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アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎治療薬を見た人がチェックした商品

アレルギー性鼻炎治療薬の種類

抗ヒスタミン剤
・主な作用:アレルギー症状のもとになる物質ヒスタミンの作用を抑える
・商品名:ザイザル、アレグラ、ジルテックなど
ステロイド剤(主にスプレータイプの外用薬)
・主な作用:抗炎症作用、細胞増殖抑制作用、血管収縮作用、免疫抑制作用
・商品名:フルナーゼ点鼻薬、メタスプレー、ベコナーゼ点鼻薬など
局所血管収縮薬(主にスプレータイプの外用薬)
・主な作用:交感神経を刺激し、鼻腔の粘膜の血管を収縮させ充血による腫れを抑える
・商品名:ナシビン鼻炎スプレー、ナシビン点鼻薬など

アレルギー性鼻炎治療薬について

アレルギー性鼻炎治療薬の有効成分 ・抗ヒスタミン剤
レボセチリジン、フェキソフェナジン、ロラタジン、セチリジンなど

・ステロイド剤(主にスプレータイプの外用薬)
フルチカゾンプロピオン酸エステル、フランカルボン酸モメタゾン、ベクロメタゾンなど

・局所血管収縮薬(主にスプレータイプの外用薬)
オキシメタゾリン、キシロメタゾリン
アレルギー性鼻炎治療薬の適応症 アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎治療薬の主な副作用 ・抗ヒスタミン剤
眠気、吐き気、腹痛、めまい、倦怠感など

・ステロイド剤(主にスプレータイプの外用薬)
発疹、頭痛、過敏症状など

・局所血管収縮薬(主にスプレータイプの外用薬)
頭痛、嘔吐、刺激感、めまいなど
アレルギー性鼻炎治療薬の使用方法 ・抗ヒスタミン薬
1日1回空腹時に服用
各有効成分で服用回数が異なるので適した方法で使用してください。

・ステロイド剤(主にスプレータイプの外用薬)
1日2回~4回それぞれの鼻腔に1回噴霧
各有効成分で使用方法が異なるので適した方法で使用してください。
ステロイドの効果の強いタイプのものは1~2回にしてください。

・局所血管収縮薬(主にスプレータイプの外用薬)
1日1~2回それぞれの鼻腔に1回噴霧
1週間の連続使用は避けるようにしてください。
アレルギー性鼻炎治療薬と一緒に飲めない薬 ・抗ヒスタミン薬
現在報告されておりません。

・経口タイプのステロイド剤
デスモプレシン酢酸塩水和物

・局所血管収縮薬
モノアミン酸化酵素阻害剤

アレルギー性鼻炎治療薬と一緒に買われている商品

アレルギー性鼻炎の目次

アレルギー性鼻炎とは

アレルギーを原因とする鼻の粘膜の炎症から、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻炎症状が出る全般の総称です。
鼻の中では体にとって害となる異物が侵入してくると、体から排除しようとしたり無害化する反応(ヒスタミンの放出)が起こります。
そのためくしゃみや鼻水を出して外にだそうとしたり、鼻の内部が炎症し腫れることで空気の通り道が塞がり、鼻づまりが起こるようになります。
これらの症状は自ずと口呼吸が必要になるため、口の渇きや口臭の原因、免疫機能の低下、頭痛などの原因にもなります。
直ぐに命に関わる症状ではありませんが、高い粘性の鼻水が出る副鼻腔炎になる可能性もあり、その結果仕事や普段の生活に支障が出てくるようになります。
症状を抑えることは、快適で余計なストレスをかけない生活へ繋がりますので、早期治療をお勧めします。

アレルギー性鼻炎になる主な原因

アレルギー性鼻炎は「季節性」と「通年性」に分かれます。
季節性の代表的なものに花粉症があります。
花粉症は主に風によって受粉するタイプ(風媒花)の植物の花粉、約60種類をその原因とするものです。
まれに風で飛ばない虫により受粉するタイプの植物の花粉でも、花粉症の症状になる場合があります。
スギ、ヒノキ、ブタクサ、クリ、コナラ、オリーブ、カモガヤ、イネ、シラカバなどが花粉症の原因です。
花粉の発生する時期は地域により若干違いますが、植物の開花する2月~5月がもっとも多いとされます。

