AGAの原因は生活習慣にもある!気を付けたいNG習慣とは?

AGAの原因は生活習慣にもある!気を付けたいNG習慣とは? AGA(男性型脱毛症)

AGAは生え際や頭頂部の毛髪が薄くなる進行型の脱毛症です。

男性ホルモンのバランスが乱れることで起きますが、直接的な原因ではないものの、生活習慣もAGAの原因となります

今回は、AGAにならないための気をつけたいNG習慣と予防法について紹介します。

AGA(男性型脱毛症)とは?薄毛・抜け毛が増える進行性の脱毛症
AGAは男性型脱毛症と呼ばれる進行性の脱毛症です。日本人男性の3人1人がAGAと言われており、おでこの生え際、頭頂部を中心に薄毛になりやすいのが特徴です。AGAの主な原因は遺伝と男性ホルモンの影響です。

AGAの原因となる生活習慣

AGAの原因となる生活習慣は、以下が考えられます。

次の項目では、これらのやってはいけない習慣と予防法をそれぞれ詳しく説明します。

睡眠不足

・睡眠時間が少ない
・寝る時間や起きる時間が不規則
・食後すぐに寝てしまう
・テレビ、スマホ、PCなどを寝る直前まで見ている

睡眠時間が足りなかったり、睡眠の質が悪かったりすると、薄毛の原因に。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。

◇レム睡眠◇
感情や記憶の整理、脳の情報を定着させ、いらない情報を消去

◇ノンレム睡眠◇
体や脳の細胞を回復させる

成長ホルモンは髪を作る毛母細胞を刺激する作用があるため、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返す正常な睡眠サイクルの元、健康な地肌と髪が育つことに。

特に入眠直後に訪れるノンレム睡眠では多くの成長ホルモンが分泌されるため、睡眠不足が続くと薄毛の原因になります。

睡眠不足の予防法

睡眠不足の予防法

睡眠不足を予防するには、以下の方法があります。

・毎日決まった時間に寝る、起きる
・日光を浴びる
・夜にカフェインは控える
・寝る1時間前からテレビやスマホは見ない

夜になると眠くなり、朝になると起きるという生体リズムを生み出す体内時計を正常に稼働させるために、毎日決まった時間に寝る、起きる習慣をつけましょう。

また体内時計はメラトニンというホルモンによってコントロールされていますが、メラトニンはセロトニンを原料に作られます。

そのため、セロトニンの分泌を促すために、朝起きたら日光を浴びる、日中は屋外に出て活動することが、快眠へとつながるため大切です。

カフェインは、夜に摂取してしまうと覚醒作用の影響で眠れなくなる可能性が高くなるため、就寝の4時間前から摂取を控えた方が良いでしょう。

また寝る直前にテレビやスマホなどの強い光を放つものを見てしまうと、ブルーライトによりメラトニンの分泌を抑制され、眠れなくなるため控えてください。

参考サイト
眠りのメカニズム | e-ヘルスネット(厚生労働省)

