AVを見すぎると健康な男性でもEDになる?

AVを見すぎると健康な男性でもEDになる? ED(勃起不全)

「AVの見すぎでEDになる」!?

そんなウワサ話、耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか。

にわかに信じがたい話ですが、実はまったく根拠のないウワサ話とも言えません。

「AVを見たときやオナニーでは問題なく勃起し射精もできるが、実際のセックスでは勃起に至らなかったり、中折れしてしまう」という男性が増えています。

AVを見すぎることによって性的刺激が鈍化し心因性EDに陥り、いざという時にうまく勃起に至ることができなくなってしまうのです。

AVを見すぎるとEDになる?

AVには、日常生活にはないシチュエーションや性的な興奮を強く煽るような描写が多く含まれています。

このような環境に慣れてしまうと、実際のセックスの際に勃起しないということが出てきます。

これは「心因性ED」のひとつで、年齢や身体的な問題に関わらず起こるものです。

では、なぜAVを見すぎるとEDになるのでしょうか。

point
心因性ED(勃起不全)とは
精神的なことや心理的なことが要因となって起こるEDのことを指し、健康な方や10代から20代の若い男性でも起こる可能性があります。

職場や家庭の人間関係、幼少期のトラウマ、性に関わるコンプレックス、統合失調症などの精神疾患、また刺激の強い方法でオナニーを行う、AVの見すぎがなど様々なことが原因となって発症するEDです。

性刺激が強すぎる

そもそもアダルトビデオ(AV)は、性的興奮を高めるように作られているエンターテインメントです。

カメラアングルや女優と男優のやり取りなどで、視聴者に性的興奮を掻き立てるように作られています。

そのため、AVを見ると、強い性的興奮を感じることが多いでしょう。

しかし、AVによって普段から気軽に強い性的興奮を得られるようになることは、現実のセックスを物足りなく感じてしまい、感覚が鈍化して興奮しなくなることに繋がっていきます。

ノーマルなシチュエーションに興奮しなくなる

AVはエンターテインメントとして制作されたものですので、現実ではありえないシチュエーションが用意されています。

AVでのセックスと現実世界のセックスには、大きな乖離があるものです。

しかし、初体験もまだ済んでいない方や、セックス経験の少ない男性がAVでのセックスを見ることに慣れてしまうと、現実世界でのセックスの際にギャップを感じてしまい、EDを発症することがあります。

AVを見すぎることで、現実世界でのノーマルなセックスに性的な興味関心を持てなくなってしまうのです。

現実のセックスに関心を持てなくなることは、性的興奮を感じづらくなり、心因性EDへと繋がります。

誤ったオナニー方法

AVに集中するあまり、ついつい手に力が入り強く握ったり、オナニーグッズなどで強い刺激を与えすぎるなどの行為も、EDになるリスクが高まる要因です。

力の入れ方には個人差もあるため、EDになる具体的な握力の強さについて全ての人に当てはまる数字は出ていませんが、一般的には通常のオナニーの倍以上の力が加わるとよくないと考えられています。

