生理中に食べてはいけないものとは?お腹が空くのを防ぐ食べ物も紹介!

生理中に食べてはいけないものとは?お腹が空くのを防ぐ食べ物も紹介! ピル(避妊薬)

生理中って何をしてもしんどい…
女性の皆さんは月に1回、生理痛や体のだるさなどと戦っていますよね。

私も、生理中は何をしても気分が上がらないことが多い一人です。

そんな生理中の食事って気にしたことはありますか?
実は、生理中のしんどさは食事が原因になっていることも…

今回は、生理中に食べてはいけないものと生理中におすすめの食べ物について詳しく紹介していきます。

なぜ生理中に食べてはいけないものがあるのか

生理中くらい好きなものを食べたい!
たしかに、そうなんですよね。

気分が上がらないから、好きなものを食べて元気をだそう!というのはすごく素敵な考え方だと思います。

しかし、その好きなものがあなたの生理痛を重くしている原因かも…

生理中に食べてはいけないもので解説する食事を摂取してしまうと

  • 生理痛が重くなる
  • むくみやすい
  • 生理前や生理中の体調不良
  • 貧血

こうした生理中の悩みの原因となってしまう恐れも…

そのため、生理中でも避けたほうが良い、食べてはいけないものもあるのです。

生理中・生理前の悩み

女性の皆さん、生理中や生理前にいつも悩むことってありますか??
私は、生理前は食べても食べてもお腹が空き、夜になると悲観的になって落ち込みます。

2.3ヶ月に1回くらいで生理痛もあり、お腹にホッカイロを張って鎮痛剤を飲むこともあります。

こうした生理中・生理前の悩みは女性の誰しもが持っているのではないでしょうか?

その中でも特に多い次の悩みについて見ていこうと思います。

生理前の食欲

生理前は異常にお腹が空くという女性は多いです。
この原因は卵胞ホルモンです。

女性の身体は常にホルモンバランスが変化しています。
しかし、生理前は卵胞ホルモンのエストロゲンが低下していきます。

エストロゲンは食欲中枢に関係するホルモンの一つで、食欲を抑える働きがあります。
しかし、エストロゲンが低下することで、食欲を抑えきれなってしまうのです。

生理痛

生理中一番女性を悩ませるのは、この生理痛だと思います。
腹痛や頭痛などの症状が多いですが、それ以外にも腰痛や吐き気が起こる人もいます。

生理痛は個人差があり、全くない人もいれば、鎮痛剤を飲んでも起き上がれないくらいひどい痛みを伴う人もいます。

腹痛の原因は、プロスタグランジンという物質の影響です。
プロスタグランジンは経血が排出されるときに分泌され、子宮を収縮させます。

その際の収縮により痛みが起こることで、生理痛となるのです。

出産経験のない人の身体の冷え、ストレスなどが要因となり子宮内膜症や子宮筋腫などの病気になり、
生理痛が強くなるというケースもあります。

生理周期による気分の変動

生理前になるとイライラする、すごく落ち込んでしまうこうした女性も多くいます。
生理中にも気分がブルーになってしまいますよね。

これはホルモンバランスが急激に変化していくことで起こります。
生理前は特に変動が激しいため、より気分に波が出てしまうのです。

もちろん、あまりにもひどい場合は治療が必要ですが、ほとんどの女性が経験していることかと思います。

生理前のイライラで喧嘩してしまった、
落ち込んでしまって何をやってもダメ…

これは全てホルモンの変動が影響しているのです。

生理周期を整えたいという方は、低用量ピルがオススメです。

身体の変化

生理前や生理中は身体の調子が変化したりしませんか?

  • 生理前は胸が張って痛い
  • 肌荒れする、ニキビが増える
  • むくみがひどくなる
  • 貧血になる

これらもホルモンバランスが原因で起こります。

プロゲステロンというホルモンが、胸の張りや肌荒れを引き起こし、
生理中は経血と共に鉄分が排出することで貧血になりやすくなります。

むくみがひどくなるという人もいます。
生理前、生理中は目まぐるしく身体が変化し、不調を引き起こしていきます。

生理中に食べてはいけないもの

生理中に食べてはいけないもの

では、生理中に食べてはいけないものには何があるのでしょうか?