通年性のものは季節に関係なくアレルギーの原因に触れることで症状が現れます。
主にカビ、ホコリやダニなどのハウスダスト、昆虫、犬や猫の毛、人のフケなどがアレルギーの原因となるものです。
カーペットやクッション、枕、キッチン、浴室など室内で触れることも多いですが、工業地帯や交通量の多い道路の近くなど空気の悪い場所も同様です。

これらアレルギーを起こす物質には抗原(アレルゲン)と呼ばれるものが含まれています。
抗原が体内に侵入すると体が異物かどうか判断し、異物と判断すると免疫機能の働きにより体から排除しようとする働きをします。
それがくしゃみや鼻水、鼻づまりの鼻炎の症状として現れます。
異物を体外に排出したり、これ以上抗原を侵入させないようにする防御反応となります。

アレルギー体質の方

アレルギー性鼻炎の名前にあるように、アレルギーと名前の付く症状の全ては体質によるものと考えられています。
遺伝的に親から体質を受け継ぐこともありますが、幼い頃の環境も関係があると言われています。
「除菌」や「抗菌」の商品が多く見受けられるようになり、公園で砂場の使用に制限が出たりなど、普段の生活が衛生的で清潔になっています。
そのせいで普段細菌やウィルスへ働いていた免疫機能がその力をもてあまし、あまり危険性のない花粉やハウスダストに過剰に反応するためとも言われています。
アレルギー体質の方はアレルギー性鼻炎の他に、アレルギー性結膜炎やアトピー性皮膚炎、気管支喘息などの症状を併発する場合が多いとされます。

アレルギー性鼻炎と花粉症は一緒?

アレルギー性鼻炎の原因となるものはたくさんありますが、その一つに花粉があります。
花粉症で起こる鼻炎も花粉アレルギーが原因なので、アレルギー性鼻炎の1つと言えます。
花粉症は鼻炎の症状の他に、目のかゆみや涙、口の中のかゆみ、肌の荒れやかゆみの症状がでます。

アレルギーを持つ人が昔より増加している理由

花粉症やハウスダストなどの言葉はここ数年で耳にするようになった言葉です。
何年も花粉症の症状がなかった人でも、ここ数年で発症したというケースも多いようです。
なぜこのようなアレルギーが増えたのでしょうか。
花粉に関しては大気の汚染が関係しています。
花粉は大気中の汚染物質と接触すると、細胞が壊れさらに細かくなります。
すると体内へ侵入しやすくなり、蓄積されるようになります。
体の中では花粉が入ってきても、発症する人もいればしない人もいますが、アレルギーの体質の方は蓄積される許容量に個人差があるだけで、その量を超えると発症するものです。
都心などでは地面がコンクリートやアスファルトのため、花粉が地面に吸収されることなく、風により再び大気に飛び散るため、花粉に接する量が非常に多いのも理由とされています。

アレルギー性鼻炎の治療法

アレルギー性鼻炎の治療の前に、まずは原因が何かを特定してから始めるのが肝心です。
アレルギーの原因となるものによりその治療法も変わってくるため、医療機関を利用し検査を行い、どんなアレルギーがあるのか確かめましょう。
さらに過去の病歴や家族のアレルギー症の有無、発症した時期などを元にさらに治療法を限定していきます。
アレルギー性鼻炎の治療法として、免疫療法、レーザーで症状が出やすい鼻粘膜を焼く方法、治療薬を使い症状を抑える方法などがあります。