オナニー時は自分の握力で強い刺激を得ることができていますが、実際のセックスで同等の刺激をパートナーから得ることは難しいでしょう。

そのため、この刺激に慣れてしまうと、セックスでは満足できなくなってしまうのです。

また、AV視聴中にオナニーグッズを使い過ぎることも、EDを招く可能性があります。

例えばバイブレーターなどの電気で動く機械の振動に慣れてしまうと、人の手による振動や女性の膣では刺激を得ることが難しくなってしまい、EDに陥る可能性が高まります。

日常的に、これらのような強い刺激を得ることが常態化すると、実際のセックスの際の手や膣からの刺激が弱いと感じてしまいます。

AV女優=一般女性ではない

AV女優は一般女性とは違います。

AVの中の女優は、性的な興奮を煽るような行動を取ったり、男性が望む行為をしてくれます。

ですが、それはAVを制作する過程で女優に対して演技指導があったり、台本が存在するからです。

現実の女性に、そのようなものはありません。

また、AVの世界に慣れてしまうことで現実とのギャップが生まれ、実際の性行為に対してプレッシャーや不安が高まり、それがEDの原因となることもあります。

現実の女性は、AV女優のような行動を取るわけではないため、日ごろから制作物と現実の世界は違うのだと区別をつけるよう意識することも大切です。

成人男性のオナニー調査

成人男性に行われたオナニーに関する調査をご紹介します。

この中で、オナニーの回数やAVの利用頻度、視聴時間など、多くの男性はどのようにAVを活用しているのかリサーチされています。

AVの見すぎによるEDにお悩みの方は、ご自分の状況と照らし合わせ、平均よりも多い場合などは少し減らすなどしてご自身のオナニーを改善する材料にしてみましょう。

平均回数

全国平均:2.94回/週

1週間あたりのオナニー回数、全国平均は2.94回でした。

その中での射精回数に明確な基準はありませんが、EDのリスクを回避するには、一般的に射精後1~3日程度の禁欲期間を置いたほうがよいと言われています。

しかしオナニーの回数は、少なすぎても年齢に関わらずEDリスクを高めると言われています。

オナニーの回数が多すぎても、少なすぎてもEDになるリスクは高まってしまうため平均回数から大きく逸脱していなければ特に意識して回数を調整する必要はありません。

オナニー時に見るもの


1位:実写AV(無料) 79.5%
2位:実写AV(有料) 17.7%
3位:妄想のみ 13.1%

オナニーの際に実写AVを視聴している人は圧倒的に多いことが分かりました。

もちろんAVを視聴したからといってすべての人がEDになるわけではありませんので、AVの見すぎによるEDには、視聴するものの質と視聴時間によっても変化するようです。

強い刺激のあるもの長い時間見すぎることのないように、AVを適切に選ぶことが大切です。

AVの利用頻度


・ほぼ毎日見る:10.6%
・2~3日に数回見る:10.5%
・全く見ない:30.3%

AVの利用頻度は、「ほぼ毎日見る」人もいれば「全く見ない」という方まで、人によって分かれるという結果になりました。

「ほぼ毎日見る」という人から「週に数回」という人までを合わせると全体の35.6%。

「月に数回」という人から「たまに見る程度」という人までを合わせると全体の34%になります。

「全く見ない」という人は30.3%なので、およそ日本人の3人に1人はAVをよく見ており、3人に1人は全く見ていないということになります。

AVの視聴時間


10分未満:24.1%
10~30分未満:47.1%
30分~1時間未満:21.8%
1時間~2時間未満:5.0%
2時間以上:2.0%

1度のオナニーでのAVの利用時間は「10分未満」から「10~30分未満」を合わせると71.2%となり、このくらいの視聴時間で済ませている人がもっとも多いことがわかります。

一般的なAVの再生時間は2時間ほどなので、再生速度を上げたり飛ばし見をすることで、好みのシーンだけを視聴している方が多いようです。

対して、「1時間~2時間未満」から「2時間以上」を合わせると7.0%となり、長時間に渡って視聴している人はそれほどいないという結果になりました。

誤ったオナニー方法とは?

これまでは、強い刺激や強すぎる性的な興奮が実際のセックスとの乖離を生み、それがEDに至る原因となるということを解説してきました。

それと同じようにオナニーの方法を間違うと、身体が健康な男性であっても実際のセックスで膣内射精ができなかったり、遅漏になったり、中折れしてしまうなどのトラブルを引き起こします。

そのようなトラブルは、近年若い男性の間で急増しており、セックスの際のミスや失敗の体験が元で心因性のEDになる方が多くいます。

では、具体的にEDに陥るような「誤ったオナニーの方法」とはどのようなものなのでしょうか?

ここでは、代表的なものを解説します。

足ピンオナニー

足を伸ばした状態で行うオナニーの方法です。

なぜ足を伸ばした状態のオナニーが好まれるのかというと、足を伸ばすことで射精にかかわる骨盤底筋群に力を入れやすくなり、絶頂に達しやすく早く射精できるからです。

表面的には問題のない行為のように思われますが、このオナニーに慣れてしまうと、足を伸ばさないと射精ができないという事態に陥ります。

セックス中に同じように足を伸ばせるとは限りませんし、足ピン状態で体位を取ることは難しいため、狙ったタイミングで射精ができないというトラブルに繋がるおそれがあります。

床オナ

うつぶせになって床や布団、壁などにペニスを押し付けたり擦りつけるオナニーの方法です。

自分の体重をかけて腰を動かしながらペニスを刺激するため、強い刺激による快感が得られます。

しかし、実際のセックスでは得られない刺激を得られるため、このオナニーに慣れてしまうと、挿入はできても射精ができなかったり、射精まで何十分もかかるなどの遅漏となるおそれがあります。

実際の女性の膣の締め付けは床オナよりも緩いものですので、実際のセックスで勃起や射精に至ることができず、心因性のEDとなることがあります。

水流をかける

シャワーやジェットバスなどの水流から快感を得られるオナニーの方法で、シャワーオナニーと呼ばれることもあります。

強い水圧で、亀頭や尿道、カリ部分をピンポイントで刺激し、快感を得る方法です。

しかし、実際のセックスで得られる刺激ではないため、このオナニーに慣れてしまうと膣内で快感を得られることが難しくなり、EDを引き起こす可能性が高まります。

振動を与える

電動マッサージ機やローターなどを使い、亀頭やペニスの裏側を直接刺激するオナニーの方法です。

実際のセックスでは得られない機械的なバイブレーションの振動により快感を得られるため、このオナニーに慣れてしまうと、通常のセックスの際に快感を得られることが難しくなり、EDを引き起こす可能性が高まります。