知らず知らずのうちに食べてるという方も多いのではないでしょうか?
特に無性に甘いものが食べたくなって食べてしまう方とか…

なぜこれらが食べてはいけないものなのか?を見ていきましょう!

冷たいもの

ぼんやりとしていますが、冷たいものは生理中に良くないです。

冷えたお水、お茶、かき氷のような冷たい物。
これらは、全て身体を冷やす原因になります。

生理中はとにかく身体を冷やさないことが大切です。
というのも、身体が冷えてしまうと血流が悪くなり、経血の排出時により痛みを起こしやすいのです。

そのため、できるだけ身体を冷やさない食べ物を摂取しましょう。

水やお茶に関しては、冷蔵庫から出してすぐに飲む、氷を入れて飲むなどをせずに、常温で飲めば問題ありません。

カフェイン

カフェイン

カフェインには血管を収縮させる効果があります。
血流が悪くなることで、結果的に身体を冷やす原因となります。

コーヒーやエナジードリンク、紅茶などを好んで飲んでいる方は、生理中だけでも控えるようにしましょう。
お茶にもカフェインが含まれていることもあるので、気を付けてください。

クッキー・チョコ・アイス

クッキー・チョコ・アイスといった、甘い物も生理中は注意が必要です。

糖分が多いものを食べてしまうと、血糖値が急上昇してしまい、その血糖値を下げようとして今度は急降下します。
その結果、血糖値が下がりすぎることで空腹の状態になります。
※血糖値が下がっている時にお腹が空きます。

また、血糖値が下がるということは、体温が下がるということです。
身体が冷えることで生理痛の原因にもなります。

甘いものを食べると、食欲が増してしまい、最終的には生理痛を強めてしまうので、
できるだけ甘いものを取らないようにしましょう。

アイスクリームはそもそもが冷たい食べ物なので、やめたほうがいいです。

インスタント食品

インスタント食品

簡単にすぐ食べられておいしいインスタント食品ですが、こちらも生理中は控えたほうがいいです。

インスタント食品には塩分が多く含まれています。
塩分を多く摂取してしまうと、むくみの原因となります。

生理中のむくみが酷いという人は、インスタント食品や塩分が多い食事は控えましょう。

また、インスタント食品には添加物がたくさん含まれています。
添加物は血流を悪くしてしまうので、生理痛を起こす原因になります。

アルコール

アルコールは気分を高めてくれますが、生理中は控えましょう。

アルコールの場合は、血流を良くするため経血量を増やしてしまいます。
その結果、貧血になってしまう恐れもあります。

また、私個人的なお話ですが生理1~3日目の間で、二日酔いになるほどお酒を飲んだ次の日は、
普段生理痛のない私でも、鎮痛剤が必要なほど生理痛が重くなることがあります。

これは個人的な話ですが、できるだけ生理前、生理中のアルコールは控えたほうがいいです。

生理中に食べたい!おすすめの食べ物

生理中に食べてはいけないものって意外と多いですよね。

では、反対に生理中の症状を緩和してくれるような食べ物はないのでしょうか?
それがあるのです!

それぞれ、どのような栄養素とどんな食材に含まれているのかを紹介していきます。

不調を改善したいな、と思っている方はぜひ取り入れてみて下さい!

食欲を抑える食べ物

生理前、食欲が止まらない!
食べても食べてもお腹が空く

こうした方はトリプトファンミネラルを摂取しましょう!