免疫療法

免疫療法は、体内にアレルギー物質を投与する事で、体を慣れさせていく方法です。
皮膚への注射による皮下免疫療法や、舌下に治療薬を置き吸収させる舌下免疫療法があります。
最初は投与するアレルギー物質は少量ですが、少しづつ濃度を上げていき、アレルギー反応の現れを減らしていきます。
こちらの治療法は完治を目的に体質を変化させていくものなので、治療は3年以上と長期に渡ることになります。
この治療法には健康保険が適用されます。
注射の場合、1回の診療で数百円~1500円程になります。
舌下免疫療法の場合、処方も必要になるため1回の診療で2300円~2800円程になります。
金額はあくまでも目安になります。
現在はスギ花粉やダニなどのアレルギーへ対応ができる治療法です。

レーザー治療

レーザーを使用する方法は、炎症を起こしやすい部位をレーザーにより焼き、細胞を変質させ症状を出ないようにするものです。
ちょっと怖い印象もありますが、痛みや出血はあまりなく、入院の必要はないとされます。
この治療法には健康保険が適用されます。
3割負担の場合6000~10000円程度で施術を受ける事ができます。
おそよ8割ほどの方が施術後改善が見られるようになります。
特に腫れによる鼻づまりの症状が抑えられます。

治療薬を使用する

この治療法には健康保険が適用されます。
治療薬を使用する方法は、医薬品を使用しアレルギー症状を出さないようにします。
症状のタイプや程度に合わせ、飲み薬や点鼻薬などを使用します。
症状によっては療法を併用することもあります。
使用される薬は主に抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、局所血管収縮薬です。
医薬品は症状に対して即効性が高い効果があります。
さらに補助的なものとして、漢方薬やサプリメントを併用する場合もあります。

治療薬は薬局で買える?

医薬品は処方箋がないと薬局では購入ができません。
CMで宣伝している市販薬は薬局で購入することはできますが、安全性が高く設定されていて処方される医薬品に比べると効果は低いものになります。
さらに市販薬は健康保険が効くものではないため、価格も割高になっています。

予防はできる?

アレルギー性鼻炎は原因となるアレルギーが体内に侵入することで起こる症状です。
そのため、症状が悪化しないためには、アレルギーの原因に接触しないように注意するのが肝心です。
徹底すればするほど症状は現れ難くなります。
花粉症の場合はなるべく花粉に触れないようにマスクや眼鏡を使用し、家の中へも花粉が入らないように家の外で花粉を除去してから入るようにしてください。
花粉症のシーズンの手前に治療薬を予め服用しておくのも予防法として効果的です。
ダニなどのハウスダストが原因の場合は、とにかく掃除機でホコリやダニを頻繁に吸引して除去してください。
ダニの温床となりやすいマットや絨毯、クッションをなるべく置かないことも効果的です。

アレルギー性鼻炎治療薬の効果

アレルギー性鼻炎は治療薬を使用した治療法がまず選択されます。
治療薬には以下のものが使用されます。
・抗ヒスタミン剤
・ステロイド系抗炎症剤
・局所血管収縮薬
経口薬のものからスプレーなどの外用薬があり、症状の度合いにより使い分けや併用します。
あくまでもアレルギーが原因の症状への適応なので、それ以外の原因の鼻炎(血管運動性鼻炎など)の場合、効果が現れないので使用前に医師に相談してください。
ただし局所血管収縮薬に関してはアレルギー症状以外の鼻炎にも効果があるとされています。

抗ヒスタミン剤の効果

くしゃみや鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状のもとになる物質ヒスタミンの分泌を抑える働きのある薬です。
抗ヒスタミン剤には第1世代、第2世代の2種類があり、誕生した年代により分類されます。
第1世代は抗アレルギー作用の他に、眠気をともなう鎮静作用が含まれいたが、現在は新しく改良されより抗アレルギー作用のみに働く第2世代が使用されています。
アレルギー性鼻炎の他に、アトピー性皮膚炎や不眠症の治療薬としても使用されています。
医薬品としてはセチリジンを有効成分としたジルテックがあります。