AVの見過ぎのED改善方法

AVの見過ぎによるEDを改善するには、AVを見ないことがもっとも手っ取り早い方法です。

しかし、普段からAVをよく見ている人が急にやめるのは、簡単なことではないでしょう。

そこで、ちょっとした工夫でできそうなED改善方法をご紹介します。

AVを見ずにオナニーに挑戦してみる

まずはAVを見ずに、オナニーに挑戦してみましょう。

AVの見過ぎによるEDを改善するためには、AVを見ずに実際のセックスを妄想してみるのがいいでしょう。

それだけではどうしたらいいか分からないという時は、映像をやめて静止画を見るというのもいいです。

静止画を見てその画像から妄想を膨らませることもでき、まったく何も見ないでするよりも挑戦しやすいかと思います。

大切なのは、映像による強い刺激を受けないようにすることです。

実際のセックスの際に、相手の身体を見ただけで興奮できるくらいがちょうどいいのです。

オナニーの回数を減らす

オナニーの回数を減らして、あえてハングリーな状態を作り出すのも良い方法です。

そもそも、オナニーをし過ぎることは快感に慣れ過ぎて感度を鈍らせる要因になるのです。

日本の成人男性のオナニー平均回数は2.94回/週です。

これを超えてオナニーをしている場合は、回数を減らし、ほどほどにしておくのもEDを回避する手です。

また、実際にセックスを行う予定があれば、その日までは4日ほど禁欲期間などを置いて行為に及ぶのもおすすめです。

正しいオナニーをする

これまでのオナニーのやり方を改めて見つめ直してみるのも、EDを改善する策となるでしょう。

足ピン、床オナ、アダルトグッズを使ったオナニーなどの強い刺激を得られるオナニー方法は控え、ソフトなオナニーをすることを心がけてみましょう。

EDは、精神的なストレスが引き金になることもあるため、リラックスした状態を作り出すよう意識することも大切です。

胡坐をかく体制などは、リラックスできることが多いです。

ペニスを強く握りすぎず、優しく握るようにしてみてください。

オナニーではセックスに近い刺激を目指すことで、実際のセックスを物足りなく感じることが少なくなっていくでしょう。

ED治療薬を使用する

ED治療薬に頼ってみるのも手です。

AVの見すぎなどによる心因性EDは、カウンセリングや成功体験を積むなどの治療が必要と考えられがちですが、ED治療薬での改善も可能です。

実際、ED治療薬を使用した80%以上の方がEDを克服できており、医薬品による治療は有効性が高い方法です。

ネットのくすり屋さんなら、普段インターネットで買い物するのと同じ要領でスマホで簡単に注文が可能です。

また、病院に行くことなくED治療薬が購入できるため、誰にもバレずに治療が行なえます。

ED治療薬は、「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の3種類が代表的です。
それぞれ持続時間や効果が発現するまでの時間が異なるため、自分のシチュエーションなどに合うED治療薬を使用しましょう。

バイアグラ レビトラ シアリス
バイアグラ レビトラ シアリス
特徴 世界初のED治療薬 即効性があり勃起力が1番得られる 効果持続時間が36時間と最長
食事の影響 受けやすい 少ない 少ない
効果が現れるまでの時間 30分~1時間 20~30分 1時間
効果持続時間 3~5時間 5~10時間 30~36時間
価格 4錠:7,200円 4錠:5,350円 4錠:8,000円
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ジェネリックなら試しやすい

ED治療薬の価格4錠で7,200円~ととても高額です。

しかし、ED治療薬にはジェネリック医薬品が数多く開発され販売されており、先発薬と比べるとはるかに安い価格で購入することができます。

初めてED治療薬を試して見たいという方でも手を出しやすい価格なため、ジェネリック医薬品がおすすめです。

カマグラゴールド バリフ シアスマ
カマグラゴールド バリフ シアスマ
分類 バイアグラジェネリック レビトラジェネリック シアリスジェネリック
価格 4錠:1,500円 10錠:1,900円 4錠:1,700円
商品ページ 商品詳細へ 商品詳細へ 商品詳細へ

AVは創作物!視聴はほどほどに

昔のAVは、専門のアダルトショップやレンタルビデオ店の18禁コーナーに置いてあり、誰ても気軽に見られるようなものではありませんでした。

しかし、現代ではスマホが普及し、ひとり1台は持っているという時代。

過激なAVでも無料で見られるものが多く、これが若い男性にEDが増えている原因の1つとなっています。a

AVは、プロの俳優と監督が制作する創作物であり、実際のセックスとはかけ離れた物です。

日常にはありえないシチュエーションのため、より興奮を誘いますが、これに慣れ過ぎるとEDになってしまうことがあります。

AVの視聴はほどほどにしておきましょう。

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