食生活の乱れ

・高脂質、高カロリーな食事を好む
・甘いものやお菓子をよく食べる
・肥満である
・野菜をあまり食べない
・過度なダイエットをしている

食生活は、髪の毛を作る元となる栄養素を吸収するため、とても重要です。

インスタント食品やファストフードは栄養が偏りがちで、塩分や添加物も多いため、髪の成長や頭皮環境を悪くします。

脂質が多い食事は皮脂の分泌を増やすため、頭皮環境が悪化する原因です。

同様に糖質も摂取しすぎると、体の中のタンパク質と結びつき、老化物質がつくられます。

体内に老化物質が増えると頭皮の弾力が衰え、代謝や血行が悪くなるため、こちらも頭皮環境の悪化へ。

糖化によってできた老化物質は毛乳頭細胞にダメージを与えるため、新たな毛髪が生成を阻害します。

また薄毛と肥満には関係があり、肥満体型の人は食生活が乱れている人が多く、摂取しているカロリーの割に栄養は不足していきます

さらに肥満になるとコレステロール値が高くなりますが、そうなると血行が悪くなり頭皮に栄養が行きません。

豊かな毛髪を維持するために、体に良い食事を摂取しましょう。

三大栄養素を摂る

三大栄養素を摂る

・バランスの良い食事を摂る
・タンパク質、ビタミン、ミネラルを積極的に摂る
・インスタント、加工食品などは避ける

髪の成長には、タンパク質、ビタミン、ミネラルの三大栄養素が欠かせません。
それぞれの効果や多く含まれている食材を紹介します。

◇タンパク質◇
髪の毛の材料となります。

髪の毛はアミノ酸で構成されたタンパク質が主成分のため、薄毛を改善して髪を増やすうえで重要です。

タンパク質には、動物性タンパク質と植物性タンパク質の2種類がありますが、どちらも髪の毛によい効果があります。

どちらのタンパク質も、バランスよく摂取することが理想的です。

〇タンパク質を多く含んでいる食材〇
・動物性
豚肉、鶏肉、牛肉、いわしやあじの干物、赤身の魚
・植物性
 大豆、豆腐、納豆、枝豆、アボガド

◇ビタミン◇
ビタミンには頭皮環境を正常化し、髪の毛が増えやすい環境を作る働きがあります。

ビタミンB2・B6 代謝を活性させ、毛母細胞の働きを活発にし、皮脂の分泌量調整作用により、頭皮のダメージや抜け毛予防
B2を多く含む食材:レバー、青魚、卵、大豆、乳製品、うなぎ
B6を多く含む食材:肉、サケ、マグロ、ナッツ類、さんま
ビタミンE 血管拡張作用により、頭皮の血流をよくし、発毛を促進
多く含む食材:魚介類、ごま、マーガリン、マヨネーズ、植物油
ビタミンC ビタミンEと合わせて摂取することで、老化の原因と言われている酸化を抑制
多く含む食材:赤ピーマン、芽キャベツ、黄ピーマン、ブロッコリー、菜の花

◇ミネラル(亜鉛)◇
ミネラルは髪の健康維持に欠かせません。

食事などで摂取したタンパク質は、体内でアミノ酸へと分解されますが、このアミノ酸を再結合して髪の原料であるケラチンを生成する際に、亜鉛が必要です。

亜鉛が不足すると髪を作れなくなるため、抜け毛が目立ち薄毛に繋がってしまいます。

〇亜鉛を多く含んでいる食材〇
 牡蠣、レバー、魚介類、チーズ、アーモンド

参考サイト
ビタミンB群の働き、多く含まれる食品を紹介

タンパク質が多い食品を紹介。高タンパク食品を手軽に摂取!

亜鉛|栄養素カレッジ|大塚製薬

喫煙

喫煙は、タバコに含まれるニコチンの血管収縮作用により血流を悪くするため、頭皮への栄養供給が妨げられます。

栄養供給が妨げられると髪の成長が抑制され、抜け毛も増えてしまいます。

また、老化を促進する活性酸素が増えるため、髪の毛を生成する毛母細胞も老化し、新しい髪の生産力が低下するため薄毛につながります。

薄毛を改善、予防したい場合は、禁煙がおすすめです。

しかしいきなりタバコを辞めるのは難しいと感じる方は、少しずつ本数を減らすなどの工夫をしましょう。

ひとりで禁煙するのは難しい場合は、禁煙補助薬などを試してみることをおすすめします。

禁煙補助薬は、禁煙時に起きるニコチンの禁断症状を軽くするために、一時的にニコチンを摂取するという置換療法に使用される医薬品です。

お菓子のガムのようなガムタイプ、1日1回貼るだけのパッチタイプ、サプリメントなど自分に合ったものを選べます。

過度な飲酒

・毎日お酒を飲む
・お酒を飲んで酔うことが多々ある
・二日酔いになることが多い

アルコールを過剰に摂取すると、薄毛の原因となります。

アルコールが大量に体内に入ると、分解するために肝臓が働きますが、この時にエネルギーとして消費されるのがメチオニンやシスチンといったアミノ酸です。

髪の原料であるケラチンは18種類のアミノ酸が結合してできていますが、それにはメチオニンやシスチンも含まれます。

そのためアルコールを分解するために大量に使用されると、毛髪の材料分がなくなってしまい、髪の生成ができなくなるため薄毛の原因となります。

しかし適度な飲酒なら問題ないため、厚生労働省の健康日本21では、節度ある適度な飲酒として、1日の平均を純アルコール約20g程度としています。

ビール
中瓶1本500ml
清酒
1合180ml
ウイスキー・ブランデー
ダブル60ml
焼酎(35度)
1合180ml
ワイン
1杯120ml
アルコール度数 5% 15% 43% 35% 12%
純アルコール量 20g 22g 20g 50g 12g