参考サイト:セチリジン - Wikipedia

ステロイド系抗炎症薬の効果

ステロイドは様々な病気へ使用されている薬で、アレルギー症状の改善にも適応されています。
糖質コルチコイドを成分とする、抗炎症作用や免疫抑制作用がある薬です。
アレルギー性鼻炎の他に、アトピー性皮膚炎や気管支喘息など様々なアレルギー症状の治療薬として使用されています。
成分によりステロイドの強さは5段階に分かれ、症状により使い分けられています。
鼻炎の治療に使用されるのは、主にスプレータイプの外用薬で以下の商品があります。
医薬品としてはベクロメタゾンを有効成分としたベコナーゼ点鼻薬があります。

参考サイト:ベクロメタゾン - Wikipedia

局所血管収縮薬の効果

交感神経を刺激し、鼻腔の粘膜の血管を収縮させ充血による腫れを抑えることで、鼻づまりを改善させる効果のある薬です。
風邪や花粉症などが原因のアレルギー反応で、鼻腔の粘膜の血管が拡張し充血で腫れが生じ、鼻腔が塞がり鼻づまりの状態になります。
この時副交感神経が働いた状態になるため血管の拡張が起こります。
アレルギー性鼻炎の改善や航空中耳炎の予防にも使用されます。
鼻炎の治療に使用されるのは、主にスプレータイプの外用薬で以下の商品があります。
医薬品としてはオキシメタゾリンを有効成分としたナシビン鼻炎スプレーがあります。

参考サイト:オキシメタゾリン - Wikipedia

サプリメント

医薬品以外にも、アレルギー性鼻炎の症状を緩和させる効果のある天然成分があります。
それだけでなく、継続して使用することにより体質改善にも繋がり、根本治療も期待できるものです。
サプリメントは副作用の心配もなく使用でき、医薬品との併用も可能ですのでお薦めです。

トゥルシ(ホーリーバジル)
名前にバジルとあるように、バジルと同じシソ科に属する植物です。
インドのヒンドゥー教でトゥルシは寿命を延ばす、聖なる植物とされているためこの名前が付けられています。
葉・茎・花は食用やアロマに使用され、免疫機能向上や抗菌作用の他に、抗ヒスタミン作用による炎症を抑える効果があります。
トゥルシを配合したサプリメントにブレゾールがあります。
花粉症などのアレルギー性鼻炎の他、いびきや気管支喘息の症状緩和に効果が期待できます。

ヴァサカ(マラバールナッツ) 
キツネノマゴ科の植物で、その葉・実・鼻・根は咳を抑え痰を出しやすくする気管支拡張の作用があります。
インドの民間に伝わる伝統医療であるアーユルヴェーダでは、どちらも重要なハーブとされており、現在でもその効果から使用され続けています。
ヴァサカを配合したサプリメントにその名もヴァサカがあります。
アレルギー性の鼻炎や気管支炎、喘息などの呼吸器疾患の症状緩和に効果が期待できます。

アレルギー性鼻炎治療薬を通販で購入するメリット

アレルギー性鼻炎の症状は、常に頭が重く、匂いも分かり難くなり、常にくしゃみや鼻水が出るとてもつらく煩わしいものです。
さらに花粉症もその時期がくるととても憂鬱な気持ちになるほどの症状になります。
しかしその治療には時間がかかることも多く、一度的に症状が治まってもアレルギー物質に触れるとまた症状が現れます。
一度病院で診察や検査を受け、何度も同じ薬を処方するようであれば、通販を利用し薬を通販する方が非常に便利でお得です。
通院しなくてもいい、自宅まで配送してくれる、価格の安いジェネリック薬もあるなどメリットは多いものです。

