も増えてくると思いますので、新しい情報が入り次第随時更新していきます。

※2022年4月8日情報を更新しました。

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