また、食欲を抑えるダイエットサプリなどもあるので、食欲を抑えたいという方は、そちらもチェックしてみて下さい。

トリプトファン

トリプトファンは、精神状態を安定させる働きを持ちます。

幸せホルモンと呼ばれているセロトニンは、リラックス効果があります。
トリプトファンはこのセロトニンを構成する成分の一つで、セロトニンにより幸福感が上がることで食欲も抑えることができます。

気持ちを穏やかにさせることで、ストレスを軽減することで、食欲を抑える効果が期待できます。

おすすめの食品

  • 大豆製品
  • 乳製品
  • ナッツ類

ミネラル

ミネラルを含む食品は、女性ホルモンを整えてくれる優れものです。
また、ミネラルは気持ちを穏やかにし、精神を安定させることができるので、食欲も抑えることができます。

実は、アンチエイジングにも効果的と言われています。

美人になりたければ、黒い食材を食べろ!と言われているくらいなので、
食欲を抑えるだけでなく、一緒に美肌にもなれる栄養素です。

おすすめの食品

  • ひじき
  • ゴマ
  • 海苔
  • ワカメ

生理痛を軽減する食べ物

毎回生理痛が辛い…
お腹が痛くて何もできない…

そんな方は、ジンゲロールイソフラボンEPA・DHAを摂取しましょう!

イソフラボンはよく耳にする栄養素だと思いますが、身近な食品も生理痛を軽減する食べ物なんですよ!

ジンゲロール

ジンゲロールは生姜に含まれている、身体を温める成分です。

血流を良くする働きがあるので、冷え性を改善することができます。

身体を中から温めることで、生理痛を軽減することができます。

生姜を入れたスープや鍋、生姜紅茶などで身体を温めるのがオススメです!

また、生姜が苦手、摂取する時間がない!という方は、簡単にジンゲロールを摂取できるサプリメントがおすすめです。

トリカツ
トリカツ 天然ハーブ配合
インドのアーユルヴェーダ医学
60錠:1,350円~
1錠あたり:22円

イソフラボン

イソフラボンは知っている方もいるかと思いますが、大豆にも含まれている成分です。

このイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きを持ちます。

そのため、ホルモンバランスを整え生理痛を軽減します。

おすすめの食品

  • 大豆
  • 豆乳
  • 納豆
  • 豆腐
  • 味噌

EPA・DHA

EPA・DHA

EPA・DHAは青魚に多く含まれている成分です。

体内では合成することができない必須脂肪酸となります。

血流を促す働きがあり、血流が良くなることで生理痛を軽減させる効果があります。

中性脂肪やコレステロールの改善にも効果のある栄養素です。

南極クリルビタミン
南極クリルビタミン 幅広く効果あり
オキアミ抽出物
120粒:3,500円~
1粒あたり:29円

気分を整える食べ物

生理前はイライラしてしまう…
なんだかやる気がおきない…
悲しくなって落ち込んでしまう

こうした方は、カルシウムマグネシウムを摂取しましょう!

生理前の気分の浮き沈みは、女性特有のものですが、それがストレスとなってしまうこともあるので、できる限り改善していきましょう。

カルシウム

カルシウムは骨を強くするというイメージがありますよね?
ですが、カルシウムもイライラを抑えてくれる効果があるのです。

交感神経がイライラを起こす原因となりますが、これを抑える効果があります。
リラックスさせることで、生理前もイライラしなくなりますよ!

おすすめの食品

  • 牛乳
  • チーズ
  • ヨーグルト
  • 小松菜
  • わかさぎ

マグネシウム

EPA・DHA

イライラの原因はマグネシウム不足にもあります。

マグネシウムが不足してしまうと、ドーパミンという脳内物質が減少してしまいます。
ドーパミンが減ると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌も少なくなり、結果的にストレスを感じやすくなります。

ストレスを感じると、イライラしたり落ち込んだりと、気持ちが安定しないこともありますよね。

マグネシウムをしっかりと補給することで、リラックスした落ち着いた気分になります。

おすすめの食品

  • ひじき
  • ほうれん草
  • アーモンド
  • 緑黄色野菜

身体の調子をよくする食べ物

身体の調子をよくする食べ物

生理中は肌荒れや、貧血、むくみなどの症状も気になりますよね。

私個人的には、生理中にこの3つで悩まない女性はいないのではないかと思っています。

日々の食事から改善できるのであれば、一番かと思います。

肌荒れ防止

生理前、生理中にニキビが増える、化粧ノリが悪いと感じる女性は多いと思います。

肌荒れの防止はビタミンCビタミンB群が含まれる食品を摂取しましょう!