通販で購入する際の注意点

通販を利用して医薬品の購入を行う場合、ジェネリック医薬品もあるので治療費の軽減や、通院の手間が必要なくなるメリットがあります。
アレルギー性鼻炎は日本だけでなく、世界的にも症状に悩む方が増加傾向にあり、その需要から世界中で多く使われている薬となっています。
しかし一方で、たくさん流通している商品によくある偽物や粗悪品を購入してしまう可能性もあります。
悪質な通販サイトを利用し、粗悪品や偽物のアレルギー性鼻炎の治療薬を購入して使用してしまった場合、薬の効果が正常に現れないばかりか、有毒物質を含んでいる物を使用してしまうことによる健康被害を受けてしまう可能性などもあります。
以下の条件を確認し、安全な商品を購入するようにしてください。
信頼できるサイトのチェックポイント
・商品がはっきりとわかる(商品の写真や説明・使用方法が明記)
・鑑定書の有無
・サイトの作りがしっかりしてる
・決済方法が多数ある
・価格が安すぎない
・発送国の明記
・サポート・問い合わせ先がしっかり記載されている
・特商法が記載されている

アレルギー性鼻炎治療薬の服用・使用方法

薬の種類により飲み方や使用方法が異なります。
服用する際には成分をご確認のうえ、注意して服用してください。

・抗ヒスタミン剤
抗ヒスタミン剤は主に錠剤の経口薬です。
抗ヒスタミン剤にカテゴリーされるものは種類が非常に多く、対応症状もさまざまなアレルギー症状や酔い止め、花粉症などにも使用されます。
使用する薬の用量や期間は、年齢や症状に合わせて
効果は24時間のため、1日1回の服用が望ましいとされています。
成分により、就寝前や食後などタイミングがそれぞれ違うため、服用前に確認してください。
食後のものでも、実際は空腹時に飲む方が効果的とされています。
アルコールに摂取についてもそれぞれ注意が必要なものや、特に気にしなくてよいものなどありますが、基本的にアルコールと薬の併用はいい影響があるものではないので、飲酒に場合は飲酒する数時間前に服用しておきましょう。

・ステロイド系抗炎症薬
ステロイド系抗炎症薬は主にスプレータイプの点鼻薬です。
1日2回~4回それぞれの鼻腔に1回噴霧してください。
より効果を得るため、Ⅰ日の回数や噴霧の回数を増やしても効果が強くはなりませんのでご注意ください。
使用の際は鼻をかんで、薬液が落ちてこないように頭を後ろに傾けご使用ください。
症状の度合いにより1日の噴霧回数を増やしていい場合がありますが、かならず医師に相談するようにしてください。

・局所血管収縮薬
局所血管収縮薬は主にスプレータイプの点鼻薬です。
1日1~2回それぞれの鼻腔に1回噴霧してください。
より効果を得るため、Ⅰ日の回数や噴霧の回数を増やしても効果が強くはなりませんのでご注意ください。
使用の際は鼻をかんで、薬液が落ちてこないように頭を後ろに傾けご使用ください。
注意点として、長期の使用や1日の使用回数を増やしてしまうと、体に耐性がつき、効きが弱くなったり、薬物性鼻炎の原因となる事があります。
1週間の連続使用は避けるようにしてください。

アレルギー性鼻炎治療薬の副作用

医薬品には全て副作用というものが存在します。
それはアレルギー性鼻炎治療薬も例外ではありません。
薬の本来の目的通り働く効果を主作用といい、本来の目的以外で出てしまう効果を副作用と言います。
一般的に薬に含まれる成分は、1つの症状にのみ作用するわけではなく、望む治療効果以外にも作用してしまう場合が多いです。
服用時の体の体調によって副作用が生じる場合や、成分に対するアレルギー症状が副作用として生じる場合があります。
薬の副作用にはそれぞれ以下のものがあります。