参考サイト
アルコール|厚生労働省-(3)「節度ある適度な飲酒」について

ストレス

・ストレスを感じる
・人間関係に悩んでいる
・考え事をして眠れないことがある
・やる気が起きない

ストレスもAGAと関係があります。

人はストレスを受けると、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位な状態になります。

自律神経は身体を緊張させる交感神経と、リラックスさせる副交感神経がありますが、このふたつの機能のバランスが保たれていることで、体や心の健康が維持できます。

しかしストレスによって交感神経が優位な状態になると、身体が緊張し、毛細血管の収縮により血流が悪くなります。

その結果、髪に必要な栄養供給が妨げられ、髪の成長が抑制されてしまい、抜け毛が増えて薄毛に繋がります。

頭皮のケア

・ヘアセットにワックスを使う
・ゴシゴシと髪の毛を洗う
・洗浄力の強いシャンプーを使う
・髪の毛を自然乾燥する

ヘアセットに使用するワックスは、髪をコーティングして固めることが目的のため、コーティング剤や油分が配合されています。

これはきれいに取り除かないと、毛穴に入り込み詰まらせてしまう場合があります。

髪の洗い方にも注意が必要で、爪を立てて力強くゴシゴシを洗ってはいけません。

爪を立てると頭皮や髪のキューティクルが傷つき壊れるため、指の腹で頭皮マッサージをするように洗ってください

男性の場合、爽快感を感じられる洗浄力の強いシャンプーを好んで使っている人も多いですが、洗浄力が強すぎて乾燥の原因となります。

皮脂を落とし過ぎて乾燥すると、その不足分を補うためにいつも以上に皮脂を分泌するようになります。

これにより頭皮がべたつき頭皮環境が悪化、結果として薄毛に繋がってしまいます。

また髪の毛は濡れた状態が長く続くとダメージを受けやすいため、自然乾燥はおすすめできません

シャンプーは優しく

シャンプーは優しく

・頭皮にやさしいシャンプーを使用する
・優しく頭皮を洗う
・ドライヤーで髪を乾かす

健康な頭皮や髪のために、シャンプーは頭皮にやさしい成分を選びましょう。

石油系界面活性剤やラウリル硫酸Na、シリコンは必要以上に油分を取り除いたり、アレルギー症状を引き起こしたりする恐れがあります。

その点アミノ酸系シャンプーは、人間の皮膚や髪のタンパク質を構成するアミノ酸と同じ成分でできているため、髪や頭皮に優しいという特徴があります。

◇アミノ酸系洗浄成分の種類と効果◇

種類 効果
グルタミン酸系 保湿効果が高い
アラニン系 アミノ酸系の中で最も泡立ちが良い
アスパラギン酸系 アミノ酸系の中で比較的泡立ちが良くて低刺激
タウリン系 洗浄力はマイルドだがさっぱりとした使用感
グリシン系 石鹸に近い使用感のため、髪には良いがややきしみがち

シャンプー前には天然毛のブラシなどでブラッシングすることで、頭皮や髪についた汚れやほこりを浮き上がらせ、スムーズに洗い落とせます。

また一番汚れが落ち、ダメージが少ない湯温が38度のため、多少ぬるくて物足りなく感じても38度でシャンプーしましょう。

シャンプーはモコモコに泡立てることで、髪の摩擦を防ぎ、汚れを吸着ししっかり落とすことができます。

シャンプー後は濡れたままにすると髪同士の摩擦で傷んだり、雑菌が繁殖してかゆみや臭いを引き起こしたりする可能性があるため、すぐにドライヤーで乾かしてください。

AGAの直接的な原因は男性ホルモン

AGAは男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5α₋還元酵素によって、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることでおこります。

このDHT(ジヒドロテストステロン)が、毛根の一番下の部分、毛乳頭にある受容体と結合して取り込まれると、毛母細胞の働きが低下。

毛母細胞には髪の毛を成長させる働きがあるため、低下すると髪の成長が短縮されてしまい、抜け毛が増え、太くて健康な髪が生えにくくなります。

AGAの原因は男性ホルモンにある!薄毛になる要因と改善・予防法まで解説!
AGAの原因は男性ホルモンにあります。男性ホルモンによって薄毛が引き起こされますが、それまでには遺伝や生活習慣、食生活など様々な要因があります。今回はAGAの原因と改善・予防法などを詳しく解説していきます!

AGAかな?と思ったら

もしかしたらAGAかもと思い当たることがある場合、以下の内容を確認してください。

・髪の毛のボリュームが減ってきた
・1日に100本以上も髪の毛が抜ける
・頭皮が見えるようになってきた
・ヘアセットが難しくなってきた

AGAを発症すると、抜け毛が増えるだけではなく、髪の1本1本が細くなるため、髪の毛のボリュームが減ってきたように感じます。

また1日に60~100本毛が抜けるのは正常な範囲内なので心配はいりませんが、100本以上だとAGAの疑いがあることも。

頭頂部周辺には、テストステロンと結合することでDHT(ジヒドロテストステロン)に変換される5α₋還元酵素が集中的に分布しています。

そのため頭皮が見えるほど髪が薄くなっている場合、AGAを疑った方が良いでしょう。

DHT(ジヒドロテストステロン)は毛母細胞の働きを低下させヘアサイクルを乱し、髪を軟毛化する作用もあるため、ヘアセットが難しくなってきたと感じた場合もAGAを疑ってみてください。

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