ビタミンCはコラーゲンの生成を促し、肌のダメージを抑える効果があります。
ビタミンB群には、肌のターンオーバーを促す働きや、皮膚の皮脂量を調節する効果があります。

美肌を目指すにはビタミンと言われることも多い栄養素ですが、不足しがちな栄養でもあるので、
生理中もしっかりと摂取していきましょう!

おすすめの食品

  • レバー
  • ウナギ
  • カツオ
  • キウイフルーツ
  • 赤ピーマン

ビタミンは食品で摂取しようと思うと、食べる量が増えてしまいます。
そんなにたくさん食べるのは難しいという人や食べている時間がないという人は、手軽にサッとサプリメントでビタミンを摂取するのがオススメです!

また、ニキビや肌荒れをすぐに治したい!という人は、クリームなどを使って治すのもおすすめです!

マルチビタミン
マルチビタミン 1日に必要なビタミンが1錠で摂取できる 30錠:1,300円~
1錠あたり:43円
トレチノインジェル
トレチノインジェル 肌のターンオーバー
ニキビや色素沈着をケア
1本:680円~
1本あたり:680円

貧血

経血量が増えると、貧血気味になる女性も多いです。
貧血になる方は、鉄分をしっかりと摂取していきましょう。

鉄分は体内で赤血球の元となり、身体全身に酸素を運ぶ働きがあります。
体内の3~4gの鉄分の70~75%は、赤血球内のヘモグロビンやミオグロビンなどを構成する成分です。

おすすめの食品

  • レバー
  • しじみ
  • 赤貝
  • 牡蠣
  • 小松菜

むくみ

生理前や生理中やたらとむくむ人もいるのではないでしょうか?
生理中はホルモンバランスの影響により、自律神経が乱れむくみが出てしまいます。

むくみはカリウム不足が原因となるため、カリウムが含まれている食品を摂取しましょう。

おすすめの食品

  • バナナ
  • みかん
  • イモ類

すぐにむくみを治したいという場合は、利尿剤を使用するのがオススメです!
利尿剤を飲むと15分くらいで効果を発揮し、かなりむくみがすっきりします。

また、長期的にむくみを改善したい場合は、サプリメントを使って身体にやさしくむくみを解消することもできます。

トラセミド
トラセミド すぐにむくみが解消できる
ダイエットにも効果的
100錠:2,250円~
1錠あたり:22円
シストーン
シストーン 天然成分で身体にやさしい
毎日飲める
60錠:1,350円~
1錠あたり:22円

どうしてもお腹が空いてしまう人は…

どうしてもお腹が空いてしまう人は…

生理前や生理中、食べたら太ると分かっていてもどうしてもお腹が空いてしまうこともありますよね。
誘惑に負けて食べてしまって、後で後悔する…なんてこと私もよくやります。

どうしてもお腹が空いてしまったそんな時は、温かく腹持ちのいい食事を心がけましょう!

ポトフや鍋などのスープはカロリーが低く抑えられるだけでなく、身体を温めることができます。

甘いものが食べたくなってしまう場合は、フルーツさつまいもなどがオススメです!
フルーツは甘さと酸っぱさがありますし、ビタミンがたくさん含まれているので美肌にもいいです。

さつまいもは甘さがあり腹持ちがよく、低GI食品の一つです。
しかし、さつまいもを食べるときは、煮る、蒸すもしくは、干し芋を食べることでカロリーを抑えることができます。

生理中も快適に過ごそう!

生理痛に悩む皆様、どうでしたでしょうか?
少し食事を気を付けることで不快な生理前や生理中を少しでも改善することができます。

食べ物を改善したのに、生理痛が治らない!という場合は、低用量ピルをおすすめします。

低用量ピルは避妊効果だけでなく、生理痛の軽減やPMSの改善、ニキビにも効果があります。
生理痛が軽くなる以外にも、経血量が少なくなるのですごく楽になります。

生理痛に悩んでいる方でも、低用量ピルを使って生理中も快適に過ごしていきましょう!

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