・抗ヒスタミン薬
軽度の副作用として、頭痛、口の渇き、吐き気、過敏症
重大な副作用として、アファフィラキシー、肝機能障害、血小板減少

・ステロイド系抗炎症薬
軽度の副作用として、発疹、頭痛、過敏症状
重大な副作用として、眼圧亢進、緑内障

・局所血管収縮薬
軽度の副作用として、頭痛、嘔吐、刺激感、めまい、過敏症状
重大な副作用として、薬剤性鼻炎

軽い副作用は効果のあらわれ

アレルギー性鼻炎治療薬の服用や使用により、頭痛や口の渇き、眠気といった軽度の副作用が現れる場合がありますが特に心配はいりません。
これらの症状は、成分が体内に吸収される際に目的の症状以外にも作用してしまい起こるものです。。
しかし副作用の現れは有効成分が体内に正常に吸収され作用しているという現れであるといえます。
薬の使用し始めによく合われるもので、徐々に体が慣れていき、あまり気にならなくなりますが、体質が合わずに症状が重く感じる場合には無理をせず、すぐに医師に相談するようにしてください。

アレルギー性鼻炎治療薬の併用禁忌・注意

医薬品を服用する際には、併用禁忌薬と併用注意薬というものが存在します。
併用禁忌薬はアレルギー性鼻炎治療薬と一緒に服用することで体に重大な影響を与えてしまう可能性のある医薬品です。
幸いにアレルギー性鼻炎治療薬に関しては現在特に報告はされていません。。
併用注意薬はアレルギー性鼻炎治療薬と一緒に服用することで体に様々な影響が及ぶ可能性があり注意が必要な医薬品です。
薬の効果を打ち消し合い目的の効果を弱めてしまったり、逆に副作用を強める場合があるので、服用や使用の際は注意してください。

併用禁忌

現在報告されておりません。

併用注意

・抗ヒスタミン剤
リトナビル
テオドール
ノービア
サンリズム
テオフィリン
リファジン
エリスロマイシン
タガメット
ピルシカイニド塩酸塩水和物
中枢神経抑制剤
アルコール

これらは併用すると成分の血中濃度が上がり、副作用が強く現れる恐れがあります。
抗ヒスタミン剤の一部に、中枢神経抑制剤やアルコールは脳や脊髄などの中枢神経系に悪影響が現れる恐れがあります。

・ステロイド系抗炎症薬
リトナビルなどのCYP3A4阻害作用を持つ薬
ノービア
イトリゾール
クラリス
アルコール

成分の代謝が阻害され血中濃度が上がり、副作用が強く出る恐れがあります。

・局所血管収縮薬
現在報告されておりません。

アレルギー性鼻炎治療薬を使用してはいけない方

・抗ヒスタミン薬
本剤の成分に対して過敏症の既往歴の方
有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の方
重度の腎障害
妊婦または妊娠している方
幼児・乳児

・ステロイド系抗炎症薬
本剤の成分に対して過敏症の既往歴の方
有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の方
結核性疾患の方
肥厚性鼻炎や鼻茸の方
通年性鼻炎の方
緑内障の方
前立腺肥大症など下部尿路に閉塞性疾患がある方
消化性潰瘍の方
精神病の方
単純疱疹性角膜炎の方
後嚢白内障の方
高血圧の方
電解質異常がある方
血栓症の方
最近行った内蔵の手術創がある方
急性心筋梗塞の既往歴がある方
妊婦または妊娠している方
幼児・乳児

・局所血管収縮薬
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の方
閉塞隅角緑内障の方
妊婦または妊娠している方
幼児・乳児

アレルギー性鼻炎の豆知識


花粉症でよく引き合いに出される「アレルギーバケツ理論」を耳にした事がないでしょうか。
これは人それぞれアレルギーの許容量(バケツ)があり、一杯になるとアレルギー症状になってしまうという説です。
しかしこれはあくまでも俗説とされます。
この説が本当であれば、花粉症などで近年効果が出始めている「免疫療法」へ矛盾が生じてしまいます。
少量のアレルギー物質を投与する治療法なので、治療を進めていくと症状が改善しない事になってしまいます。
花粉症などのアレルギーの発症には、花粉の量やその時の体調が関わっているとされます。
花粉の量が少ない年やストレスや疲労があまりないと、アレルギー症状が軽いもしくは症状が出ないといったこともあるようです。
ただし通年性のアレルギー性鼻炎の場合は、職場や住環境のハウスダストやホコリを改善しないと症状はよくならないのだそうです。

