まつ毛ダニの予防法、症状、改善法

まつ毛ダニの予防法、症状、改善法 美容

皆さん、まつ毛ダニをご存知でしょうか?

まつ毛美容液やまつ毛エクステなど、まつ毛にこだわる人も多いとは思いますが、まつ毛ダニについてもきちんと知っておく必要があります。

どんなにまつ毛をきれいにしていても、ダニが居るのはよくありません。

ここではそんなまつ毛ダニについて説明していきます。

まつ毛ダニとは

まつ毛ダニとは文字通り、まつ毛に生息するダニのことを指します。

正しくはニキビダニの一種でデモデックスと言います。

ニキビダニは2つの種類があり、毛根部分に生息するものと、皮脂腺の中に生息するものがあります。

このまつ毛ダニは、毛根部分に生息します。

全長は0.35mm~0.4mmほどでものすごく小さく、肉眼で見ることは難しく、顕微鏡を使用することで簡単に見つけることができます。

なんとこのまつ毛ダニは5人に1人は持っていると言われています。

顔ダニは誰にでも住み着いていますが、まつ毛ダニは清潔に目元を保つことで、生息を防ぐことができます。

まつ毛ダニは眼の病気の原因ともなる場合があるため、治療が必要となります。

マスカラ、メイク、つけまつ毛などを餌にしてまつ毛ダニは増殖します。

濃いアイメイクをする方は注意が必要です。

まつ毛ダニの症状

まつ毛ダニによる症状は個人差があります。

自覚症状がまったくない人、目が充血する人、目の周辺のネバつき、目の違和感などの症状を感じる人もいます。

その他にも、まぶたに炎症尾が起きる眼瞼炎という病気の人は、まつ毛ダニの生息率が高いとされています。

まつ毛ダニが生息しやすい人

まつ毛の生え際には、マイボーム腺という角膜を保護するために油分を出すものがあります。

マイボーム腺が詰まってしまう、マイボーム腺機能不全の方は、病気にかかっていない人と比べて、まつ毛ダニの生息率が高いと言われています。

マイボーム腺機能不全の症状としては、ドライアイがあります。

ドライアイ気味である、アイメイクを頻繁に行う人は、病院で検査を受けておくと安心できます。

また年齢を重ねることで寄生されやすいとされており、40代では50%の人が、70歳を超えてくると80%がまつ毛ダニを宿しているとされています。

性別ではやはりまつ毛に手入れをすることの多い女性の方が、男性よりも多いとされています。

では自分でチェックする方法を以下で紹介しましょう。

まつ毛ダニのチェック方法

まつ毛ダニが寄生しているかどうかを簡単にセフルチェックする方法があります。

・目の調子が悪い

・ドライアイを感じる

・アイメイクをオフせず寝てしまう

・マスカラ、アイライナーをまつ毛の内側に頻繁に使用している

・古い化粧品を使用している

・顔全体のメイクと同時にアイメイクもオフしている

これらをチェックすることと、目の不調、目元の衛生面に心当たりがある人は、眼科で検査することをお薦めします。

次は今日から簡単にできるまつ毛ダニの予防法と撃退法を書かせていただきました。

まつ毛ダニの予防・退治法

まつ毛ダニが増殖してしまった…。そんな時は今日から簡単に始められる予防と撃退法を教えます。

・マイボーム腺の汚れた脂の排出を促す

・固まった脂や角化物のつまりを解消する

・マイボーム腺周辺の細菌量を減らす

■正しいクレンジング

アイメイクを落とす場合には、全体と一緒に落とすのではなく、アイメイクだけを先に落とすようにしてください。

コットンにポイントメイククリームリムーバーをつけて、まぶたに押し当てるようにしてください。

そのまま10秒~15秒ほど置きます。

コットンを2回畳んで角を作り、まつ毛の際を丁寧に往復して完全にアイメイクを落としてください。

まつ毛の毛根は繊細なため、優しく横10回、縦10回、右回り10回、左回り10回行い、十分な水で洗い流すようにしてください。

マツエクをつけている人は、洗顔が十分にできていないことが多くあるそうです。

専用のクレンジング剤で根本から洗い、清潔を保ってください。

アイプチやつけまつ毛なども糊が残っているとトラブルの元になってしまいます。

これ以外にも、ビューラーやスクリューブラシなどのメイク道具も定期的に洗浄し清潔な状態にしてください。

■枕にはタオルかガーゼを

家の中を雑菌やダニなどが繁殖しにくい環境を作りましょう。

寝具カバー、ピロケースは清潔な状態にしておくことが大切です。

バスタオルやハンドタオルもこまめに洗濯することで、まつ毛ダニの増殖を防ぐことができます。

・枕カバーなどリネン類を洗濯する

・枕そのもの、カバーを外した状態で風邪に当てる

・掃除機でダニの死骸やホコリをとる

まつ毛ダニだけではなく、ダニは夜の暗い時間に活動をします。

枕カバーなどは、頭皮や首元の汗、アカなどが付くところです。

タオルやガーゼをかけて、それを毎日交換し洗濯してください。

まつ毛ダニだけではなく、肌荒れアトピー性皮膚炎の予防にも効果的です。

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