金属アレルギーの方は要注意!約2000万円が無駄になることも?!

金属アレルギーの方は要注意!約2000万円が無駄になることも?! アレルギー

アクセサリーの需要や普及、歯科治療に使われる銀歯など金属は我々人間にとって非常に身近な存在となっています。

それと同時に金属アレルギーが発症する確率は格段に上がったご時世になり、何気なくつけているネックレスやピアス、時計や指輪にも気をつけなければいけません。

先日動画公開された、あの有名なユーチューバーもこの金属アレルギーによって大金を失う悲惨な結果になりました…。

金属アレルギーは何故起こる?

食べ物でのアレルギーや吸入系アレルギーはその成分に過剰反応してしまいアレルギー反応が出てしまいます。

詳しくは最先端のアレルギー治療にも掲載しているので興味のある方は是非読んでみてください。

では体内に取り込んでない金属は何故アレルギーとして反応してしまうのでしょうか。

上記のような一般的なアレルギーとは違い、金属が直接アレルギー反応を起こしているのではなく、汗や水などによって金属が溶け出し、体内に入り込むことによって体はこれら金属を異物として判断します。

すると体内で本来存在すべきべきではない成分が入り込んだと判断し過剰反応を起こすことによってアレルギー症状が発症します。

また人間全員がなるとも限らず、通常のアレルギー同様に一定量を超えると発症するメカニズムのため、昨日まで大丈夫だった人間が突如なってしまうケースも考えられるなど一般的なアレルギーと発症ケースは同じです。

ユーチューバー、ヒカキンも金属アレルギー

今は子供たちがなりたい職業ランキング第3位と輝かしい順位であるユーチューバーのヒカキンが先日公開した動画で、高級腕時計である
オーデマピゲのロイヤルオークエクストラシン トゥールビヨンのピンクゴールドを罰ゲームで購入すると言った動画を公開しました。

なんとこの時計の金額は約1900万円…。

勿論人気ユーチューバーの1人ですし、動画再生回数も非常に多く、問題なく終えたはずだったのですが、購入後すぐに装着して約8時間後、ヒカキンの体に異変が起きたのです。

ヒカキンが蕁麻疹に気付いたのは購入して間もなくすぐにかゆみがあったと言います。

時間が経過するごとにかゆみは酷くなっていき、夜には腕時計を装着した手首だけでなく頭皮や脚など体中に発生していたのです。

時計の金額が金額だけに翌日、再度装着してみたもののかゆみは10分後すぐに現れ、自身でも金属アレルギーを疑いました。

しかし普段からつけているステンレスやホワイトゴールドなどと言った金属ではこのような反応がなかったため、金属アレルギーにも反応するものとしないものがあることが分かります。

これは一体どういうことなのでしょうか?

金属アレルギーには種類がある

金属と大まかに分けられていますが、実は起こしやすい性質があるものと起こしにくいものがあるのはご存知でしたか?

今回ヒカキンがアレルギーを起こしたとされるピンクゴールドは銅の比率が非常に多いため、銅アレルギーだと推測することができます。

このように金属アレルギーにも起こりやすい物質とそうでない物質があり、自分がどの金属に過剰反応するのかを理解しておけば、金属アレルギーは多少抑えられる疾患かもしれません。

■金属アレルギーを起こしやすい金属

・ニッケル

・コバルト

・錫

・パラジウム

・クロム

・亜鉛

・鉄

・銅

比較的金属アレルギーを起こしやすい金属は安値で手に入るようなアクセサリーなどに多く含まれていることが多く、対処としてはできるだけ避けることが1番効率が良い方法です。

■金属アレルギーを起こしにくい金属

・チタン

・ステンレス

・金、銀

・プラチナ

これら4つの金属は単純に金属イオンが水に溶け出しにくいため、金属アレルギーが起こりにくい金属だとされています。

中でも特にチタンは別格で、イオン化が高い傾向にあり金属アレルギーが最も起こりにくいといわれています。

そこで現在は歯科治療における人口歯や医療器具などにもチタンが採用されること決して珍しいことではなくなりました。

その他にも結婚指輪などメインはプラチナや金として作られるものも金属アレルギーが起こりにくいとされています。

あくまでも起こりにくいとされているだけのため、大切なものを購入する際などは必ず検査を受けて、自分がどの金属に反応するのかを知っておく必要があります。

定期的なアレルギー検査

多くの場合は自分で惚れ込んだアクセサリーを購入した後やパートナーからのプレゼントで身につけた際に発覚することが多いとされています。

ヒカキンのようにせっかくの高額を出して購入してもアレルギーの存在に気付いていなければお金をドブに捨てるのも同然ですよね。

医療機関では金属アレルギーのみならず、1度の検査で数十種類のアレルギー検査を手軽に行うことができます。

数年に1度など自分ルールを設け、定期的に変わる体質を検査しておくとアレルギー症状に悩まされることのない快適な生活を送ることができます。

二度と治らない金属アレルギー

金属アレルギーに1度なってしまうと非常に残念ですが完治させることが現段階の医療技術では難しいとされています。

よってなってしまった方はこれ以上悪化しないように、金属を身につけないこと。

まだ発症していない方は発症しないようにケアをする必要があります。

金属が溶け出す多くの理由はによって溶け込むとされています。

汗をかきやすい体質の人や汗をかきやすい夏場などは汗をしっかり拭くこと、汗をかいたままにしない、運動など汗をかくようなことが想定される場合では金属を外すなど、自分でできる予防策をとっておくことが大切です。

発症した際の対処法

一定の金属をつけて蕁麻疹や赤みを帯びている状態がある場合は金属アレルギーの可能性があります。

まずはその金属を外すことで30分~1時間ほど経過すれば正常に戻りますので、身につけずに気になる場合は医療機関を受診しましょう。

ネットのくすり屋さんでも在宅で手軽にできるアレルギー検査キットの導入を検討しています。

あまりにひどい場合は無理せずすぐに医師に診察してもらい、その後の症状緩和や突如のかゆみなどに備えて、購入しておくことを強くオススメします。

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参考サイト

ヒカキン、1900万円の時計で金属アレルギーに?購入後8時間で手放すことを決意「超高い勉強代」 | キャリコネニュース

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