アレルギー性鼻炎治療薬には多くのジェネリックがある

ジェネリック医薬品は、後発医薬品とも呼ばれ先発医薬品の特許期間が切れた後に、同じ成分、同じ製造過程で開発され、販売されるお薬のことです。
含有成分や効果などは先発医薬品と同等でありながら、価格を抑えて購入することができ、医療費においては、患者の自己負担額の削減にも繋がっています。
また、お薬によっては価格が安いだけでなく、薬の形状を改善するなどして、飲みやすくするための工夫が施されている場合が多いです。
アレルギー性鼻炎の治療薬も同様で、現在多くのジェネリック医薬品が誕生しています。
治療費を抑えたいと考えている方にお薦めです。

アレルギー性鼻炎の治療薬との付き合い方

アレルギー性鼻炎で悩んでいる方は現在増加傾向にあり、花粉症を含めると男女共に全体の4割と言われています。
アレルギーを原因とする症状は一度発症してしまうとなかなか完治しづらいのも特徴で、症状が重症なものになると仕事や生活にも影響が出てくるようになります。
アレルギーは確実な打開策がある病気ではありませんが、以前に比べると治療法も医学の進歩によりさまざまなものが開発され、治療薬もより改良されていることから、その需要が高まっていることを裏付けています。
需要の高まりから、正規品と称する偽物や、効果のない商品を販売する業者も出てくるようになりました。
信頼性のない通販サイトを利用すると、治療効果のない品物を購入し続ける可能性があります。
そのため、通販でアレルギー性鼻炎の治療薬を購入する場合、信頼のおける通販サイトを利用し、確実に正規品が手に入ると考えられるサイトを利用することが大切です。

アレルギー性鼻炎治療薬の通販に関する「よくある質問」

Q.効果の持続時間は?
A.薬の形状や症状の程度により、使用量が変更するため差がありますが、およその目安として以下になります。
・内服薬は服用から24時間
・スプレー・液体タイプなどの外用薬で、1日1~4回
基本的に多すぎる用量の使用はあまり効果がありません。
さらに少なすぎたり、途中で投薬を止めるのも症状が長引くことになるのでしないでください。
薬の使用に慣れていない方は必ず医師に相談してから使用するようにしてください。

Q.風邪による鼻炎症状にも効果はありますか?
A.鼻炎の症状に効果はあります。
抗ヒスタミン剤や局所血管収縮剤は鼻づまりや鼻水、くしゃみなどの鼻炎症状を改善する事ができます。
ステロイド剤は効果のある部分もありますが、仲には免疫力を抑える効果もあり、ウィルスを原因とした風邪の鼻炎の場合、ウィルスの感染が長引く恐れがあります。
ウィルス性とアレルギー性では原因が違うので、それぞれに合った治療薬を服用するようにしましょう。

Q.小児でも治療薬は使用できますか?
A.できます。
シロップなどの内服薬や点鼻薬があり、安全性の高い小児から使用できる薬もあります。
アレルギー性鼻炎は長期に渡り治療が続く場合がありますが、必要な時期にしっかり治療を行うと成人してから重症化しにくくなるため、途中で止めずに治療を続けるようにしてください。
普段の生活でもアレルギーの要因となるものに触れないよに気を付けることも、症状が出にくくなるのでお薦めです。

Q.妊娠中でも治療薬は使用できますか?
A.全てではありませんが、できるものもあります。
妊娠初期は胎児への影響を考えると、内服薬は使用できません。
薬の成分の体内吸収が少ない外用薬は使用できるものがあります。
妊娠5か月目以降の場合は作用の強いものでなければ、内服薬も使用できるとされていますが、なるべく点鼻薬などの外用薬を使用するのが賢明だと思います。
本格的な治療は出産後、もしくは妊娠の前にした方がいいです。
あとは生活環境の中から、花粉やダニなどのアレルギーの要因を取り除くのがお薦めです。

関連ページ

参考サイト

アレルギー性鼻炎 - Wikipedia

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